黒い龍は幻想で笑う   作:青い灰

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UAが20000を突破しましたね。
皆様、このような駄文を
お読み頂き本当にありがとうございます。

今回は朧さんの1日。



62話

「………ん」

 

 

朧は目を覚ます。

布団をたたみ、縁側に出て空を見る。

今日も綺麗な朝日が昇っていた。

 

そこへ新聞を配りに、

いつもの鴉天狗がやって来る。

 

 

「あやや、朧さん。

  おはようございます!」

 

「あぁ、おはよう文。いつもご苦労だな」

 

「いえいえ、仕事ですから!

  はい、今日の分の新聞ですよ」

 

 

文から新聞を受け取り、軽く目を通す。

大きな写真には先日の

守矢の巫女たちの写真が写っていた。

 

 

「また一騒ぎありそうですよねぇー」

 

「クハハ、そうだろうな。

  霊夢あたりと対立したりするかも知れんな」

 

「確かにそれはありそうですね……

  では私はこれで。朧さん、良い1日を!」

 

「あぁ、気をつけてな」

 

 

人里の方へ飛んでいく文を見送り、

朧は台所へと向かう。

 

 

「確か………天子が持ってきてくれた桃があったな。

  冷やして食後に出すとしよう」

 

 

先日の天候が不安定になった異変の

お詫びだそうだ。

大量の桃が送られてきていた。

 

朧は能力で氷の箱を作りだし、

その中に桃を5つ入れておく。

 

河童の″冷蔵庫″とやらでもいいのだが、

こちらの方が早く冷える。

 

 

「今日の朝食はどうするかな」

 

 

食事の献立を考えるのも朧の役目だ。

お影以外に任せると食事がかなり偏る。

 

瑠璃なら油揚げばかり、

ルーミアなら肉ばかりになってしまうのだ。

 

 

「そうさな、無難に焼き魚でも作ろうか」

 

 

河童の冷蔵庫から魚を5人分取り出し、

朧は料理にとりかかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、おはようございます。主」

 

「お影か、おはよう」

 

「すみません、今日も朝食を………」

 

「いいさ、俺が好きでやっていることだ」

 

「では私も手伝いましょう」

 

「あぁ、助かる」

 

 

料理中、起きてきたお影が朧を手伝う。

瑠璃も台所までやってくる。

 

 

「ふぁ……おはようさん、主はん、お影」

 

「おはようございます」

 

「おはよう瑠璃、水か?」

 

「うん、頼むわ………」

 

 

寝起きの瑠璃に、朧は水を注いだコップを渡す。

ありがとさん、瑠璃はそう言って水を飲み干した。

 

 

「今日の飯は、焼き魚か。

    主はん、味付けは?」

 

「塩でいいか?」

 

「えぇよ」

 

「そうか」

 

 

朧は食事を準備していく。

するとルーミアが襖を開けて出てくる。

ルーミアは寝癖がひどいようで、ボサボサだ。

 

 

「ふぁぁぁ」

 

「おはようルーミア、

  そろそろ食事の準備が出来るぞ」

 

「………ん、分かったわ、

  髪の毛直してくる………」

 

「そうか、冷えない内に戻ってくるといい」

 

「分かったわ……」

 

 

ルーミアが洗面台に向かう。

朧、瑠璃、お影は食事を用意し、

ちゃぶ台を囲うように座る。

 

 

「戻ったのだー」

 

「常闇、何故子供の姿なのです?」

 

「こっちの方がお腹に溜まるし、

 後から大ちゃんとチルノちゃんのとこなのだ」

 

「ん、分かった。

  じゃ、いただきます」

 

「「「いただきます」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10時頃、朧は洗濯物を干し終え、

縁側で茶を啜っていた。

 

 

「主はん、ここにおったん?」

 

「瑠璃か、どうしたんだ?」

 

「尻尾の毛をといとくれや、

  最近またゴワゴワになってん」

 

「そうか、任せてくれ」

 

 

茶を置き、瑠璃から櫛を受け取って、

瑠璃の出した尻尾をすく。

 

 

「あぁ、やっぱこれやね………」

 

「ん?他の奴がやると違うのか?」

 

「そうやねぇ、

 主はんには一番長くやってもろうてたからなぁ」

 

「そういうものか?」

 

「そういうものや」

 

 

そんな話をしながら

一時間後、朧は瑠璃の毛をとき終える。

 

 

「ふー、主はん、ありがとな」

 

「あぁ、また何かあったら言ってくれ」

 

「うん、もう少ししたら魔理沙のとこに

  稽古をつけに行ってくるわ」

 

「そうか、気をつけてな」

 

 

瑠璃はそう言って縁側から出ていく。

朧は冷めてしまった茶を飲み干す。

 

そこへ急須を持ったお影が現れる。

 

 

「お茶の御代わりは必要ですか?」

 

「ふぅ………いや、いいかな。ありがとう。

 それで、どうしたんだ?茶はついでだろう?」

 

「手紙が届いていましたが、どうしましょうか」

 

 

お影は朧に封筒に閉じられた手紙を渡す。

 

 

「差出人は?」

 

「不明です。玄関の扉に挟まっていました」

 

「ふむ………」

 

 

朧は封筒を開け、手紙を取り出して見る。

 

 

「……夕刻に客が来るとさ。

   買い物にでも行くかな」

 

「客……誰ですか?」

 

「世界神と無名の神霊だな。

  お前たちも会うのは初めてだろう」

 

「そうですか、お買い物ならお供しましょう」

 

「そうだな、昼は霊花のところでいいか」

 

 

朧はお影と共に、

人里へ向かうのだった。

 




アンケート取ります。
もっと出してほしいキャラはいますか?
その他を選ばれた場合、
他のキャラでアンケートを取ります。

終了しました。

もっと出して欲しい登場キャラについて

  • 美鈴&小悪魔
  • 慧音&妹紅
  • 妖精組&幽香
  • 椛&映姫・小町
  • その他
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