シンデレラガールズ 習作短編集   作:らいぶん

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鷺沢文香、シンデレラガールおめでとう
八神マキノ、ボイスオーディション3位おめでとう


ところで、誰か忘れてない?という話です
よりふみはいいぞ


彼女の涙と2人の誓い

今年度のシンデレラガール総選挙の無事成功を祝した賑やかな祝賀会が宴会の様相を呈するのに、さして時間はかからなかった。

 

発表会場から祝賀会場へと姿を変え、現在は宴会場に転身した事務所のホールでは、各々のテーブルで思い思いに仲の良いアイドルが集まり、何人かは人の間を抜けて他のテーブルを渡り歩く姿が見てとれる。

 

例を幾つか見よう。

完全に出来上がった様子の第6位を隔離するように成人組が壁を作り、その中ではいつも通り人身御供となった第7位が被害を押さえるべく孤軍奮闘している。

 

他方、早くも喧騒に飽きだして自身の城たる研究室に籠ろうとした第2位は、恋敵たる京美人の手で椅子に拘束され、共通の恋人が嬉々として演じるさして面白くもない野球物真似を延々と見せられる羽目になっていた。

 

第3位と第10位の少女達は、それぞれの恋人である第34位と第19位によって今までの苦労話、裏話、かわいいところ、かっこいいところ等々を延々と朗説され、両者共に赤面を隠せない。

 

有り体に言って混沌としていた。

 

 

そんな混沌の中心部にて困惑する少女が1人。

 

「……何故、どうして私がここに居るのでしょうか…」

 

右を見れば今年のシンデレラガールに選ばれ、すごいですすごいですと持ち上げる妹分や熱血乙女に照れながらも満更ではなさそうな鷺沢文香。

 

振り替えるとパフェを食べる特別オーディション第3位八神マキノ。口に運ぶ合間に度し難い度し難いと言いながらも言葉よりスプーンが進む様で、やはり彼女も相応に舞い上がっているらしい。

 

そんな両者に挟まれた少女の名は古澤頼子。トリオユニット、オータムブックメイトのメンバーである。

彼女が何故このような状況下におかれているのかは、少しばかり時間を遡る必要がある。

 

 

 

この会場でシンデレラガール総選挙の結果発表が行われたのは今から凡そ1時間前のことだ。

 

ステージ上でユニットメンバー達の大躍進を笑顔で見届けた彼女は、以前から感じていた差が更に大きなものになった事を悟った。

 

苦悩、屈辱、焦燥、色々な感情が渦巻き、それらに振り回されそうになる。

それらを相手に孤独に抗うだけで時間は過ぎ、いつの間にか発表は終わり、撮影機材は撤収していた。

 

社長や協賛企業代表参列者の短い賛辞の後、事務所アイドル部門の責任者の音頭で始まった祝賀会。

撮影スタッフや他の社員達もプロデューサーやトレーナーと懇談しており、時折今後の業務の話題も混じるのは職業病と言ったところか。

 

他方、当事者たるアイドル達はといえば、『恨み妬みは後に持ち越さない』という社是の下、今日まで溜めに溜めた鬱憤を抜く作業に勤しんでいた。

 

年少組は50位以内入賞おめでとう、ありがとう、来年もがんばろうねと称賛や涙混じりの励ましあいが各所で見られ、大人達はといえばレッスンや減量とは無縁の1日を満喫すべく酒食の肴に苦労語りを並べていた。

 

鬼のトレーナーさん達も今日ぐらいは大目に見てくれるはず、いや待てダメだ目が笑っていない。

『今日だけは見逃すが明日からは覚悟しておけ』という視線が痛い。

 

そんな風に周囲を観察出来る程度には落ち着きを取り戻したと自覚する。

 

 

逃げるようにステージを降り、壁と同化して周囲を伺うと、四方の壁には心を折られ艱難辛苦を味わっているであろうアイドルが何人もいる。

 

かくいう自分もその一人で、顔色の悪さでは彼女らより酷いかもしれない。

彼女達を慰める友人は自分と同列の50位圏外かもしれないが、自分にそれをするのは今回の勝者達だ、彼我の格差はより一層惨めなことになるだろう。

 

