◇
「…………しょうがないじゃん。見えちゃったんだもん」
「完全に俺と同じこと言ってるの気づいてるか、夕陽」
完食したお弁当を風呂敷に包みながら言う。信吾は目を細めて僕の顔を凝視してくる。言いたいことはわかる。でもあれは本当に不可抗力だった。
「果南さんに許された信吾の方がマシだよ。僕なんて話すら聞いてもらえなかったんだよ?」
「ああ。もはや夕陽のこと殺すんじゃないかってくらい怒ってたもんな、あの生徒会長」
すぐに謝ったけど、時は既に遅かった。見られてはいけないものを見られた生徒会長は、耳まで赤くなって僕を罵倒してきた。内容はもう思い出したくもない。とにかく酷い言葉の雨を三分くらいの間、傘をさすこともできずに受け続けていたのだった。しかも教室のど真ん中で。
当然、一瞬で心はずぶ濡れになった。未だにそれは乾いていない。春の太陽に当てていれば乾くと信じて屋上に来たのに、如何せんそれは濡れてしまった綿の素材並みに乾きづらかった。何の話だ。
果南さんと鞠莉さんがあの生徒会長を止めてくれなかったら、僕の硝子の心は今ごろ粉々に砕け散っていたことだろう。何とかヒビが入るくらいで終わってくれたからよかった。結局壊れかけてるのはご愛敬として受け取ってほしい。
授業が終わってから消しゴムを落とした男子が土下座をして謝ってきたけど、僕は彼を許した。悪いのは彼じゃない。一番悪かったのは僕の運。
それから僕は男子たちに囲まれた。心配されるのかな、と思ったら「ど、どんな種類だったんだよ。別に興味ねぇけど」とか「とりあえず色は教えてくれ。別に興味ねぇけど」とか、思春期の中学生みたいな質問攻めに遭った。
君たちは僕よりも生徒会長のパンツの色の方が大事なのか、と心の底から叫びたかった。ちなみに黒でした。
それが、僕がやらかした事件。百二十パーセントあの生徒会長には嫌われてしまった。生徒会長だけでなく、他の女子生徒が僕を見る目も変わってることだろう。なんてことだ。共学生活っていうのはこんなに難しいのか。
僕と信吾はもう一度深いため息を吐く。こうして落胆するのは何度目だろう。まだ始まって三日しか経っていないのに、一年分くらいのため息を吐いたような気がする。
上手く立ち回ろうとすればするほど空回りしてしまう。それは僕らが器用じゃないからなのだろう。理由はわかってる。そもそも器用だったら最初からこんなことにはなってない。
女の子に慣れてるはずの信吾でさえも匙を投げかけてる今の状態。彼が手に負えない状況を、勇気も力もない僕に変えられるわけがない。
「どうすりゃいいんだろうな」
「何かきっかけがあればいいんだろうけど、そんなのも見つからないよね」
信吾は両手をコンクリートの上について、空を仰ぎながらそう言う。僕も彼に倣ってそうしてみるけど、美しく晴れ渡った春の空からは答えなど降ってくる気配すらなかった。
この共学を決めた学園長を恨んでも何も変わりはしない。この学校にいる男子たちが全員ボイコットしたって統合が撤回になることはないだろう。
じゃあどうすればいいのか。答えは決まってる。僕たちがどうにかするしかない。でもその具体的な方法が何ひとつわからない。
「高校最後の一年なのに、これじゃあ黒歴史にしかならねぇよ」
「……かもね」
「最後くらいみんなで良い思い出を作りてぇって思ってたんだけどな」
寂しそうな声のトーンで信吾が空に向かってそう言葉を吐き出す。彼の悲壮感は、やけに流れが遅い雲と一緒に運ばれていけばいいと思った。
それは僕だって同じだ。高校生活最後の年。それを良い思い出にしたいと思わない方がおかしい。
