ウイングダイバーでも艦娘になれますか?   作:魚介(改)貧弱卿

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クイーンオブ

すぅ、、はぁ、、

よし

time to play(さぁ、演技の時間だ)

声が変わる

 

提督そのものだ

 

よし、

 

「艦隊、ただ今帰還しました」

この声は、

鹿島さん(ユンケル)だっけ?

 

「失礼します!」

入室してきたのは、銀髪を、、それはツインテールで良いのか?な髪型にまとめた中学〜高校生くらいの美少女

 

「提督?、、どういたしましたか?」

やっぱり外見偽装できない以上は隠れるしかない、流石に声だけではダメか、、?

 

「いや、なんでもない。大丈夫だよ」

 

「そうですか、なら良かったです!

ところで提督?」

「ん?何かな?」

「提督の匂いが、いつもと違うんですけど、どうかしましたか?」

 

匂い!?そんなのでバレる!?

取り敢えず、、こうだ!

「いや?シャンプーが変わったからじゃないか?」

 

まぁ怖い

視線とかなくてもわかるくらい

雰囲気が怖い

流石尉官なだけある、

 

「提督のシャンプーが変わったんですか?じゃあ髪の香りを覚え直さないといけないので出てきてもらって良いですか?」

 

机の下は無理があったか…

じゃあ、

 

「そもそも、君が今相手にしているのは提督かな?俺が提督だという証拠は?僕は今どこにいる?私は実在しているのか?」

 

矢継ぎ早に質問して考えさせない

これ詐欺手法

 

「実在はします!だって私と話してるじゃないですか!」

おお、ちゃんと返してきた

 

正解は思考を絞って、

一つの正解を出すことなんだけど

それを見事に実践されてしまった

 

どうすればやり返せるかな?

そうだこうしよう

 

「今君が話しているのは録音だよ、私の声をレコードして置いたものだ、俺は君のことならなんでも知っているからね、会話くらい擬似的に予測するのは朝飯前さ」

 

適当に煙に巻く!

私は私の全力で自然体な嘘をつきながら、必死にカバーストーリーを組み立てる

 

そもそもの基幹として

鹿島の艦娘歴はたしか半年ない程

つまりまだ愛が突き抜けてるくらい、、よし、まだいける

 

「そもそも、このボイスはチュートリアル用の録音に過ぎないし、君が何を提督だと思い込んでいたのかは知らないが、雇われの俳優も配備すると言われている

もう一度言うよ、()()()()()()()()()()()

 

まるで世界の真理を叩きつけるように、冒涜的な言葉が鹿島の脳を侵食する、

 

ごめんな練習巡洋艦さん、

今はちょっと我慢してくれ

あとで多分カバーするから

 

「じゃあ、、私が今まで提督だと思い込んでいたのは」

 

「そうだね、俳優さんだろうよ

一年に一度入れ替わるんだ、その日に最初に来た艦娘だけに明かすことが許されるんだよ、この事実は秘密だ、私と鹿島だけの、ね」

 

最後にリカバリーも忘れない

 

これを怠ると悲惨なことになるかもしれないからだ

「………はいっ!了解しました!」

悲壮な覚悟でも決めたのかな?

 

さっさと出て行ってしまった鹿島

ロー○ンの株価は上げられても、自分のテンションは上げられなかったようだな

 

可哀想に

 

私もさっさと部屋を出て

私の個室に移動する

 

私は艦娘ではないため、個室が与えられている

のだが、この状況では良し悪しだな

 

「ヘーイ ……ステンバーイ …ステンバーイ

ビューティフォー」

 

部屋に突入して、、

クリアリング完了、制圧

 

よし、誰もいないな

 

ふぅ、、なんでこんな警戒なんてしなくちゃならないんだか

 

私は床に座り込み、備え付けの冷蔵庫を開けて、中に置いてあった手紙を開く

 

嫌な予感が迸った私は速攻で窓とドアを閉鎖し

『ごめんなさい、君には迷惑をかけることになる、という事で、詫び代わりに用意した蝶リボン型変声機と置き時計型麻酔銃は有意義に使ってくれただろうか?

追加のプレゼントがあるんだ、受け取ってくれ』

 

私はそこまで読んだ瞬間に体を反らして

 

「乙女の部屋に、勝手に入るなー!」

 

叫びながら部屋中を漁った

 

出て来たのは以下のもの

1、外見を偽装するための提督の軍服と軍靴(高底)

2、煙に巻くための艦娘の性格集

3、特殊メイクキット

 

何を仕込んでるんだあの提督は

 

まぁ役立つから使わせてもらうんだけど

 

ん?そりゃつかうさ

使わなかったら損だし、特殊メイク無しにどうやって長期間的にごまかすんだい?

 

というわけで早速、リボン型変声機は女性用という事で、付属していたピン型変声機を使い、ヘアピンを付け替える

 

髪の色はもともと似ていた上に、もともと短くかった私の髪は、ほとんど提督と同じ髪型だったため、

結構な割合で誤魔化しが効き、

私の素の髪のままだ

いつか誤魔化しようのウィッグを使わねばならない日が来るかもしれない、、

それまでに変装の技能を磨かないといいけない、まぁ今はこの日記と手紙を読まなくてはならないので、まずはこちらを優先しよう

 

『最終的には、バラしてしまっても構わない、五日あれば私は絶対にバレない場所へ隠れてみせる、その自信もある

だから、君は何としても5日間だけ、五日間だけ偽物を演じてくれればいいのだ』

 

『お詫びとして、君の口座と社会保障を用意した、当面の費用も入っている』

 

ほう、、

『口座には、当分の間を賄えるだけの金額は入っているはずだ、よろしく頼む』

 

よろしい、頑張ってあげましょう

 

私は自分を偽って、

提督として生存する事を誓うのだった




ジ 有明です
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