BUILD NEW WORLD・ビルドが斬る!(凍結) 作:ビーザワン
ここからが本当の意味での”BUILD NEW WORLD・ビルドが斬る!”の
始まりと言っても過言ではないです…
けどここまで5話費やしてしまったのは想定外でした。
あとありがたいことにお気に入り数が更に増えまして
皆さまには本当に感謝感謝です…ありがとうございます!
正直ビルドに関しては知識はかなり持ってるんですが
アカメが斬る!は一か月前に漫画全巻を読み通し
それ以外の知識は二次創作で得てるようなものなので不安でした
けどたくさんの方に読んでもらい感想もいただき
とても励みになっております!
ということでこの勢いを殺さぬよう頑張っていきますので
第5話もどうぞお楽しみくださいませ。
≪前回のあらすじ≫
セ「仮面ライダービルドでありっ天才物理学者であるセントは帝都に現れる怪物スマッシュと戦う日々を送っていた、そんなセントに前に現れた謎の男・ブラッドスタークはタツミの幼馴染であるイエヤスとサヨの2人をスマッシュ化させっこともあろうか2人の親友であるタツミと戦うよう仕向けたのだった!」
ア「私の村雨が通用しないスマッシュ…改めて思うと厄介な存在だな」
セ「そんなイエヤスとサヨを救うべくセントはビルドに変身し2人の肉体をスマッシュから分離させることに成功した、だが時すでに遅し…イエヤスとサヨは己の最後を悟りっ親友であるタツミに自分たちの想いを託し消滅していった」
ア「あの時…セントがタツミに声をかけていなかったらタツミは再び立ち上がれなかったと思う。セント…本当にありがとう」
セ「ちょっ唐突にお礼言われても困るんだけど////」
ア「???」
セ「話を戻して…一連の出来事を経てセントは愛と平和を帝国にもたらす為にタツミたちと共に戦う覚悟を決めナイトレイドへ加入する決意を固めた。そこで俺は命の恩人であるマスターことソウイチが帝国と裏で繋がってる証拠を突きつけるとマスターはブラッドスタークに変身し自身の本当の名を告げ俺とタツミを驚愕させたのだった!」
ア「最後の方ちょっと雑じゃないか?」
セ「詳しいことは第5話の中で話してるから読んでる皆も一緒に観ようね!」
ア「……読んでる皆って誰のことだ?」
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エ「エボルトッ…それが俺の本当の名だ」
セ「星狩りの民ブラッド族のエボルト…つまりお前はこの星で生まれた生き物じゃないってことか?」
エ「正解っまぁもっと広く言えば…俺はこの世界とは違う並行世界の宇宙で生まれ…そこで数多くの星を滅ぼした知的生命体といったところだ」
セ「この世界とは違う並行世界…だと?」
ブラッドスターク改め…エボルトは自身の生い立ちを
セントとタツミの2人に簡潔に説明した
そこでセントが引っ掛かったのは”並行世界”というワードだった、
つまりはいま自分たちがいる世界以外にも複数の世界が存在し
エボルトはその中の1つの世界の宇宙で生まれたということになる
セ「並行世界…パラレルワールドは存在しているということか!?」
エ「そういうことだ♪」
セ「っ…ちょっと待てよっお前は別の世界で生まれたって言ったよな!なら…どうやってこの世界にやってきたんだ?」
エ「まぁ俺にも色々とあってなぁ。その結果この世界にたどり着いたとだけ言っておこう…」
セ「なら次の質問だ…エボルトッお前の目的はなんだ?」
エ「俺の目的は……セントッお前の成長だ」
セ「俺の…成長だと?」
エ「そうだっそのためにもお前には共に戦う仲間を作りっそこで切磋琢磨しながら己の強さを高めていってもらいたかったんだ」
セ「だから俺にナイトレイド入りを進めたのか……けどっ俺が強くなることがお前に何の関係があるっていうんだ?」
エ「そこまで喋っちゃ後の楽しみがなくなるだろぉ~♪そこから先は…お前が俺の求める水準まで強くなったときに話してやるさ」