基本的に感傷に浸るような柔な精神構造ではない筈だが、それでも今回は堪えた。

仲の良い友人達が、それも自分より後に事務所に入ってきたユニット仲間2人が、自分の両隣を抜けて階段を駆け上がっていったのだ。

 

歴史上、古今多くの芸術家、創作活動家が感じてきた焦りと苦悩を、身をもって感じていた。

その経験もまたかけがえのないものであるが、そうなっている事実そのものは自身の力不足。

全ての経験を糧にするつもりで居ても、心は幾度となく負の感情で上塗りされ、思考に黒い靄がかかる。

 

そうしているうちに一人、また一人と壁から引き剥がされ、人の輪に加わっていく。

その輪郭がどこか歪んだものであることを自覚するまでに、多少の時間を要した。

 

 

観察を進めるうち、近付くものが2つ。

潤んだ瞳で容姿を微細に捉えることは難しいが、実のところその必要もない。

それらが何かなどわかりきった事であるからだ。

 

だからこそ、勝者たる彼女達に言わねばならない事があった。

 

「…文香さん、マキノさん…おめでとう、ございます…!」

 

頼子は涙を拭い、今出来る最高の笑顔で親友2人を祝福した。

 

 

鷺沢文香と八神マキノは、涙に暮れる親友の姿に動揺した。面食らったと言い換えてもいい。

彼女と面識を得てから初めて見た涙だったからだ。

 

彼女らのよく知る古澤頼子は、冷静で穏やか、観察と表現をこよなく愛し、何より経験の全てを自身の糧とすることの出来る女性だった。

マキノは更に、頼子が文香に並々ならぬ好意を抱いていることも知っていた。

 

そんな彼女が、隠れるように涙を流しながらこちらを見つめていた。

だからこそ、彼女が涙を堪えて笑顔を作ったことに安堵した。

直後に彼女が人目を憚らず声をあげて泣き出すことにならなければ、その安堵はより長く続いたことだろう。

 

泡を食わされながらも、ありがとうございます、泣かないでくださいと言う文香の声に嗚咽が混じり、二重奏になるまでに時間はかからなかった。

最後まで冷静だったマキノがどうにか2人を落ち着かせたが、彼女自身の目尻にも光るものがあったことは誰にも隠すことが出来なかった。

 

 

会場の中心部に今回の主役のうち2人が舞い戻ったとき、2人は3人に増えていた。

他の主役達の中にそれを拒むようなアイドルはおらず、むしろ一部はそれを面白がりながら、2人に手を引かれた古澤頼子を迎え入れた。

 

その後しばらくの時間を経て、状況は冒頭に戻る。

頼子が冷静さをようやく取り戻したとき、会場の喧騒と混沌は最高潮を迎えていた。

そして、その中心に自身がいたことに今更ながら困惑した。

 

 

 

かつて祝賀会だった宴会のお開きが宣言され人が少なくなった会場には、挨拶を残して寮の自室に戻っていく。

 

今年の勝者達も各々の友人や恋人たる同僚のアイドルと思い思いの夜を過ごすのだろう。

会場の片付けの邪魔にならないうちに、3人もお暇することにした。

 

 

3人の自室の中で会場から一番近い文香の部屋への道中、そこには静寂があった。

春の夜の静けさの中、3種類の靴音がアンサンブルを奏でる。

 

3人の誰もが会話のとっかかりを探していた。やがて靴の1つが止まる。マキノだった。

 

「悪いけど、私はここで失礼させてもらうわ。

私にはまだ一番の難敵が残っているの。それも、誰かさんより余程小意地で面倒な娘が、ね。

それじゃあ」

 

クールな姿を崩さず、後ろ手で手を振りマキノは別れを告げた。彼女が2人きりにさせようと気を使っていたのは明らかだった。

二重奏に減った靴音が春の夜中に反響した。

 

 

文香の部屋は相変わらずの様子で、本棚と本の山の中に辛うじて生活スペースが確保されて(定期的に頼子とマキノが訪れ、休日丸々かけて本をどうにか片付けて確保して)いた。

否、本は案の定増えていたので悪化したとも言える。

 

