長くは語らん!しかし字数が8000を超えた!
12/30再編済み
===模擬市街地演習場D===
会場に行くためのバスに乗りこれからライバルとなる受験生達とバスに揺られること約10分。
とある髪の毛のツンツンした薄い金髪の少年は一部の街ほどの大きさにもなる演習場の門の前に立っていた。
(実技試験の内容はロボぶっ壊してポイントを稼ぐゲームのような試験だがただがむしゃらにポイントを稼ぐだけすなら誰にだってできる。
大方、俺らには知らされてない配置された偽の要救助者を救出するかピンチもしくは怪我をした受験者供を助ければ何かしらのポイントは入ると思うが無かったのらな無かったでロボ殺しまくりゃ言い話だ…)
何時もの黒のタンクトップと動きやすそうな黒のスポーツズボンを身につけながらいつも通りのアップをし終わり体を温め片手で火花を散らしながらスタートの合図を待っていた。
そんな彼の元にこれまた金髪の軽薄そうな印象を与える笑みを浮かべながら少年が近づいていた。
「おっとすまn…」
誰から見てもわかりやすいほどに後ろからすれ違いざまにぶつかろうとしていた金髪の少年は確かに前を向いていたはずの彼にヒョイと身を躱され決して思ってはいないであろう言葉を途切れさせ失敗したと顔しかめながら彼をみた。
金髪の少年を見る彼の顔は少なからず自分に害意を向けてくる少年に警戒の眼差しを向けていた。そんな目を向けられても少年は人を小馬鹿にし挑発させるような笑みを辞めずに話しかける。
「あれれ〜〜誰かと思ったらさっきメガネ君に注意されていた三人の中の一人じゃないか、あれー?帰ってなかったの?」
………なんだ
地元では街で悪さをするチンピラや敵や、自分を倒し名を上げようとしていた連中を片っ端からぶちのめしていたらいつのまにか自分に向かってくる人間が居なくなったことにより暇していた彼は、今自分に害意を向けてくる少年にほんの少しだけ期待をしていたが試験前にも関わらず自分を煽ってくる少年を無視することに決めた。
「無視しないで欲しいな……それとも聞ける耳が無いのかな??」
うっぜぇぇぇぇ。
「……んだお前さっきから…構って欲しいんか?」
「あはははははそんな訳ないじゃ無いか。…君、折寺の爆豪君でしょ?」
突然、彼の個人情報を喋り始めた少年にドン引きしたが早く終わらせたい彼は話を進めることにした。
そして少年が無駄に喋りすぎるせいで周りの受験生達が興味を持ち始め視線が増え周りでザワザワと騒がしくなってくる。中には五月蝿いのか睨み出す人までいる始末だが彼は自分はうるさくしてないので関係ないと無視を決め込んでいた。
「だったら何だ?」
「いやー君達のことは聞いてるよ。街にいるチンピラ全員のしたんだってね。有名だよ。…あー怖い怖いその拳が僕たちに向かって襲ってくるか怖くてたまらないよ!…それに緑谷出久だっけ?彼、偽善者だよね。困っている人みんな助けてさ周りにいい人ぶってるけ……」
少年が不自然なところまで言いかけたところで目の前にいる彼の雰囲気がガラリと変わった。先程は、試験直前だというのにとても落ち着いており、これから習慣である走り込みに行きそうな雰囲気をしていたが今は……。
「はいスタート〜〜」
BOOOOM!!
「「「「「!!?」」」」」
突然、まるでこれが普通の会話だと言わんばかりの気の抜けた合図に先程までの緊張が一瞬にして抜けた受験者達は何が起こったか分からず声が聞こえた方向を向き呆けたがそんな事は合図とともに自身らの近くでなった爆発音と声の主であるプレゼントマイクによって覚まされた。
「どうしたぁ!?実戦じゃカウントなんざねーんだよ!既に三人!走り出してんぞ!続けッ続けッ!!賽は投げてんぞー!!?」
突然の合図に呆けていた一瞬殴られ起こされた様な顔になるが驚き、焦り、緊張で険しい表情で受験生達は演習場内になだれ込んで行く…が自分達が倒すはずの仮想敵が一体も見当たらなかった。
いや強いて言うのなら道路に残っている爆発したかのように焦げ目がつき飛散した仮想敵の残骸だけが地面に横たわっていた。
獲物をなくした受験生達はさらなる焦りを感じながら戦場を走り去って行ったが。
(あれもしかして僕、喧嘩を売る相手………間違えたかな……)
一人残った金髪の少年は今さっき自分のした事を後悔しながら自然と出てくる冷汗ををかき消すように走り出したが脳裏には自分を食い殺さんばかりに殺気を放つ彼の表情がはりついていた。
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試験開始から既に残り6分を切ったころでもこの男は疲れというものは知らないと言わんばかりに爆発音を轟かせながら次の獲物を求めて戦場をかけていた。
すると曲がり角から四足歩行型の仮想敵を先頭とした三体の仮想敵が出てきた。
(3P×2、2P×1!こいつら全部ぶっ殺せば合計75P!)