セ「…ッ」
セントの問いに意味あり気な返事をするエボルト、
”セントの成長”それが一体何を意味するのか
不思議に思ったセントだったが深追いしたとこで
エボルトは本心を答えないだろうと考え
これ以上の詮索はしなかったのであった
エ「さぁ~てっ正体がバレた以上…お前とはここでお別れになるなぁ」
セ「あぁ…そうだな」
エ「ふふふふっ……そうだっここの設備とこれまで浄化したボトルは全てお前にくれてやろう。ただし…」
”カチャッ”
エ「このドラゴンのボトルだけは俺が貰っていくっこいつは俺の計画に必要なボトルだからな」
セ「そのボトルを使って何をする気だ?」
エ「そいつも後のお楽しみってやつだ。それじゃっナイトレイドで頑張って来いよセント…次会う時はっ今より強くなったお前を俺に見せてくれ」
”シュゥゥゥ…”
エ「じゃあなセントッ…チャオォ♪」
ドラゴンボトルを手に持ち別れの言葉を述べた後、
エボルトは周囲に白い霧を放出させ姿を消した
その場に残ったセントとタツミは…
何とも言えない表情をしながら先ほどまでエボルトがいた場所を見つめる
タ「セント…あいつは一体何を始めようとしてるんだ?」
セ「…それは俺にもわからない。けど…少なくともこの国にとってよくないことを始めようとしていることだけは確かだよ」
タ「…ッ」
セ「エボルトッ……お前の野望がなんであれっこの国の明日は俺が守ってみせる。そのためにお前と戦わなければならないというなら…俺は戦うっそしてお前を倒してみせる…絶対にな‼」
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ー同日夜・宮殿内ー
ソ「いやぁ~…まさかこんなに早くバレちまうとはっやはり姿形は変わっても”あいつ”は”あいつ”ってことか」
?「おやおやソウイチ殿、貴殿がこんな時間に宮殿にいるとは珍しいですなぁ」
ソ「これはこれは~…誰かと思えば”オネスト”大臣じゃないかっ相変わらず不味そうに肉を頬張ってるな」
オ「皮肉ですかなぁ?”肉”だけに…ぬふふふっ」
ソ「…人を笑わせたいのならもう少し捻った方が良いと思うぜ」
オ「これは失礼……ところでっ例の実験の方は順調なのですか?」
ソ「おかげさまでなっあんたが人員や物資を提供してくれたおかげだよ」
オ「礼には及びませぬよ。ソウイチ殿がもたらしてくれたガーディアンの技術はこの帝国を飛躍的に進歩させましたっそれ相応の対価は与えねばという皇帝のお言葉を私が実行したまでのことです」
ソ「そりゃどうも。あそうだっ…今日から俺も宮殿住みになったっ色々と迷惑をかけると思うがどうぞよろしく♪」
オ「こちらこそっ…ソウイチ殿とはこれからも友好な関係を築いていきたいと思っておりますので♪」
ソ「ふっ…んじゃっ今日はこれで失礼するよ」
オ「えぇ…ではっまた会う時まで」
ソ「……(ふふっどの世界にも権力と生にしがみつく輩はいるもんだな、そういう奴ほど…俺の手の平で操りやすいっていうもんだ。精々…残った時間を謳歌することだなっ大臣様よ♪)」
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ー3日後・ナイトレイドアジトー
”ガチャッ”
セ「よしっこれでnascitaにあった設備と荷物は運び終えたな……いやぁ~本当に男手が多くて助かったよっありがとう3人とも♪」
ブ「礼には及ばないさっお前はもう俺たちの仲間なんだ、仲間に手を貸すのは当然のことだろ(キラッ)」
セ「(なっなんとまぶしい笑顔…イケメンだなブラートは)」
ブ「おいおいそんな見つめないでくれよ……照れるじゃないか////」
セ「(これで”ホモ”じゃなかったら完璧なのになぁ~…)」
タ「どうでもっ…いいけどっ……つっ…疲れたぁっ…」
ラ「こんなに荷物があるなんてっ…聞いてねぇぞっ…」
