地上本部総司令“マクギリス・ファリド”中将   作:へーばる魂

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遅くなってすみません
いやぁ、リアルがきつくてきつくて
エクバすら出来ていない

エクバ出来たら強化くらった鯖に乗るんだ…

ちょいちょい他作品ネタ入ります


地上本部総司令と戦闘機人

 ちょっと重い空気に包まれた会議室。

 

 東には我らがマクギリス・ファリド中将。

 西にはゼスト・グランガイツ二佐とオルガ・イツカ二佐。

 

 これはシリアスですわ…。

 

「…それで、上(最高評議会)からこの案件を蹴れと?」

 

「ああ、そう通達が来ていた。」

 

 作戦会議当日の朝、最高評議会から、戦闘機人についての捜査を取りやめるようにとの命令がマクギリスのもとへ届いていた。

 

「だが、これは人をただただ戦闘に特化させる非人道的なものかもしれないんだぞ!」

 

「私も重々知っているつもりだ。しかし、地上本部指令として、私はこの命令には従う。」

 

「マクギリスよぉ、あんた、正気か?」

 

「正気も何も、私はこの命令に従うだけだ。」

 

 オルガとゼストはこの上からの取り消しには納得いっていない。それはマクギリスも同じことだとオルガは思っていたが、権力を大事にしたのかと疑ってしまう。

 ただ、一言いうならば、マクギリスはやっぱりマッキーなのだ。

 

「お前…」

 

「ところで石動、私の有給休暇はいくらほど残っている?」

 

「総司令に着任してから今のところ休んだことはありません。一か月分はありますが、連続しては3日ほどが限界だと思われます。」

 

「ならいい。」

 

 ここでオルガとゼストはその言葉の真意に気づく。

 

「そうだ、オルガ二佐、ゼスト二佐。」

 

「「ん?」」

 

「有給休暇の際に私の名を呼ぶときは、アグニカ仮面と呼びたまえ。」

 

 頭はいつでもバエル!

 ドウモ、アグニカ=カイエルデス

 

「はぁああああ…わぁったよ」

 

「助かる。」

 

 最終的にはこの作戦の決行は、会議の3日後、速攻で仕掛けるとのこと。

 さらに言えば、その日に合わせて鉄華団から三日月・オーガスとオルガ・イツカ、ノルバ・シノが一時的にゼスト隊に入隊することになった。

 民間協力者として、アグニカ仮面が加入した。

 

 

 この選択はある意味、彼女たちにトラウマを植えつけることになるであろう。

 

 悪魔3柱、決して散らない鉄の華、略称、決散鉄華(テチテカ)が相手になるのだから。

 

 

 

 

 

「いい朝だ。」

 

 作戦決行日、地上本部で点呼を終えたマクギリスは、休みを取ると同時に、その足でとある無人世界である管理外世界へ移動した。

 その地にて、ゼスト隊は先に行動を開始している。

 しかし、なぜか活気を感じない。

 現場に到着したマクギリスは顔をしかめる。

 

 漂ってきた風の中に鉄分のにおいを感じたのだ。

 

 すぐに移動を開始するアグニカ仮面。

 最悪の予感がよぎるアグニカ仮面。すぐさまバエルへとその身を包む。

 

「飛翔しろ、バエル!!」

 

 

 

 

 

 

 ところ変わって戦場。

 戦闘機人と思わしき少女三人に苦戦を強いられて、いや、一方的に虐げられていたゼスト隊。

 少なからず死者も出始めている中、三日月が青髪に少女、シノが銀髪ロリ、オルガが茶髪をどうにかこうにか対応している中、ゼスト隊は謎の機械数十機に囲まれていた。

 

「ゼスト隊長!奴ら!魔法を分解してきます!」

 

「わかってる!」

 

「メガーヌ!あなた大丈夫!?」

 

「な、なんとかねクイント」

 

 ゼスト隊は魔法使いである。隊長格は魔法だけではなく、武術も一流ではあるが、それでも厳しいものはある。

 たとえば、相手に格闘が通じにくく、それでいて魔法を無力化してくるロボットのような奴らには。

 

「ここは俺が抑える。お前たちは撤退しろ。」

 