だって、こんな風にみんなで同じ制服を着て、同じ教室で授業を受けて、楽しいことで笑って、なんでもない毎日を過ごせるのはこれが最後なんだ。
それは本当に月並みなことかもしれない。今さら自分に言い聞かせなくても心のどこかではわかってる。けど、そう思わずにはいられなかった。
過ぎ去ってしまえば、もう一度高校生活を過ごすことはできない。
なぜか? 答えはひとつしかない。僕らは常に成長していくからだ。
適当に過ごしていたって、どれだけ充実していたって、時間は前にしか進まない。後に戻ることなどどれだけ願ってもすることはできない。
僕らがこれから何十年生きるのかは知らない。でも、この高校三年間だけはたった一回しか来ないことだけは知ってる。
だからこそ、最後は良い三年間だったと思って卒業していきたい。その最後が、最初に入った高校とは違う学校だったとしても。
後悔はしたくない。この思いは僕だけのものではないはずだ。僕たちのクラスの男子だけじゃない。他のクラスの生徒だって、きっと、僕らを忌み嫌ってる女子生徒だって心の隅では思ってるはずなんだ。だって、そうじゃなきゃおかしい。
二度と来ない時間を、なぜ惜しまない? たった一回だからこそ、大切にしなきゃいけないのに。
この考え方は、間違っているのか?
「あーぁ。こんな風になるなら、最初から共学の高校に通っとけばよかったな」
「そう言わないでよ。そしたら信吾と僕は友達になれなかったでしょ?」
「まぁ、そうか。じゃあ夕陽も俺も、クラスの奴らも全員、違う学校に入学しとけばよかったのに」
信吾の言葉に、胸が痛くなる。そうなってしまうほど彼の思いがわかってしまった。
小さな男子校だったから僕らの学年はクラス替えなんてなかった。だから、僕たちは一年生のときから全員が兄弟みたいに仲が良かった。
時々誰かと誰かが殴り合いの喧嘩をしても、他の誰かがそれを茶化して次の日には何もなかったようにその二人は話すようになってる。そんなことは何度もあった。
色んなバカなことをみんなでして、笑い合ってたあの日々が遠く霞む。それを思い出すと涙が出そうになる。
どんなに駄々を捏ねてもあの時間は戻ってこないのだ、と隣にいる親友の制服と新しい校舎の屋上の景色を見て思い知らされた。
「…………でも」
「夕陽?」
「諦めたくない。このまま終わるなんて、嫌だ」
花丸が渡してくれたお弁当の包みを見つめながら、僕は言う。
どうすればいいのかはわからない。それでも、このまま終わるのは嫌だった。
女子たちが僕たちを嫌うのはわかる。自分たちのパーソナルな部分に知らない男たちが入ってきたら拒否反応を起こすのは当然のことだと思うから。
逆に僕らの高校に女子たちが入ってきても、僕たちは同じような反応をしたかもしれない。
だけど、こんな風に息苦しくてつまらない生活を一年間も過ごすだなんて、考えたくもない。
何も変わらないまま、つらいまま終わってしまうのが、僕は何よりも怖い。
「そっか。夕陽はそう思うんだな」
「うん。信吾は?」
「ばーか。俺も同じに決まってんだろ。俺は夕陽の親友だぞ」
そう言って信吾はいつものように人懐っこい笑顔を浮かべる。その言葉が何よりも嬉しかった。
「そうだったね。ごめん」
「謝りなさんな。それよりも、これからどうするべきかを考えようぜ」
信吾は僕の左肩を叩きながら言ってくる。それで、思考回路もようやく目が覚めた。
そうだ。悪いことを想像するのはいくらでもできる。それと同じやり方で、良いイメージを思い描くことだってできるはず。
僕たちの思いが女子たちに伝えることができれば、間違いなくわかってくれる。今はその伝え方を考えよう。できるだけ、前向きに。
「あれ? 信吾くんと夕陽くんだ」
