俺のほんとにしたいことは   作:ぱんどらぼっくす。

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今回は試合に向けて練習回です。



試合の前に

 雷門との練習試合が行われる前日、全員が雷門との試合に向けモチベーションを高めていた。

 サッカー部が立ち上がってから初めての試合だからということもあり、前日の練習にも力が入る。

 

 現在、キーパー以外のメンバーを半分に分けたミニゲーム形式の練習を行っている。 

 

 「行きます!『疾風ダッシュ』!」

 

 「ッ…速いッ」 

 氷上が疾風の如くのスピードで葛城を抜き去る。

 

 「俺様がいる限り、ここは通さんッ!『ダッシュトレイン』ッ!!」

 盾神が豪快なタックルで氷上からボールを奪う。

 

 「今度はこっちの番だ!いけっ桜羽!」

 「任せて!」

 盾神から桜羽へとボールが渡り、攻守がかわる。

 

 「(空いているスペースは、右側だね)来夢ちゃん、お願い!」

 「了解ッス!一気にいくッス!」

 「ごめん!裏を取られた!」

 桜羽が舞埼が上がりすぎていたことで生じていた右側のスペースへ向けてロングパスを行い、弓月がそのパスを受け取りそのまま、サイドを攻めあがる。

 

 「それ以上は行かせねぇッス!『サイクロン』!」

 「残念、それは『残像』ッスよ!」

 風間が弓月を止めるために必殺技を繰り出すが、弓月は残像によるフェイントを用いてそれを回避する。

 

 「日ノ丸クン!後は任せるッス!」

 「任せろッ!」

 「自由にやらせるな!」

 「うん!いっくよ~」

 弓月から日ノ丸へとボールが向かうが、それを阻止するために綿雲が距離を詰める。

 

 「うおッと!」

 綿雲が距離を詰めてきたことで、日ノ丸が焦り、トラップミスをしてしまう。

 

 トラップミスによって転がったボールは葛城の目の前へと転がってきた。

 「おっと、ラッキー♪このボールはもらうわね!」

 ボールを拾った葛城は、そのままゴールへと向かう。そのままゴールを狙える位置まで来ると、シュート体制に入る。

 

 「行くわよッ!「やらせない」…嘘ッ!」

 シュートを打つ寸前、結乃のスライディングによってボールは足元から離れてしまう。

 

 「セカンド!」

 結乃がこぼれたボールを取るように同じチームに声をかけるが、それよりも速く氷上がボールを拾う。

 

 「決めます!『アイシクル...トルネード』ッ!!」

 ボールを打ち上げ、追うようにして氷を纏いながら回転し飛び上がる。ゴールへと狙いすまし、ボールに力を籠めるようにシュートを放つ。

 

 「止める!『マジン・ザ・ハンド』!」

 小代のマジンとぶつかり合うが、マジンを押しのけるようにボールはゴールへと突き刺さる。

 

 

 「見事。明日の試合に向け気合十分みたいだな」

 小代が満足そうに言う。

 

 「ええ、明日は憧れの豪炎寺さんと試合ができるんです!変なところは見せられないです!」

 「真白ちゃんすごく楽しみにしてたもんね!」

 今日の練習はここまでにしようと小代が言ったことでいつもより早く練習は終わる。

 

 「そういえば、明日試合する雷門中ってどんなチームなんだ?」

 日ノ丸が問いかける。

 

 「ああ、日ノ丸が言ったように、明日の試合に向けて雷門中の分析を行っておきたくてな。それで今日は早めに練習を切り上げたんだ。綿雲、雷門中についてデータはあるか?」

 「うん!ありゅよ~。」

 チームメイトの目が綿雲へと向かう。

 

 

 「まじゅはね、りゃいもん中は昔ものすっご~くちゅよいチームだったみたい。なんだけどいみゃは、あーしたちとおんなじほの様に最近試合ができりゅようににゃったみたいらよ。」

 (※訳:まずはね、雷門中は昔ものすごく強いチームだったみたい。なんだけど今は、私達と同じように最近試合ができるようになったみたいだよ)

 

 「そりぇで、チームにちゅいてにゃんだけど、やっぴゃり注意しなくちゃにゃのは、真白ちゃんのあきょがれでもある豪炎寺くんだね。でんしぇつのエースシュトライカ―っていわれるきゅらいすごいフォワードらよ!」

 (※訳:それで、チームについてだけど、やっぱり注意しなくちゃなのは、真白ちゃんの憧れでもある豪炎寺くんだね。伝説のエースストライカーって言われるくらいすごいフォワードだよ!)

 

 「あとは、キーパーのえんどーくんかなぁ。かりぇがりゃいもんの支柱らよ。なんでもかりぇは1人でサッカー部をたちあぎぇて、今のチームをちゅくったみたいらんだって」

 (※訳:あとは、きーぱーの円堂くんかなぁ。彼が雷門の支柱だよ。なんでも彼は1人でサッカー部を立ち上げて、今のチームを作ったみたいなんだって)

 

 「そうか、大体わかった。あと綿雲、無理に早くしゃべろうとする必要はない。話しやすい速度で構わないからな」

 早くしゃべることによって、かんでばかりの綿雲に小代が声をかける。

 

 「明日の試合では、まず注意するのは豪炎寺でいいな。彼には1人がマークにつき、もう一人がそのカバーのように最低でも2人で対処しよう。」

 「ですが、豪炎寺さんが警戒されるのは向こうも分かっているはず。豪炎寺さんのみを注意するのは危険ではないかしら」

 小代の提案に葛城が意見を述べる。

 

 「ああ、それも考えてある。今回の試合では、こちらの攻撃については葛城と桜羽から組み立てようと思う。相手の攻撃に対してだが、要を中心に対応してもらいたい。」

 「俺が中心でいいのか?」

 

 「相手のフォワードにはディフェンスの前で止めてもらいたい。ボランチの要にまず当たってもらい、ディフェンス陣にはそのカバーをしてもらって確実に止めよう。前からプレッシャーをかけるんだ、当然裏を狙ってくるだろう」

 「それをジブン達、サイドバックで止めるってことッスね」

 

 ディフェンス陣の方で話がまとまると、次は攻め方について話し合うこととなる。

 「攻める時だけれど、日ノ丸や友紀の2人、場合によってはサイドバックの方も使ってサイドから崩すのが賢明ね」

 「私もそれがいいと思う。あえて真正面からじゃなくてサイドから攻撃すれば、その分真白ちゃんが打ちやすくなると思うし」

 「それなら、私がしっかり決めなきゃですね。緊張するけど、やってみせます!」

 攻撃陣でも意見がまとまり、明日の試合に向け士気は高まった。

 

 こうして俺たちは雷門中へと乗り込んだ




表現の仕方が難しい。
語彙力が欲しい。
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