きっとこれは、パステルカラーの恋愛だろう   作:マースケ

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1章 誘拐事件編
第1話


「今日から2学期です。2学期は各学年が大きな行事があります。皆さん気をつけて生活してください。」と校長が言ってるらしい。俺は宿題を終わらせる為に徹夜したせいで眠たかった。だから、こっそり眠ろうとしたが、起こされたのだ。

横を見ると不機嫌な顔でこっちを見て

「学期初めの集会くらい起きなさいよ。ば~か、宿題が終わらなくて徹夜してたんでしょ。」といってきたのだ。

この子は桜内玲奈(サクラウチ レナ)。

俺の自慢の幼馴染なんだ~。玲奈とは幼稚園からの知り合いだ。身長は小さいけど、ルックスが良く、スタイルも良く、そして勉強まで出来るといった才色兼備の色白の女の子。残念だが、彼女は口が悪い。黙っていれば完璧なのに。

俺は玲奈の事が好きだけど、昔からアピールはしているのに気付いてもらえないのだ。

つい、俺も「仕方ないだろ。宿題が思った以上にあったんだから。」と反抗したら、「静かにしてなさいよ。先生に見つかったら、怒られるから黙れよ」と言われた。「相変わらず、口が悪いや」と思いつつも、「やっぱり可愛いなあ」と考えてたら、「何ニヤついてるの?気持ち悪い」って言われた。それ以降は校長の話を聞いていた。長かった校長の話も終わり、教室に戻った。戻るまでに同じクラスの中村悠一に「お前、さっき玲奈ちゃんと話てただろ。顔は可愛いけど、性格キツくない?」と聞かれたから、「あいつ、口は悪いけど、根は良い奴だから大丈夫だよ。」と答えた。すると、「お前が女の子をフォローするなんて珍しいな。もしかして、一輝は玲奈ちゃんの事狙ってるのか?」なんて聞いてきた。それも本人が近くにいるのに。だから、「俺は長い付き合いだから、良いところも悪いところも分かるだけだよ。」と素っ気なく返したら、悠一は残念がっていた。

帰りのホームルームで担任の矢澤先生が、「最近、誘拐事件が多発しているから、気をつけるように。特に女子。男子は女子を送って帰れよ~」と冗談交じりで言ったあと、帰りの号令をして、帰りのホームルームを終わった。どうやら、今週は教室掃除だったので、廊下に荷物を置きに行ったら、玲奈に「今日暇でしょ?一緒に帰るよ」と言われた。俺はラッキーだと思ったのに、何故か「教室掃除あるから時間かかるよ~、なんで一緒に帰りたいの?」と聞いたら、「誘拐事件が怖いからに決まってるからでしょ!ばか!教室掃除手伝ってあげるから、はやく帰ろう。」といってきたのだ。俺は一緒に帰れるからテンションが上がって掃除をしていたら、先生に「羽島、何か良いことあったのか?あれか?掃除当番じゃない桜内がいるからか?」と聞いてきたから、「はい、今日一緒に帰る約束してるからですかね~?」とこっそり教えたら、先生は微笑み「一緒に帰るのは止めないが、節度を持ち高校生らしい行動をね!」と言ってきた。掃除も無事に終わり、荷物を回収して、玲奈に「帰れるよ」と言って生徒玄関に向かった。

 

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