「オーウ。シンゴ、ユーヒ。シャイニ~っ」
そんな時、屋上の入り口の方から声が聞こえてくる。
視線を向けると、青い髪の女の子と金髪の女の子が並んで僕たちの方へと歩いてくるのが見えた。
その姿を視認した瞬間、信吾の態度があからさまに変わる感じがした。まぁ、あんなことがあったから仕方ないと言えば仕方ないのだけど。
「こんにちは。果南さん、鞠莉さん」
「や、二人とも。お昼ご飯、ここで食べてたんだね」
「うん。今日はよく晴れてたから」
「教室にいなかったからどこに行っちゃったんだろーって、果南がしつこくてねー?」
「べ、別にしつこくないし。ちょっと気になっただけだよ」
僕が挨拶すると二人の女子は気軽に話してくれる。この二人だけは男子たちから距離を取ってる女子たちとは違う。それは僕たちにとってはすごくありがたいことだった。
しかし、果南さんの気になったという言葉はどういう意味なんだろう。
「そうだったんだ。でも、どうして気になったの?」
「ンフ? ユーヒ、それを訊いちゃうのね。キュートなフェイスして結構Sなのデース」
「?」
僕が問うと、鞠莉さんはそんなよくわからないことを言ってくる。
考えながら僕は隣に座る信吾の方に顔を向けた。
それで、ちょっとだけ意味がわかった気がした。
「…………」
「…………」
信吾と果南さんが目を合わせない。それはお互いを意識してるから、ということが傍から見てるとよくわかった。二人ともほんのりと顔が赤い。
なるほど。昨日あんなことがあったから気まずいんだ。たしかに、こうなってしまうのも仕方ない。
でも、二人が意識してるのはそれだけじゃない気がするのは僕も多分、鞠莉さんも気づいてる。今はあまり触れないでいてあげよう。見守るのも親友の役目ってモノだし。
「ま、そんなラブリーな話は置いておいて」
ラブリーって。鞠莉さんもよくわからない表現をするんだ。その言葉を聞いた信吾の顔がさらに赤くなった気がする。こんなに恥ずかしがってる信吾を初めて見たかもしれない。
「やっぱり、上手くいかないわね」
「ああ、うん。ちょうど僕らもその話をしてたところだったんだ」
鞠莉さんはきっと、男女の確執のことを言ってるんだろう。それを読み取り、僕は返事を返した。
「うーん。私と鞠莉の考えではもうちょっと上手くいくと思ったんだけどなぁ」
「私たちのクラスのガールズはシャイだからね~。せっかくボーイズの前にいるんだから、もっとシャイニーすればいいのに~」
シャイだけにー、とギャグを言ってケラケラ笑う鞠莉さん。それから果南さんにデコピンをもらって「ホワーイ?」と言いながら両手でおでこを押さえていた。ちょっと可愛いと思ってしまった。
「俺たちも同じこと考えてたよ。まさかこんなに重苦しくなるとは思いもしなかった」
「そうだね。僕らもどうにかしたいって思ってるんだけど」
「そう簡単にはいかないんでしょ?」
「……うん。それで悩んでたんだ」
僕のセリフが途中で果南さんに奪われる。この二人は僕らの悩みを理解してくれてるってことか。ありがたいのだけど、それだけではどうにもならないのが悲しい。
この三日間を過ごした感じで、果南さんと鞠莉さんがクラスでは中心的ポジションにいることは理解した。そんな二人を味方につけているのはたしかに心強いのだが、如何せん、それを越える影響力を持つ人物がもう一人いるせいで女子たちは僕たちに心を開いてくれない。
「でも、中には男子と仲良くしたいって思う子もいるんだよ?」
「そうなの?」
「ええ。みんながみんなボーイズを嫌ってるわけじゃないわ。私たちだって、最後のスクールライフを楽しく過ごしたいと思ってるからね」
