王のヒーローアカデミア   作:ピーシャラ

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特に何にもないけど時たま過去の話所々書き直しています。
以上

12/1 書き直しました。ご容赦ください。


いいや、かっちゃん!主人公は僕だ!

〜時は遡り数十分前〜

 

 暴言を吐きまくる爆発頭のやばい奴と自分を世界最強の王だと自称するヤバい奴の二人のヤバい奴達の幼馴染の中で唯一まともな人物である。

 緑谷出久はすでに会場についていたが何故か地面の上に正座しており周りを囲む様に遠巻きな見られており本人も冷や汗をかいていおり目の前で不思議な腕の動きをしながら自らを責め立てる眼鏡をかけた人物を申し訳なさそうに見ていた。

 

 

「なんなのだそのふざけた服装は!君は本当にここに(雄英高校に)受験しにきたのか!もし君がふざけてこの受験に来たのなら栄えある歴史と伝統を持つこの学校と教師の方々への侮辱だ!帰りたまえ!!」

 

 怒られていた(小並感)。

 

「だいたいなんだ!その…T−シャツにハムスターと書いてある服は一体どこにそんな物が売っていると言うのだ!」

 

 若干困惑げに彼の着ている服をどこに売っているのかと聞く少年に周りにいた受験生達はそこじゃないだろ……と心の中でツッコミを入れていた。

 

 今の彼の服装は下に深緑に黒のラインが入ったズボンをはき、上は同じく深緑のジャージを羽織っておりここまでは問題ないのだが着ている薄緑色のシャツに少し汚く細い字でハムスターと書いてある服だった。

 

 会場に来て準備運動をしようと眼鏡をかけた少年の近くで上のジャージを脱いでいたらすぐそばで準備体操をしていた少年にいきなり肩を掴まれ怒鳴られ叱られてしまっていた。

 

 責任感の強い彼は、最初は立ちながら謝っていたがメガネの少年が言うことにだんだんと責任を感じ始め、しまいには正座してしまった次第である。

 

 片やシャツにハムスターと書いてある服を着て正座している男と不可思議な腕の動きをしながらその男に説教をする男……傍から見たらちょっとしたカオスである。

 周囲にいる受験生達は少なくとも一人ライバルが減った?ことによりラッキーと考えていたがあの中に入り説教をやめさせる。という考え毛頭なく巻き込まれたくない、くだらないと考えており遠巻きにその様子を見ていたが、やはり()()()は一定数いるものだ。

 

「ちょ、ちょっやめなよ試験前だよ!喧嘩している場合じゃないって!」

 

「む!?」

 

(さっきのいい人……)

 

 声のした方向に向かってグルっ!と擬音がつきそうなほど勢いよく首を向けた少年の先には可愛らしい両の赤いほっぺたと前髪がの両端が長く少し丸みを帯びた茶髪のショートボブが特徴的な元気系のかわいい女の子が二人の間に入ってきた。

 

「何があったかよう分からんけど!今はこんなくだらんことして場合じゃないって!」

 

「くだっ!?」

 

 つい先程までこの現場のことを"喧嘩"と称していたのに彼女もくだらないと思っていたためはっきりと本音が出てしまい、わりとまじめに説教していた眼鏡の少年も驚いていた。

 

「くだらないとはなんだ!ぼっ、俺はふざけた服装で受験しにきたこの男が許せないんだ!」

 

「確かに変な服やけど、別に決められた服でやれなんて一言も言われてないし何より試験前に喧嘩したなんてバレたら落ちるかもしれんよ!それでもいいん!」

 

「……た、確かに」

 

 彼女のぐぅの音も出ない正論に一発で納得してしまった少年はつい先程まで説教をしていた彼に自分の非を認め綺麗に頭を下げながらで謝罪をし始めた。

 

「すまない!君は何も悪いことをしていないのにいきなり責め立ててしまい更には正座までさせてしまって……本当に申し訳ない!」

 

「いや、あの大丈夫だから気にしないで!僕だって今日この服着る予定なかったたんだけどシャツと間違えちゃってそれに正座だって自分からやったし……だからこれは僕が悪いんだごめん!」

 

「いいや!ルールを知らずに君を怒鳴りつけてしまった僕が悪いんだ本当に申し訳ない」

 

「大丈夫だって…あ、あなたもありがとうございます!お世話になりました!」

 