セ「だって言ったら絶対断るでしょ」
ラ「んなっお前オレの心が読めるのか!?」
セ「ラバの性格からして言わないのが得策だと思っただけだよ♪」
ラ「(こいつ…思ってた以上に腹黒い‼)」
エボルトと決別してから3日後…
セントはnascitaにあった浄化装置やらの機械設備とボトル、
そして残っていた食料などをナイトレイドのアジトに
タツミ・ラバック・ブラートの協力を得て運び終えていた
そして浄化装置や機械設備などは
ナジェンダにお願いして用意してもらった部屋に設置し、
nascitaの地下室と同じような環境に仕上げていた
ラ「まったくっ…仲間になったと思えば最初から無理難題をナジェンダさんに言いやがってっ」
セ「本人が了承してくれたんだから別にいいじゃん」
ブ「しかしここにあるモノは一体何に使うんだ?俺には何が何だかサッパリで想像ができないぜ」
セ「そりゃ”天才”の発明品ですから♪素人には理解できなくて当然だよ」
ブ「そっそうか…」
ラ「(やっぱこいつムカつくッ)」
ナ「おっ戻っていたかお前たち」
ラ「あっナジェンダさん!」
セントたちが雑談しているところに
ナイトレイドのボスであるナジェンダがやって来て、
それに続くようにアカメを含めたその他のメンバーも入ってきた
チェ「おぉぉ~~なんか凄そうなモノがたくさんあるね」
シェ「これ全部帝都の町から運んできたんですか?」
タ「まぁ…ね、おかげで体中が痛くなっちゃって」
ブ「俺は良い筋トレになったから文句なしだぞ♪」
ラ「それ言えるのお前だけだよ…」
マ「けどよくバレずに持ってこれたわねっこんな大それたモノ運んでたら目立つんじゃないの?」
セ「それはこの間GETしたこのボトルのおかげさ♪」
”シャカシャカシャカッ…スゥゥ…”
ス「ッ…セントが消えた」
マ「えっ…何どういうこと!?どこにいったの!?」
マインの疑問に答えるようにセントは紫色のボトルを取り出し数回振る、
するとセントの体が透明になり…その場から姿を消した
急にセントが消えたことにタツミ・ラバック・ブラート以外の
ナイトレイドのメンバーは驚きセントがどこにいったか周囲を見渡す
シェ「セントさんっどこにいったんですか?」
”ヒョイッ”
シェ「あぁっ…眼鏡がぁっ」
チェ「えぇっシェーレの眼鏡が宙を浮いてる!?」
”スゥゥ…”
セ「どうよっこの”忍者ボトル”の力は♪」
そう言うとシェーレの眼鏡を手に持ったセントが姿を現し、
自慢気に右手に持つ忍者ボトルを全員に見せつけた
セ「このボトルは使用すると姿を消すことができるんだ。これを利用して俺やタツミ達の姿を消して帝都の町から荷物を運んできたってわけ…はいシェーレっ眼鏡返すよ」
シェ「あっ…ありがとうございます」
セ「他にも姿を分身させたり手裏剣を出したり音を出さずに移動速度を上げたりなんてこともできるんだ!」
ア「隠密行動を主体とするナイトレイドにはうってつけの力だな」
マ「ちょ…ちょっと待ちなさいよ!そのボトルってあのベルトがないと使えないんじゃなかったの!?」
セ「まぁ生身でだと100%力を発揮することは出来ないけどビルドドライバーに差し込まなくてもある程度の能力はボトルを振ることで使うことができるんだ」
タ「まっマジかよ…」
ナ「本当に…なんでもありなことをやってのけるな君は」
セ「それほどでもないですよ♪」
ラ「(おのれぇぇ~…ナジェンダさんからお褒めの言葉を貰うとはっセント許すまじ!)」
セ「あそうだっナジェンダさん部屋を用意してくれてありがとうございます。おかげでnascitaからもってきた設備を置くことができました」
ナ「気にしないでくれっこちらとしても…君が我々の仲間になってくれたことに感謝してる。これは私からのせめてもの礼として受け取ってほしい」
セ「どうもですっ俺も…人の命を奪うことはできないけど、ナイトレイドの皆を守るために…そしてこの国に愛と平和をもたらす為にっナイトレイドにこの力をお貸しします!」
