ハイスクールLMi×SH×D   作:カオスサイン

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イッセーの性根は不変!
後感想ぷりぷりーず


EPⅩⅥ「禍の団の襲撃PARTⅢ」

一誠達が外からの敵に応戦している一方、Sideアザゼル

「ぐっ!?…何故だ!?何故勝てん!?…今の私は無限の龍神から貰った蛇によって強くなっている筈なんだぞ!」

「やはりそうだったか…そう思ったから君の体内からその蛇を私の滅びの魔力で打ち消させてもらったよ!」

「なんだと!?…」

旧アスモデウスと現ルシファーの戦いの軍配は圧倒的にサーゼクスへと優勢が傾いていた。

それにしてもあのオーフィスの力か…いよいよ本腰を入れて動くか。

「クルゼレイ、今投降してくれるのならば君の身の安全は保障出来るが…」

「誰が我等の誇りを奪っていった者達になど!…」

サーゼクスはクルゼレイに対し投降を促していた。

だがクルゼレイは当然の如く受け入れを拒否しようとしていた。

其処に…

「これは!…」

「旧レヴィアタンの紋章!?…ウソ…」

不意にクルゼレイの背後で別の魔法陣が出現し其処から現れたのは…

「良かった!何とか間に合ったのね!…」

「カテレアちゃん!?なんで!?…」

「増援って事かい?」

そいつは旧レヴィアタンであるカテレア・レヴィアタンであった。

増援に現れたのかとサーゼクス達は身構える。

「お待ち下さいサーゼクス・ルシファー並びに三勢のトップ陣!

我々に敵対の意思は御座いません!

クルゼレイも今すぐに戦闘をやめて!」

「カテレア!?何故そんな世迷言を言っている!?…」

おや?なんだか雲行きが怪しくなってきたぜ…。

「え?」

「一体どういう事なんだい?」

この予想外の事態にサーゼクスも以前からカテレアに敵意を向けられていたセラフォルーも困惑する。

「確かに私は以前よりセラフォルーの事を恨みを抱いてはいました…ですがそんな恨み節は唯々愚かなものでしかなかった事に気が付かされたのです…」

カテレアはそう語った。

「カテレア、それ程までにお前さんを変えたのはもしやらぶドル達か?」

「…~///そうです!悪いですか!?」

「成程な…」

カテレアは照れくさそうにそう言った。

「カテレア!よもや人間如きの娯楽に惑わされるなど誇りを忘れたのか?!」

そこに痺れを切らしたクルゼレイが叫ぶ。

「クルゼレイ!貴方は只オーフィスを担ぎ上げた連中に利用されているだけよ!

中でもシャルバ・ベルゼブブ、アイツは危険なのよ!

復権を望んでもそれから先の未来のヴィジョンが視えてなければ誇りに意味なんて無いのよ!それが分からないの!?」

「戯言を!…」

カテレアはクルゼレイを説得するが彼は聞く耳をもってはくれない。

「もういい!カテレア、お前を裏切り者として断罪する!…と言いたい所だが現魔王共に蛇の力を奪われたのでな…出直すとしよう。

それまで首を洗って待っているがいい!」

「クルゼレイ…」

クルゼレイはカテレアを処刑しようとしたが先程オーフィスから貰っていた力が奪われていた事で分が悪いと察したのか撤退していった。

過ぎ去る彼をカテレアは悲しそうな表情で見ていた。

その直後の事だった。

ドゴーン!

