Parallel Worid of ZI-O -仮面ライダーピリオド-   作:楓/雪那

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エミのキャラデザイメージがずっと固まらなかったんですが、最近やっと「北条加蓮(デレマス)を20代前半くらいにした感じ」で落ち着きました。




流・星・学・園/2011

アナザーエグゼイド事件から数日後

 

巷では女子高生連続失踪事件なるものが有名らしい。

 

『有名らしいってそんな呑気な。』

 

だってこう言っちゃ何だけどさ、そういう事件って割とけっこうあるじゃん。そういうのはジャパニーズポリスメンにお任せよ。

 

けどそれだけなら私は話題にすらしない。

問題はその事件が何年も前から続いていること。

そしてその事件について私は全く知らない(・・・・・・)ということ。

覚えていないんじゃない、知らないの。

その事件は少なくとも私が高校生だった頃にはすでにあったらしいが、だとしたら多少なりとも印象に残っているはずなのに。

 

『アナザーライダー…か。』

 

多分ね。歴史改変の結果、私の記憶とズレが生じてるはずなんだ。

とりあえず今日は珍しくオフだし、情報収集してみますか。

 

…ふんふん、被害者の共通点は18歳、天秤座生まれか。

星座も共通してるってのは気になるわね。

 

『星、学生…フォーゼだろうな。』

 

ん、ちょうどツクヨミちゃんからメールだ。

ふむり、『次の被害者は天野川学園高等学校だと目星をつけたんだけど。』…ってやけにピンポイントだなぁ。直感働きすぎじゃない?

まあ彼らは天高の交換留学生制度を利用して潜入するつもりだろうね。

 

『お前は卒業生っていう顔パスあるからな。』

 

というわけでもうとっくに校内入ってるよー。

 

『日本語というか説明の時系列がおかしい。』

 

些細なことを気にしちゃあいけないよ。

っておわぁっ⁉︎何アレ⁉︎人が屋上から突き落とされそうなんだけど⁉︎

まずいまずい‼︎サイガアーマー使って助けないと‼︎

と思ったら落下してった人を何かが助け出した。

落下地点に行ってみると、なんとまさかのアナザーフォーゼが助けていた。

 

「どーなってんのよ、これは…」

『とりあえず変身解除させて問い詰めるか。』

「そーだね。」

 

PERIOD!

Rider Time!KAMEN RIDER PERIOD!

 

「さぁてと、やりますか!」

 

アナザーフォーゼがやる気なさげな「宇宙キター!」をするのを見届けて?私達は戦い始める。

私がジカンサーベルを振るい攻め立てるが有利だったのは序盤だけだった。

 

「っ⁉︎」

「ホアチャァ……」

 

急に背中に攻撃を受け振り返ると新たなアナザーライダー、メテオがいた。

両サイドからの挟み撃ちに苦戦する私。

しかも慣れたのか途中からアナザーフォーゼはシールドモジュールを作動させ攻撃を防ぎ、スパイクモジュールを使用してカウンターを仕掛ける。

 

「うっわ、いったぁ…!」

『GIANT FOOT ON』

『MARS』

「ちょっ、まずっ…!」

 

ジャイアントフットモジュールを使い私を踏みつけようとしたアナザーフォーゼとマーズブレイカーを使用してきたアナザーメテオに何処からか攻撃が飛んでくる。

 

「エミさん、大丈夫⁉︎」

「あー…なんとかね。ありがと、ソウゴ君、ゲイツ君。」

「ジオウ!ビルドのウォッチを貸せ!」

 

ソウゴ君は気遣ってくれるのに一瞥もしないのは女性に対してどうかな、ゲイツ君や。いや君らしいと言えばそうなんだけどね。

 

BUILD!

Armor Time!BestMatch!BUILD!

 

 

「ねぇねぇエミさん!俺にもまたなんか貸してよ!」

「あー…私式ロシアンルーレットでもいいならね。」

「うん!なんかいける気がする!」

 

フラグかな?

