王のヒーローアカデミア   作:ピーシャラ

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主「書く事ないので始まります」

鬼顔先生「真面目にしなさい…」ゴゴゴゴゴゴ!!

主「今回ニッチなヒーローがお説教を受けるぞ!それではどうぞ!」

鬼顔先生「ネタバレじゃない♡」ガシッ!

主「すみませんでした!!命だけは!命だけは助けてくだs」

項羽「はじまりまーす」


入学までの…
出会う!①


 季節は過ぎ……春。前三年生の卒業式と入学式を終えた俺たちは三年生となり今現在俺と出久は、春の暖かみを感じながら花弁。舞う街を見ながら平和で平凡な会話をしほのぼのと登校していたのだが…(勝己は先に行ってしまいました)。

 

「くるんじゃねええええ!!」

 

 少なくとも平和になったこの街にもやっぱり敵はどこにでも現れるようで、今朝もまた駅のホーム近い線路の上で大きな敵とヒーローがドンパチ戦っていた……あー線路壊されてる…。

何があったか人混みの近くにいたおっちゃんに聞いてみる。

 

「あのー、何したんだ?あの敵」

 

「ん?あー引ったくりして追い詰められて暴れているんだと…てっ!うお!!黒籍に緑谷じゃねーか!!」

 

 そんな大きい声出すなよ…あぁほら周りの見物人が反応したじゃねーか。

 

 俺たちに気づいた見物人達は挨拶やこの前助けてもらった感謝の言葉を述べてくる。それに出久はいつもの人懐っい笑顔で返していた。

 出久の笑顔を見た見物人の女性達は赤面しながら顔をうつむかせた。

 その姿を見た出久はぽかん、と言う顔をしていたがこいつも隅に置けないな。

 

 まぁそんなことは、どうでもよく俺は見物人達に離れるよう忠告し線路の近くによる。前に出た俺を見物人達は期待するような目で見始めるがカメラを向けないあたりこの街の人間達は分かっているな。

 俺が再度下がるように言うと出久も他のヒーローと共に後ろに下がるように言えば見物人達は残念と言った風に下がっていった。

 見たいのは分かるがこっちはお前らが怪我しそうで怖いんだよ…。

 そう思いながら駅の屋根に万象儀を足に纏い跳び乗ると屋根には木人の様なヒーローが敵と戦闘を繰り返していた。

 

「おい、シンリンカムイ手伝うぞ」

 

「!項羽か…助かるがここは俺に任してくれ、いつもお前達に助けられてばかりだからな…たまにはヒーローっぽくさせてくれ」

 

「そうか」

 

「何俺を無視してくれてんだぶっ殺すぞ!!」

 

 敵がその大きな腕で俺たちを殴りかかってくるがそんな事を許すヒーローはここにはいねぇよ」

 

「必勝!ウルシ鎖牢!!」

 

「キャリオンカノン!!」

 

 カムイの腕が木の幹のようになり敵の視界を塞ぐように分かれながら敵を捕獲せんと伸びるが…敵よりも巨大な影が敵を蹴飛ばしながら俺たちの前を横切っていった…一瞬の事に何が起こったか把握できていないカムイは呆然とした顔をしていた。

 

「本日デビューと相成りました!Mt.レディと申します!以後お見シリおきを!」

 

 そう自己紹介したMt.レディというヒーローをローアングルからカメラを向けるメガネの集団がこちらには聞き取れない声で何かブツクサ言っていた。

 

 その間、淡々と敵を拘束していく警察とその横で普通サイズになったMt.レディが見物人に手を振る姿を見てカムイが俺の決め所……と手をつきながら落ち込んでいた。まぁそんな事は気にせず。壊れている線路を修復し、駅員に声をかけて未だ落ち込んでいるカムイを叩き起こし地面まで下ろすと俺は未だ見物人に手を振るMt.レディの方に向かって歩いて行った。

 

 上から降りてきた俺を見てMt.レディは一瞬、驚いたがすぐに笑顔になり、何を勘違いしたのか握手するように手を出しきたが、警察官達は俺の姿を見て。ああ、いつものか…と言う顔になり声をかけた後。敵を連れて足早にそこから離れて行った。

 俺は出された手を無視して俺はMt.レディのおでこにデコピンを食らわす。突然の衝撃に驚いたMt.レディはデコピンで赤くなった額を抑えながら俺を見て文句を言いだした。

 

「痛った!突然何すんのよ!貴方ファンじゃないの?!」

 