『
「口の悪いロボだなクソがッ!」
気付いてないが特大ブーメランだ。
俺を捕捉した2Pが一直線に走り寄ってくる。爆破の勢いで2Pの下に仰向けの体制で潜り込みながら両手首を合わせて……。
「死ッねッッ!!!!」BOOOOOM!!
爆破させる!!
2P敵の体全体が大きく吹き飛びただの鉄屑になったことを見届けると3P2機に体を向ける。
『アニキの仇イィィィィッッ!!!』
『灰になれェ!ハッシャーーッッ!!!』
3P×2が肩に装備してあるミサイルをぶっ放してくる。弾数はそれほど多く無いから軽々避けるが俺の横を通過しちょっとしたら方向転換し再び俺目掛けて飛んでくる。
(追尾式…!だったら……)
3P共の元へ走り出し俺の後ろにミサイルを追尾させる。近づいてくる俺を捕捉した3Pは再びミサイルを発射するが軽々避けられ元々追尾していたミサイルに被弾するが全てには当たらず一発だけ残り俺を追い続ける。
全弾撃ち尽くしたのか一体の3Pが殴りかかってくる、手を下に向け爆破し宙に浮くことで避けそのまま空中移動し3Pそのまま殴りかかって来た3Pの上に乗り追って来たミサイルを………。
「返すぞノロマ…がッ!!」
蹴り返す。
まぁ、かかと落としに似た何かだ。
ミサイルは蹴られた勢いで下にいる自分を発射した3P敵に突き刺さり爆発する前に上に飛び爆発を避ける。着弾したミサイルは結構な威力で爆発し3Pを鉄屑とはいかない程でも粉々にした。
『キョーーダイッ!』
「へぇ!!お前ら兄弟だったんかよ!」
(…溜まった……!!)
『死ねエェェェェェェェッッッッ!!!!』
最後の3P敵が殴りかかってくるが俺はそれを宙で薙ぎ払うかのように片手を振ると大量の汗が舞い3P敵に覆い被さる様にかかっていく。
(あの“バカ共”と考えた技……集中力と大量の汗が必要だったからあんまし使ったことねぇから今使ってやらぁ……)
仮想敵にかかった汗が赤オレンジ色に光り始めそれに気づいた仮想敵は汗を拭い取ろうとするが簡単には取れずロボらしくもなく、これから起こる“何か”に焦っていた。
そして
「弾け死ね」
無情の一言ともに臨界点に達したと言わんばかりに急激に赤く光り始めた汗は大爆発を起こした爆豪と幼馴染二人で考え出した汗の付いた箇所を任意的に爆発させる技は仮想敵を文字通り木っ端微塵に明らかなオーバーキルを見せつけた。
………がこの男は、現在自身が数えただけでも数十体の仮想敵をスクラップにしたのに彼の内心は全然穏やかじゃなかった。
「ふっーーー!ふっーーー……!あんのクソ金髪頭ッ!あいつのことコケにしやがった!!偽善者だ!!?あいつらが今まで何してきたか知らねぇヤローがわかったような口、開いてんじゃねよ!!!!クソがあぁぁっ!!あとで、ぎったぎったの滅多めっためたに………細切れになるまですり潰してやる………!!!」
鼻息を荒くし大噴火するかの如く爆発的に湧き上がる怒りは先程仕留め損なった名も知らぬ金髪の少年に向けられており、後ほどフルボッコにしてやる宣言を吐きながらどこぞのガキ大将のようなセリフを言う彼だが無意識に仲間の事を褒めているのだがそれを指摘しても彼は声を荒げ怒鳴り散らしながら決して認めはしないのだろう。
しかし今は試験中であり少年を傷つけることのできない彼の感情は全て仮想敵へ向けられおり彼の近くにいる仮想敵はプログラムされている
次々に仮想敵を鉄屑しながら走っていると数十メートル先にビルの壁に追い詰められ片腕を押さえているオレンジ色の髪をしたサイドテールの少女とそれを囲むように数体の仮想敵が群がっていた。
