最近
霊的な守護者であるミカドには人間が人間や土地から霊的な力を受けとっていない動物を殺そうと咎める義務はないのだが、だからといって見逃す必要があるわけでもない。狙いは悪魔と自分たちらしいし………そんなわけで
「ふぅ、やっぱり処女の血は最高ね」
「拷問した後だとコクが出ますよね~」
「私は血より肉が良い………生前は生でしか食べてなかったけど、料理、侮りがたい」
「そうだろうそうだろう。俺は料理が得意なんだ」
「酒も美味いなぁ。これも手作りなのか?」
ミカドは現在ちょっとした食事会を開いていた。参加者は客人はカーミラ、残りはミカドが魔人として復活させた妲己、ジェヴォーダン、酒呑童子。ジェヴォーダンは狼の耳をピクピク動かし尻尾を振る少女で酒呑童子は人間だった頃の姿に近く、絶世の美少
くい、と酒をあおり息を吐けばチロチロと長い舌が姿を覗かせる。
「しっかしお前も不幸だよなぁ、染み着いた女共の怨念が強すぎて女として復活なんて」
「いや、我は案外気に入ってるおるぞ?この姿なら女に告白されるのたまにしかないし」
「たまにあるのかよ」
「フったら恨まれるよりモテるから妬まれる方がまだ解りやすい……」
酒呑童子はカラカラと豪快に笑い酒をあおる。神の住む高天原で作られた酒で、鬼が飲めば酔いつぶれ人が飲めば力が増し神が飲めば満たされる神酒。並の人間が一口飲めば天上の快楽から暫く戻ってこれない酒だが、ここに集まった面々は水のようにゴクゴク飲んでいく。
「解ってませんねぇ。ふっても恨まれるどころかなお依存され、何なら足袋一枚のために命を懸けてくれるようにしてこそじゃありませんか」
「我は鬼ぞ?気に入らなければ殺して道に捨て、気に入ったなら奪う。女を抱き姫を喰らい勇猛果敢な人間共と殺し合う。それこそが喜びだ……殺せれぬよう回りくどいことなどせんよ。お前も、仮にも大妖怪ならば力のまま暴れてはどうだ?」
「それはそれで確かに面白いんですけどねぇ。でもぉ、私は妲己、玉藻、その他人を誘惑し国を傾かせてきた毒婦ですよ?綺麗に並べられた置物を踏みつけ壊すより、その管理者達が自分で壊し、汚し、後悔する様を見るのが大好きなんです。あ、もちろん普通に拷問も好きですけどね♪」
流石大妖怪。話がかなり物騒だ。まあここには人の命を文字通り食い物にする者達しか居ないのだが………。
「拷問といや、やっても意味ないことやらされんのも拷問だよなぁ………体育祭の練習くそ面倒くさかったわあ」
「意味ないことですかぁ……そういえば穴を掘って埋める、をひたすら繰り返させるなんて拷問を考えた人間が居るらしいですねぇ」
「まあ俺は当日病気になるんだがな」
「ふはは。仮病と宣言して居るではないか。ではどうだ?その日1日この我とまぐわうのは」
「え、酒呑ちゃん今は女の子だけど昔は男だったんじゃぁ……」
「いや、女の体もなかなか悪くない。放つ感覚も好きではあるが、搾り取る感覚もまた………まあミカドとは初めてだが」
初めてか、どうなるんだろう、と興味が出てきた妲己。酒呑童子……男の頃はかなり精剛。あの物好きさが女になっても変わらないとしたらどれだけ淫乱になっているのか……。しかし対するミカドもかなりの好き者だ。実際落として自分の傀儡にするつもりが最終的には喘ぐしか出来なくされたし……。
「というかミカド君はいいんですか?酒呑ちゃん、元男ですけど」
「ああ、俺顔がよけりゃ男もいけるよ………」
「───そういえば聖書の淫欲における罪の中には同性愛も普通に入ってますっけ」
「まあ攻めは絶対だがな。その点牛若丸は生前から衆道経験者だしなかなかよかった……次の日同じ事をティアマトにもやってみたら気持ちよさそうにしててさー──」
そうこう話している間に食事がなくなる。全員まだまだ食べられる。
「よし、追加で料理だ」
「手伝うわ。といっても、血抜きだけだけど………あ、そうだ──」
立ち上がったカーミラがついて行こうとして、思い出したように懐から杯を取り出す。
「これ、おじさまからあなたにって───」
「ヴラドのおっさんが?」
∞:(祝)卵産まれた
金:おお!お嫁さんに産ませたんですか?ん?卵?
∞:違う。産んだの我
狼:どういう事だ
───母違いの兄弟がたくさんな狼さんがチャットルームにログインしました──
母:ばんわー
母:何やら妙な会話が……我が輩の父同様男にも女にもなれるといえ事であるか?
狼:ああ………
嫁:何!?男にも女にもだと!?よし、狼パパ、美女になってこっちにkghu$
狼:?
金:?
∞:?
嫁:この人の嫁です。ごめんなさい……今頭を割って黙らせました。今回は何も出てきてませんね
ア:HAHAHA!豪快な嫁だなおい!
嫁:時に狼パパさん……来たら殺す
──嫁が怖いさんがチャットルームからログアウトしました──
狼:行くわけあるか
──OUGONバットさんがチャットルームにログインしました──
O:ばんわー
O:最近弟の機嫌がよくて、少し話をしてみた。考えに違いはやはりあるが、何も話さないより楽になった………それとお主等、少しは新しい命の誕生を喜ばんか
金:改めて、おめでとうございます!
ア:オメットさん
狼:私から唆したのだったな。おめでとう
独:うらやましいですけど、おめでとう(≧∇≦)
三:強い子に育つと良いな
コ:おめでとなのじゃ!
金:なんだみなさん結構いたんですね
母:おめでとう。我が輩も最近子が産まれた。双子だ!かわいいのだが、成長するのが速い───
コ:兄弟か。うらやましいのぉ……私も妹か弟を母上に強請っているのじゃ!相手もいるしの!
狼:ちょっと前まで簡単におんぶしてやっていたのにな。今では潰されそうになっている時もあるな
金:あれ、狼パパさん母違いの兄弟がたくさんな狼さんのお知り合い………って、この名前……もげろヤリチン!
狼:はぁ!?
金:冗談でーす。私が好きな人もやりまくりですからね!
狼:それはそれでどうなんだ………
金:あ、そろそろ眼鏡が
金:兄が帰ってくるので落ちますね。そろそろ引っ越ししよ
───金髪魔女っ娘さんがチャットルームからログアウトしました──
狼:私もあがろう
母:同じく
───狼パパさんがチャットルームからログアウトしました──
───母違いの兄弟がたくさんな狼さんがチャットルームからログアウトしました──
O:弟の見舞いに言ってやるか
───OUGONバットさんがチャットルームからログアウトしました──
独:スケベジジイの護衛で日本に向かう準備があるので失礼します(^_^)ノ
───独身戦乙女さんがチャットルームからログアウトしました──
───アローハーさんがチャットルームログアウトしました──
───ココノエさんがチャットルームログアウトしました──
───三日月ドラゴンさんがチャットルームログアウトしました──
───∞ドラゴンさんがチャットルームからログアウトしました──
深:…………………
深:チャットルームって、見てるだけでもおもしろいんだねぇ
───深海引きこもりニートさんがチャットルームからログアウトしました──
───チャットルームには誰もいません──