「誰がファンだ、お前ルーキーかもしれねぇがヒーローならもっと周りに注意して戦え、敵蹴った時線路が壊れてんだよ。それに蹴った先は人通りのある道路だ…幸いこの騒ぎで人は居なかったがもし居たらお前踏み潰していたからな、それに……」

 

 さっきまで住民たちに手を振っていたのに今は突然名前も知らない奴に説教し始められたことでMt.レディは困惑していた。

 

「ちょちょちょっと待ってよなんでガキのあんたに説教されなきゃいけない訳!意味分かんないんだけど!!」

 

「おい!でっかいねーちゃん!なんでお前項羽にキレてんだ!」

 

「そーよ!黒籍君はね!あんたより前からこの街でヒーローやっているのよ!」

 

「はぁあああ!!?このガキが…私より前からヒーロー!?嘘?!」

 

「まぁ正式には違うがな」

 

 見物人達に俺がヒーローだと言われ信じられないと声を上げるMt.レディの元にデステゴロが駆け寄ってきた。

 

「おいMt.レディみんなが言っていることは本当だ。項羽達は俺がこの街に来る前からこの街でヒーローやっている。非公認だがな」

 

「え"ーーーー!!」

 

「そういことだ。続きだが……」

 

「ちょ助けてください!!先輩!」

 

「諦めろ。俺やカムイ、ここら辺のヒーローは全員、項羽達に説教されている。洗礼みたいなものだ。それに俺が先輩ならこいつは大先輩だ、ありがたーく怒られろ」

 

「嫌ーーーーーー!」

 

「おい聞いてんのか?大体、それにあの時は無駄に線路壊して被害増やすよりもカムイの技で捕まえた方が……」

 

 やってきたデステゴロに助けを求めたMt.レディだったかこの街の衝撃の事実を知り愕然としていたが、説教を始めた俺に抗えずそのまま説教を受ける羽目になり、出久が「こうちゃん遅刻しちゃう!」と言ったところで、そんな時間かと思いこう締める事にした。

 

「…だが実績を出すことはいい事だ実績が出れば名が上がる、名が上がれば住民からの信頼が生まれる、信頼できる名があれば人は少なからず安堵する。オールマイトみたいにな…お前が見返りより平和を求めるヒーロになりたいならなら住民と接し、自分がいる事を住民に知らせろ。長い時間が必要になるかもしれないが現に俺たちは街のみんなから信頼されているだが俺たちが居ない間はこの街の平和はお前ら、本物のヒーローに任せたぞ……頑張りな」

 

 俺がそう言うと説教されて半泣きになったMt.レディから小さな声で頑張ってみると言ったのを確認し出久からも励まされるとMt.レディはその場を立ち去って行った。

 

「大丈夫かな…Mt.レディ結構凹んでいたけど…」

 

「巨大化という個性でヒーローになろうと思ってんだ…ガキに説教されて凹む程やわな精神はしてないだろう。それに本人が、頑張ると言ったんだ見ててやろうぜ」

 

「そうだね……ってこうちゃん!のんびり話している場合じゃないよもうすぐ朝礼始まるよ急がなきゃ!!あと2分!!」

 

「はっ?!まじか急ぐぞ!!ダッシュで行けば間に合う!!」

 

「ちょっ!待ってよ!こうちゃん!!」

 

 締まらない終わり方をし、走り去っていく俺たちを見た街の人たちはまたかという風に笑いながら律儀にも大荷物抱えたおばあちゃんを助ける俺たち二人を見送ってくれた。

 

 

=====

 

 焦った。おばあちゃん助けてたらもう時間が30秒しかなくて急いで万象儀で飛びなんとか間に合ったが現在、出久は表彰台の前でガチガチになりながら校長の前に立ち賞状を受け取っていた。内容はピースサインとしての功績を認められ出久が代表として受け取っているのである。

 

 これは中学に入った途端、表彰され始めたのだ。あいつは毎回取りに行くと言うのにいつもガチガチで受け取っていやがる。そして出久が校長から賞状を受け取り全校生徒の前に振り返り、みんなに見せれば大きな拍手と歓声が起こった。

 

 普通ならば、ここまでの賞賛は送られないんだろうがここにいる全校生徒は校内や校外で出久に助けられた奴が大半であり普段素行の悪い生徒も出久を祝い散らしている助けられたことがない奴も日頃の出久の態度を見てここまでの賞賛を送っている。

