この前、地霊殿のキャラ登場の為に
東方の画像を見てたんですよ。
そしたら誤差動なのか分かりませんが、
急に画面が変わりまして……
「会員登録が完了されました」
って出たんですよ。
いかがわしい奴が。
しかも結構なお金請求されそうになってて……
急いで電話してキャンセルしたんですが、
今でも物凄い怖いです。
心臓がバクバクしましたよ。
もしかしてキャンセルになってないかも……
怖いです。本気で。
皆様もお気をつけ下さいね。
「フフッ、やっぱり朧は凄いわね」
「ええ、彼が私達の味方で良かったわ」
紫と幽々子は空を飛び、
化け鯨を引き付ける。
空を泳ぐ化け鯨の巨体は
周囲に大きな被害を出す。
それは避けなければならない。
「この辺で良いんじゃないかしら?」
「そうね、じゃあやりましょうか」
「紫と共闘なんて初めてじゃないかしら」
「……本当ね、頑張りましょう?」
「ええ、勿論よ」
二人は弾幕を張り、化け鯨を攻撃する。
「クォォォォォン!!!!」
「幽々子、来るわよ!」
「分かったわ!」
化け鯨が鳴き声を上げる。
朧から事前に聞いていた化け鯨の
攻撃方法は三つ。
一つは、巨体を利用した尻尾や
ヒレの叩き付け。
二つは、がしゃどくろと同じように、
鳴き声からの怨霊の弾幕。
三つは、口を大きく開けてからの
食らいつきや、空気を圧縮し直線上を
破壊する気圧の咆哮。
「怨霊弾幕ね……」
「クォォォォォン!!!」
「怨霊なら私の出番ね」
「頼んだわよ?」
幽々子が前に出て、扇子を振りかざす。
彼女の能力は珍しい事に、変化する。
生前の最初の頃は、"死霊を操る程度の能力"
生前の最後の頃は、"死に誘う程度の能力"
亡霊になり初めの頃は、
"主に死を操る程度の能力"
そして、西行妖を咲かせた頃が
"死を操る程度の能力"
どんどん、強力になっているのだ。
朧により、西行妖という枷を外された
今の彼女の能力は、更に強力なものだった。
「"死を司る程度の能力"……
凄まじい、まるで神の力ね」
紫が、化け鯨の怨霊を次々と
浄化していく幽々子を見ながら呟く。
本来、「司る」は能力の最上位の力だ。
神など、かなり力が強い者の能力。
現在の幽々子の力は、
紫や幽香などと同格になっていた。
「うふふっ、紫、褒められるのは
嬉しいけど手伝いは頼むわよ~?」
「あっ!ごめんなさいね!」
紫は化け鯨の攻撃に移る。
化け鯨は自身の怨霊の力を
完全に無効化され、動揺している。
今が好機だ。
「"結界・夢と現の呪"」
紫は二つの巨大な弾幕を放つ。
二つの弾幕は化け鯨へ着弾と同時に爆発、
更にその弾幕から新たな小さい弾幕が
化け鯨へ着弾していく。
「クァァァァォォォン!!!」
化け鯨は左のヒレを破壊され、怒り始める。
ここからが本番だ。
怨霊弾幕は効果が無いと判断したのか、
弾幕は止む。
そしてその巨体から想像出来ない程の
スピードで体を大きく旋回させる。
「紫!お願い!!」
「了解よ!」
離れて攻撃していた紫は攻撃
範囲外だったが、幽々子は全線にいたので
紫がスキマへ避難させる。
「助かったわぁ~ありがとうね」
「ええ、あのくらいなら全然大丈夫よ」
「それにしても、スペルじゃないと
傷が入らないなんて、中々頑丈ねぇ」
幽々子も少し弾幕を張っていたのだが、
全く効いていなかった。
「ええ、どうにかして攻撃出来ないかしら」
「うふふっ、実は私、秘策を思い付いたのよ」
「そうなの?」
「ええ、後で言うわ」
後で、そう言ったのは鯨の顎による
叩き潰し攻撃が迫っていたからだ。
二人はスキマの中へ入り、
鯨の上へ出現する。
「で、秘策って何かしら」
「ええ、悪い物食べたらお腹痛いわよねぇ」
「は?」
紫は唖然とする。
話が通じていないのだが。
「ふふふっ、こう言うことよ。
皮が硬いなら、お腹の中なら……」
「あ、あぁ、そう言う事ね!
