Side一誠
今の違和感は一体?…
「皆、大丈夫か…!?」
「あ、アタシらは大丈夫だけど…」
はっとなって周囲を見渡すと三勢のトップ陣や愚レモリーや姫島先輩と木場、後ゼノヴィアとかいった元エクソシスト、ヴァーリ、俺達以外の時間が止められたかの様になっていた。
ちなみに瑞樹達も無事だった。
「これは…リアスの眷属が持つ神器の効力か!?」
「そんな!?…ギャスパーは子猫と一緒に…真逆!?…」
「そいつは恐らく強引に神器を行使させられているな…「禍の団」の連中の仕業か」
「禍の団?」
サーゼクスが事態の原因に気が付き、アザゼルさんがそう予想をつけた。
「ああ、俺達堕天使勢力が神器研究に力を注いでいたのは奴等、所轄テロリストに対応する為さ」
「テロリストなんかに私の可愛い眷属が利用されるなんて万死に値するわ!」
アザゼルさんがそう説明すると愚レモリーは憤慨する。
「兎に角この状況は何とかした方が良いだろう…リアスはキャスリングを使ってギャスパー君達を助け出してくるといい」
「分かったわ!朱乃お願い!」
「分かりましたわ部長!」
愚レモリーが指示し姫島先輩が旧校舎へと転送されていった。
『相棒、お前のオーラを止まっている者に当ててみろ。
それで解除される筈だ!』
「分かった!はあー!」
俺は赤龍帝のオーラを糞元兄貴以外の止められている者達に当てた。
「あ、あれ?…」
止められていた者達は気が付く。
その直後だった。
「!これは…」
「旧アスモデウスの紋章だと!?」
床が輝き魔法陣が出現し其処から現れたのは
「私は旧アスモデウスの末裔、クルゼレイ・アスモデウス!」
「クルゼレイ!?何故君が!…真逆今回の襲撃は!」
姿を現した男に現魔王の一人であるアジュカ・ベルゼブブが驚く。
「そうだアジュカ・ベルゼブブ!我等真なる魔王である旧魔王派は現魔王政権に異を唱え、禍の団の一派として此度は反旗を翻す事となったのだ!」
「なんだと!?…」
「現魔王共!覚悟!」
そうクルゼレイ・アスモデウスが宣言し魔王達に今にも襲いかからんとする。
「くっ!?…」
「この力は!…」
「ヴァーリ!赤龍帝と他の者達は外部からの敵に備えろ!」
「分かりました!」
アザゼルさん達だけでこの場を抑えるみたいだ。
俺達は外に出てテロリストの迎撃に出た。
「和平など結ばせん!」
「何故弱小な人間共まで居る?」
次々と沸き出してきたテロリストの悪魔達は此方を完全に見下してきた。
だが
【DIVIDE!】
「!?力が…白龍皇か!」
「お前達には微塵も興味は無い。
とっとと退場してもらおうか!」
「く、くそっ!?…」
ヴァーリの牽制でテロリストは怯んでいた。
「よし俺達も!…」
「一誠達はまだ力を温存していなさい。
何か嫌な予感がする」
「でも!…」
「子供は年長者の言う事は聞きなさい。
大丈夫、見下しているだけの連中なんかに負けないで!
丁度彼女達も来やはったようやから!」
俺達が出ようとすると義母さん達にそう言われ引き止められる。
「救援に来たよ玲ちゃん!」
「ちゃっちゃとコイツ等片付けるよ!」
現れたのは義母さんと同じらぶドル二期メンバーであった双子で組んだユニット「ピッコロ」で人気を博していた浅見 ひびきと大路 しずくさんの二人だった。
その頃、Side?
「早く…早く彼を止めないと大変な事になる!…もう戦争の引き金になるのは駄目なの!…」
とある悪魔の女性が会談が行われている場へと急いでいた。