 こう言った集会では静かにしていないとダメなのだがこの時間だけは教師陣は出久が座るまで出久に拍手を送っている。担任なんざ誇らしいのか泣きながら拍手しているぐらいだ。

 

 集会が終わると全校生徒が教室に戻り、授業が始まるのだが三年生はその前に別の話が待っていた。

 

「さて…まずピースサインの諸君!受賞おめでとう…みんな、拍手!」

 

 担任がそう言った瞬間、集会の時のような拍手と喝采が俺たちを包んだ………うん、お前らありがとう、もういいよ。

 

「はいそこまで、後で存分に祝ってあげなさい…次いくぞーあーお前らも三年ということで本格的に将来を考える時期だ!!今から進路希望のプリント配るが、皆!!……大体ヒーロー志望だよね」

 

 担任の言葉に皆、当然と言った風に個性を発動しながら答える

 発動していないのは俺と出久と勝己だけだ。(ダルモンは別クラス)

 

「うんうん、皆いい個性だ!でも校内での個性使用は禁止だからほらみんな、しまえ〜しまえ〜」

 

「「「「「「はーーーーい」」」」」」

 

「はい、みんないい子で先生助かる……ああそうだ、緑谷、爆豪、黒籍、進路のことで話したいことがあるから放課後、職員室に来てくれはい!以上日直ー!」

 

 ………担任の話が終わり日直があいさつした直後、俺、出久、勝己のそれぞれ3グループに分かれ俺たちに話しかけ始める。

 

「やっぱすげーぜ!お前ら!!」

「だよな!なあなあ項羽お前ら高校どこいくんだー?教えてくれ!」

 

「あー落ち着けお前ら、俺は雄英行くが他二人は言えねーな、個人情報だ。お口チャック」

 

 俺は手で口をチャックする仕草をした。しかし俺は火に油を注いだようでクラスメイトは“雄英”という言葉を聞き更に騒ぎだした。

 

「ゆーえい!!まじかお前、今年偏差値79の雄英!?」

「倍率も毎回やべーんだろ!!行けんのか!?」

 

「おい、お前ら声でけーよモラルって、しってr「こうしちゃいられねぇーおい!お前ら、項羽を胴上げすんぞーーー!!!」

 

「「「「「「オオーーーーー!!!」」」」」」

 

 ………もういいやこいつらが満足するまでやらしてやろう…。

 

「いくぞー!せーのっ!!ん?まて項羽重テェー!!」

 

「馬鹿野郎!そんなんで、諦めんな意地でもあげるぞ!!せーのっ」

 

「「「「「よいしょッー!!!」」」」」

 

 みんなの力が合わさり俺の体が宙に浮いた………ほんの5センチ…

 しかもこいつら俺をキャッチする力が無かったのか思いきっり床に落としやがった…

 

「…………おい、お前ら……満足か………?」

 

「「「「「ハイ、マンゾクシマシタ………」」」」」

 

「なら席に戻って静かにしてろ……」

 

「「「「「ハイ、スミマセンデシタ………」」」」」

 

 仰向けで怒気を孕んだ声で俺が言うとこいつらは満足したようだ。

 いやー良かった、良かった……。

 一部始終を見ていたクラスメイト達は胴上げしていたクラスメイトに同情されていた。俺ではなく?…このことを昼休み三人に話すと、同情はしてくれたが三人にはお前が怒った声怖いと言われた。

 

 そんな感じで放課後になり、俺たちは職員室へと来ていた、遅くなるかもしれないので、ダルモンには友だちと帰ってもらった。

 職員室に入り担任のところまで行くと、担任は笑顔で来たかと言い、俺たちに椅子を出してくれた。

 

「さて話というのはさっきも言ったが進路のことだ、そしてお前ら三人は全員雄英志望だな」

 

「はい」 「おん」 「………はいっす」

 

「それで提案なんだが…推薦を受ける気はないか?」

 

 予想はしていたがやはりそうか、俺はこいつらより頭が悪いので、辞退することを担任言おうとしたら……。

 

「「「結構だ(いいです)(やんねぇ…)」」」

 

 また、こいつらとハモったわ…何回目だこれで……。

 

「ほぉ、それはまだなんで?推薦の方が多分お前らは受かる確率高いぞ。なのになんで?」

 

「ふっ愚問だな先生そんなの単純ですよ……俺の頭が悪いからだ…!」

 

スパッーン!!!