「!?ヴァーリ、あの野郎裏切りやがったのか!…」

爆音が響いてきたので外を見るとヴァーリが赤龍帝に攻撃を仕掛けて追い詰めていた。

あんにゃろう…。

「白龍皇の裏切りですか…アザゼル貴方も見誤ったようですね…」

「アイツの特性を鑑みればこればっかりは俺にはどうしようもねえ…そうだカテレア」

「ん?」

「旧魔王の贖罪代わりといってはなんだが俺の代わりにコイツをあの赤龍帝の小僧に届けてやってはくれないか?それと伝言をだ」

「それならばお安い御用です。

では」

俺は取り出した開発していた武器をカテレアに届けさせるように言った。

 

Side一誠

「チィッ!?…聖杯の欠片と善石の力とって合わせれば負担軽減出来ると思っていたんだがな…」

『予想以上の莫大なエネルギーが災いして神器がバーストしかけているぞ…どうする気だ相棒?』

「一体何があったの一誠?」

「ヴァーリの野郎が今回のテロリストに便乗して裏切ってたんだよ!

俺と戦いたいが為の理由付けみたいだが…」

俺はヴァーリに言われた事を義母さん達に言うと義父さんがキレた。

「一誠、存分にブッ飛ばしてくるんだ!」

「言われなくても!」

俺は再びヴァーリの所に向かおうとすると

「待ちなさい、今代の赤龍帝のボウヤ」

「貴方は?」

女性の悪魔が現れ俺を呼び止める。

「私の事は後ででも良いでしょう。

アザゼルからお預かりした物があります」

「おっと!?」

女性悪魔から黒い棒状のケースを投げ渡されてそれを開けてみると…

「これは…剣?」

『いやどうやら銃剣のようだ』

「あ、本当だ」

それは異様なオーラを放っている銃剣だった。

「それとアザゼルからの伝言です。

簒奪した白龍皇の力をその剣に肩代わりさせてみろという事です」

『アルビオンの力をこの魔銃剣に?大丈夫なのか?』

「赤龍帝ドライグですね。あの男は己の開発した物に絶対的な自信を持っています。

それは私も保障出来ます」

『信用しよう…相棒!』

「ああ!」

俺は剣に魔力を流してみる。

すると…

「『貴方が私の新たなマスター?』」

「君は…」

『その魔銃剣に宿った人格の主か』

「『ええ、私は魔銃剣「トワイライト」の意志です』」

夕暮れの空間に飛ばされ美しい金髪の女性が現れる。

その女性は剣の人格だった。

「そうか、なら君はトワだ!」

「『トワ?…』」

「ああ、君自身の名だ」

「『ありがとう…ございます!』」

そして意識は現実に引き戻される。

「む?武器か、成程アザゼルの仕業だな!」

「ヴァーリ!今度こそこっちの番だ!」

俺は修復した鎧を纏って飛翔しヴァーリに急接近していく。

「うおおおー!」

「甘いな赤龍帝!」

「甘えのはそっちだ!トワ!「解除(リベレイト)」!」

「何っ!?…ぐはっ!?…」

魔弾を撃とうとしてきたヴァーリに対し俺はトワの封印を解除し弾丸を撃ち放つ。

かろうじてガードしたヴァーリだったが大きく仰け反る。

「どうだあ!?」

「くっ!?…こいつは!?…」

『気を付けろヴァーリ!俺から簒奪した力をあの銃剣に肩代わりさせているようだ!』

「ほう!…面白いぞ!アルビオン!アレを使うぞ!」

『ヴァーリ!?待つんだまだ今は早い!…』

「今使わなくて何時使う!【我、目覚めるは 覇の理に全てを奪われしニ天龍なり 無限を妬み、夢幻を想う 我、白き龍の覇道を極め 汝を無垢の極限へと誘おう】

<覇龍(ジャガーノートドライヴ>!はあ!」

ヴァーリが呪文を唱えると先程よりもとてつもないパワーの上昇を感じた。

『白の覇龍か!…』

「ドライグ!奴への対抗策は?!」

『アルビオンの覇の力は物体だけでなく空間をも干渉出来るのだ』

「それをされる前になんとかすれば良いって事か!