頼子はテーブルに積み上げられた過去の台本や辞書辞典の山をそっと退かし、流しに逆さにしてあった柄揃いのプラスチックコップに水を入れた。

この間に部屋の主たる文香がしたことといえば、部屋の鍵を開けたことと所在無げに椅子に腰掛けたことぐらいである。

 

同時に水を一口、お互いが気の高ぶりを収めたと見て、頼子が切り出した。

 

「……まずは文香さん、改めてシンデレラガール、本当におめでとうございます…」

「…ありがとうございます…、私を応援してくださった皆さん、プロデューサーさんや事務所の皆さんのお陰です。何より…」

 

「私のお陰、というのはやめてください…。私は文香さんの活躍に貢献出来たとは思っていませんし、私を気遣っての事なら尚のことです」

「頼子さん…」

 

頼子は文香の表情を読もうとするが、他の相手ならいざ知らず、文香の思考だけはどうしても読みとれない。頼子の希望的な推理が混じる、惚れた弱みだ。

 

頼子にはどうしてここまで自分を気遣ってくれるのかがわからなかった。

実のところ、文香も何故自分が頼子をここまで気にかけているのか理解していなかった。今の今まで恋心というものを文字の中にあるものとしか理解していなかった弊害である。

 

 

 

膠着した空気を打破したのは、文香の携帯だった。電話の相手は八神マキノ。縋る思いで電話に出る。

 

「…私よ。文香、スピーカーボタンを押して。わからないのであれば頼子に頼むことね」

「頼子さん、お願いします…」

ノータイムで渡された携帯に少し苦笑しながら、電話越しの指示に従う。

 

「これで2人共に聞こえるわね?

さて、私が推測するにそろそろ話題に困った頃で、変な事を口走らない様にお互いが沈黙しだしたのだと思うのだけれど」

見ていた様に推理を語るマキノに、図星の2人は小声で肯定する。

 

「まず、お互いの思いを確認することから始めましょう。

私の持つ情報を統合すると、頼子は文香の事が好きよね。聞くところによると、文香が事務所に入ってきた頃からずっと」

「……そうだったのですか…」

静かな問いに対し、小さく頷くことで肯定する。

自分のいなかって頃の情報まで持ち出すあたり流石の諜報能力である。

 

携帯の向こうでは言葉の矛先を変えて鋭い指摘が行われていた。

「対して文香、貴女が頼子の事を自分が思う以上に考えているのは、その感情が恋そのものだから。多くの物語で題材にされるそれの定義を、まさか貴女が知らないとは言わないわよね?」

 

必要以上に皮肉げな言い回しをするのは相手が3人の中で最年長の文香だから…というだけではない。

文香の方に自覚はないが、以前から彼女が同僚達から度々持ちかけられた恋愛相談が原因である。悩める乙女達の本音に対する彼女の答はどれも真摯で、詩的で……誰にとっても不幸なことに、その悉くが検討違いなものであった。

それの後始末にマキノ扮する謎の人物データ好きやその仲間映画好き、イチゴ好き他多数が毎度毎度奔走していたことも、文香には徹底して隠蔽されていた。

 

そんなこととは露ほども知らぬ文香であったが、それでもマキノの言葉の端々に険があることは少なからず感じとれた。

好意に対する己の鈍感さが周囲にどれだけ悪影響を及ぼしていたかを彼女は朧気ながら、本当に朧気ながら自覚したのだ。

 

 

「早い話、貴女達2人は両思いよ。そしてそれは、事務所の中では既に周知の事実。

文香を慕っている茜やありすも、頼子を想っていた晶葉や都も。2人だったら任せられる、自分の出る幕はないと口を揃えて言っていたわ。

これがどういう事か、わからない訳がないわよね?」

 

関係者の人数を増やして圧を高め、特に親しい何人かの名前を出して具体性を確保しておくことも忘れない。

理系、技術系アイドルと言われる彼女だが、意外にも論戦にも優れていた。

 

そんなマキノに対し、どれだけ語彙力や文法に長けていようとそれを論弁に活用する技能が文香にはなく、頼子も文香が関係する事象ではそれを発揮出来なかった。つまるところ、マキノの一方的優勢である。

2人はここで初めて、お互いが好意を向けていたことを認識しあう事になった。

 

