Parallel Worid of ZI-O -仮面ライダーピリオド-   作:楓/雪那

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訂正です。
調べてみたらタイガの英語表記って「TAIGA」じゃなくて「TIGER」なんですね。


Encounter with ZI-O & GEIZ/2018

さーてと、早速ソウゴ君に会いに行かないと。

 

ウォズ君がくれた情報だと、この付近でアナザービルドと戦うはずらしいけど…

 

『アナザー戦兎か。』

 

アナザー戦兎言うな。

ま、序盤中の序盤なら負けることはないでしょ。

だから私の役目は当分アナザーライダーの原理とレジェンドライダーについて教えるくらいになりそうだね〜。

 

『オリジナルの戦兎と戦うことになったらどうする?』

 

そりゃ流石に乱入するよ。初期フォームじゃハエーイにもツエーイにも勝てないもん。

ジーニアス?知らないフォームですね。

 

『最強フォームの恥さらしめ。』

 

アンタが強すぎるのにも問題あったと思う。

 

「およ?」

 

私が見つけたのはジオウと思われる仮面ライダーと、ジオウと少ーし似た赤色のライダー。

 

「この時代のお前に恨みはない。でも未来の為だ、消えてもらう!」

 

赤色のライダーはベルト…遠目で見てもジクウドライバーだと分かった…を一回転させる。

セリフからして未来からソウゴ君を消しに来たのかな、彼は。

うーん、本当ならあれくらいは1人でどうにかしてほしいけど、まあ初変身だし。相手は戦い慣れしてそうだし。

仕方ない。オネーさんが一肌脱いであげよう。

 

「はーい、一旦ストップ〜。」

 

私がパンパンと手を叩くと、ジオウ、赤のライダー、白服の少女はこちらに注目してキョトンとする。ウォズ君だけは動じてない。まあ伝えたの彼だし。

 

「誰だ、お前は?」

「ちょっと〜、他人のこと聞きたいならまずは自分からだよ〜?」

「…俺は明光院ゲイツ、仮面ライダーゲイツだ。こいつは仲間のツクヨミ。次はお前の番だ。」

「…ライダー名を自分の名前にしちゃう?正直ビミョーよ?」

 

ガオウは違うけど。あの変身音声大好きです。

パラドクスは判定微妙だよね。私はまんま変身前の名前ではないと思うけど。

 

「…俺を馬鹿にしているのか?」

「いや、正直な感想。まぁその名前が気に入ってるなら、それ以上は言わないよ。」

「それで、結局あなたは何者なの⁉︎」

「2人ともせっかちだねぇ。若いうちから生き急いでたら損するよ?…ま、茶番はこの辺にして、私は高倉エミ、またの名を…仮面ライダーピリオド。」

 

そう言って私は右手に持った紫色のライドウォッチを起動させる。

 

PERIOD!

 

そして左手に構えたジクウドライバーにウォッチを差し込み、腰につける。

左腕を斜めに上げる(仮面ライダーブレイドの変身ポーズを真似たスタイル)と共に、背後に巨大な時計が現れる。時計の短針はちゃんと時計回りだが、長針の方は逆回りだ。

 

「変身。」

 

そう言って構えてない方の右手でジクウドライバーを一回転させる。

と、同時に短針と長針が0時の位置で重なり合う。

 

RIDER TIME KAMEN RIDER PERIOD!

 

音声と同時に構えていた左腕を下ろし、さながら敵を挑発するかのように右腕を前に突き出す。

それと共に時計はバラけ、私の体を紫色の特殊な強化スーツが覆う。

最後に時計から放たれた(?)緑色の「RIDER」の文字が複眼となり、頭部のマスクにくっつく。

 

「その姿は…⁉︎」

「まさか…時の騎士⁉︎」

「うっわ、未来の私ってそんな厨二くさい二つ名つけられてたの?」

『平成ライダーの歴史に終止符を打つ者ってのも大概な気がする。』

 

う、痛いとこつかれた。けど時の騎士とか、そういうのはスーパー戦隊にお任せします。

 

「そうか…お前がピリオドか。……なら、お前もここで消す‼︎」

 

ゲイツ君が勢いよく殴りかかってくる。顔狙ってくる辺り、殺意マシマシだなぁ。けど、遅い。最初は躱して、いなす。

 

『クロックアップ見切れるヤツが、遅いとか超ウケる。』

 

それは言えてる。私別にペガサスフォームとかじゃないけど。

 

「くっ…ならこれで!」

 

GHOST!

ARMOR TIME!開眼!GHOST!