その光景の意味をコンマもかからない時間で理解すれば爆破の威力で超加速する。
今まさに追い詰めた敵にトドメさそうと言わんばかりに緑の塗装で塗り上げられている腕を掲げていた仮想敵と今から確実に来るのであろう痛みに耐えようと目をつぶっていた少女との間に割るように入れば振り挙げられている仮想敵の腕に左手を添え爆破し腕を吹き飛ばす。そのまま右手で片腕を失った仮想敵の顔面を爆破すると仮想敵は体を仰け反らせながら倒れていった。
突然間に入って来た人間に驚いた挙動をする仮想敵達を爆破を食らわし一瞬にしてスクラップに変えると未だ呆然としている少女の前に降り立った。
=====
驚いた……やられていた子を助けたら自分がやられて…あの子を逃がすことは出来たけど自分はそのまま囲まれて仮想的が手を挙げて思わず目をつぶった所まで覚えているけど…そこから何が起きたかわからないくらい早かった……。
「…おい、いつまでそうしてんだ。死にてぇのか?」
「……ハッ!ありがとう助けてくれて……危ないところだったよ」
「そーかよさっさとどっか行けや!」
「……それが体力もうほとんど無くて足も捻っているんだ。はっきり言って結構やばい状況なんだけど運んでくれない?」
こいつ口が悪いな……どこぞのヤンキーか?
結構図々しい頼み方になってしまったが動けないことは本当だ今までロボ壊しながら走って来て、庇った時足を捻ってしまい…壁に手をつきながら片足で立っている今がやっとのことだ。
「知るか!!そんなもん無視して歩けや!!」
「………は!?この怪我見てわかんないの?!」
「てめーは、ヒーローになってもんな事ほざいて足手まといになるきか!!」
「ッ!!」
「今は試験だからそんな悠長な事言ってられんだよ!けどなッ!これがマジならこんなもんクソみたいなテロと同じなんだよ。クソが!!」
「足を捻った!?体力の限界!?…そんな弱音吐いてる暇があるんなら逃げろ!戦ってる味方の邪魔ならねぇように!死ぬ気で足動かして逃げるんだよ…」
一見、暴論の様にも聞こえる言葉は私がまだ動けると判断しての事だろうそれに私は確かになと案外簡単に納得してしまった。それに最後の言葉には、言ったこいつにも思うところあったのか何かを悔いる様な表情をしていた。
「分かったんならさっさと行けや!」
「………そうだなごめん!ありがとうな」
そう言って痛みを堪えながら壁伝いにヨロヨロと歩く私を少しの間見守っていたが少ししたら後ろから爆発音を響かせながら遠ざかって行く音がした。
………だけどしばらくしたらまた爆発音が近づいてきたかと後ろを振り向いてみたら先程、私に説教かましたあいつが三白眼のつり上がった目をしながらこちらに突っ込んできた。
何事かと焦ったがそのまま通り過ぎ私の目の前でおんぶの姿勢でこちらを睨みながら「チンタラと遅いんだよ!!乗れ!!」と目付きをつり上がせて怒鳴りつけて来た。思わず、怒っているのか心配しているのか分からない態度の裏から見える優しさのギャップに笑ってしまい。あいつが更に怒り始めるので急いで宥め、有り難く乗せてもらう事にした。
「ぷはははっ!あんた優しいんだなありがとう!私の名前は拳藤一佳!よろしくな!」
「笑うんじゃねぇ落とすぞ、あとお前に教える名前なんかねぇんだよサイドテール女!」
「なっ!サイドテール女!?名前教えたんだからちゃんと呼んでくれよ!」
「はっ!あんなクソ雑魚ロボに負けるお前なんざサイドテール女で十分だろうが!」
