Parallel Worid of ZI-O -仮面ライダーピリオド- 作:楓/雪那
いつ開始になるかはまだ分かりませんが、参加の意志を表明させていただきました。
今日がライダー人生1番ヒヤヒヤした日になるでしょうね。
ホントにレベル2でよかった。
死ぬかと思った。
『エミはエグゼイド世界で絶対に敵側につかなかったもんな。』
だって死ぬし。
さて、いくらレベル2とはチベスナ…じゃなかった、エグゼイドを相手にはしたくないんだけど、2人に任すのもちょっと負担大きいよねぇ。
仕方ない…ここはお姉さんが…
『バッキューン‼︎』
ってうわっ!何々⁉︎ってまぶしっ‼︎
「待ちな。テメーの相手は俺だ。」
うわ、光医者…じゃなくて大我先生まで来てるの⁉︎
『BANG BANG SHOUTING‼︎』
「第二戦術、変身。」
『ガッシャット!ガッチャーン!Level Up‼︎BBANG BANG! BANG BBANG ! BANG BANG SHOUTING‼︎』
「ミッションスタート。」
「やるしかないかぁ…」
ソウゴ君、ゲイツ君頑張ってね。
私はこの人だけで手一杯。
スナイプはガシャコンマグナムで距離を取ってくる。アナザースナイプとやってることはほぼ同じな気がするけど、理性が多少欠けてるあっちより厄介。近接しかけたらゼロ距離射撃してくるし。
「これを使おうかな♪」
『DRAKE!』
『Armor Time!Change!Dragonfly!DRAKE‼︎』
私は水色のトンボを模したドレイクアーマーを纏う。
これを含めてカブト系アーマーの共通能力は言わずもがな。
「クロックアップ!」
『Clock Up』
全身にタキオン粒子が流れ出し、一時的に私の身体を超高速の世界に連れて行く。
普通に見てもぼんやりとした影しか見えないくらいの超スピードで一方的にスナイプを攻撃するが、彼もすぐに対処法を思いついたみたい。
「高速能力か…似たようなものならこっちにもあるぜ。」
『高速化!』
ステージ内のドラム缶を打ち抜き、中から現れたエナジーアイテム『高速化』を使用して同じ超高速の世界に介入してくる。てか毎度思うけど、時間流の操作に一介の高速能力が介入してくるんじゃないよ。
しかし困った。同じ土俵だとドレイクアーマーじゃちょーっと部が悪い。お互いそこまで接近戦が得意じゃないとはいえ、銃を使った場合での経験値はあちらが多いから、押され気味。
『なんでドレイクアーマーを選択したよ?サソードとかで良くね?』
銃使い同士でつい…
やがてクロックアップが切れて、倉庫の外に飛ばされる。
わざわざ野外に移ったってことは…
『JET COMBAT!』
「第三戦術。」
『ガッシャット!ガッチャーン!Level Up! BANG BANG SHOUTING‼︎アガッチャ!Jet!Jet!In the sky!Jet!Jet!JET COMBAT‼︎』
スナイプは戦闘機を模したコンバットゲーマを装着してレベル3となる。
この形態では見た目通り空を飛ぶ。
そして上空から両腕に持った機関銃を乱射してくる。
別に下から撃ち落としてやってもいいけど、あえてコレを使おうか!