「……はい、私は、文香さんのことが以前から好きです。」

「…わ、私も…頼子さんのことが好きなのだと気付きました…」

そして口に出した、これで勝負あったも同然であった。

 

 

もし仮に他の話題であったなら、頼子なら互角の展開に持ち込めたのだろう。

だが文香のことで頼子が勝てる相手はそう多くなく、数少ないその1人である文香本人ではマキノとは勝負にすらならなかった。

 

「さて……今ので2人が両思いであることはお互いが認めたと思うのだけど、後はそれをお互いが受け入れるだけ。

そしてそれに茶々を入れる程無粋でもないの。

いくらお節介焼きのユニット仲間といえど、私がやれるのはここまで……必要なら結婚式の神父役でもやってあげるのだけれど?」

 

それはマキノからの挑発であり、同時に最後の警告であった。

ここまでお膳立てされておいてまだ覚悟が決まらないのか、ここで意地を見せなければ今後どうなるか理解っているな、という圧を込めた問い。

その意味を理解した直後、2人はほとんど同時に言った、私達だけでやらせてください、と。

 

電話の向こうからは数秒の安堵めいた沈黙の後、努めて冷静に整えられた声が放たれた。

「私の配慮が伝わった様でなにより。後はご両人の好きにやって頂戴、それじゃあ」

そう言い残して通話は切断された。

 

 

 

2人の居る空間を再び無言が支配する。

 

退路を自ら絶った以上、言わないという選択肢は取れない。お互いを想っていることも理解している。だが、きっかけがない。

こういった場合、往々にして人は感嘆詞で間をつなぐことを試みる。すなわち…

 

「「…あの」」

同じ言葉を同時に発するという、古典的かつ文学的なアクシデントが発生することがある。

 

「「……ふっ、ふふっ、あはははっ」」

その後の反応として文学的に多い行動は同時に笑いだすというもので、多分に漏れず彼女らもそうであった。

 

2人は笑う、自身の疑念を払い飛ばす為に。

2人は笑う、お互いへの愛を認めあう様に。

 

一頻り笑いが落ち着いた後、咳払いを挟んで切り出したのは意外にも文香だった。

 

「…さて、頼子さん。

あそこまでマキノさんに気を使わせてしまいましたし、いよいよ…こ、告白を、しなければいけませんね…」

照れて口ごもり、白皙の柔面を赤らめている、かわいい……ではない。

茹であがった思考を振り絞り、記憶を遡って活路を開こうと奮闘する。……そういえば。何かを閃いた頼子は、こちらも顔を赤らめながら提案する。

 

「……折角ですから、マキノさんが仰っていたように結婚式の真似事でもしましょうか…ジューンブライドには些か早いですが。」

これから恋人になる彼女の言葉に、文香は更に顔を赤らめながら頷いた。

 

 

ここは鐘が鳴り光差す教会ではなく、狭く埃っぽい文香の部屋。

神父も牧師も不在で、本棚に座る多種多様な本たちを除けば参列者もいない。

2人の花嫁はドレスはドレスでもパーティドレスで、汗と涙で折角の化粧も崩れはじめていた。

 

だがそれでも構わない。それらは2人の永遠の愛を否定するには遠く及ばない。

 

「……本当に、私からで良いのでしょうか。」

「大丈夫ですよ。私は文香さんに返事をして、文香が問い掛けた言葉と全く同じ言葉を文香さんに質問するだけですので。」

 

台本は宗教書関連の棚にあったものから文香が引用、手直しして5分と経たずに書き上げた。

頼子はといえば、携帯のカメラを起動して撮影を始めた。2人の記念を残すため、頼子曰く記念の絵の資料にするためだと言う。

映像を記念にするのではなく、絵のための中間材料でしかない辺りが頼子らしくて、文香は笑った。

 

「……では、失礼して」

尤もらしく真顔をつくり、お手製の台本を手にした文香の正面に頼子。暇になった反対側の手で頼子の手を握り、誓約の言葉を綴る。

 

「……古澤頼子。

貴女はここにいる私、鷺沢文香を

病める時も健やかなる時も

富める時も貧しき時も

優った時も敗れた時も

恋人として愛し、敬い、慈しみ

互いに支えあう事を誓いますか。」

「はい、誓います。」

 

