ウイングダイバーでも艦娘になれますか? 作:魚介(改)貧弱卿
特殊メイクは一応練習してあるし、
私自身の技能も、
くらいある
問題なく体格ごと誤魔化して提督を完成させる
というか、今は私が提督なんだけどね
さぁ、今日も元気にがんばるぞい!っと
後ろに誰もいないよね?
ふぅ、さて、スニークミッションだ
『執務室まで静謐性を維持して移動』
これもまた難関だ、
見つかったらヤンヤンされるから達成しないとまずい
そっと部屋から鏡を出し
誰も来てない事を確認する、
よし、サイレントラーン!
無音歩行で走り、
足音を立てずに移動する
寮を抜けて、執務室のある鎮守府本棟に移動する
あっ花壇にリンドウ咲いてる
誰が育ててるんだろ?
じゃなかった!行かないと!
本棟、、いつ誰が出でくるかもわからない、執念で見つかるかもしれない
急いで慎重に、丁寧かつ迅速に
無理だろ
出来たわ
今私は執務室前にいる、
正確には執務室から一本道を隔てた最後の角にいる
のだが、この角を曲がれば終わりだ!
「そんな都合いい事、あるわけないよね?」
響が待っていた
「待ち伏せか?」
「いや、それに私は気づいているよ
「なんだと…私が偽物だと、お前はそういうのか?」
「そうだよ、気付かないと思ったかい?、残念だったけど私の次艦は音響測定に特化した艦でね、僕もその恩恵に与ることができる」
パッシブソナー、、だと?!
「英語ではソナーだね、響の名の元に、僕は限定的にひびきの力を使える、他の艦もそうだよ」
笑いながら軽く言ってくれる…
「でも、司令官、私は彼を追うつもりはないよ」
「へ?」
あっ、思わず間抜けな声が出てしまった
「彼は絶対に帰ってくる
そう信じているからね、
それに、こう言っては難だけど
他の艦娘たちは最近彼に負荷を掛けていた、だからクールダウン時期が必要だと判断しているのさ」
「以外にも冷静だった?」
「私は一人でいる時期が長かったからね、一人には慣れてるんだ、だから…
大丈夫だよ、私は一人でも」
な、なんだこの悲しいオーラ
まだ響は読んでないからよく分からないけど、すごく可哀想なオーラが漂ってる…
「ほら、君は今司令官なんでしょ?
艦娘として、僕がサポートしてあげるから、しばらくの間提督を演じていてくれ」
「う、うん」
響に手を引かれて執務室に入る
「いいかい?今ここの艦娘たちは提督が居なくなったことに気づいていない、だから艦娘には絶対にバレてはいけない、期限は…そうだね
五日くらいかな」
提督の手紙であったのは五日、見事に一致している
「そしたらバラしても問題ない、提督がいないことを知った艦娘たちは必ず君を詰問してくる、それには耐えてもらうけどね」
「詰を拷に変えないよね?」
「それは君の行い次第さ」
サラリと言われた
「それより、早く座って、そろそろくるよ」
何が、とは問わない
この状況で示すのはやはり
艦娘以外にありえない、
ふぅ〜キリッ!
カッコいい顔を作った私は
声音を変えて
「失礼しマース!」
「…入れ」
「テートクー!戦果Resultが上がったヨー!」
入ってきたのは
提督ラブ勢筆頭、金剛さん
コでよかった、ヒの比叡とかだったらまだ読めてなかったよ
「そうか、状況はどうだ?」
「我が艦隊は第4海域、ジャム島沖のボスに遭遇、これを撃滅に成功、並びに燃料100の回収デース!」
「そうか、燃料の獲得は意味が重い、ありがとう」
「どういたしましてデース!」
照れたように笑う彼女を見ながら
問うことは決まっている
「被害はどうだ?」
損害確認だ
「出撃メンバーの
白雪、吹雪、高雄が中破、最上と球磨は小破と損害軽微、私は無傷デース!」
「大破は無しか、良かった」
「溢れるラヴパワーがあれば余裕デース!」
「コホン…まずは白雪、吹雪、高雄を入渠だ。それと最上と球磨には補給を優先
白雪と吹雪の修復を完了次第、最上、球磨を入渠、四番目のスペースは確保しておく、金剛も疲労やカスダメくらいはあるだろう」
一応読んでおいた艦隊運用の基本、帰還後の対応編である
これで合ってるよね?提督諸氏?
まぁ答えなんて帰ってくるはずないけど
感想でよろしく
「NO!提督とずっと一緒にいたくて最短でボスを狩って来たのに入渠なんて悠長にしてられないデース!」
飛びついて来そうな姿勢になる金剛
それを
「金剛さん、汗臭い体で提督にくっついて良いの?」
響が止めた…のだが
それはアウトだと思う
「なっ…汗臭くなんかありマセーン!」
「それはどうかな?」
言葉巧みに金剛を入渠に誘導する響
「さっきから思ってましたケド、響、アナタは提督の何になったつもりなのデース!?」
詰め寄るように放たれたそれを
軽く受け流した響は
「さぁ?……強いて言うなら
秘書艦…かな?」
反撃のフィニッシュブローを放った
「グハッ…クッ!
ティ、tea timeは大事にしなきゃネー!
グスン」
あぁ、なんか悲しそうな感じに……
本当にあれ大丈夫なのかな?
意味は金剛
そんな訳で今回はあんまりヤン成分はない
代わりにラヴに溢れすぎて性能がヤバイ
金剛さん登場でシター!
あっ口調移った…