「ブハッ!お世話になりましたって別に出所した犯人じゃないんやから…そういや君また会ったね?大丈夫やって大したことじゃないって」

 

「いや!あの時君が止めてくれなかったら僕はきっと試験が始まるまで怒り続けていただろう、本当にすまないありがとう!」

 

「いいって!もう済んだことなんだしこれからはお互い頑張ろう!おっーーー!…なんちゃって」

 

「え、おっおーーー!」

 

「む?こうか?おーーー!!」

 

 彼女を筆頭に三人が右手を上げながら気合を入れるメガネの少年はまじめ故なのか周りの目も顧みずとても大きな声で叫んでいた。

 

「じゃあ、受かったらまた会おうぜ!」

 

 最後にカッコよく親指を立ててその場を立ち去って行った……その場に野郎二人を残して……。

 

「あ…名前書き忘れちゃったな……」

 

「ややっ!本当だなしかし彼女はもう会ってしまったぞ」

 

「うーん…じゃあ僕たちだけ挨拶する?今更なんだけどね」

 

「ああいいとも!私立聡明中学校の飯田天哉(いいだてんや)だ。先程は本当に申し訳ない」

 

「大丈夫だって…折寺中学校の緑谷出久(みどりやいずく)です。よろしくね飯田くん」

 

「よろしく頼む緑谷君、本当にすまなかった」

 

「まだ言うの?そこまで言うんだったら脱ぐよ僕?」

 

「いやそれは君の体に悪い!2月を舐めちゃダメだ!」

 

「ん、そのことなら大丈夫だよ僕他の人よりそこそこ丈夫だから」

 

そう言って彼はおもむろに人の目も気にせずハムスターTシャツ(略してハムT)を脱ぎ始めた。

 

=====

 

 正直言って驚いた…今は2月だ正直この時期をぼ…俺は冬と言っていいのか春と言っていいのかわからないだが、多少日が差してきて温かなってきたがそれでもまだ少し寒いのに目の前にいる緑谷君はシャツを脱いで上裸になってしまった。これだけでも驚くことなのだがそれだけじゃなかった。

 

 自分で言うのもなんだが僕の体は他の同年代に比べて体つきは良い方だと自負している。しかしそんな肉体の話ではなかった。体の全身のあちらこちらに大小様々な傷のような跡があるのだ今までどんなことをしてくればそんな傷がつくんだと思うほどに夥しい量の傷跡がついていた。

 

こちらを見ながら不思議そうな顔をしながらこちらに声をかけてきている緑谷君を見ながら思わず体のことを聞こうとしたらプレゼントマイク先生の開始の合図に出遅れてしまった。

 

 最後に見た彼はこちらに口を開いて何か言っていたがわからなかったそれより早く緑谷君が目で追えないほど早く走って行ってしまったのだがきっと頑張ろうねと言ったのだろうか……そんなことを呑気に考えていたら他の受験生より少し出遅れてしまった。

 

 しまった……!焦燥が一瞬頭をよぎったが少し微笑みながら走り去ってゆく彼の姿を見て負けられないと自分の足に力を入れ力強く地面を踏みしめ加速しながら会場を走ってゆく。

 

 

 

=====

 

「26っと!」

 

 

 出会い頭に会った仮想敵を倒し、現在のポイント数を数える。もし仮に救出ポイントみたいな特別なポイントがなくて、もしも落ちちゃったりなんかしたら、かっちゃんからぶん殴られること間違いなからこれがギリギリかなってところを稼いでいる。

 けど雄英ならあるんだと思うんだと思うけどはっきり言って不安だ。

 

 さっきまでは声や物音のする方向に向かってひたすら走って、助けて、倒して、走って、助けてまた走って、助けたと思ったら曲がり角から出てきた仮想敵に気づかなかったら腹からレーザー出してきた人に助けられてその人に「上裸なんて美しくないね☆」って言われたり途中で飯田くんに出会って一緒に仮想敵倒したりしているけど。幸い自分が見ただけでは大きな負傷者がいなくて安心したりしていたけれど…これは流石にやり過ぎなんじゃないかと思っているよ……。

 

 

 道路の真ん中で大きな手でビルを掴みながらこちらに顔を覗かしていた超大型仮想敵は自分たちを標的として捕捉したのか巨大な手を握り拳を作り出しそのまま地面をぶん殴った。それにより局地的地震が発生し拳が当たった地面は抉り出され勢いよく舞った砂埃が自分たちの顔を殴りつけたたったこれだけの動作でみんなの恐怖と不安を煽るのは簡単であった。