参列した本とカメラ、今までとこれからのアイドル人生に、そしてお互いに対し誓いを立てる。幾度の舞台を経ても忘れられない言葉で。

 

両者真顔のままポーズを交換する。手は少しでも離したくなくて、相手もそんな様子だったので真顔はすぐに崩れた。

一呼吸置いて再びの真顔で誓約を口にする。

 

「……文香さん、行きます。

……鷺沢文香。

貴女はここにいる私、古澤頼子を

病める時も健やかなる時も

富める時も貧しき時も

優った時も敗れた時も

恋人として愛し、敬い、慈しみ

互いに支えあう事を誓いますか。」

「はい、誓います。」

 

文学と絵画、彼女と自分を形作って来た全てのものに、そしてお互いのこれからの人生に誓いを立てる。幾度の年月が流れても色褪せない色彩で。

 

 

真面目腐った顔に耐えきれず、吹き出したのは果たしてどちらだったか。再び部屋を満たした笑い声が落ち着くのを見計らって、頼子は最後の提案を口にした。

 

「…さて、文香さん。ここまでお互いに誓いの言葉を交わしましたが、一般的に結婚式のクライマックスといえば、何だと思いますか?」

「………? それは…、あっ」

 

頼子の問い掛けの意味を理解したとき、文香は今までにない程に顔が赤くなったのではないかと錯覚した。

周章狼狽し、呂律の回らなくなった彼女は両手で顔を隠し、

「……あの…目を、閉じていてもらえないでしょうか…」

そう言うので精一杯であった。彼女の顔を覆う両手を無言で抑えた頼子は瞼を伏せ、顔を近付け、そして、……………

 

 

 

カチリ、ボタンを押す小さな音が事務所のラウンジに溶けて消える。

 

「…本当に、世話の焼ける人達ね」

電源を落とした盗聴用携帯電話を専用のケースに入れ、懐に放り込むと、マキノは椅子から立ち上がり脚を動かす。

 

案の定拗れそうになっていた2人を早くくっつけとせっつき、事務所1の大型未完成カップルに進展の兆しを作った陰の功労者は、更に自分の恋人を相手取る義務も有していた。

彼女の親友達にアイコンタクトで最後のフォローを譲られたマキノとしては、事務所でも一際面倒なパターンである文香と頼子のデータを獲られたことを人知れず喜ぶ。

 

いくらも経たずに目的の部屋に到達。一呼吸置き、ドアを静かにノックした。

 

「泉、入るわよ?」

 

返事より早く扉を開け、体を捩じ込むんで部屋に入る。

相手の行動パターンは親友2人からリサーチ住みであるし、何より恋人たる自分の経験則もある。

彼女の思考がまた何か変な方向に転がる前にどうにかしなければと、マキノは覚悟を決めた。

 

夜は未だ半ば、本音を打ち明けあうにはうってつけの頃合いだ。

彼女達の語らいは暫し続くことになるだろう。

 

 

 




頼子さんはいいぞ、よりふみはいいぞ、オータムブックメイトはいいぞ(挨拶)

という訳で2年ぶりの投稿。頼子さんらしさとふみふみらしさが出せていればよいのですが。


ふみふみがシンデレラガールになっただけでなくマキノンが先にボイスついたのは正直悔しいし、2人に遅れをとったと感じました。

しかしその反面、この逆境をバネに奮闘してボイスを獲得し、先を歩いていた2人に並び立つのは…エモじゃろ?と脳内で誰かが言っていたのでそれに従うまま筆を取りました。


また2年後ぐらいに何らかのカプで投稿するかもしれません。頼子さんにサプボが来たら直ぐ様何か書きます。

よりふみはいいぞ(〆の挨拶)

これから書く小説の案いくつか、票が多いものから書く予定

  • しきにゃんと紗枝はんがユッキを取り合う話
  • 有香ちゃんとルキトレちゃんが筋トレデート
  • うづみほみおあい四角関係が自主練室に行く
  • 比奈センセの押しかけ女房になった関ちゃん
  • 年下に恋してしまったアイドル達の悲喜交交
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