 

 勝己が俺の頭を思いっきり引っ叩きやがった……!!痛えー。

 

「やっぱり!お前はバカだ!バカ!!バカ項羽!!」

 

「うん、知ってたこうちゃん結構知的に見えるけど頭ん中脳筋なのは知っていた……知っていたけど…うんバカだ」

 

「っー!てめーら人のことバカバカ言ってんじゃねぇーぞ!」

 

「うるせぇ!こっちにはちゃんとした理由があるんだよ!」

 

「じゃあ言ってみろよ!!」

 

「はっ!ンなの入試の方が面白ーそうだからだよ文句あんのか!!」

 

「…………てめーも脳筋じゃねぇーか!!バカ豪!!」

 

「んだとぉ!!」

 

「出久もなんか言ってやれ!!…………出久?」

 

「実は…僕も入試の方が面白いかと………」

 

「「…………」」

 

「………ごめん…」

 

「……取り敢えずお前ら三人共入試で良いな?」

 

「「「おねがいします……」」」

 

「はい、じゃあ話は終わりだ帰って良いぞ静かにな」

 

「「「はい……ありがとうございました(…………あざす)」」」

 

 担任に注意されたあとなんとも言えない空気のまま俺たちは職員室を出た……。

 

「………おい俺、シャー芯欲しいから付いて来い」

 

「すまん勝己委員会ある…」

 

「僕も生徒会の仕事が……」

 

「…………死ね……」

 

 なんとか場の空気を変えようとした勝己だったが俺と出久には委員会があり行けなかった俺たちは同じ空気のままお互いに別れを告げそれぞれのするべき所へ行くために歩き出した……。

 

 

=====

 

 

 はぁ…はぁ…聞いてねぇーぞなんであんなヤローがこの街にいやがんだ!不味いこのままじゃ追いつかれる!下水道に逃げなければ…。

 

 

=====

 

 ……生徒会の仕事をやっていた僕だが同じ仕事をしていた同級生に元気がないと言われ、無理矢理帰らされた。最後に同じ生徒会に入っている同級生が「いつもお前には世話になっているから、ここは俺に任せてくれよヒーロー!」

 

 物凄く眩しいくらいの笑顔で親指を立てた姿を見た僕は断れず、罪悪感を感じながら彼に任して帰ってしまった。

 彼の笑顔が思い浮かび再び罪悪感に襲われた……言えない…言えるはずがない自分の元気がない理由があんな下らない事なんて言えない……そんな軽く自己嫌悪に入っている僕は後ろから近づいてくる悪意に気付かなかった…。

 

「Lサイズの…隠れミノ…」ドロッ

 

!?敵!!?

 

 薄暗いトンネルのマンホールから出てきたヘドロの様な敵は瞬く間に僕の体にまとわりつき口の中へ侵入してきた…不味い息が…力入んない…いつも持ち歩いているスタンガンはバックの中…でもこいつが絡み付いてうまく取り出せない…。

 

「大丈ー夫…体を乗っ取るだけさ苦しいのは約45秒…すぐに楽になれる……」

 

 不味い。振り払おうとしても掴めない……。

 

「掴めるわけねーだろ!流動体なんだから!!………ん?その髪の毛…お前もしかして折寺中の緑谷か!……ハハッこりゃあ良いお前の体使って他二人も殺してやるよ……どうだ!最高だろう!!」

 

 ……何言ったんだこいつ…やめろ……かっちゃん達は何もしてないだろぶざけるな……あの二人が…お前なんかに…あの二人がやられるわけ無いだろ……!!

 

「…っんぐ!おおおおおおおおっっ!!!」

 

「あ?………何にしてんだよ…出れるわけねぇだろ流動体って言っただろうが……ちっ!あいつが来る前に早く乗っ取ろう…」

 

 …逆らえ…時間を稼ぐんだ……誰かが来るまで耐えろ!緑谷出久!!

 

「よく耐えたな!少年!!…もう大丈夫だ私が来た!!」

 

 見えなかったが敵が出てきたマンホールが勢いよく吹き飛ぶ音がして後ろから自分があの二人と同じくらいに憧れた人の声がしたと思った瞬間。

自分のすぐ真横に暴風と衝撃波が通り抜け僕の体を覆っていたヘドロは一瞬にして吹き飛んでゆき。僕は解放された安心感と僕を助けてくれた人の姿を見て心底安心し。薄れ行く意識を手放した。

 




HAHAHAHA…後書きに…!わたしg

主「お前の出番は今度じゃい!!」
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