珍しく泣くシーン。
風神録って書きづらいですね………
守矢側が悪い訳でもないような
感じがするからでしょうか。
そういえば、
なんか美鈴のエピソードが良かったのでしょうか?
初めて書く感動ものは良くて、
だんだん劣化していく作者をお許し下さい。
キャラ崩壊注意です。
とある、セミの鳴く夏のある日。
「早苗」
「はい」
「一体何があった」
広がる、博麗神社の惨状。
「…………ちょっと、宣戦布告を」
「…………どうしてこうなった」
地面が隆起し、水が吹き上がり、
陰陽の光が空を舞っている。
「もう驚きもしないわ」
「幻想郷で私、生きていけるか心配です」
「…………はぁ」
朧はため息をつく。
霊夢はお茶を入れ、早苗は口端をひくつかせる。
「あなたたちが悪いわ。
うちの神様、キレちゃったのよ?」
「………あ、はは」
「早苗、気をしっかり持て」
朧は放心どころか、おかしくなりそうな
早苗の肩を揺する。
「はっ!そうでした、諏訪子様、
神奈子様!私たちは宣戦布告に来ただけです!」
「そう言ってるんだけど!?」
「聞いてくれないんだよ!」
諏訪子と神奈子は怒り狂うシンギョクの
光の弾幕を避け続ける。
かなりの威力の弾幕のようで、
先ほど流れ弾が命中した巨木がなぎ倒された。
諏訪子たちは戦う気がないため、
反撃をしない、というより、出来ていない。
「落ち着けシンギョク!
彼女らは戦う気がないぞ!」
「ならここで仕留めるだけですわ!」
これは駄目だ、朧はそう悟る。
「最終手段だな………」
「え!?朧さん、何を!?」
「……………」
「黙るの怖いですって!?」
朧は少しずつ歩みを進め、
博麗神社の前で立ち止まる。
霊夢も気になったようで、視線を向ける
そして、小さく、衝撃発言。
「もう神社に来るのは止めるか………」
「「っ!!!??」」
その神社の巫女と祭神はその言葉を
確かに聞き、硬直する。
霊夢はお茶を地面に落とし、
シンギョクは空中で凍りつく。
そして、それはそれは凄まじいスピードで
朧に肉薄する。
「う、嘘ですわよね………?」
「…………!!」
朧の首にシンギョク、
背中に霊夢がすがり付くように抱きつく。
霊夢は泣きそうな顔で首を横に振るだけだ。
「本当だとも」
「ま、待って………私………」
「俺の知ったことではないな」
泣きそうな顔をする2人。
朧は罪悪感か苦しそうな顔を必死で隠している。
霊夢は鼻をすすり出している。
「お、朧ぉ………」
「霊夢は何も悪くないだろう、
そうさな、再び封印するか?1000年ほど」
「い、いや、待って、待って」
朧が術式の展開を始めようとするのを見て
シンギョクはついに泣き始める。
「ひっく、えぐ………
朧………もうしないからぁ………やめてよぉ……」
「………すまない、嘘だ。封印などせんよ」
早苗(あ、朧さん限界きちゃった)
朧は泣き始めたシンギョクの頭を撫でる。
霊夢まで朧の服に抱きついている。
早苗、諏訪子、神奈子は思った。
「何この茶番」
通りすがりの魔理沙
「全く状況が掴めない」