ナ「ありがとうセント…そして改めてっようこそナイトレイドへ!」
そう言いナジェンダは左手を前に出し、
セントはその手を握り2人は固い握手を交わした
こうして正式にナイトレイドに加入したセントだが、
暗殺集団の中で人殺しをしないセントが
どういう役割を持つか気になったマインが口を開く
マ「ところでさ…セントはナイトレイドでどういう役割を持つの?」
セ「へぇ?」
マ「だってあんた人殺しはしないんでしょっそこらへんどうなのよボス?」
ナ「あぁそのことか。セントには主に前線で動くお前たちの後方支援を行ってもらう、依頼があり次第ターゲットの情報収集や戦線離脱時の脱出ルートの確保など幅広く動いてもらうつもりだ」
セ「あとはスマッシュが現れたときの対応だね。奴らにはみんなが持つ帝具でも歯が立たないから俺がビルドになってスマッシュの相手をする、それ以外だとこの部屋で実験と研究を行うってことくらいかな」
チェ「実験と研究って…一体この部屋で何をするつもりなの?」
セ「それは……知らない方が良いと思う(ニコッ)」
タ「(絶対ヤバいことするつもりだ!)」
セ「いまヤバいことするつもりだって思っただろタツミ?」
タ「(ッ…バレてるぅ!)」
セ「心配しなくてもマッドサイエンティストじみたことはしないよ。軽く言うとスマッシュから採取した成分の浄化とベストマッチの模索…そしてそれに合った武器の製作やらなんやらだ!あっ時間があったら皆の活動のためになるモノを作るから楽しみにしていてよ♪」
ナ「だそうだっそういうことでみんな…セントと仲良くしてやってくれ」
ラ「仲良くねぇ~…初っ端からこき使われた俺には無理な命令ですよ」
セ「まぁそう言わずにっ希望があればラバの活動に役立つアイテムも作ってあげるよ」
ラ「ならその透明になれるボトルをくれ‼」
セ「駄目」
ラ「即答!?なんでだよっ俺が希望するモノくれるんじゃなかったのかよ!」
セ「いやだって……絶対やましいことに使うでしょ?」
ラ「うぐっ‼」
レ「だはははははーーーっラバ見破られてるじゃん!」
チェ「セントくん観察力があるねっまさにその通りだよ!ラバってバレるってわかってるのに毎回わたしたちがお風呂に入ってるとこ覗こうとしてるんだよ」
セ「やっぱり……ラバッ科学は人が幸せになるためにある力なんだ。このボトルだってそうだ、スマッシュにされ苦しんでる人たちの命を救いっその人たちの明日を守るために生まれた力なんだ、だからそんな人の道に反する行為のためにボトルの力は使わせないっ絶対にね!?」
ラ「わっ…わかったよ!わかったからそんな詰め寄らないでくれ‼」
セ「理解がよくてよろしい」
自身の野望があっけなく壊れてしまったことにラバックは少し落ち込む、
一方の女性陣は”当たり前だろ”と言わんばかりの表情で
セントの発言を賞賛し静かに首を縦に振ったのであった
ナ「あそうだっセント…取り合えずお前の面倒はアカメに見てもらうことにした」
セ「面倒をみてもらうというと?」
ナ「依頼がない時の仕事のことだ。家事や食料の調達など暗殺稼業以外にもやることはたくさんあってな、そこらへんのことをアカメがお前に教えてくれるからしっかりやれよ」
セ「あぁ~なるほどねっ了解しましたナジェンダさん♪」
ナ「ではアカメッセントのことを頼んだぞ」
ア「わかった」
セ「よしっこれで一通りの話は済んだよね?じゃあ俺は研究に入らせ」
”ガシッ”
ア「セント…今から夕食の食材調達のために山に行くぞ」
セ「えっ今から!?」
ア「そうだっ」
セ「あっあのアカメさん…俺3日間アジトと帝都の行き来で結構疲れてるんですけど」
ラ「おぉいっお前荷物ほとんど持ってなかっただろ!」
ブ「大半は俺が荷車で運んだぞ(キラッ)」
タ「それにいま研究しようとしてたじゃんか…本当に疲れてるんならそんなこと言えないと思うけどな」
