俺は三浦優美子からの依頼を受けて、葉山が文系なのか理系なのかを調査することとなった。
マラソン大会にて、どうにか葉山に食らいつきデッドヒートを繰り広げた結果、進路を聞き出す事には成功したものの、代償として膝を大きく擦りむいてしまった。
比企谷「痛え…」
びっこを引きながら保健室へと辿り着く。
比企谷「っ…」
俺は息をのんだ。
ドアを開けると、椅子に座り夕日に照らされた平塚先生の姿があった。
平塚先生「なっ…!?」
比企谷「あ…」
平塚先生はなぜか上だけジャージを脱いでおり、ブラジャー姿でこちらを振り替える。
比企谷「す…すみません!!!」
慌てて扉を閉める。
まずい…とにかくここを離れよう。
傷口は痛むがしょうがない。
そうして、もときた道を戻ろうとしたが…
平塚先生「ま、待て比企谷!」
ドアが開き、ブラジャー姿のまま先生はこちらへ呼び掛けてくる。
比企谷「っ…先生!その格好は…!」
平塚先生「っ///いいから、とりあえず入れ!」
比企谷「いや、ちょっ!!」
グイっと腕を引っ張られて保健室の中へと引っ張りこまれた。
比企谷「!!!!!」
俺は引き寄せられた反動で先生に倒れこんでしまう。
平塚先生「あっ!!!」
ドサリと平塚先生を押し倒す形になってしまった。
眼下には先生の戸惑った表情の美しい顔立ちと、黒レースのブラジャーに包まれたハリのある豊かな胸。
ドクンと大きく心臓は高鳴り、そこから急ピッチで早鐘を打ち始める。
先生の艶かしい肩を掴んでいる俺の手には、自然と力が込められていく。
平塚先生「ひ…比企谷…?」
頬を赤く染めた先生が恐る恐るといった感じでこちらを見つめていた。
比企谷「っ!!すみません!」
ハッとした。
先生に似つかわしくない、か細い声が俺を我にかえした。
すぐに先生の上から退き、俺は横にへたりこむ。
平塚先生「い…いや、いいんだ…」
我にかえった俺だったが、先生の真っ白な肌と対照的な黒のブラジャーに視線は釘付けだった。
幾度となく想像した、服の上からでも分かる2つの大きな膨らみ。
何度もイメージしていたモノよりも、遥かに魅惑的な実物が今目の前にあるのだ。
脳内補完よりも格段に綺麗で、美しい。
平塚先生「こ…こちらこそすまない。まさかマラソン大会が終わってすぐに生徒が来るとは思わなかったんだ」
こちらに背を向けてジャージの上を着ながら平塚先生は言った。
平塚先生「実はコース番をしてるときにジャージの中に入った虫に刺されてな…塗り薬を塗ろうとしていたところなんだ。」
比企谷「そ、そうだったんですか…」
保健室の机に目をやると、確かに虫刺されの軟膏が置かれていた。
比企谷「まだ塗れてないんですか?」
平塚先生「ああ。背中を刺されてしまってなかなか塗れなくてな…」
比企谷「なるほど…」
平塚先生「しかし厄介な所を刺されてしまってな…。上手いこと手が届かないんだ…」
比企谷「じゃ、じゃあ俺は一旦外に出ますので塗り終えたら呼んでくださいね?」
そう言い残し、立ち去ろうとすると
平塚先生「待ってくれ。あの…、まあその…なんだ…」
平塚先生らしくもなく、言いよどむ。
比企谷「な…何ですか…?」
平塚先生「えっとだな…お前が刺されたところに塗ってくれないか?」
顔を赤くし、恥ずかしそうにハニカミながら頼む姿に、俺は再び理性を失いそうになるのだった。