 

『災害を彷彿させる圧倒的脅威…これを見た時の人間の行動は正直さ…』

 

 確か前にオールマイトがこんな事を言っていた様な気がする。いつだったかは忘れちゃった。

 さっきまでお互い競い合いながらポイントの奪い合いをしていたみんなが我先にと叫びながら逃げ出していく。

 今も仮想敵はこちらに移動し続けているここに留まり続ければ僕だって危ないだろう。

 

 でも留まり続ければいけない理由がある

 困っている人がいるから。

 

『転んだら縁起悪いもんね』

 

「痛っ!」

 

 …………転んだら縁起悪いもんね。

 

 

ワン・フォー・オール『フルカウル』常時35%

 

 

血を体全体に送り込むように個性を発動させれば身体能力が飛躍的に上がり体全体から緑色のスパークが僕の体を一瞬覆い体の底から力が漲るのを感じる。今思えば前より断然使いやすくなった。

 そんな事を思いながら瓦礫に足を挟まれているいい人を丁寧に助け出し一気に安全な場所まで走り抜く。

 

「大丈夫?」

 

「へ?嘘さっきまであたし……」

 

「話は後でちょっと行ってくるね」

 

 さっきまで身動きが取れなかったのに突然視界が変わったことにより驚いたいい人を突然現れた僕を見て驚いている飯田くんにお願いねと頭を下げて預ける。

 そのまま仮想敵の前まで走りながら助走をつけ一気に飛び上がり仮想敵の頭部まで接近し拳を構える。 

 

 

許容限界突破(オーバーフロー)フルカウル60%…SMASH!!

 

 

 顔面を殴られた仮想敵は大きな体を所々爆発させながら後ろに倒れていった。僕の殴った腕は自分の出せる限界上限を超えた事により膨大な力により負荷を負い変色してしまったが慣れてしまったのか最初の頃よりはまだ良い方かとしみじみ思いながらワン・フォー・オールを使い難なく着地するとそれが合図だったかのようにプレゼントマイクから試験終了の合図が鳴り響いた。

 

 

 

 

 

緑谷出久

敵ポイント 26P

救助ポイント 135P

 

合計161P

 

 

飯田天哉

敵ポイント 52P

救助ポイント 9P

 

合計61P

 

 

麗日お茶子

敵ポイント 28P

救助ポイント20P

 

合計48P

 

=====

 

「お。おかえり出久…………そんでそいつら誰だ?」

 

「はは…ただいまこうちゃん、こちら…」

 

「私立聡明中学校、飯田天哉(いいだてんや)だ!君は緑谷君のご友人かな?」

 

麗日お茶子(うららかおちゃこ)です!よろしくね!」

 

「うん元気がいいのは分かったわ」

 

「はは…」

 

 実技試験が終わって今、校門前で勝己と出久を待っていたんだが出久が変なの連れてきた。とりあえず自己紹介しとくか。

 

「あーー折寺中の黒籍項羽(くろせきこうう)だ。項羽でいい」

 

「よろしく頼む項羽君!」

 

「よろしくね!」

 

 自己紹介も済んだところで出久にどうして一緒にいるか聞いてみたら何故か二人が出久と出会った時のことと聞いてない試験中の事について鼻息たてながら説明してきた。

 

 二人によって話される説明を顔を赤くしながら顔を隠している出久を笑って見ながら聞いていたところで勝己が帰って来た。こちらも変なの連れて来ている。

 

「もう言わねーって言ってんだろうが!いい加減しやがれ!いつまでついてくんだよ!!」

 

「いいじゃんか減るもんじゃないだからよ!」

 

「いや何してんだ勝己……」

 

「お帰りかっちゃん…」

 

 何故か怒鳴り合いながら歩いて来た二人に声をかける。

 

「んだお前らか…誰だそいつら」

 

「かっちゃんも同じこと言わないでよ」

 

 その後何故か変なの三人が意気投合しあい一緒に帰っていく事になりその後ろで俺たちは今回の反省やらなんやら茶化しながら夕焼けが映える坂道を帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




Q.項羽さんの試験描写はどうしたんですか?

項羽「え?俺の試験?ふっ……無双しすぎて作者が俺様の活躍を描ききれなかったからに決まってるだろう」

作者「いよっしゃこいつ痛い目に合わせたろ」カキカキ

項羽「ゑ?」
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