「そう簡単にマウント取ったつもりにならないでよね!」
『PSYGA!』
『Armor Time!Complete!PSYGA!』
「イッツ ショウタイム!」
私のアーマーはドレイクから白色に青のラインが走ったサイガアーマーに変わる。
サイガアーマーにはフライングアタッカーXと呼ばれるバックパック型飛行ユニットが搭載されていて、これを使って飛行する。
コンバットゲーマー同様につけられた機関銃を連射、時々近接で蹴り合いを繰り返し、遂に私がスナイプを地面に蹴り落とす。
「ぐあっ‼︎」
「逃がさない!」
ここで私は空中から狙い撃つのではなく、地上に降りてトンファーエッジXを起動させてスナイプに切りかかる。
理由はスナイプのキメワザにホーミング効果があるものを知ってるからだ。
「これで終わらせる!」
フィニッシュタイムを発動させようとしたその時、時間が止まった。
すぐに時間は動き出すがスナイプは変身が解除されていた。
「大我先生!」
「あ?…高倉か?なんでここにいんだ?」
「色々と野暮用で…ところで大我先生、仮面ライダーって分かりますか?」
「は?知るかンなもん。」
やっぱりタイムジャッカーがアナザーライダーを再起動させたのね。
「そうですか…じゃああの怪物についてなんですけど、あれを倒すの手伝ってくれません?」
「はぁ?手伝う?俺らとテメーらじゃあの化けもんに対しての目的が違ーんだよ。」
そう言って大我先生は帰ってしまった。
私はその後は仕事に戻ったが、ソウゴ君とツクヨミちゃんが事件の真相を教えてくれた。
アナザーエグゼイドの契約者は飯田さんという人で、2016年に息子さんが心臓の病にかかってしまったらしい。
かなりの重病で治せる医者はいないと知った(恐らくタイムジャッカーが伝えた。)彼はアナザーエグゼイドになり、ある目的の為に人々を襲い始めた。それは心臓のドナー探し。襲われた人達の共通点はゲーマーである他に、小柄というのがあった。飯田さんは息子さんに合った心臓を探していたのだと。
一方息子のケイスケ君は徐々に衰弱。治せる医者は飛彩先生がいるもののケイスケ君の近くには飯田さんが必要だと思った永夢先生は大我先生と共に飯田さんを追っていた。
結局飛彩先生の事を知らない飯田さんは後がないと思い込んで永夢先生の説得は失敗。だけどエグゼイド、ブレイブ、スナイプのウォッチは手に入れられたとのこと。(余談だが飛彩先生と大我先生には私から渡していたらしい)
私達は急いで2016いや17年に向かった。
2017年
分かりやすく言えば天ヶ崎恋が三代目幻夢コーポレーションの社長になったすぐ後の頃。
アナザーエグゼイドはブレイブ、スナイプに加えてバグスターユニオンを引き連れて人を襲っている。
「ゲイツ!エミさん!止めに行くよ!」
「お前に言われなくても。」
「OK♪」
『ZI-O!』
『GEIZ!』
『PERIOD!』
「「「変身!」」」
『Rider Time!KAMEN RIDER!ZI-O!』
『Rider Time!KAMEN RIDER GEIZ!』
『Rider Time!KAMEN RIDER!PERIOD!』
再び前回の3対3の構図になって戦うが2つ違う点がある。
1つはアナザーライダー達が使役するバグスター集団。雑魚ばっかだけど数だけは多いから鬱陶しい。
けれどもう一つは私達にとって有利な内容。
『MAXIMUM MIGHTY X!』
『TADOL QUEST!DORAGOKNIGHT HUNTER Z!』
『 BANG BANG SIMULATION!I ready for Battleship!』
「やっと来たかぁ。」
「マックス大変身!」
「術式レベル5 変身。」
「第50戦術 変身。」
『ガッチャーン!Level MAX!最大級のパワフルボディ!ダリラガーン!ダゴズバーン!MAXIMUM POWER!X!』
『ガッチャーン!Level Up!タドル!メグル!タドル!メグル!TADOL QUEST!アガッチャ!ド・ド・ドラゴナ・ナ・ナーイト!DORA!DORA!DORAGOKNIGHT HUNTER!Z!』
