誤字脱字あるかもしれませんが、そのときは報告よろしくお願いします。
私の名前は霞
この、横須賀鎮守府で新人の指導役を任されてるの
まぁ、正直言って面倒な仕事を押し付けれられたわ…
提督もクズだし、新人もクズばっかりね
まぁ、指導役って言ったけど、実際どんな事やってるのか分からないわよね
しっかりと見て行きなさいよ?
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つい三日前、新しい艦娘が着任する事になった
「あ、あの…霞さんでしょうか?」
この娘の名前は潮。性格は控え目のくせに、無駄に大きい胸部装甲の主張は激しい
同じ駆逐艦のはずなのに…
「そうよ、私が霞。あんたが新人ね?艦娘になったからには、あんたの意見を聞いてあげられるほど余裕は無いから」
いつも通り最初から高圧的な態度を取る。まぁ、私自身も慣れたし、相手からなんと思われようと気にしないから問題無いんだけどね
「それは良いんですが…最初は座学じゃないんですか?」
私たちが立っているのは、桟橋だ。そして、沖の方ではもう一人の艦娘が待機している
「霞、標的艦の方は準備出来ましたよ」
もう一人の指導艦であり、私のお姉ちゃ…姉さんでもある朝潮が、無線でそう報告してきた
「朝潮姉さん、了解よ…いい?いくら座学で学んだって、実戦で発揮出来なかったら意味が無いのよ。だから一発目から、砲雷撃戦の訓練やるわよ」
既に潮は艤装を装着している
それに、訓練生時代でも一応海上航行訓練を一通り練習しているはずよ
…とは言っても、プールでの練習なのだが
「さて、覚悟を決めたらさっさと来なさいよね」
私はそう言うと、桟橋から海上に降りた。流石にここで転ぶ訳にはいかない
「は、はいっ!潮、頑張ります!」
新人に共通する話だけど、最初の威勢だけは良いのよね
まぁ、すぐに地獄を見る事になるのだけど
「えぇ…あれを砲撃するのですか?」
「そうよ。もちろん実弾でね」
潮が指差す先を航行してるのは、島風の連装砲ちゃん…の形をしたぬいぐるみだ
朝潮お姉ちゃ…姉さんがそれを三体引き連れて航行している
クズ曰く、あれは抱き枕らしい。しかし、そんな事は知らない
倉庫にあれだけ放置してる方が悪いのだ
それに、在庫がたくさんあるんだから減らしてる私に感謝して欲しいぐらいだ
まぁ、私は別にクズから褒められたぐらいで浮かれるような艦娘じゃ無いけど
…本当よ?
当たり前じゃないの
第一、あんなクズに褒められる事が嫌よ
さて、話が逸れたわね
そんなこんなで、潮にはあの人形を砲撃してもらうわよ
「いい?朝潮姉さんに当てたら減点どころかゼロね」
あの人形が爆沈するのを島風が見たら立ち直れないだろう
だから、ここは桟橋から少し離れてる
「あの…砲雷撃戦って事は、魚雷も使うんですよね?」
「まぁ、訓練用の魚雷だから爆発はしないわ。朝潮姉さんに命中判定してもらうだけだから」
つまり、砲撃だけ実弾でやってもらう
「さて、準備も終わった事だし、訓練始めるわよ」
こうして、砲雷撃戦の訓練をしてみたが…
結果は散々だった
結局、弾薬を全部消費しても命中弾はゼロ
…いや、一発だけ当てたわね
朝潮姉さんにだけど
雷撃なんて魚雷の進む深度も、発射間隔もバラバラだった
こんなのじゃ命がいくつあっても足りないわよ…
逆に良く卒業試験合格したわねって言ってあげたいぐらい
まぁ、実際にはこれよりも酷いのがわんさか居るのが現状よ
それを、実戦でも足を引っ張らずに、使い物になるように指導、訓練をするのが私と朝潮姉さんの新人指導艦なのだ
分かってもらえたかしら?
私も大変なのよ
話の聞かない馬鹿ばっかりだし、基本的な知識さえうろ覚えな奴さえたくさんいる
本当面倒よね
「…とか言って、本当はやり甲斐を感じてるわ」
「朝潮お姉ちゃ…姉さん!人の心を勝手に代弁しないでよ!」
だけど、悪くは無いわ
辞める気は無いし、これからも続けてくつもりだから、ちゃんと付いて来なさいよ?
陽抜のネタを挟んでますが、はたして気がつく人はいるのだろうか...