びっくりしたわ。話が通じてないから」
「うふふ、お茶目な冗談よ」
幽々子の作戦はこうだ。
口の中へ弾幕を撃ち込み、内部から
攻撃する。
「でも、普通の弾幕だと
着弾したら意味があまり無いわ」
弾幕は着弾したら消える。
「あら、外からの弾幕じゃないと
いけないなんて理由は無いわよ」
「まさか……」
「そう、中から撃てばいいのよ?」
紫は悟り、ドン引きした。
「紫のスキマでお腹の中へ
入って、ドーンってするのよ♪」
「えぇ………」
なんて予想外な事を思い付くのだろうか。
掴み所の無い友達だと紫は思っていたが、
意外過ぎる。
妖夢もこの場に居ればドン引きするだろう。
「という訳で紫。行ってらっしゃい♪」
「わ、私!?私が行くの!?」
「私はスキマなんて開けられないもの♪」
何で幽々子はテンションが
上がっているのか。
紫は自分の能力が久しぶりに嫌になった。
「うぅぅ……帰ったら朧に
思いっきり甘えるんだからぁぁ」
「頑張ってねぇ~」
「幽々子のバカぁぁ~」
紫はスキマに入る。
「うふふふっ、じゃあ
私は一人で引き付けないとね」
「クォォォォォン!!」
化け鯨は次々と攻撃を避けられる亡霊を
見つけ、気圧咆哮を放った。
「紫、早くしてね……」
「うぇぇっ、気持ち悪い……」
紫はスキマから出て、
鯨の内部へと辿り着く。
「……凄い数の怨霊ね」
そこは地獄の魂が渦巻き、
苦しむ恐ろしい場所だった。
「……あの鯨、許せない」
紫はスペルを発動する。
「"奥義・弾幕結界"!!」
紫の周囲から凄まじい数の弾幕が
発生し、攻撃する。
紫の奥義だ。
内部から破壊し、
そして魂の鎧が剥がれる。
「ふぅ、出てきたわね」
「ごめんなさい、待たせたわ」
「本当よ?うふふっ」
鎧の剥がれた化け鯨は
本体である骨の鯨が現れる。
「クォォォォォン!!!」
「後は任せて、紫」
「え?良いの?」
「ええ、貴女、奥義を撃ったんでしょ?」
「そうだけど……」
確かに紫は奥義を撃った。
妖力の消費が多いが、
もう一度くらいは撃てる。
「今度は私の番よ?
新しい力、魅せてあげるわ」
幽々子が空へ舞い上がり、
扇子を振り上げる。
絶対に満開にならない桜、
西行妖の力であり、
覚醒した幽々子の真の力。
「"反魂蝶・完全開花"」
黒い蝶の形の弾幕が発生する。
蝶の形をした、死の弾幕。
弾幕が化け鯨の骨を破壊し、
化け鯨の高度がどんどん下がっていく。
「安らかに眠りなさい」
化け鯨の頭が地面に落ちる。
そして、赤い目玉から輝きが失われる。
「凄い………」
「ふふふっ、ありがと」
「ねぇ紫」
「どうしたの?」
化け鯨の討伐を終えた二人は
集合場所の朧の家へと飛ぶ。
「わざわざ地獄野原に朧が行った理由だけど、
今回の事を朧は異変と、そう言ったわ」
「それがどうかしたの?」
「これが異変だとしたら、
もし、私達が倒した妖怪たちが
操られていた者たちだとしたら………」
「まさか……
この異変に、犯人がいるって言うの?」
そう、異変と朧は言ったのだ。
異変なら犯人が必ずいる。
「朧は……犯人の所へ行った?」
「……勘よ、私の妄想かもしれない、
けど、気になったのよ。何で
全部の封印された
妖怪が一気に解放されたの?」
全てが、繋がった。
「………朧」
「紫、行ってみましょう。
地獄野原に、その先に、何があるのか」
「ええ………」
二人は不安を抱え、
地獄へ向かって飛んだ。
44話でした。
前書きのヤツは本当にあったことです。
気をつけましょう。
皆の戦いでしたが、だいたい皆
同じくらいに倒しています。
次回、「朧vs亡霊武者」