黒い龍は幻想で笑う   作:青い灰

5 / 105
 ハーレムタグ消そうかなぁ

 5話です。
 朧の秘密が一つ明らかにされます。

 ちょっと咆哮に技名付けました。


5話

 

  フランの狂気は、生まれついてのものだった。

  そして、フランの能力が、

  "ありとあらゆるものを破壊する程度の能力"

  だったため、フランは生まれてから危険視され

  ずっと、一人だった。

 

  頼っても良いのだろうか。

  助けてもらって、良いのだろうか。

 

  フランはそんな考えを捨て、何も考えずに

  

  そう、言い放った。

 

 

  「私をッ、私を助けてッ!!おぼろっ!!!」

 

  「………クハハッ!!

    フラン、10秒狂気を抑えろ!」

 

  

  そう言い、朧は力を解き放つ。

  呪われた姿を、今はただ、目の前の少女の

  涙を止めるために。

 

  

  「がアァァァァァァッ!!!!」

 

  

  朧の体が、歪に変化する。

  

  黒い着物は体に吸収され、

   朧の体は黒く染まる。

  

  そして黒く染まった体は

  ささくれ立ち、鱗へと、

  

  背中からはフランやレミリアのとは違う、

  曲がっている部分から爪がある翼が、

 

  朧の腰からは、長い、しなやかな尻尾が、

 

  そして朧の整った顔は、前へと鋭く尖り、

  凛々しくも、恐ろしい顔へ、

 

  変化する。

 

  

  「グルルァァァァッ!!!!」

 

 

  一体の、黒い龍が紅魔館で咆哮した。

 

 

  「朧、私………」

 

  『よく頑張った、後は任せろ』

 

 

  朧の声が、脳内で聞こえ、フランは狂気に

  呑まれる。

 

 

  『消え失せよ、醜悪なる狂気よ

   ───"闇喰いの咆哮"』

 

  

  そして、黒龍は、再び咆哮する。

 

 

  「グルルァァァ!!」

  

 

  フランは体が軽くなったのを感じ、そして、

  目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「成る程、そんなことが...」

 

  「あぁ、正体、バレちまったな」

 

  「えぇ、まさか竜だったなんてね」

 

  「...竜族って、確か遥か昔に

       滅びたんじゃないんですか?」

 

  「...まぁ、生き残りがいたんだよ」

 

 

  今、朧は咲夜と小悪魔とレミリアと会った

  部屋でフランの部屋であったことを話している。

 

  ちなみに吸血鬼姉妹は部屋でお話中だ。

  邪魔する必要はない。

 

 

  「来て初日なのに全くやらかしてくれたわね」

 

  「クハハ、やっちまった」

 

  「でも本当にすごいですね、

     朧さんの能力って一体何なんですか?」

 

  「この姿、人間の時は

    "熱を操る程度の能力"だな」

 

  「熱、でも私が襲った時って

     ナイフが凍ったように見えたわよ」

 

  「低温の熱、そういえばわかるだろう?

       後は普通に高温の炎も使えるな」

 

  「規格外な能力ですね」

 

  

  本当に規格外なのだ、炎に氷を操る、

  それは能力を二つ持っているようなものだ。

 

 

  「でも、人間の時ってことは、竜の姿では

   ……まさか」

 

  「...マジですか」

 

  「変わるな、ちなみに

   竜の姿では"闇を司る能力"になる」

 

  「?程度が抜けてますよ。しかも

   その能力って紅魔館の近くにいる

      常闇の妖怪も同じですよね」

 

  「抜けているんだよ、これは

   あまり知られていないが竜は、一体ずつ

   違い、決まった能力を持っていてな。

   

   元々、お前達の能力も竜が持っていたもの

   であり、その竜が死んだことでお前達に

   引き継がれたんだよ」

 

  「今ものすごい秘密が明かされたような」

 

  「ただ、竜よりも能力が弱体化

   していたようでな、それで人間達が

   "程度"をつけるようになったんだ」

 

  「何で程度をつけるのか気になっていたけど

   そういうことだったのね...」

 

 

  と言うか本当に何なのだこの龍は

  という疑問が増えた咲夜と小悪魔であった

 

 




 はい、っていうかタイトルでわかりますよね。

 能力についての話は、完全に設定です。
 好きです、ドラゴン。はい。大好きなんです。

 見た目はゴ○・マガラです。

 次回、レミリア大感謝。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。