セ「おっお前らぁぁ~っ」
”ギュウッ”
ア「ではセントッ出掛けるぞ」
セ「ちょっ新人にいきなりハードすぎじゃないですかぁぁーーっ!!?」
セントの叫びを聞きつつもアカメはその細い腕のどこに力があるのかと…
言わんばかりのパワーでセントの右腕を掴み強引に外へと連れていった
ラ「へぇっ一矢報いてやったぜ!」
タ「まぁ言われっぱなしってもあれだからな…今回はラバに乗っかってやったよ」
シェ「けどセントさん大丈夫でしょうか…ここらへんには獰猛な危険種がたくさんいますし、アカメが一緒とはいえ加入初日のセントさんには負担が大きいようにも感じますが」
マ「大丈夫でしょっ私たちが手も足も出なかったスマッシュを倒せる奴なのよ、寧ろそれくらい出来てもらわないとナイトレイドじゃやってけないわ」
ナ「まっセントならなんとかするだろう…さてっ2人が食材を持ってくるまでに準備を終わらせないとな」
ラ「準備…なんの準備をするんですか?」
ナ「んっ…そんなの決まってるだろ♪」
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ア「よしっ今日の夕食に必要な肉は確保した」
セ「っ…っ……かっ体に響くはこれ‼」
アジトを出てから2時間…セントはアカメと共に
山に住む危険種を含めた多くの生き物を狩り荷車に乗せていた
nascitaにいた頃から色んな危険種を討伐してきたセントだったが
アカメの腕前はそれを遥かに凌駕しており、
迫りくる危険種を慣れた動きであしらい的確に急所を斬っていった
その動きにセントもついていこうとしたが
生身での戦闘かつ慣れぬ山場での狩りとなったため
終わったころには体中バキバキで一歩も動けない状態になっていた
セ「アッアカメ…さすがにキツイッ…少し休憩しようよ」
ア「そうだな…ではここからは山菜を採っていくことにしよう」
セ「食材採取は止めないのね(泣)」
そこから更に1時間…セントはアカメの指導のもと山菜や果物を採っていき、
ここでようやくアカメの口から”今日はここまでにしよう”と
終了を告げる言葉が発せられその場に倒れ込む
セ「もっもう無理ぃ…」
ア「お疲れ様セントっ中々良い手際だったぞ」
セ「それはどうもぉ…」
ア「だが体力はもう少しつけた方が良い、このくらいでばてていては今後の任務で満足に動くことができないぞ」
セ「身に染みて感じたよっ如何に自分がビルドの力に頼りきってたっていうこともね……気づかせてくれてありがとうアカメ」
ア「礼には及ばない…私たちは仲間だっ仲間のために力を貸すのは当然のことだろ////」
そう言いアカメは優しく微笑みながらセントに右手を伸ばす、
セントはというとそんなアカメの顔を見て”可愛い”と思いつつも
それは心の中にしまい…自身も左手を伸ばしアカメの手を握り立ち上がる
セ「よいしょっと……んじゃアジトに戻るとしますか」
ア「……セントッお前に言っておきたいことがある」
セ「んっどしたの急に?」
ア「……私たちナイトレイドは国を変えるためにこれまで数多くの命を葬ってきた、だがセントが以前言ったようにどれだけ綺麗ごとを並べてもやっていることはただの人殺しだ…いつかは自分たちにその咎めが来ることも覚悟している」
セ「………」
ア「けど私はっ…例え咎めを受けることになったとしてもっ今ここにいる仲間たちだけは失いたくない!」
セ「……ッ」
ア「私も皆も…これまでたくさん大切なモノを失ってきた、その辛さはっ…痛みは決して慣れることはない!失うたびに…心に穴が開くような苦しみが来るっ……そんな経験っ私はこれ以上したくないんだ!」
セ「アカメ……」
ア「だからセントッお前も…これだけは約束してくれ…絶対に死ぬなっ」
赤く透き通った瞳を見開かせ力強くその言葉を発したアカメは…
これまでセントが見てきた冷静でどこか天然な少女の姿ではなかった