だったら!…」

ドライグにそう言われ俺は思いついた策に転じる事にした。

カシャン! トワに肩代わりさせていたアルビオンの力を解く。

そして…

「義母さん達!ちょっと力をお借りさせて貰います!」

「「へ?」」

「勿論ええよ!この「属性玉(エレメーラ・オーブ)」でええん?」

「それで大丈夫です。

しずくさん達はあっちの力の方を…」

「ああ、そういう事ね分かったわ!」

「そういう事なら良いよー!」

俺の発言にしずくさん達はぽかんとし、意図を素早く理解してくれた義母さんは俺に

肌色の宝玉を受け取り、しずくさん達には別の力を借り受けた。

「トワ!まずはこれをリベレイトだ!」

『イェス!マイマス…えっと?…』

「何をする気かは知らないが我が覇龍を破れるかな!」

一瞬トワが困惑したがリベレイト完了後に覇龍化したヴァーリが仕掛けてくる。

「そいつはどうかな?」

「何!?ぐはあっ!?…」

ヴァーリの放ってきた攻撃は彼自身が繰り出したものと打って変わって威力が桁違いにパワーアップしながら反射された。

「ぐふ!?…俺の「ハーフディメンション」でのリフレクトすらも受け付けないだと!?…一体何をした!?」

「どうだあー!?義母さん御自慢の「爆乳属性」のエレメーラオーブの力はぁ!

何者をも包み込む包容力、その柔らかさと絶妙な弾力が生み出した正に鉄壁!」

「何ィ!?」

「照れるわ~!」

「プロデューサー…」

「変態…」

能力解説にヴァーリは驚愕し、義母さんは照れにトリップ、瑞樹達にはジト目で見られ、ひびきさんに至っては遠い目をしていた。

『相棒…力説している所悪いがそろそろバランスブレイク状態でいられるタイムリミットが迫っているぞ』

「分かってる!次の一撃で決めるぞ!」

ドライグも呆れていたが気を取り直して再び別の力にリベレイトする。

「させるか!」

ヴァーリがそれをさせまいと攻撃してくるが回避する。

「おっと!そうはいかないぜ!そら!」

リベレイトしたトワイライトを撃ち放つと二方向から突風が発生する。

「む!?この程度の突風になど!」

「誰がそれだけだと言った?」

「何っ!?…」

『ヴァーリ!この風は只の風じゃないぞ!』

「もう遅い!」

ヴァーリは防御態勢をとったが俺の攻撃はそれだけじゃない。

「でやああー!<セイクリッドドラゴキック>+」

「ぐうううー!?」

「<ダブルエンジェルトルネード>!」

突風の中に飛び込み其処からキックをヴァーリに浴びせた。

「ぐわあああー!?」

ヴァーリは思いっ切りふっ飛ばされて地面に叩き付けられる。

「こ、この攻撃は…」

「ああ、ツインエンジェルの力だよ。

悪魔とハーフなお前でもキツイ筈だ」

あの時、ツインエンジェルに変身していたのがひびきさんとしずくさんだったのだ。

兼用しているとは。

ブルーエンジェルの人はいないが。

「お、俺が何時純粋な人間では無い事に気が付いていた?」

「最初からだが?」

「そうか…」

「ヴァーリ、迎えにって…その傷は!?…」

満身創痍状態になったヴァーリの下に棍棒を持った男が現れる。

「美候か…其処の今代の赤龍帝に手酷くやられてね…これは撤退せざるを得ないようだ」

「へえ、でもアース神族との戦いがあるからしっかりと英気を養いな」

「すまない」

ヴァーリはその男と一緒に撤退していった。

しかし…一方で…

「何々ですかこれ!?」

「とんでもない事になっているみたいだにゃー…」

「どうして旧校舎に一般生徒が!?…しかも不味いですわねこれは…」

「お前達、このハーフヴァンパイアと猫悪魔をどうにかされたくなきゃ大人しくしな!」

キャスリングで今回の事件の発端にさせられた眷属の救出に来た朱乃だったが何故か終日迄は本来入れない筈の一般生徒である猫谷 海羽と桐生 琴葉が居た上に、子猫とハーフヴァンパイアであるギャスパーは人質として囚われていて迂闊に手が出せずにいた。

 

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