AS好きな俺が艦これ世界に転生、提督になったのだがどうしてこうなった?   作:アインスト

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「どうも、吹雪です。今回は私があらすじ紹介をすることになりました!よろしくお願いします!」

「では早速前回のおさらいです!私たちの前に現れた巨人さん‥‥‥もとい、相良さん。相良さんはどうやらここの鎮守府での滞在許可を得るために提督に話をしに来たようです」

「一応許可をもらった相良さんですが、間の悪い事に敵襲の知らせが入ってしまいます。その知らせを受けた提督は中破状態の第六駆逐艦隊と天龍さん、龍田さんを出撃させるように強要します。その目的は、囮。皆を囮に敵艦隊を引き離し、あわよくば敵艦隊の一部を道連れにしろ、という指令だったそうです」

「これには相良さんは怒り心頭。執務室を飛び出し、何処かへ走って行ってしまいます。何か方法があるのでしょうか‥‥‥?」

「色々気になる本編第三話、セーブ・ザ・ライフ。最後までお楽しみください!」


Duel.3 セーブ・ザ・ライフ

 

「アル!」

 

『お待ちしていました、軍曹』

 

「御託はいい、起動しろ!」

 

『ラージャ』

 

「バイラテラル角3.5に設定、モードマスター4!」

 

『了解、バイラテラル角3.5。モードマスター4』

 

「ラムダドライバ起動、最大戦速で向かうぞ!」

 

『ラージャ、起動完了。行けます、軍曹』

 

 

 

全力で跳ぶイメージで爆発させ、アーバレストが大きく跳躍する。

 

着地地点は約70メートル先。

 

バシャアッ、と派手に飛沫が跳ねる。

 

そんな事お構い無しに次々と跳躍する。

 

 

 

 

『味方複数確認。恐らく第六駆逐艦隊とそのお付きかと』

 

「状況は!」

 

『芳しくありません。味方照合、天龍大破、龍田中破、第六駆逐艦隊の方々は中破とはいえ無傷です』

 

「ちぃっ!敵艦隊は!」

 

『敵艦、駆逐艦二隻は撃破しているようです。軽巡洋艦小破、重巡洋艦軽度の損傷見られますがほぼ無傷。戦艦に至っては無傷です』

 

「マズイな‥‥‥距離は?」

 

『距離あと1600』

 

「まだ遠いか‥‥‥!この距離で有効性の高い武装は?」

 

『GECアサルトライフルならば牽制にはなります』

 

「照準補正は任せた!」

 

『ラージャ』

 

 

 

右手に装備していたボクサーを懸架、GECと交換する。

 

大雑把に狙いを定め、アルによる補正をかける。

 

そして引き金を引き、バラバラと弾をばらまく。

 

軽巡洋艦に着弾確認、中破か。

 

重巡洋艦には小破、戦艦には僅かながら傷を負わせる事ができた。

 

だが、まだ距離がある。

 

急げ‥‥‥!!

 

 

 

 

「ちっ、くしょー‥‥‥そろそろヤバイぜ‥‥‥!!」

 

「天龍ちゃん、無理しちゃダメよー?只でさえ大破しているんだから‥‥‥」

 

「わかってるさ‥‥‥でも、チビ共は沈ませはしねぇ‥‥‥!!」

 

「天龍さん‥‥‥!」

 

「‥‥‥?風を切るような音が‥‥‥!!」

 

「何だぁ!?」

 

「援軍なのです!?」

 

「いや、探針には反応がないね‥‥‥何処から‥‥‥?」

 

「お前ら、油断すんなよ!また来るぞ!」

 

 

 

天龍、龍田が駆逐艦たちを守るように前に出る。

 

だが深海棲艦は無慈悲に砲撃を繰り返す。

 

続く砲撃に直撃弾が含まれており、天龍は沈む事を覚悟する。

 

 

 

「(ちくしょう‥‥‥まだ、終われねぇのに‥‥‥!!)」

 

「天龍ちゃんっ!!」

 

 

 

来るであろう衝撃に目をつむる天龍。

 

だが、しばらくしても衝撃がこない事に疑念を持つ。

 

恐る恐る目を開けると、目の前に見慣れない巨体が自らを守るように立ちふさがっていた。

 

 

 

「ん、な‥‥‥!?」

 

「私たちを守ってくれたの‥‥‥?」

 

「お、おっきい‥‥‥!」

 

 

 

───間に合ったか。

 

宗介はふぅ、と息を吐き安堵する。

 

 

 

「お前たち、聞こえているな?」

 

「お、おう!」

 

「ならば転身して撤退しろ!俺が殿を努める!」

 

「ちょ、ちょっと!あなたは誰なの!?」

 

「俺か。俺はスペシャリストだ!」

 

 

 

ジャコンッ、とボクサーのハンドガードを引き排莢する。

 

息を整え、ズドンッ、ズドンッ、と連射して牽制を続ける。

 

 

 

 

『ボクサー、残弾5』

 

