空母水鬼とやらになったらしい......はい?   作:嘘つき魔神

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描写が足りない!な第3話、始まるであります。


第3話:敵艦襲撃

 静かな海、今、その一部は、戦場となった。

 

 「先手必勝!」

 

 そう言いながら走る...しかし、足を海に叩きつけた瞬間、足がとられる。

 

 「なっ!?」

 

 海に浮かべているなら走れると思ったのだが、そうは問屋が卸さないらしい。もちろん隙だらけのこっちを逃がす相手ではなく、こちらに筒のようなものを向け、そこから、何かが飛んでくる。

 

 「危ねぇっ!」

 

 そこを飛んで避ける。何で横に飛ぶのはできるのに走れないのかと思うが、飛べるだけありがたいと思おう。しかし、このままでは体力を使い果たし、そのまま殺される未来しか見えない。こうなったら。

 

 「前に飛ぶ感じで行くか...!」

 

 飛べるというなら、それを活かさない手はない。そのまま奴の目玉っぽいところを叩いてやる。それで、チェック・メイトだ。

 

 「ウオォォォォォ!」

 

 前に飛びながら近づいて行く、しかし、敵はまたこっちに筒を向ける。それを避けようとした時。

 

 「うわっ!?」

 

 バランスを崩した。このままでは、殺される。せっかく、新しい人生を歩む機械を得たのに、このまま終わるのは嫌だ。そう思っても、何も変わらない。もうだめだ。そう思い、目をつぶり、来るはずの痛みに備えた。瞬間。

 

 「グルアァァァァァ!」

 

 「!?」

 

 かなり近い位置で聞こえた咆哮に驚き、目を開けると、そこには男性、身長190cm、茶髪、筋肉モリモリマッチョマンの変態、ではなく、口が大きく、盾のような物が横に2つついており、上の方にはデカイ銃口のようなものがあり、背中からは蜘蛛の足のようなものが左右に3本ずつ付いた、一言で言うなら、化け物がいた。

 

 しかし、俺は、そいつに恐怖を覚えることはなかった。むしろ、頼もしい気分だ。

 

 「行けるか?」

 

 「グルル...!」

 

 当たり前だと言わんばかりにうなり声を上げる。ならば。

 

 「反撃開始と行きますか...!」

 

 「グアァァァァァ!」

 

 俺の言葉に呼応するように、そいつが吠える。しかし、いい雰囲気に水を差すように、敵は攻撃してくる。しかし、俺の方にいる奴は、滑るように攻撃から、逃れた。それを見て理解する。

 

 「なるほど、滑れってか!」

 

 幸い、スケートを習っていたこともあり、滑るならどうにもできる。重心を横に傾け、敵の攻撃を避ける。そして、盾のそいつにただ一言叫ぶ。

 

 「殺れ!」

 

 俺の声を聞いた瞬間、盾のそいつは、口から白玉に牙が生えたような何かを吐き出す。そのまま白玉は化け物に向かい、白玉の口から何かが吐き出される。それを認識した時には、水の柱が立ち、柱の消えた後には、あの化け物の姿は影も形もなかった。

 

 「しゃあっ!」

 

 「グゥゥゥゥゥルゥゥゥゥゥアァァァァァ!」

 

 俺が叫び、そのあとに盾のそいつが雄叫びを上げる。そして、そのあとに、白玉が戻ってきた後、そいつは口を開け、白玉はそのなかにもどって行った。落ち着いて見てみると、どういう仕組みか気になる。まぁ、気にしたら負けという奴だ。今は、生きていることを喜ぼう。

 

 「そういえば、結構時間が経ったかもと思ったが、そんなに経ってなかったのか。」

 

 太陽は俺から見て35度くらいの位置にあり、さほど時間が経っていないことを示している。この分なら、このまま島探しをしてもいいだろう。そう考え、そういえば、盾のあいつに礼を言うのを忘れていたことを思い出す。礼を言うために、あいつのいた方向を向くが。

 

 「え、いないっ!?」

 

 いつの間にか姿を消していた。礼すら言っていないのに。しかし、時間は有限。今度会ったときに礼を言おうと考え、島探しを再開することにした。

 

 ...俺の後ろに薄く光る何かがついてきていることに気づかず。




一応、彼を襲ったのは、駆逐ハ級という設定です。後付けは良くないのですけど、つい頼っちゃいます。スケートの下りといい。今後はあんまり使わないようにしなければ。次回もお楽しみに。
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