さーて出たのは…?

 

「ほいっと。」

「ありがと!」

 

BRAIN!

 

当たりなのかハズレなのかよくわからないのですやんか。

 

Armor Time!BRAIN!BRAIN!

 

「えーっとさ…そのアーマー大丈夫?」

「うん!最善で最適でナイスな気がする!」

「あっそう…なら私も!」

 

HEART!

Armor Time!HEART!HEART!

 

「私の心は高ぶってるよ!」

 

ジオウはマントを羽織り、脳味噌を彷彿とさせる緑色のブレンアーマーを纏う。

一方で私は頭部の曲がった角と剥き出しになった心臓のような意匠が特徴的な赤のハートアーマーを纏う。

 

ゲイツビルドアーマーが敵の装甲を抉り、ジオウブレンアーマーが継続ダメージを与える毒をまとった手刀を放ち(なんかセコイ)、ピリオドハートアーマーが滾る拳で殴り飛ばす。

 

『『『Finish Time!』』』

Boltec Time Burst!

ヒッサツ!Time Break!

ヒッサツ!Time Impact!

 

ゲイツがアナザーフォーゼに向かって関数スライダーキックを放ち、私がアナザーメテオに熱気を帯びた飛び蹴りを繰り出す。

最後はジオウ…って飛んで?…足元に…脳味噌型のエネルギー形成⁉︎

それを…蹴ったーー⁉︎スカルかよ⁉︎

 

「ソウゴ君、それ本家よりカッコいいけど全然違う。」

「え、そう?」

「そんなこと言ってる場合か!」

 

ゲイツ君が叱ってくるので仕方なく追撃しようとするが、私達とアナザーライダーの間にさっきの少女が割り込んでくる。

その隙にアナザーライダーは逃走する。

 

「ねえあなた…アレと何か関係あるのよね?教えてくれない?」

 

変身を解除して少女に問いかけてみるが、少女は何も言わずに去ってしまう。私達も追いかけようとするが

 

「うぉぉーー‼︎すっげぇーー‼︎」

「なぁ!アンタ達ほんとに仮面ライダーなのか⁉︎」

 

なんてこったい、捕まっちゃったぜ。

そのまま仮面ライダー部に連行されちゃったよ。

 

「へぇ…今はここに部室が移ったんだ。」

「え!アンタもしかして…⁉︎」

「うわ!この寄せ書き懐かしー‼︎もう7年も前かー‼︎」

「「第1期仮面ライダー部員の高倉エミ先輩‼︎」」

「「エミさんここの卒業生だったの⁉︎」」

 

いきなりの先輩来訪に驚く後輩達と、私が卒業生だったことに驚くクジゴジ組。

私としてはここまでライダー部が生き残ってくれたのに軽く感激してるよ。

 

「おーどうしたお前たち?急に呼び出して?」

「仮面ライダーがいるって言ってたけどどこだ?」

「「せせせ先生!この人たちが仮面ライダーになったんですけど、俺らの先輩がいて…‼︎」」

「先輩…?ってその後ろ姿…もしかして!」

「あ、お久しぶり〜、弦ちゃん、大杉先生♪」

「エミ先輩⁉︎」

「高倉じゃないか!随分久しぶりだなぁおい!」

「ふふ♪2人ともお変わりないようで。」

「え、てかさっき言ってたライダーの先輩って…」

「YES♪」

「「ええぇぇぇぇーーーー‼︎⁉︎」」

 

驚いてばかりの私以外の人たちに軽く紹介をさせて、弦ちゃん達に事情を話す。

彼らも女子高生連続失踪事件について調査しており、ソウゴ君達の話と照らし合わせると先程の少女は「山吹カリン」というらしい。

 