「お前なぁ……じゃお前のことボンバーマンで呼んでやる。名前言うまでな!」
「は!?ふざけんな!なんでボンバーだ…。もっと別のやつにしろ!」
「なんでそんなボンバー嫌ってんのお前?」
その後暫くボンバー呼びにしながら話してたらキレながら名前を教えてくれた。
=====
「残り2分を切るぞ!!」
「ちっ!あと二分か」
「ごめんな私のせいで……」
「謝んなサイド!あとで返しゃいいんだよ!」
「せめて、テールを付けろよ…あと体の特徴的なところで呼ぶのやめろよな、名前教えたんだから」
「知るか!どう呼ぼうが俺の……!!」
「ん?どうし…………ッ!!?」
突如、地震の様な揺れが会場に起こり始め会場にいる受験生たちは何事かと揺れの中心となる方向を見れば地中から立てば一つのビル二つ以上の大きさをした仮想敵が現れ彼らを見下ろしていた。
「キャッーーーー!!」
「なんだあれ!!」
「早く逃げろ!勝てるわけねぇ!!」
「勝っても何にもならねぇよ!」
「死にたくねぇッ!!」
「いいから逃げろ!!」
二人の周りからそんな声が木霊しながら遠ざかって行く。
圧倒的、そうとしか言いようがない程巨大な仮想敵……0pロボはその巨体に似合う大きな腕を地面に叩きつければアスフャルトが大きく砕け散り砂埃が大きく舞う。
「はっ!あれが0pか、クソデケェな」
「なに、感傷に浸ってんだ!逃げよう!」
「おいサイド歩けるか?!」
「
「なら今すぐ這ってでも向こう行け!」
そう言って彼は入り口のゲートの方を親指で向け逃げるように指示する。
「お前は?……なにすんだよ!」
「あのクソデカロボ、ぶっ壊しに行く」
「は!?何言ってんのさ!逃げようよ一緒に!」
「うっせぇ!」
「ヒーローが逃げたらしまいだろ!」
彼のことを知らない他人がこれを聞いたのなら、自殺志願者、勇気を吐き違える大馬鹿野郎などと一蹴し嘲笑うことだろう。
しかし彼のことを知る者は一つ返事で了承し笑顔で「行ってこい」とその背中を見送るのだろう。そしてついさっき自らを助けられその実力を目の前で見た彼女にも彼を信じるという思いが出来上がっていた。
「ッ!!…………じゃあ私も残る。私もヒーローになりたいんだ!いいだろ!」
「……そうかよ。だったら手っ取り早くあれをシメるぞ。お前の大拳、俺くらいだったらどこまで飛ばせんだ!」
「お前ぐらいなら2階ぐらいまでなら余裕で飛ばせる!」
「おしっ!手伝えサイド!なるべく高く飛ばせ!高くだ!」
「け・ん・ど・う・いっ・か!!」
そう意気込む拳藤はギリギリとくる足の痛みを無視しながら腰を落とし巨大化した両手を組み0pロボを背にしながら構える。
「来い!!」
「俺が飛んだらなるべく遠く行け!」
「あぁ!」
駆け出した彼はそのままの勢いでジャンプし彼女の両手に飛び乗る。
「ふっん、ぐっっ!!」
乗った瞬間に彼女の踏ん張る声が聞こえればタイミングよく両手が振るわれ彼は一気に上空に飛びそのまま爆破を起こし更に上へと飛んで行った。
「頑張れよ私のヒーロー……」
それを見送った彼女は静かなつぶやいたが周りの騒ぐ声と瓦礫の崩れる音でかき消えてゆき、言いつけ通り自分も遠ざかるために未だに痛む足を引きずりながら歩いて行く。
=====
(もっとだ…もっと上へ……!!)
俺はサイドの力を借り、爆破を繰り返しながら空を駆け上がっていくもう会場にあるビル供の高さはゆうに超えた。……があのクソデカロボを殺すにはまだもう少し高さが足りねぇ。
…………ここだ!!