果南さんと鞠莉さんの言葉はちょっと意外だった。けど、なんとなく感づいてはいた。
女子生徒の中にも、僕らと仲良くなりたい子がいる。それでも口に出せないのは、やっぱり。
「それはうれしい。けど……」
「わかってる。ダイヤのことでしょ?」
果南さんの言葉に頷く。それから言葉を続けた。
「うん。あの子が僕らを嫌う限り、打ち解けるのは難しいんじゃないかって思うんだ」
「そーねぇ。ダイヤは一番ハードな女の子だから~」
「やっぱり、あの生徒会長って男が嫌いなの?」
信吾が二人に問いを投げる。直接的な言葉だけど、たしかにそれを知らなきゃ前に進めない。
「うーん。嫌いっていうか……なんて言うんだろうね、鞠莉」
「アー、そうねぇ。あの子は最後まで頑張っていたからしょうがないのよ」
二人の言葉に、僕と信吾は首を傾げる。
「最後まで頑張ってた?」
「そう。あの子はこの学校が統合することに最後まで反対してたのよ」
「生徒会長っていう立場もあったし、何よりこの学校の歴史が変わる年の生徒たちのリーダーでしょ? ダイヤはプライドが高いから、最後までそうなりたくなかったんだよ」
鞠莉さんと果南さんは、僕たちにそんなことを教えてくれる。
それを聞いて、少しだけあの子の気持ちがわかった気がした。でも結局、それはわかった
だから、僕はイメージをした。少しでも、あの子の気持ちが理解できるように。
「…………」
でも、上手く思い描くことができなかった。あまりにも壮大すぎる想像ばかりが頭の中に形を帯びてしまい、僕の想像力ではそれを綺麗に並べることができないまま霧散した。
わかったのは、つらいという気持ちだけ。抗ってもどうしようもないことが無情にも自分の目の前で実現してしまう。
それを思うと、少しだけ胸が痛んだ。
「なるほどねぇ。たしかに、それはキツいかもな」
「もともと男子が嫌いっていうのはあるかもしれないけど、一番の理由はそっちなんだよ」
「当たる相手がいないから仕方なくボーイズに当たっちゃってるのよ、きっと。間違いなくあの子は最後まで折れないわ。ダイヤモンドみたいに硬いからね、心まで」
二人の言葉を聞いて、納得できる部分とできない部分が心の中に生まれた。
僕らの高校と統合したくなくて、あの子が何かを頑張っていたのは理解した。それが実現してしまって、落ち込むのもわかる。
けれど、それとこれとは別問題だろう。決まってしまったことをいつまでも引きずって、それが嫌で理不尽な怒りを僕たち男子にぶつけている。
それでクラスの雰囲気を悪くしてる。仲良くなりたいと思う女子たちの意思も受け入れずに、その影響力を使って他の女子たちを守ろうとしてる。
そんなの、現実を受け入れようとしない子供のわがままと同じじゃないか。
「そう、なんだ」
「意外とガキなんだな、あの生徒会長も」
オブラートに隠さず、信吾がそう言う。彼も僕と同じようなことを思っていたらしい。
でも、その言葉を聞いた途端、果南さんが悲しい顔をして信吾を見つめた。
「それは言わないであげて。ダイヤは、本当に頑張ったんだよ。私たちが
「お、おう…………その、ごめん」
「わかってくれたらいいよ。───とにかく、私たちの中には仲良くやりたいって思ってる子がいることをわかってて」
「そうそう。もし、何かきっかけがあればダイヤ以外のガールズたちはフレンドリーになってくれるかもしれないから~」
果南さんと鞠莉さんがそう言ってくる。僕は彼女たちの言葉に頷いてみせた。
けど、もしもそうなったとしても、僕は納得することはできない。
あの子だけが仲間外れなんて、そんなのおかしいと思うから。
「そう言ってくれるだけでちょっとは救われるよ。ありがとう、果南、マリー」