誰かの死を間近で何度も見てきたからこそ言える重い言葉、
それを聞いたセントは思った…アカメは誰よりも仲間想いで誰よりも心が弱い少女なんだと
だからこそ普段はその心を隠し、国を変えるという目的を達成するために
手に持つ村雨で多くの命を斬ってきたんだと…そう悟った
なら自分が取るべき行動はただ1つ…
そう思ったセントはアカメに近づきあるお願いをした
セ「……アカメッ右手を拳にして小指だけ伸ばしてみて」
ア「へっ……何故だ?」
セ「良いから♪」
ア「???」
言われるがままアカメは右手を拳にし、
その状態のまま小指を伸ばしセントの前に差し出す
それを見たセントは自身も右手を同じ状態にし、
目の前にあるアカメの小指に引っ掛けるように交わらせる
ア「セント…これはなんだ?」
セ「”ゆびきり”っていう約束を守ることを誓うためのおまじないだよ」
ア「おまじない…」
セ「……約束するっ俺は絶対死なない!この国を変えるために…愛と平和をもたらすために…そしてナイトレイドの皆と明日に行くためにっ俺はアカメたちと共に生きるよ‼」
ア「セント……」
セ「んっ?」
ア「そっその……ありがとう////」
セ「どういたしまして…あそうだっ俺もアカメに言わなきゃいけないことがあったんだ」
ア「へぇっ?」
セ「これからよろしくね…アカメッ」
ア「ッ……あぁっよろしくセントッ」
こうしてセントはアカメのお願いを守る意味を込めてゆびきりを行い、
アカメも先ほどとうって変わりどこか安心したような笑みを浮かべながら
セントにお礼を言い…セントもいつもの感じでそのお礼の言葉を受け取った
そしてセントは改めてナイトレイドと共に歩む決意を胸に抱き、
仲間であるアカメにその意思を示したのであった
セ「んじゃっ…アジトに帰るとしますか」
ア「そうだな…そろそろ向こうも準備を終えてるはずだ」
セ「準備って…なんの準備?」
ア「そんなの決まってるだろ…」
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ナ「それではっセントがナイトレイドに加入したことを祝って…」
一同「乾杯~っ‼」
セ「かっ乾杯……」
アジトに戻ってみればどういうことか、
ナジェンダの生物帝具ことスサノオ(スーさん)が
持ってきた食材を調理し豪華な料理へと仕上げた
そしてテーブルにはお酒を含めた様々な飲み物が用意され、
何事かと思っていたセントだったがナジェンダの発言によってその疑問は解消された
そう…これはセントがナイトレイド加入を記念した歓迎パーティなのだ、
先ほどアカメがセントを半ば強引に外に連れ出したのは
その準備をセントがいない間にしようというナジェンダの提案だったからだ
セ「(まさか俺の歓迎パーティを開いてくれるなんて……本当に仲間想いな組織だなナイトレイドって)」
レ「ぷはぁぁっ…やっぱこういう賑やかな中で飲む酒は最高だな♪」
セ「(レオーネは酒が飲めればなんでもいい感じだけど)」
ス「セントッお前の為に腕によりをかけて作った!遠慮なく食べてくれ‼」
セ「あっありがとうスーさん…ではっいただきます」
”パクッ…モグモグッ…”
セ「ッ‼(なっなんだこの肉‼すげぇ柔らかいし噛んだ瞬間肉汁が溢れてくる……そして肉本来の旨味を前面に押し出しつつもしつこくない甘さと塩味……最っ高だぁぁ♪)」
タ「美味いだろセントッ」
セ「あぁ…これぞまさにベストマッチオブベストマッチだぁ♪」
チェ「何その表現?」
セ「こんなに美味い料理を作れるなんて……スーさん本当に帝具なの?」
ナ「あぁっスサノオは元々要人警護を目的として作られた生物型の帝具で戦闘能力はもちろん家事全般を完璧にこなすスキルを持ち合わせているんだ」
セ「凄いな……んっそういえば生物型帝具にはまだ未解明な部分が多くあるよな……できることなら体を分解して実験したい♪」
タ「なぁっ駄目に決まってるだろ!」
