王のヒーローアカデミア   作:ピーシャラ

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主「もしかしたら部活で投稿スペース落ちるかもしれませんがご了承下さい」ドヤ

担任「何故ドヤッた」

主「それではどうぞ!」

担任「おい無視すんな」


出会う!②

「……イ!…ヘイ!ヘ!よかったー!!!」

 

「トぁああああ!!?」

 

「ん!元気そうでなりよりだ!!いやぁ悪かった!!敵退治に巻き込んでしまった!いつもはこんなミスしないのだが、オフだったのと慣れない土地で浮かれちゃったかな!?」

 

「しかし君のおかげで無事詰めれたありがとう!!!」

 

 あまり聞き慣れない……いや少し違うなどこかで何回も聞いたことのある声だ。ペチペチと頬を優しく叩かれている感触に起こされ突然起きた風圧によって張り詰められた緊張が解けたせいで気絶していた僕は目を覚ますと。

 

 オールマイトがいた………?

 

 

 オールマイトがいたぁぁぁぁぁ!!!!!

 

 

 オ、オールマイト!!!本物…本物だ!生だとやっぱり画風が全然違う!!

 そ、そうだサイン……。

 

「してあるーーー!!!わあああ〜!あっありがどうございます!!

家宝に!家の宝に!!飾ります!!!」

 

「じゃあ私はこいつを警察に届けるので!それじゃっ液晶越しにまた会おう!」

 

「へっいや、待ってください」

 

「ごめんね、プロは常に敵か時間の勝負なんだ!」

 

 待って!!あなたに聞きたいことが………!! 

 

「それでは今後とも……応援よろしくーーー!!!………ってコラコラーー!!」

 

 いつの間にか僕は気がつけば振り落とされないように無我夢中でオールマイトの足を掴んでいており文字通り空を飛んでいた。

 

「放しなさい!熱狂がすぎるぞ!!」

 

「オールマイト!今放したら…僕死にます!!」

 

「確かに!!」

 

 そんな姿をみたオールマイトは怒りと焦りが混ざったかのように僕に離れるように言うが下を見ただけでも直感であ、これ死ぬなという高度までジャンプしているんだその事を伝えると納得してくれたようでビルの屋上に降り立ってくれたがまたすぐに去ろうとしている。

 

「待って!あの「NO!!待たない」……個性が無くてもヒーローになれますか?…個性の無い人間でも…貴方みたいになれますか?」

 

「個性が…」ドクンッ!

「(ああ、いかんホーリーシットだどちくしょう…)」

 

 初めて生のオールマイトに出会ったことによりテンションがハイになっていて気が動転している所為なのか焦っている様子のオールマイトにお構いなしに話し始めた僕は徐々に変化していく彼の姿に気づいていなかった。

 

「僕には生まれつき個性がないんです。……でも頑張って…個性が無くても戦える方法見つけて努力してきました…でも今日…襲われてこんなんで本当に僕はヒーローになれるか不安になって…だから貴方の意見を聞きたいんです。

僕はどんなに困っている人でも恐れ知らずの笑顔で助けられる…貴方みたいな最高のヒーローに僕も…ぉおおおあああー!!?」

 

 俯きながらジトロモドロ喋っていた僕はそろりそろりと僕から逃げようとしているオールマイトに起こっている変化に気づいていてしまった。

 

「えっーーーー?!!萎んでる!!?わっーー偽物!?ていうか!逃げようとしているーー?!」

 

 びくりと肩を震わせた、骸骨のようなガリガリな体をした人物は、仕方がないと言った顔で振り向いた…。

 

「私はオールマイトさ、小n」ガフッ

 

「わーーーーー!!」

 

 言いかけた所で自分のことをオールマイトと言った彼の口から血が出てきた!本当は介抱してあげるべきなんだろうけど、オールマイト(仮)は何ともない風に口元についた血をぬぐった。

 

「ほら、プールでずっと腹筋を力み続けている人いるだろう?