『ガッチャーン!Dual Up!スクランブルだ!出撃発進! BANG BANG SIMULATION!発進!」
エグゼイド、ブレイブ、スナイプが援軍として来てくれた。これは美味しいね。てか飛彩先生、相変わらずのレベル縛りプレイ、流石ですね。
アナザーライダーに攻撃が通るオリジナルの3人にしばらく任せて、私達は雑魚処理をする。
一掃し終えたとほぼ同時に三人のドクターの変身が解除される。歴史改変の時間切れだね。
「じゃあ私達のターンだね。」
「エミさん!ゲイツ!これ使って!」
「ん、ありがと。」
「間違ってたら許さんぞ!」
『EXAID!』
『BRAVE!』
『SNIPE!』
『『『Armor Time!』』』
『Level Up!EXAID!』
『Level Up!BRAVE!』
『Level Up!SNIPE!』
ジオウはピンクカラーに両手にハンマー型の武器『ガシャコンブレイカーブレイカー』を付けたエグゼイドアーマーを、
ゲイツは左腕に炎の形の、右腕に氷の形の剣『ガシャコンソードソード』を装着したブレイブアーマーを、
そして私は右腕に大型ライフル『ガシャコンマグナムマグナム』を付けてマントを羽織ったスナイプアーマーを装着する。
「ノーコンテニューで!」「なんかクリアできる気がする!」「クリアしてやるぜ!」
「俺に切れないものは無い。」
「ミッション開始っと♪」
私達はそれぞれ相性のいい相手と戦う。
ジオウはガシャコンブレイカーブレイカーでアナザーエグゼイドに殴りかかるがそのエフェクトは『ヒット!』。英文字にしろや。
しまいにはチョコブロックを目の前に出したかと思いきや、それを叩き壊して破片をぶつけていく。それ絶対エグゼイド違う。ほら、永夢先生も苦々しい顔してるじゃん!
一方ゲイツは両腕のガシャコンソードソードを振るいながら、たまに炎で壁を張り、氷で足場を作って攻め立てる。彼の方が毎度毎度受け継ぎ方が正しいような。
私はガシャコンマグナムマグナムを撃ち一定の距離を保つ。隙を見てアナザースナイプが接近し爪攻撃を仕掛けてくるが、マントを翻して防御、さらにマントに付与されたスタン効果をお見舞いする。続けてハンドガンモードに変形させてゼロ距離での乱射を繰り出す。
「さぁ、ゲームセットだよ!」
『Finish Time!Critical Time Impact!』
ハンドガンモードのガシャコンマグナムマグナムの銃口を斜め上に向けて連射を行う。撃ち出された弾はアナザースナイプの上空で拡散して雨のように降り注ぐ。周辺に煙が捲き上るが今のは陽動。すかさず本命のライフルモードに変形させて、急所を狙った必殺の一発を放つ。その一撃でアナザースナイプは断末魔を上げて爆発する。
私はそれを見届けずに背を向けて、爆炎をバックに去る。
その後飯田さんは急いでケイスケ君の元に向かって、ケイスケ君は飛彩先生の手術を受けて無事回復したとのことでした。
廃ビルの一室に1人の男がボロいソファに座りながら笑っている。
男はライドウォッチによく似た『アナザーウォッチ』をカチカチとイジる。
「やっぱ正式契約無しのアナザーライダーは従者程度にしかならないか…。さてと、次は正規の方法で生んでみるか…?」
スナイプアーマー/2016
仮面ライダースナイプの力を宿したアーマー。
右腕はガシャコンマグナムによく似た大型銃『ガシャコンマグナムマグナム』となっている。
これは連射機能が高く弾幕が張りやすい上、近・中にも向いたハンドガンモードと高威力・高弾速・高命中の遠距離型、ライフルモードの2つの形態を兼ね備えている。
背部のマントは『S・スタンヘキサマント』といい、翻弄する為だけではなく、射撃攻撃に対して特に有効な防御性能と文字通りのスタン効果を持ち合わせている。
また複眼の『SNIPE』には照準器としての機能があり、視界の悪い中でも正確な射撃を可能とする。
オリジナルアーマータイムの詳細解説、いる?
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いる
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いらない