「無駄遣いは出来んな‥‥‥仕方あるまい、ダガーを使うぞ!」

 

『ラージャ。左腋下ハッチ開放、ダガー排出』

 

「当たれっ!!」

 

 

 

やや回転がかかったダガーは吸い込まれるように軽巡洋艦級に突き刺さり、爆発。

 

それが致命傷になったのか、ゆっくりと沈んでいった。

 

 

 

「す、すげぇ‥‥‥あんな簡単に沈めちまうなんて‥‥‥」

 

「只者じゃないわねー‥‥‥このまま引き下がるの、天龍ちゃん?」

 

「はは、そんな訳ねぇだろ。誰だが知らねぇが助けに入ってくれてんだ、おれたちだけ尻尾巻いて逃げるなんて柄じゃねぇ!お前ら、アイツを援護するぞ!撃てぇ!!」

 

「しっかり援護するのもレディーの努めよね!」

 

「当てちゃうんだから!」

 

「外しはしない‥‥‥!!」

 

「なのですっ!!」

 

「押し返してあげるわぁー!」

 

 

 

後ろから援護砲撃が続々と放たれる。

 

その隙にGECに素早く持ち替え、狙いを定める。

 

 

 

「負けるかよぉっ!!」

 

『‥‥‥ワーニン、敵艦隊援軍反応あり。距離58』

 

「何ッ!?」

 

『戦艦3、重巡洋艦2、軽巡洋艦1。これが本命のようです』

 

「つまりあれは偵察部隊か‥‥‥!」

 

『肯定。現戦力では防御するのが精一杯かと』

 

「くそっ‥‥‥!守りきれるか‥‥‥!?」

 

 

 

本命の敵艦隊による砲撃が始まったようだ。

 

次々と砲弾が着水し、味方艦隊を追い詰める。

 

こちらはラムダドライバを最大出力まで解放し、防御に徹する。

 

 

 

『軍曹、残り360秒です』

 

「360秒切るとどうなる!」

 

『恐らく沈みます』

 

「くそっ、このままでは‥‥‥!!」

 

『ここまでは予想の範囲外です、軍曹。即時撤退を推奨します』

 

「逃げ切れると思うか?」

 

『恐らく不可能かと』

 

「ふっ‥‥‥笑えんジョークだ!」

 

『ええ、私もそう思います。ですが存分に足掻いてやりましょう』

 

「当然だ!」

 

 

 

徹底抗戦開始から数分。

 

いよいよこちらの弾薬が底を尽きつつあった。

 

GECの弾は切れ、頭部チェーンガンも残弾0。

 

ダガーも投げ尽くし、グレネードも残り一つ。

 

残す頼みは残弾5のボクサーと単分子カッター。

 

味方艦隊もそろそろ弾薬が底を尽くかもしれない。

 

 

 

「くっそ‥‥‥いよいよヤベェ‥‥‥」

 

「残るは薙刀くらいねー‥‥‥」

 

「私たちは魚雷があと二、三発‥‥‥」

 

「マズイ‥‥‥かなり消耗している‥‥‥アル、いい方法はあるか?」

 

『敵に向かって白旗を振ってみては?』

 

「それはいい考えだ‥‥‥だがまだ却下だ。それは最終的に手がつけられん状況になってからだな」

 

「はっ、あんたの相棒?おもしれぇ事言うじゃねぇか」

 

『褒めていただき恐縮です、天龍殿』

 

「んで?どうすんだよ」

 

「奴らは良い線行って小破だな‥‥‥やはり俺が囮になろう。お前たちは逃げるんだ」

 

「そ、そんな事出来ないのです!!」

 

「そうよ!誰かは知らないけどここまで一緒に戦ってくれたじゃない!」

 

「全員生きて帰ることは不可能だ。だからこそ、君たちには生き残る資格がある」

 

「ま、チビ共は生きて帰すさ‥‥‥あの野郎に何言われてももう知らねぇや」

 

「そうねー、天龍ちゃんと同じ意見よ?」

 

「なら‥‥‥少し付き合ってもらってもいいか?」

 

「良いねぇ、燃えてきた!」

 

 

 

ボクサーを懸架、単分子カッターを引き抜く。

 

ここからは、格闘戦だ。

 

せっかくだ、最後まで戦ってやる!

 

 

 

「なぁあんた、沈む前に名前教えてくれよ」

 

「俺か。俺は相良宗介、軍曹だ!」

 

 

 

だがこの時俺たちは、とても心強い援軍が来るとは夢にも思っていなかったのだった。

 

まるで、その時を待っていたかのように。

 

 

 

To be continued.

 




《次回予告》

残弾も撃ち尽くし、いよいよ万事休すかと思われた。

だがその戦場に、最強の援軍が現れる。

宗介たちは、まだ死ぬ訳にはいかない想いを胸に、戦う。

次回、"バトルシップの由縁"




では、次回の更新でお会いしましょう。

ではでは(*´ω`*)ノシ

感想等お待ちしてますー(*´∀`)
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