あれさ」

 

「うっそだーーーーー!?」

 

 ユニークな例えで行ってくるオールマイト(仮)はそう言ってくるがなかなか信じられないが、もし信じるとしたらつまり彼が個性を使っていない時のオールマイということなのか?あぁでも先程オールマイトの着ていた服が今からの着ている服とそのままそっくり同じだ!それによく聞けば声も姿は違えどオールマイトと同じ声をしていた。

 

 僕に激しく否定されてしまったオールマイトは諦めた顔になりフェンス近くに座り込んだ。

 

「……恐れ知らずの笑顔…か」

 

「見られたついでだ…間違ってもネットには書き込むな?」

 

 そう言ってオールマイトは自身の着ているシャツをめくるとそこには痛々しいとしか言いようがない程酷い古傷のようなものが刻まれていた。

 

「5年前敵の襲撃で負った傷だ。」

 

「な………?!」

 

「呼吸器官半壊胃袋全摘、度重なる手術と後遺症で憔悴してしまってね、私のヒーローとしての活動限界は今や1日約3時間ほどなのさ」

 

「これは世間に公表されていない……公表しないでくれと私が頼んだ、人々を笑顔で救い出す“平和の象徴”は決して悪に屈してはいけないんだ」

 

「私が笑うのはヒーローの重圧、そして内に湧く恐怖から己を欺く為さ、プロはいつだって命懸けだよ“個性”がなくても成り立つとはとてもじゃないがあ…口にはできないね」

 

「……………!」

 

 なんて事だ…!まさかオールマイトが1日3時間しか戦えなくて…しかも僕が憧れていた。あの笑顔は己を欺く為…!それに個性がなかったらヒーローにはなれない……?!あぁ。あまりの事にうまく考えている事が整理できない。

 

 僕の心の中で支えてきてくれた三人の顔と今までやってきた行いが音を立ててヒビが入っていくのをはっきり感じた。

 

「人を助ける事に憧れるなら、警察や医者という手もある。敵受け取り係なんて揶揄されているが…あれも立派な人助けさ!」

 

「………夢を見るのは悪い事じゃない」

「だが相応に現実を見なくてはな、少年」

 

 明らかに動転している僕を励まそうと別の道はあると示してくるオールマイト……………でも…!

 

「待ってください!!オールマイト!」

 

「……?何かな」

 

 扉から出ようとドアノブに手をかけたしたオールマイトを呼び止めた。

 

「…昔、僕よりも何百倍と強くて尊敬している奴がこう言ってくれました!個性はなくてもヒーローはできる!って」

 

「それは…」

 

「昔!僕よりもすごくて何でも出来るような奴がお前はヒーローになれるって言ってくれました!だから僕は…」

 

『……確かにヒーローは皆んな個性を持っているが…個性が無くたって人は……』

 

『……いいかデク、誰が、オールマイトだろがなんと言おうと……!

お前は……』

 

『『ヒーローになれる!!』』

 

「ヒーローになってみせます…!あなたが自分を欺く為に笑うのなら僕は誰かを安心させる為に…笑って助けられるヒーローになってみます!」

 

「っ!…………そうか…」

 

 そう言ったオールマイトは扉を閉め行ってしまった。

 

 

=====

 

 少年に酷なことを言ってしまったが、半端に夢を追わして死んでしまうのであればこの選択は間違っていないと思ったが……。『……ヒーローになってみます!』か、ただの中学生かと思ったが思っていたよりガッツな返答が帰ってきたな……もしかしたらな…とりあえず今はこいつを……………?

 

 スカッスカッとポケットの中に入れていた敵の入ったペットボトルを掴もうとしても何もないただの空虚を掠めていく手に違和感と頬をなぞる冷や汗に私はどんどん不安になり始める。

 

 ドカンッ!!!!

 

「まさか……!」

 

 

=====

 

 

〜〜数分前〜〜

 

「………はぁ…」

 

 ちっ!妙にムカついてくる…それもこれも全部デクと項羽のせいだ!あいつらがバカみたいなこと言わなきゃこんな気まずい気分じゃねーのによ!はぁーダメだ…ジュース。

 

「お、勝己じゃん何したんだー」

 

「ん?おお、お前らか、んだよ?」

 

 自販機で金額ピッタリに買ってやったお気に入りの炭酸ジュースを手に持ちながら首だけ後ろを向かせ前を歩きながらそう言うと後ろから声をかけてきた指長と田中は俺についてきた。

 

「いや別にいたから声掛けただけ。そういやいつもの二人はどうした?一緒じゃねーの?」

 

「いつも俺たちが一緒だと思うなよ気色わりーな…」

 

「…ん?どうした元気なくね?なんかあった?」

 

「あ"?………あーまたバカ供(自分も)がまたバカなこと言いだした」

 

「へーなんて?」

 

『ふっ愚問だな先生そんなの単純ですよ……俺の頭が悪いからだ!』

 

『実は…僕も入試の方が面白いかと……』

 

 ………ボンッ!!