信吾がそう感謝を言ってくれる。鞠莉さんは口笛を吹き、果南さんは少し頬を赤く染めていた。
そろそろ昼休みも終わる。戻りたくはないけど、あの重苦しい空気が広がる教室に帰らなくては。
そう思い腰を上げようとしたとき、ふとあることが気になった。
「果南さん」
「うん? どうしたの、夕陽くん」
「生徒会長って、いつもどこでお昼ご飯を食べてるの?」
昨日も今日も、昼休みになった途端いつの間にか隣の席から姿を消していたことを思い出す。
別にあの子がどこで何をしようが彼女の勝手なのだろうけど、気になっている女の子がどんな風に昼休みを過ごしているのかを知りたかった。
その問いかけに、果南さんは少し考えたような表情を浮かべてから答えてくれる。
「多分、生徒会室じゃないかな」
「生徒会室?」
「うん。いつもは私たちと一緒だけど、三年になってから誘っても来なくなっちゃった」
「あの子は頑固だから、誰かと仲良くしてるのも見られたくないのよ。気にしすぎなんだから、まったくもう」
鞠莉さんが腕組みしながらそう言う。それから、あの生徒会長が誰もいない生徒会室でお弁当を食べているところを想像した。
その光景が絶対に間違いだということだけが、胸の中で渦巻いていた。
どうにかしなきゃと思わずにはいられなかった。
「まーた夕陽はあの生徒会長のことが気になってんのか?」
「……別に、そんなんじゃない」
「俺にわかんない夕陽の嘘があると思ってんのか? 嘘だって丸わかりだっての」
バシッと背中を平手で叩かれる。本当にその通りだと思った。今さら信吾に嘘を吐いたところで見破られるのはわかりきっていることだった。
でも、僕は嘘を吐きたかった。あの子に惹かれていることを誰にも気づかれたくなかったから。まぁ、初日であんな大胆な挨拶をしておいて弁明できないのもわかってるけど。
一度、春の青空を見上げる。海から吹いた風に屋上にある四人の髪がふわりと揺れた。
「じゃ、戻ろうか」
「そーね。あ、そういえば」
果南さんと鞠莉さんが教室に戻ろうと踵を返す。だけど、すぐに鞠莉さんが何かを思い出したかのようにこちらを振り返った。
「どうかした?」
「ユーヒ、これからビッグなイベントがあるの知ってた?」
「イベント?」
鞠莉さんにそう言われて思い返すが、この学校の行事など頭になかったことだけは思い出せた。つまり、何も知らないということ。
「ああ、そうだったね。それがあったか」
「何があるんだ?」
果南さんも同じように頷き、彼女に信吾が問い掛ける。そうすると果南さんが僕と信吾の顔を見て口を開いた。
「四月の終わりにね、一泊二日の林間学校があるんだよ」
「いつもはサマーにするんだけど、今年は統合があったから時期を早めて行うことにしたみたいなの~」
二人にそう言われ、僕と信吾は顔を見合わせた。多分、同じことを考えている、と思った。
僕らは何かきっかけが欲しかった。男女の確執を取り除くためのきっかけが。
思いもしないところで良いイベントがあることを聞き、少しだけ期待を抱いてしまった。
「…………そうか。そりゃ楽しみだ。な、夕陽」
「うん。そうだね、信吾」
そう言い合って微笑む。それを見てる青い髪の女の子と金髪の女の子も、同じように笑ってくれた。
それがターニングポイントとなることを切に願う。そして、心の中で決意した。
その林間学校で女子生徒を見返してやる、と。
一人残らず、何が何でも。絶対に僕らを認めないあの生徒会長も含めて。
男子と女子の間に出来ている壁の素材が、たとえ世界一硬いダイヤモンドであったとしても。
「───やってやろう」
僕らは、その壁を木っ端みじんに砕いてみせる。
次話/夕日に照るダイヤ