マ「そうよっスーさんは私たちの仲間なのよ‼」
セ「ジョークだよジョーク♪」
タ「お前が言うと本気にしか聞こえないんだよ‼」
シェ「まぁまぁそう熱くならずに…セントさんっ飲み物のお代わりはいりますか?」
セ「あっ出来たらもらえますか?」
シェ「はいっ」
ス「シェーレッそこにオレ特製の生絞りオレンジジュースがある」
シェ「あっこれですね!セントさんどうぞ…」
”ツルッ”
シェ「ふわぁぁぁっ」
”バシャァァァンッ”
タ・マ・ラ「「「あっ…」」」
シェ「はっはわわわわっ…」
セ「………最悪だぁ」
シェーレは気を利かせてセントに飲み物のお代わりを持っていくべく
スサノオ特製のオレンジジュースを瓶ごと持っていこうとした
だがシェーレは足を滑らせ体勢を崩してしまい
その勢いで持っていた瓶の中のオレンジジュースを前にぶちまけ、
シェーレの目の前にいたセントは体中オレンジジュース塗れになってしまった
シェ「あぁぁぁっすみませんセントさん‼本当にすみません‼」
セ「あぁ~…ははははっ…良いよシェーレ…これくらいどうってことないから」
ラ「だははははーーーっ‼全身ジュース塗れとかっ…運無さすぎだろお前‼」
セ「笑いすぎだろラバッ‼」
シェ「ほっ本当にすみません…」
セ「あっだからシェーレ俺は平気だから…もう謝らなくていいよ」
チェ「つかセントくん…早く着替えた方がいいんじゃない?そのままだと風邪ひいちゃうかもよ」
ス「確かに…セントすぐに服を脱げっ」
セ「へぇっいまここで!?んなの無理に決まってるでしょ‼」
ス「ジュースのシミはすぐ洗濯しないと取り返しがつかなくなる…だからすぐに脱げっ」
セ「いっいいよそんなの‼俺は気にしないから‼」
ス「俺が気になるんだっ」
セ「専業主婦かあんたは!?」
”ガシッ”
セ「ひぃっ‼」
ス「アカメッ俺がセントを抑える…その間に服を脱がすんだ‼」
ア「わかったスーさん」
セ「分かったじゃねぇよ‼何普通に返答してるのさアカメッ女子なんだからそこはもう少し恥じらい持ってよ‼」
ア「大丈夫だセント…すぐに終わるからジッとしていてくれ」
セ「語弊を生む発言をするな‼」
ア「ではいくぞ…セント」
セ「ちょっ…服を掴むなっ引っ張るなっ…止めっ止めてっ…ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁーーーーっ‼」
こうして…セントは良い意味でも悪い意味でも
ナイトレイドの洗礼を受ける形となったのであった
タ「(ご愁傷さまセント…けどすぐ慣れるよっ俺も最初そうだったし)」
ブ「おっ随分賑やかなことになってるなこっちは」
レ「あははははーーっセント何されてんの!!?」
タ「姐さん…飲みすぎだって」
”to be continued”
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【次回予告】
ナ「セントっお前に初の任務を言い渡す」
”ナイトレイドでの初任務”
セ「見返りを期待したら…それは正義とは言わない」
エ「お前ならより強いスマッシュにすることができるかもしれない」
”迫りくるエボルトの脅威”
セリュ「絶対正義の名の下にっ悪をここで断罪する‼」
ビ「力を振りかざすことが正義なんて…俺は絶対に認めない‼」
≪第6話・偽りのジャスティス≫
ということで第5話終了‼
ほぼ日常回みたいな感じになりましたが
セントくん…無事にナイトレイドに加入いたしました‼
そしてエボルトがドラゴンボトルを回収したところ…
これは今後登場するあるキャラを蘇らせるための行動です、
誰を蘇らせるか……そこらへんの展開を予想しながらお待ちください。
あと皆さまセリュ―さんのアンケートご協力感謝します、
セリュ―さん生存ルートでいくことにしますので今後をどうぞお楽しみに。
それでは皆様ッまた6話目でお会いいたしましょう…See you!