 いきなり掌に乗せていた缶ジュースを俺はは爆破し消し炭にした。

 

「うおっ!何だよいきなり!」

 

「うるせぇ!!あいつら(自分も)がバカなこと言ったの(自分も)思い出したんだよ!!おい!お前らこの話は終わりだ!二度とすんな!」

 

 爆破した手を振り爆破で出てきた煙を振り払いながら俺は振り向いた。

 

「おい何!そんなびびってんだぶっ殺すぞ!!」

 

 後ろを振り向くと二人が異様に驚いている?……いや違ぇ顔だこりゃ!

 

「「おい!勝己うしろ!!」

 

 こいつらが叫ぶより早く振り向き後方を爆破させたが時すでに遅く水のような物体が俺の横を過ぎたと思ったら次の瞬間俺の体は逃げる事は叶わずヘドロらしきドロドロの液体に取り込まれていた。

 

「おい!てめぇーら逃げろ!ヒーロー呼んでこい!!」

 

「でも勝己!おめーはどうすんだよ!」

 

「いいから!早く行け!!」

 

 未だ取り込まれ続けている俺がそう叫ぶと二人が少し辛そうな顔したがすぐさま走り出し周りの商店街にいる奴らに敵がいることを知らせながら避難誘導と通報をはじめるのが見えた。

 

「ちっ!なんで逃すんだよせっかく殺してやろーと思ったのによ!」

 

「ざっけんな!死ね!!クソ雑魚敵!!」

 

「はっ!いつまでそんな口叩けていられるか見物だな!いいか!あとお前の体はせいぜいあと1分で俺の支配下になるんだから観念してさっさと取り込ませろ!」

 

「そんな雑魚みたいなセリフ吐いてんだからお前は雑魚敵なんだよ!」

 

「っ!うるせぇな黙れ!」

 

 そう言ってクソ敵は俺の鼻と口にヘドロを流し込むみてぇに詰めてきた…やべぇ息が…。

 

「やっぱし折寺中の爆豪でもこうなっちまうと可愛いもんだな…ああそうだ、さっきも緑谷を乗っ取ってやろうと思ったんだがよ…あいつ必死に抵抗してきやがるから、あいつに捕まっちまったよ。まぁ…緑谷のおかげで俺は逃げれたんだけどなぁ」

 

 んだと?デクが逃がしただぁ?あの野郎またなんかやったのか!あとでぶっ殺してやる!!

 

「おい聞いてんのかよ?」

 

 こいつをぶっ殺した後でなぁ!!!

 

「ふん!お"お"おオオオオっっっ!!!」

 

「あ?なんだよ、まだ抵抗すんのかよ言っとくが俺にはお前の爆破は効かねぇぞ」

 

 …確かに普通に暴れるのは効いてねぇな。仕方がねぇ…悪いな商店街の奴らあと直してやるし、店番でもなんでもしてやるから……暴れんぞ。

 

BOOOOOM!!

 

「おい!暴れんなって!!なんのつもりだ!」

 

「ほがほがんがー!(こうすりゃヒーローが来んだろーが!)」

 

「あ!なんて!?」

 

「おい!こっちか!?」

 

「な、もう来やがったか!」

 

 今度は俺が激しく抵抗を始めると敵は思った以上の力に焦り始めてがその影響で文房具屋の看板が壊れちまったすまん後で直す。抵抗を続けていたらあいつらが通報したのか数名のヒーローが飛んで来てすぐさま近隣の避難誘導や商店街被害を抑えていた。

 

「おい!爆豪!大丈夫か!?」

 

「ほがほんが!へふでおろ!ほんがほふひふりでふふっんでんんよ!!(なめんな!デステゴロ!こんな奴ひとりでぶっ殺してやんよ!!)」

 

「何言ってんのかわからんが大丈夫そうだな!だが悪い、俺たちの中にそいつを対処できる奴がいねぇ!誰かが来るまで耐えていてくれ!今度、焼肉奢ってやるからそれで勘弁してくれ!いけるか!?」

 

「ほふりまえだ!(当たり前だ!)」

 

「何くちゃくちゃくしゃっべてんだよ!殺すぞ!」

 

「ほへるかよっ!(させるかよっ!)」

 

 一通り住民を離れさせたデステゴロのヤローにクソヘドロが俺の手を使って爆破を食らわせようとするが無理やり狙いを変える。

 

 稼げ…時間を稼いであいつが来るまで耐え…。

 

 

 

「な!バカ待て!緑谷!」

 

 デク!!?

 

 

 

=====

 

 

 

「なんであんな事言ってしまったんだよ僕のバカ…オールマイトだぞプロのトップが言っている事だ、間違いじゃない客観的に見ても無個性がヒーローやるなんてほとんどの人が無理だと言うのに……でも…

憧れちゃったからな……」

 

 僕は帰り道をトボトボ歩きながら先程オールマイトに言ったことを少し後悔していた…。

 オールマイトが言ってくれたのは客観的に見て何も間違っちゃいないしそれに僕を危険から遠ざけるためだ。それなのに僕はオールマイトに自分勝手で酷いことを言ってしまったかな…。メッセで謝罪でもしとかなきゃ…。

 

BOOOOOM!!