「そうだ。弦ちゃん、卒業前に君に預けていたアレ、今持ってる?」

「あの『その時が来たら受け取りに来る』って言ってたアレすか?イイっすよ。」

「うん、ありがと♪」

「あ、そういえば流星からも預かってたんスよ。『そろそろ高倉先輩に渡す頃だろう』って。」

「流星君からも?分かった、後でお礼言っとくよ。」

「イイんすよ。それよりホラ!」

 

私は卒業式の日に弦ちゃんと流星君に託していたフォーゼとメテオのライドウォッチを受け取り、弦ちゃんと友情の儀式をやる。

 

「そうだ!先輩、仮面ライダーの事教えて下さいよ!」

「うん?彼に聞けばいいよ。」

 

そう言ってゲイツ君を盾にする。

私はソウゴ君を連れアナザーライダーを倒しに部を出て行く。

直前、ゲイツ君が恨めしそうな顔をしてたが知ーらない。

 

 

 


 

 

 

2011年にタイムジャンプしてアナザーライダーと戦う私とジオウ。

相性が悪いのでアーマーチェンジをしようと思ったら邪魔してきた、と思いきやウォズ君が守ってくれた。

 

『FOURZE!』

METEOR!

 

『『Armor Time!』』

『3・2・1!FOURZE!』

METEOR Ready?METEOR!

 

「宇宙…イクーー‼︎」

「君の運命は、私が決めるよ!」

 

両腕にロケットモジュールらしきものを付けて、全身にブースターユニットが付いたフォーゼアーマーを纏うジオウは、両腕のモジュールを発射してアナザーフォーゼのランチャーモジュールを迎撃する。そのまま勢いに任せてロケットの勢いでアナザーフォーゼに突撃する。

 

私は流れ星を模した水色のメテオアーマーを纏い、青の流星のような形状となってアナザーメテオに体当たりする。

元の形態に戻ると少林拳の動きを真似たスタイルで的確なラッシュを打ち込む。

私とアナザーメテオはほぼ同時に左腕に付いたメテオギャラクシーを押す。

 

『Jupyter…』

Jupyter!

 

同じ内容でも声のトーンが全然違うジュピターハンマーをお互いに起動させる。

先手を取ったのはアナザーメテオだが、それを左手でいなして右手のジュピターハンマーで脇を殴る。多分、きっと、めちゃくちゃ痛い。

しかし同情の余地は無い。これでおしまいにしよう。

 

『『Finish Time!』』

『Limit Time Break!』

Limit Time Impact!

 

ジオウはまんまロケットのような形になりアナザーフォーゼを宇宙に連れてった(?)。

 

「宇宙ロケットきりもみキーック‼︎」

 

モチーフフォームと技名が合ってないね。

 

私は右足にエネルギーを収束し勢いよく飛び出す。

 

「ホォウ…アチャー‼︎」

 

青色のエネルギーキックが最後の悪あがきのように思えるアナザーメテオのパンチを破って直撃する。

 

しかし勝利の余韻に浸る間も無く異常が起こる。

 

炎の中から別のアナザーライダーが出てきたのだ。

 

片方は銀のボディに血のような赤いラインが走ったライダー、おそらくはアナザーファイズ。

もう一方は黒と銀のボディに同じく黄色いラインが二本走ったライダー、多分アナザーカイザ。

 

ファイズはフォーゼに、カイザはメテオの姿に戻り、デタラメにランチャーモジュールとサターンソーサリーをばらまいて逃げ去った。

 

 

 

 

 




メテオアーマー/2011

仮面ライダーメテオの力を宿したアーマー

左腕にはメテオと同様のメテオギャラクシーが装着されていて、光輪で敵を切り裂くサターンソーサリー、高熱を纏ったマーズブレイカー、最も衝撃力が大きいジュピターハンマーの3つを使える。
また、任意で青い流星となって飛行、体当たりを可能とする。
専ら近接打撃専門かと思いきや前述のサターンソーサリーといいメテオギャラクシーから放つ青色の光弾といい、割と遠距離も豊富。

みんな逃げろホーイ‼︎

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