ウイングダイバーでも艦娘になれますか?   作:魚介(改)貧弱卿

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ただのEDF5

撤退した私は、そこら中に転がっている武装を使い捨ててアリどもを攻撃して

突貫射撃しながら周囲の生存者達を救助して行く

周囲には結構アイテムが落ちているから

それを拾って使う

 

武装もたまに拾う、使うを繰り返しだ。私自身のレーザーランスは使うのはいいが

推進エネルギーを消費するので

動けなくなる可能性がある

出来るだけ使うのは控えて拾った武器で戦う

 

取り敢えずトリガーロックはかかっていないので銃を向けて引き金を引くだけで十分だ

 

死ね死ね死ね死ね!

 

同僚達を殺した恨み!その身で贖え!

撃ち尽くしたら捨てて別の武器を取り

それを撃ち尽くす

もはや誰のものだったかもわからない武器達を使って

どいつかもわからない持ち主の仇を取る

 

そんな無謀な戦いを続けて

時折上がる悲鳴を聞いては移動する

正直『ウイングダイバーの機動力』とは少し違う気がする移動でアリどもに追いつき、駆逐する

 

先輩が言ってたサイ・ブレード

とかガイストDとかの特殊な兵器を使うわけではないけど、レーザーランスやアサルトライフルで的確に虫を潰していく

 

そんな作業を続けていたら

撤退指示が無線で飛んできたので

残戦力をレンジャー2に任せて

ウイング部隊に合流することにした

 

ビーム兵器って使いづらいなぁ

 

私は何回言ってもレンジャーやフェンサーに転向出来ないのにウイングダイバーではずっと落ちこぼれでさ

「お陰で、実戦までずっとビームばっかだったんだよね!」

 

「ビーム兵器より、ずっと手間がない分!重くて飛べないんだろうね!私には関係ないけど!」

 

撃ちながら下り、武器を交換して撃つ

またその戦い方で少しずつ下がり

レンジャー達を支援する

エアレイダー達の支援要請装備までたまに落ちているのだけれど、それは流石に使えない

 

ごめんなさい、エアレイダーさん

あなたの仇は取れそうにない

 

と言うかレンジャーの兵装でとるからごめんね

 

「付近のアリは殲滅した、ストーム、レンジャー達と一緒に撤退するわよ」

 

《了解》

 

ウイング部隊全員で、とはいかないが

隊列を組み、移動する

 

任務中に行方不明に陥った未帰還者や

明確に死亡した隊員もいる、

先輩や隊長は無事だけど、出撃時に私を追い抜いて行った一団の人数が2人少ない

 

多分食われたかその辺で転がっているかの二択だ

しかし、アレが地球のアリと同型の生物であり

甲殻強度や自重などの諸々の問題を無視した相似形と考えるならば

巣を作ってそこに餌を持ち込むはずだ

遅かれ早かれご対面できるだろう

 

まぁそこで出会ったとして、

彼女達に対するべき面が残っているかは疑問だけど

 

「帰還するわよ!」

 

私達は基地へと帰投した

 

「クソっ!巨大生物殲滅に失敗!既存兵器の殆どが効果不足!戦闘員達にも多数の死者、行方不明者!ダメダメじゃないか!これで何が地球防衛軍だ!民間人も、地域も

何も守れていないじゃないか!」

 

机に拳を突き立てる司令官

 

正直怒るだけエネルギーの無駄

まぁそれでも怒るのはやめられないのだろうけど、騒がしいからやめてほしい

 

「ですから!司令官落ち着いて」

「これが落ち着いていられるか!私の守護する極東で!こんな失態!」

 

侵攻は一旦終了しているが

全てを駆逐できたわけではないだろう

見落とされてその辺をさまよう個体もいるはずだ

基地にまで侵攻されなかったのは幸運だが、

 

ん?いま何か

『原作より早い時間で開始されてるから環境が変わってるよ!』という声が聞こえたんだが、、

 

まぁいいか

取り敢えず

「司令官、まずは冷静にならなくてはなりません、頭脳が混乱しては手足を有意義に使えません、貴方は頭脳として、せめて立派な死因を作ってやらねばならないのです

ただ無意味に殺されるのではなく、敵の足止めのために自らを犠牲にしたと

補給もなく使い潰されたのではなく、たとえ弾が切れても勇敢に敵に向かい、民間人を救助したと!死に価値を与えるのは貴方なんです!」

 

「バカな、死に価値など無い」

「いいえ、歴史を変えるほどの価値ある死は存在する、それを作るのは貴方です」

 

「司令官!その隊員は極めて有効な戦術を現場で編み出し、多数の隊員の支援、救助に尽力した優秀な隊員です!

意見は一考に値すると思えます!」

 

梁上隊長が進言してくれたおかげか、顔色を変えた司令官は

「わかった、、私は少々頭を冷やそう

処理すべき案件は膨大だ、すぐに戻る」

 

歩み去って行った

 

はぁ、、平和な世界とはお別れのようだ

 

願わくば私が死ぬ前に戻ってきてほしいものだが、奴らが巣を作るのならば、

戦争はかなり長期化するだろう

私の安心できる寝床はないかもしれない

 

寝られるだけマシか?生きたままに四肢をねじ切られて、あるいは噛みちぎられて達磨状態にされたりするのはスレンダーボディの私には流石に耐えられない

思わず自爆してしまうだろう

虫一体と引き換えでは割に合わないが

 

それでもやらねばならない

最後にただ餌になるのはゴメンだ

あぁ!あのレンジャー隊員もこんな感じだったのだろうか?いまようやくわかった気がする!

 

絶対嫌なわかり方した、、

 

一時間後

 

「再び、謎の円盤が出現

謎の塔を投下、建造した模様です!」

 

というよくわからないアナウンスで集合した私達は

その続々と虫を出す塔、、命名『アンカー』の破壊へ向かうのだった

 

「あんた速いんだから、先行きなさいよ」

「嫌ですよ先輩、そもそも私は飛行訓練最低レベルですよ?」

 

「何をほざくかこの口は!

私より水平移動速いでしょうがぁあ!」

 

「いやてふやれへやれへ!」

 

また口を引っ張られてしまった、、

気を取りなおして出撃しなくてはならない

 

「行くわよ!ウイング部隊!突撃!」

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