 

ゲイツ君はベルトの左端にオレンジ色のライドウォッチを装着し、ベルトを一回転させる。

すると、ゴーストを模したアーマーが現れ、バラけるとゲイツの装甲となる。

 

「行け!」

 

ゲイツ君が印を結ぶと周囲からパーカーゴーストが出現する。

色からして…ムサシ、ロビン、ベンケイ、ツタンカーメン、あとビリーか。

にしても多いなぁ。ならこっちも!

 

『DARK GHOST!』

『ARMOR TIME!開眼!DARK GHOST!』

 

同じように私もベルトの左端に黒と白のウォッチを装着し、ベルトを回す。

ゴーストアーマーによく似たダークゴーストアーマーが出現し、ピリオドのアーマーへと変わる。

複眼は黒色で『DGHOST』に変わる。

 

「お願いね。」

 

私も印を結び、パーカーゴーストを呼ぶ。

現れたのは、ナポレオン、コロンブス、一休、ナイチンゲール、ダーウィンの五体。

各ゴースト達は空中で自身の特技を使って戦い合う。

一方で私達も地上で殴り合う。と言っても私はノーダメなんだけど。

 

やがて何体かのパーカーゴーストが消滅する。

パッと見、消えたのはゲイツ君の方。

パーカーゴーストの召喚にはインターバルが必要だから、これで当分あっちは援軍を呼べない。

 

「はぁぁ‼︎」

「ぐあぁっ⁉︎」

 

私の黒い気を纏った正拳がゲイツ君の身体に炸裂して、アーマータイムが解除される。

 

「このっ‼︎」

『ジカンザックス!OH!NO!』

 

斧と弓が一体化した武器、ジカンザックスを取り出して再び間合いを詰めてくるゲイツ君。

 

『斧なら斧…で合ってるよな?』

 

うん、もち。

 

TIGER!

ARMOR TIME!Advent TIGER!

 

すかさず次のウォッチ、タイガウォッチを起動し発動する。

ダークゴーストのアーマーに代わって私の身に纏われたのは、水色の虎を模したタイガアーマー。

左腕と一体化した大斧、デストバイザーバイザーでジカンザックスを防ぎつつ、右手に装着された爪、デストクローZで無防備な相手の腹に斬りかかる。

一度仰け反りながらも果敢に弓で打ってくるゲイツ君だけど、私はそれをデストクローZで防ぎながらデストバイザーバイザーで更に攻撃する。

 

「そろそろ負けを認めなさい。今の君じゃあ、私に何もかも劣っているよ。」

「黙れ‼︎ここでお前を倒せば、未来は変わる!」

 

そう叫んだゲイツ君はライドウォッチを一回押してベルトを一回転させる。

 

FINISH TIME! TIME BURST!

 

高く飛び上がり、私の目の前まで一直線に「きっく」の文字が現れる。

これはタイガアーマーじゃ心許ないかな。

行くよ、エボルト。

 

『了解っと』

EVOL!

ARMo TIME! EVOLUTION!EVOL!

 

タイガアーマーに続けて、今度はコブラと星座早見盤をイメージした鎧、エボルアーマーを装着し、すかさずベルトを一回転させる。

 

FINISH TIME! EVOLTEC TIME IMPACT!

 

仮面ライダーファイズのような構えを取り、右足に惑星のオーラを集結させる。

ゲイツ君のキックが私に到達する直前、ドンピシャリのタイミングでそのエネルギーを足からぶつけ、その勢いで彼を遠くに吹き飛ばす。

キックが決まると爆風が巻き上がり、それが収まると変身が解除されたゲイツ君がいた。

 

「言った通りだったね。今の君じゃあ私には勝てない。」

 

そう言い放ち、今度はソウゴ君に向き合う。

 

「さぁて、ソウゴ君や。今度はオネーさんと一緒にアナザーライダーをぶっ飛ばしに行きましょうか!」

 

 

 




追記です。

これから毎回、使用したアーマー一つについての説明をここでしようと思います。

エボルアーマー (仮面ライダーエボル/2017)

仮面ライダーエボルの力を宿したアーマー

右肩にはコブラエボルボトルを、左肩にはライダーシステムエボルボトルを模した『エボルボトルショルダー』となっている。
右肩では毒作用や解毒作用、左肩からは相手の防御性能を無視する『ゼノベイダーエナジー』を無限に生成しアーマー内を循環させる。

頭部はエボルの『マスタープラニスフィア』の意匠がある。
胸部はエボルの特殊熔鉱炉『アーミラリアクター』とほぼ同様の力を持つ『アーミラブレスター』となり、エボルが使用する光線(マリキュレイザーもどき)に加え、ブラッドスタークが使用したコブラ型のエネルギーに似たものを生み出せる。
もうこいつだけでいいんじゃないかな。

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