インフィニット・ストラトス STARDUST MEMORY   作:クリボッチの会会長

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ガンプラ作るの楽しいなぁ
あ、ちゃんと小説は書いて行きます。ですがちょっと遅くなるかもしれません。誠に申し訳ありませんm(_ _)m


プロローグ02 引き金の重さ

インフィニット・ストラトス

STARDUST MEMORY

 

プロローグ02 引き金の重さ

 

一夏の公表の後にすぐに俺の事は公表された。世界中は大パニックだ。そして俺はその後IS学園に行く事になった。そこで俺は一時的にアメリカの代表候補生になり専用機が与えられた。まだ開発中だが。またISは生身の延長だ。だから生身の戦闘能力が直接フィードバックされる。なので俺は今アナハイムで戦闘訓練を受けている。教官の名前はサウス・バニングさん。元アメリカ空軍のパイロットだ。ちなみに奥さんと子供も居る。一緒に訓練を受けているアリサ・バニングが娘さんだ。そして俺とアリサはサウスさんの訓練を受けている。

 

「よし、今日は実際に銃を撃ってもらう。気を引き締めろ!」

 

「「はい!!」」

 

「まずはアリサからだ」

 

「はい!」

 

どうやらアリサから撃つようだ。アリサはサウスさんから受け取ったM16アサルトライフルを構える。的は10メートル先にある。

 

「よし、撃て!」

 

サウスさんの声と同時に銃声をあげ弾は的に穴をあける。

 

「次は真也だ!」

 

俺はアリサからM16を受け取り構える。よく狙い……引き金をを引く。

 

バンッ!

 

銃声と共に弾が的に向かって飛ぶ。そして的に穴を開ける。

 

「ふぅ」

 

「二人とも始めて銃を撃った感想はどうだ?」

 

「引き金が重かったです」

 

「簡単に的に穴を開けられるなぁと思いました」

 

的は厚さ五ミリの板だった。

 

「そうだな。銃は簡単に撃てる、それは簡単に人を殺せるって事だ。だから引き金の重さを忘れるな!いいな?」

 

「「はい!!」」

 

 

 

 

 

 

 

訓練終了後、俺とアリサはラウンジで食事をしていた。

 

「真也くん、午後はどうする?」

 

「午後か?どうすっかなぁ……」

 

「暇ならさ…私と一緒に開発室見に行かない? 真也くんのジムカスタムと私のジムスナイパーカスタムの出来を見て見たいしさ。それに真也くんのジムカスタムなら今日なら完成するかもって真一さんが言ってたし」

 

んーどうするか……確かに暇だし見に行くってのもありだしなぁ。

 

「わかった。なら一時間後にまたラウンジに集まろう。そしたら開発室に行こうか」

 

「わかった。じゃあまた後でね真也くん!」

 

アリサはトレーを持って走って行った。

 

「あ、アリサに人参渡すの忘れてた。どうしようかなぁこの人参……」

 

俺のトレーの上には人参の山があった。

 

 

 

 

 

 

 

一時間後俺はラウンジでアリサを待っていた。ちなみに俺の専用機となるジムカスタムはガンダムのデータを使用して開発しているらしい。スペックではガンダム以上だ。少しすると小走りでアリサが走って来た。

 

「ごめん真也くん! 遅れちゃって!」

 

「別にいいよ、俺もちょっと前に来たし」

 

「そ、そう? ごめんね」

 

「いいよいいよ。それじゃあ行こうか」

 

そうして俺たちは開発室に向かって歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

開発室

 

アナハイム社の別棟に建てられたものだ。主にISの機体と武器の製造をしている。開発室はフェイズ5ようは機密の塊ってところだ。

 

「それにしても真也くんのISと私のISはガンダムタイプの予定だったのになんでジムタイプなんだろ〜」

 

そう、俺らのISは当初はガンダムタイプを予定していた。しかし新たな機動データなどが不足していたため一時的にジムを改修し、そのデータを元にガンダムタイプを開発するようだ。

 

「まぁまぁ、ジムにだって良い所があるさ。それにスナイパー機なんだろ?要望通りだろ?」

 

「そうだけどさぁ……あのVアンテナとツインアイバイザーはカッコいいでしょ? それに比べジムはゴーグルバイザーだし……」

 

「データが集まれば良いんだから」

 

そうこう話しているうちに開発室までついた。開発室のドアの横にあるパネルにセキュリティカードをかざす。パネルはカードのデータを読み込みドアを開ける。開発室内は地獄絵図があった。

 

気絶した研究員、散乱した工具、ゲラゲラ笑いながらマシンガンのテストをする父さん。そして鎮座する俺のジムカスタムとアリサのジムスナイパーカスタム。

 

「と、父さん? IS見に来たんだけどいいかな?」

 

「ん? あぁ真也にアリサちゃんか!」

 

父さんはマシンガンの発射を辞め振り返る。父さんは物凄い隈を作っていた。

 

「ちょ、どうしたんだよその隈!?」

 

「ん? あぁ俺たちは寝ずに開発してたのさ!」

 

マジかよ……

 

「見てくれ、これが真也の専用ISジムカスタムだ! ジムをベースに最新型の機体のパーツを使用したぞ。さらに機体性能はガンダム以上だ!!」

 

「かっけぇぇ! ……けど色は変えたい!」

 

「ん? 何色だ?」

 

「青と白で!」

 

「わかった。それじゃあアリサちゃんのジムスナイパーカスタムだな。こいつは…」

 

ジムカスタム……俺の機体、俺だけの力だ。

 

 

 

 




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