 

「ん?かっちゃん……?」

 

 今のはかっちゃんの爆破音だ間違いない…ということは個性を使わなければいけない程の敵と戦っているのか!?助けに行かないと!

 僕は爆発音がする方へ全速力で走り出し人が集まっている場所へ着き後ろから状況を確認し驚愕した。

 

「な!なんであいつが!」

 

 どういうことだ…!あいつは確かオールマイトが捕まえたはず。まさか落とした!だとしたら…。

 

「…僕のせい……」

 

 

「なぁあの敵さっきオールマイトが追いかけていた奴じゃね?」

 

「オールマイト!?うそ!来てんの!?」

 

「じゃあオールマイトは何してんだ!!?」

 

「…………!」

 

 周りの人達の声が僕にグサグサと刺さってくる。

 僕のせいだ…彼は動けない!あいつは掴めない!有利な個性の…こうちゃんがいれば…。そう思い僕はケータイでこうちゃんの電話番号を押した。

 …でも押した瞬間顔を上げるとかっちゃんが苦しそうな顔でこちらに助けを求めている様な顔で僕と目があった。

 

 気付いたら僕の体はケータイを放り投げ、何の考えもないのに捕まっているかっちゃんの方へと走っていた。

 

「な!バカ待て!緑谷!!」

 

 デステゴロさんが止まる様に叫ぶが僕の足は止まらない。やばいヘドロがこっち向いた!どうしよう!何も考えがない!こういう時は……!シンリンカムイ!!

 

「せい!!」

 

 僕は学校にいつも持っていく教科書や体操服、武器が入っているバックをヘドロの目めがけて投げた。狙い通り目辺りにあたりヘドロが怯んだ隙にかっちゃんの口元にあったヘドロを払いのけた。

 

「かっちゃん!!!」

 

「馬鹿野郎!なんで出てきた!?」

 

「ごめん足が勝手に…考えもない!でも君が…助けて欲しい顔してたから…!!」

 

「……また…お前はそれかよ!少しは考えてから助けに来いや!!

それにこのクソヘドロ逃したのお前だってなー!何してんだテメー!」

 

「う!そのことは本当ごめん…でもオールマイトがいたからつい…」

 

「な、オールマイトおったんか!サインは!ずりぃぞデク!」

 

「ふっふっふ、かっちゃんも惜しいなぁ僕たち待ったらもしかしたら貰えたかもしれないのにさ(笑)」

 

「その笑い方止めろや!クソデク!ぶっ殺すぞ!!」

 

「何しゃっべてんだよ!舐めてんのか俺を!後もう少しなんだから邪魔すんな!!」

 

 ヘドロを掻き分けながら僕とかっちゃんは、その場の雰囲気が違う

なんでもないようないつもの会話をしていたが怯みが収まったヘドロが僕に向けて爆破を繰り出してきたが…その前に見慣れた黒い靄が僕たちとヘドロの腕の間に現れた。

 

「出久、勝己、何お前ら二人で帰ってんだよ世界最強は置いてきぼりか?」

 

「「こうちゃん!!(やっと来たか!!)」

 

「こいつ、潰して早く帰んぞ」

 

「くそ!項羽まで来やがったか!こうなったらう逃げるんだよーん!」

 

 ヘドロがなんとも、独特なセリフを吐き勝己を手放し逃げようとしたが奴が逃げる先には誰もが安心する。奴にとっては絶望の塊でしかない平和の象徴がいた。

 

「情けない……!君を諭しておいて…己が実践しないなんて!!!」

 

「やっべ!」

 

 ヘドロがまた別の方向に逃げようとするが、時すでに遅くオールマイトは拳を天高く構え、こうちゃんは僕たちの腕を掴み吹き飛ばされないようにした。

 

「プロはいつだって命懸け!!!!!!」

 

「DETROIT… SMASH!!!」

 

 街に豪風が吹き上がりしばらくした後に雨が降りだした。右手一本だけで天候が変わった事により見物人達から歓声がひびいた。

 

「…凄えな俺でもできるかわかんねぇな…おい見てみろよお前ら……おい?ははっ二人とも気絶してやら〜」

 

 




ダルモン「なんか二話に掛けて私の出番がない気がする…」

主「次回絡ませるんで許してください…」

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