ただ旧セイバーがライブの惨劇にカリバーするだけだった話   作:後藤さんのゲッターすごいのね〜‼︎

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難産でしたので遅れました


響、大地に立つ

立花響は走っていた。後ろから迫ってくる死の恐怖『ノイズ』から逃れるために。

 

 

学校を終え、目当ての天羽奏と風鳴翼によるアイドルユニット『ツヴァイウィング』の新曲CDを買うために、CDショップへと向かっていると()()()を見つけた。

 

 

彼女の人生の転換期となり、歪な信念を持つ原因となった『ライブの惨劇』で嫌となるくらい見た、いや見せられたヒトだった(モノ)の山を

 

 

ソレを見た途端、体が少しでもここから遠くへと逃げようと動いていた。

 

人を炭化させる『ノイズ』には倒す術が表向きにはないので、政府は『ノイズ』を災害と認定し、遭遇した場合は命のある限り逃げるかシェルターへと避難することを徹底していた。抵抗など『ノイズ』には無意味なのだから。

 

 

しばらくすると、大通り方面から悲鳴が聞こえ始める。どうやら『ノイズ』が大通り方面に現れたらしい。だが響は聞こえないことにして走る。他人を助けようとする彼女でも『ノイズ』に立ち向かうのは犬死だと「あの日の彼女たち」でもない限り無駄だと知ったからだ。

 

だが目の前で逃げ遅れ、ノイズの手にかかろうとしていた少女を響は助け出す。響は『ノイズ』に立ち向かうことがどれほど愚かな行動であるかよく理解している。

 

 

しかし未知の存在である『ノイズ』は発生から一定時間が経過すると自ら炭素化して自壊する特性を持つことが判明している。

 

 

それ故に響はそれを狙い、時には水路に飛び込む、ビルの裏道を用いるなど様々な方法で逃げに徹している。

 

 

そして沿岸地帯の工業地区にあるビルの一つの屋上へと逃げ込む。ここなら『ノイズ』が近づいてきたのを早期に発見することができる。

 

 

響は限界まで行使した身体を少しでも疲労から回復させるために、横になる。

 

「おねいちゃん…」

 

「へいき、へっちゃらだよ…」

 

ここまで一緒に逃げてきた少女が心配そうに響へと声をかける。響は少女を安心されるために父の口癖を使う。

 

 

だが彼女たちは気づかない。絶望が迫っていることを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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サイレン独特の音が夜になって明かりをつけ始めた街へと響く。当然、街からやや離れたところにあるリディアン学院まで届いた。

 

 

「ノイズ警報!行かないと…」

 

 

そういいながら事務室で一人寂しく残業をしていたセイバー。事務員はセイバー以外全員帰宅したため、セイバーを引き止める者はいない。

 

 

リディアン学院の職員専用の駐車場に急いで向かい、()()()にキーを差し込み、エンジンをかける。

 

 

ソレはYAM◯HAの傑作大型二輪車である初代版の『VM◯X』。

 

 

ちなみに違う世界(Zero)では、違う世界線のセイバーさんがノーヘルでその他にも道路交通法をぶち破って走ったとか。

 

 

ちなみにセイバーがこれを得た経緯は、彼がノイズ警報から迅速にその場所へと向かうために、バイク屋のバイクの販売担当員に「パワーを出せるだけ出せるバイクを頼む」と注文したところ、販売担当員が笑顔でもってきたのがこのバイクだったとか。

 

 

ちなみにこのバイクは、迅速にノイズ発生場所へと向かうために、セイバーによる改造による強化に加えて、ニトロブースト機構まで搭載してある。

 

もうZeroのバイクやん…。

 

 

だがその法律という尊い犠牲にセイバーは迅速にノイズ発生場所へと到着できるようになった。

 

 

セイバーはノイズ発生付近場所まで、交通法の規定されている法定速度ギリギリで向かい、付近となると交通法を無視して最大速度で向かう。一人でも多くの人を救うために。

 

 

セイバーは黒のスーツ姿から、魔力で編んだフード付きの蒼銀の鎧へと変身し、星の聖剣を抜き『ノイズ』へと向かう…。

 

 

 

 

 

 

 

 

到着してからどれほど経ったのだろう?日はすっかり沈み、あたり一面が闇で染められている。地面には、『ノイズ』と人だった炭が散乱していた。

 

 

ここら一帯のノイズは片付いた。次の『ノイズ』のいる場所へと向かおうと思い、セイバーは魔力放出を用いた身体能力で、忍者のようにビルの屋上へと跳ぶ。

 

 

するとビルの屋上に、『ノイズ』に囲まれている二人の少女達が抱きしめながら震えていた。

 

 

『間に合え!』

 

 

そう思いながら、セイバーは魔力を最大限に放出しその場所へと放たれた矢のように駆ける。

 

 

『間に合わない!』

 

 

だがそれでも『ノイズ』が彼女たちを炭に変える方が早い。諦めかけたセイバーの視界には、黄金色の、まるで聖剣から放たれる星の輝きで満たされた。

 

 

 

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周りを『ノイズ』に囲まれて、絶体絶命の危機となった響達。しかしあの日に負った古傷を中心に、光があふれ出す。

 

 

同時に心臓の鼓動(ビート)がどんどん速まって、強くなり、それに合わせ心臓付近にあるナニカを中心に何かが体中へ広がっていく。

 

 

光が収まったかと思うと、突如の光に目を潰された響は、自身が身につけているものがリディアン学院の制服ではないことに気付く。

 

 

タイツのような身体に密着するモノの上に、機械のパーツのような装甲。まるで現代の科学で作った魔法少女の服装だ。

 

 

そう思い、なにかの金属でできた手甲で覆われている手をグーパーしていると、周囲の『ノイズ』が消滅した。

 

 

そして目の前には、フードのかぶった蒼銀の鎧を身に纏っている騎士がいた。

 

 

響はこのことが幻覚なのかどうかを判別するために目をゴシゴシと擦る。そして目の前に視線を戻すと、蒼銀の騎士も消えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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これがセイバーと立花響の運命の出会いであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




*補足:セイバーさんはバイクをキャッシュで一括払いで購入しました

セイバーさんはまだ事務職に慣れていないので、定時に帰ることができませんでした

改造はセイバーさんが頑張りました

もし仮にポリスメンに捕まったとしても暗示でごまかします

奏さんを…

  • 関係ない。出せ
  • 出さなくてもいいよ!
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