約クソデカロボ3個分、場所はクソロボの真上、落下が始まらない内に体制を変え両手を交差させ構える。外から見る奴らからすれば俺は頭から地面に落ちてる様に見えるだろうなとくだらない事考えてたらそのままの体制で自由落下が始まる。
だがただの落下じゃねぇ、
クソロボが爆破音に気付いてこっちに顔向けるが今更何をしようと“こいつ”食らえばただのゴミになるだけだ。
「消え……失せ…ろ!」
光に遅れてやってくる耳をつんざくの様な轟音と衝撃波は逃げていた受験生全員を振り返らせば真上からの攻撃で逃げ場をなくした衝撃は余す事なく0pロボに与えられ爆破の起きた地面は焼き焦げ何メートルかは地面が陥没し、圧倒的巨体を誇っていた0p敵は?ほんの僅かのキャタピラの破片を残し地面に大穴を開け消え失せていった。
そして周りからは歓声と驚きの声が大きく響いていた。
しかしそんな歓喜の中受験生の一人が叫んだ。
「おい!なんか降ってくるぞ!!」
「人か!あれ!」
「あの高さから落ちたら死ぬぞ!」
「間に合わないってば!」
爆豪勝己の放った
当然、爆竹程度の威力で人間の体が浮くはずもなく彼はなんとか五点着地の体勢になるが0p敵に爆破をくらわせ落下を始めたとなると少なくともビル1個分(約10階以上)から落ちる羽目になり彼は現在、骨の一本や二本で済めば良いか…ともう無傷で帰れることを諦めていた。
そんでもって下の光景を見た瞬間めちゃくちゃ驚いたりもした。
「お〜〜〜い、爆豪〜受け止めてやっから安心しとけよー!」
(…まじかあの女ッ!!)
自身のちょうど着地地点で拳藤一佳が個性を発動させながら両手を組みながら取ってやるから任せろ的な顔しているのでほぼ投げやりな気分になりつつある彼は有り余る全ての力を使い無理やり地面に背を向ける体勢になり衝撃に耐える様に体を丸めた。そして……。
「……ん"ん"っ!!」
本日2度目の踏ん張りの効いた声を発しながらなんとか彼を受け止める。
「〜〜〜〜っっ!!よっしゃぁ!取れた!」
「〜〜っ、お前足の怪我どうなってんだよ!」
「気合と根性でどうにでもなるよ」
「脳筋かよ!さっさと下ろせや!」
「ええーーでもお前怪我してんだろ?もう少しくらい…」
「足怪我してんだろうがお前わよ!しばくぞ!!」
「あっーはいはい!下ろすから暴れんなよっ!」
なかなか女子に抱っこされるのはプライドの高い男子からしたらなにかと屈辱的なものだ。渋々暴れる彼をゆっくり地面に下ろすと、試験終了の合図が会場に響きまだやる気だった彼は唾を吐き捨てる様に悪態を吐くとズカズカと門まで歩いていくが何を思い立ったか来た道を戻り、足を痛めて座っていた拳藤に近づいた。
去って行った彼が戻って来たので何事かと驚いた彼女は自身の前にヤンキー座りでしゃがんでいる彼を疑問の目で見た。
「…………………」
「……な、なに?」
さっきまで目を吊り上げながら自分に怒鳴り散らしていたのに今は近くでしゃがみ自分の足を少し眉間にシワを寄せた。しかめっ面で見ながらなにも喋らない彼を見て彼女は少し困惑していた。
「………………足、大丈夫かよ」
長い沈黙の末やっと発した言葉に彼が自分の事を心配している事が分かりちょっと納得する拳藤
「え?足……あぁ大丈夫だよ心配すんなって」
「……………」
「いやそんな黙り込むなってお前のせいじゃないから」
「……うっせぇ…ありがとうな
「………おっ!やっと名前言ったなお前」
「あぁ!だからどうしたどうって事ねぇだろが!」
「いや名前呼びしたの今が初めてだろ!」
「うっせえ!!」
この後リカバリーガールが来て治療が終わった後も名前をもう一回言わせようと彼女は奮闘するが彼は断固として言おうとせず項羽達と合流するまで口論は続いたとさ。
爆豪勝己
敵ポイント86P
救助ポイント78P
合計164ポイント!
拳藤一佳
敵ポイント18P
救助ポイント56P
合計74ポイント!
かっちゃん主人公回!
いろいろ詰め込みすぎて字数がとんでもないことになってしまった。
女子で誰か出してみたいと思い拳動さん出してみました!
そんでもってね!オリジナル技考えてみたけど、おバカな作者が書いたからそれぽっいあて字をはめてしまった!
ダサいかな…
意見とか感想待ってます!
疲れた!!!!