 ゼストは今の状況は最悪ではないが、その一歩手前まで来ていると感じている。鉄華団から借り受けた三人があの戦闘機人三人を抑えていなければ早々に絶滅していたという確信もあった。

 そこでゼストは撤退という二文字を掲げる。自分が殿になればみんなは生きて帰れると思っていた。

 しかし、ここで謎の機械が動きを止めた。

 

 ゼストはチャンスだと思った。しかし、先手を打ったのは機械のほうだった。

 

 レーザーを撃ってきたのだ。

 時空管理局員とは違う焼き尽くす(殺傷設定)レーザーを。

 

「避けろ!」

 

 その声に反応できた人数は少なかった。

 メガーヌやクイントは負傷しながら回避することはできたが、他の局員は間に合わない。

 光の照射はその命を絶った。

 

「くそ!」

 

 ゼストは珍しく悪態をつく。全く届かないのだ。この刃が。この正義が。

 別にゼストはすべてを救う勇者(AMNGW兄貴)にはなりたいとは思っていない。ただ、笑顔を守るために、日々犯罪を取り締まる。

 そんな時に現れた戦闘機人という情報。

 人をただの道具として使うのは彼としては笑顔ではない。ただの悪だった。

 

「すまん。部隊の皆…」

 

 極光がゼストに迫る。これを防がなければ撤退中のメガーヌやクイントは守り抜けぬだろう。クイントもメガーヌも家庭持ちだ。

 少なくとも彼女たちは…

 ゼストは諦めた。

 

 余談だが、本来のゼストはそこで諦める性格ではなかったが、親友(レジアス)がいないため諦めてしまうことが少しだけあったりする。

 

 女神もその心の諦めに目を閉じて口惜しそうに彼を見送る。

 

 しかしまぁ、ちょっとお人よしの悪魔はいるので。

 

 

 

 

 

「目を開けたまえ、ゼスト殿」

 

 

 

 

 

 レーザーが刺さる前に上空から飛来し、照射しようとしていた謎の機械に右手の剣を突き刺す。

 刺された機械側としては一瞬のうちに戦闘不能にまでされ、迎撃しようにも自信が持たないという結果が出たところで爆散した。

 

 そして謎の機械群はその一点を注視してゼスト隊には目を向けずにいた。

 

 煙が晴れた先にいたのは一対の機械的な翼をもつ悪魔。

 

 地球にてレメゲトンの第一書『ゴエティア』にて72柱の内、序列一位の悪魔が来りて左手の剣(バエルソード)を抜く。

 

 

「さあ、始めようか。」

 

 

 ――――頭数は充分か?

 

 

 

 

 

 結果、時間がかからずにアグニカ仮面は謎のロボット群を殲滅する。

 ときどき、

 

「狼とは群れるもの、私にはできぬ生き方だ」

 

 とか

 

「そんな生ぬるい攻撃では…私には到底届かない」

 

 とか

 結構変なことを言っていたアグニカ仮面。

 その無双っぷりに絶望にとらわれていたゼスト隊とて大きく口を開けて呆けている。

 

 口伝いに時空管理局最強とは聞いたことがあるが、ここまでとは思わなかった。

 そこでアグニカ仮面から指令が下る。

 

「三日月、オルガ、シノン、今回は撤退だ。」

 

「わかった」

 

「おう、撤退だな。殿は任しとけ」

 

「終わりよ(シノン違い)」

 

「誰だお前!?」

 

 急に性格が変わったシノンも命令にはちゃんと従います。

 ちなみにこの性格は、とある武偵のHSSのようなもので、ハッピートリガーからワンショットプレイヤーと変化する。

 その精度はあの高町なのはと同等レベルまであるという。

 

 オルガも似たようなものを二つ持っていたりする。

 一つは時と場所を選ぶヤク漬けの戦闘狂

 一つは己が刀になるんだとかいう意味わからん状態

 

 基本使わないのは性能がピーキーだからである。

 

 とりあえず、戦闘機人事件は今回は撤退という形をとることにする。

 

 

 

 

 

 

 

「そうだ。」

 

「ん?どうした、アグニカ仮面さんよぉ」

 

「みな!バエルのもとへ集え!」

 

「はぁぁぁぁぁぁ…」

 

 アグニカ仮面はとてもいい笑顔だったと後にオルガは語る。




オルガに虚刀流使わせます()
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