BUILD NEW WORLD・ビルドが斬る!(凍結) 作:ビーザワン
YouTubeで本編の動画観たときにこれは使いたいと思い流用してみました。
ストーリーに関りつつも番外編的なお話となるので
本編と比べて話は短めですがビルドを知ってる人なら
”あぁぁっ”ていう話をこのビル斬る劇場では書いていきます。
ということで本編のお休み話みたいに進めますので
どうぞお楽しみくださいませm(__)m
※ちなみに番外編ですのであらすじ紹介はありませんのでご了承くださいませ。
ーナイトレイドアジト・セントの実験室ー
セ「……ふわぁぁ~…あぁもう夜11時かっどうりで眠い訳だ」
夜も更け静かな時間が流れているナイトレイドのアジト、
そこにあるセントのために用意された実験部屋にて
セントはある装置の開発に励んでいた
デスクの上にはカメラのようなモノから
指のサイズほどの小さな機械がたくさんあり、
これをセントは大量に生産していたのだ
セ「明日は確かタツミとブラートとの稽古の日だったな…そろそろ寝ましょうかね」
”グゥゥゥ~…”
セ「……寝るにしても空腹では寝られんっ取り合えずキッチンにいきますか」
集中して作業していたため少しお腹が空いたセントは
食べる物を探しにキッチンへと向かった
ちなみに夜11時ということもあり
他のナイトレイドのメンバーは寝ており
アジト内は静寂につつまれていた
そんな中セントはキッチンに到着し、
少し前に作った特製の冷蔵庫を開き
何か食べる物がないかと中を見渡した
セ「う~~ん…夜食うにしては重い物ばっかだなぁ」
ア「んっセントか?」
タ「なんだセント…まだ起きてたのか?」
セ「へぇっ…アカメにタツミ…お前たちこそこんな夜遅くに何してんの?」
タ「あぁぁ…実は飯食い終わった後に自主練しててさっそこにアカメがやってきて特訓に付き合ってもらったんだ」
ア「1人でやるより2人でやった方が効率が良いし実践に近い模擬戦も行えるからな」
セ「なるほどねっ…にしてもよくあんなハードな夕食たべてから動けるよね」
※ちなみにこの日の夕食はコロッケ丼・唐揚げ乗せであった
セ「してこんな時間まで特訓したは良いものの動いたせいでお腹が空きここに来たと」
タ「まっまぁそんなとこ////」
ア「動いた後はお腹が減る…自然の摂理だな」
セ「まぁ人間である以上それは避けられないものね……けど冷蔵庫にあるモノ夜食うにしてはヘビーな物ばっかだよ」
ア「私は平気だぞ」
タ「アカメ…一応女の子なんだからそういうとこは気にした方が良いかと」
ア「そうなのか?」
タ「(はぁぁぁ~…駄目だこりゃ)」
セ「…しょうがないっそれじゃ俺の数少ない料理を君たちに披露しよう!」
そう言うとセントは冷蔵庫にあった卵を5つほど取り出し、
用意した木製ボウルに卵を割り中の黄身を入れていき
それを泡立て器で手際よく混ぜていく
程よく黄身を混ぜたところでセントは砂糖を取り出し、
大さじで5杯ほどの砂糖を黄身の中に入れ再び混ぜ始める
黄身と砂糖を十分に混ぜ合わせたところで
セントは焜炉に火をつけ油をしいたフライパンを置き、
そこに溶いた黄身を流しこみ焼いていった
タ「……なぁセント…これは何を作ってるんだ?」
ア「私も見たことない調理の仕方だな」
セ「見てればわかるよ…」
その後…セントは焼いた卵の黄身を丁寧に巻いていき、
巻き終えたらまた黄身を流して焼き巻いていく…
この工程を何度も繰り返していった
しばらくすると…焼いていた黄身は厚みを増していき、
最後にセントはそれを四角い形に整えてから皿にのせ
用意した包丁で均等な厚みに切りタツミとアカメの前に皿ごと差し出す
セ「はいっセントくん特製の”卵焼き”の完成です!」
タ「卵焼き…そういう料理名なのか?」
ア「初めて見た料理だ…卵の黄身がこんな厚みのある物になるなんてっ」
セ「味は俺好みにしてるから合わないかもしれないけど…まぁ食べてみてよ♪」
タ「おうっいただきます」
ア「いただきます…」
アカメとタツミは箸を使い切った卵焼きを1つ取り、
それを口に運び味を噛みしめるように食べた
セ「…どう?」
タ「…甘っ…甘すぎるっこれ砂糖入れすぎじゃないか?」
セ「やっぱそういう反応だよね…俺にはこれくらいが丁度良いんだけど」
タ「どんだけ甘党なんだよ…」
ア「………」
セ「アカメはどうっもし不味いなら無理して食べなくても…」
ア「美味いっ」
セ・タ「「へぇっ!?」」
ア「凄く美味いよセントッもう1つ貰ってもいいか!?」
セ「うっうん…どうぞお召し上がれ」
まさかのアカメの反応にタツミはおろかセントまでも目を見開いた、
普通ならタツミのような反応が当たり前だと思っていたため
アカメの”美味い”発言は予想しておらず驚いた表情をしていた
セ「アッアカメ……本当に美味しい?」
ア「あぁっ私は食に関しては決して嘘は言わない。この卵焼きという料理……確かに少し甘いとも感じたが卵の本来の旨味と甘味が合わさり目玉焼きと違った味を出している、セントが入れた砂糖も卵の持つ甘味を更に引き出し旨味成分を放出させ味を滑らかにしつつ味を美味しくしている……こんな美味い卵料理っ生まれて初めて食べたぞ!」
タ「あっあのアカメがすげぇ饒舌になってる!そんなに美味いのかこの卵焼きって…それとも俺の舌がおかしくなっているのか!?」
セ「まっまぁ喜んでもらえたのなら何よりだよ」
アカメの評価が終わったところでセントも箸を使い
皿にのっている卵焼きを1つ取り口に運び食べる
するとセントは幸せそうな笑みを浮かべ、
”最高だぁ”と言いつつ残った卵焼きを
アカメと一緒に食べたのであった
セ「はぁぁ~やっぱこの卵焼きの味は格別だな♪」
ア「同感だッ」
タ「あははっ…にしてもこの卵焼きっていう料理っ初めて見たけどどこで調理法を覚えたんだよ?」
セ「……そこらへんのことも何も覚えてないんだよねぇ」
タ「あっ……ごめんっそういえば記憶喪失だって言ってたよな」
セ「気にしてないよ、それに俺も不思議に思ってるんだよねっ自分がどこで生ま育ったかも覚えてないのに…何故かこの卵焼きの作り方は記憶の中に残ってたんだ」
ア・タ「「……」」
セ「それにっこれもよくはわからないんだけど…この甘い卵焼きを食べるとっどこか懐かしく幸せな気持ちになれるんだ。なんて言うんだろう……母親の温もりを思い出すっていうか////」
タ「そうなんだ…確かに不思議だな」
ア「けど…私にはなんとなくだがわかる。これを作った人はとても優しくっ誰かのことを想ってこの卵焼きを作っていたんだということが……」
セ「なんかっ…ちょっと恥ずかしい気分だな////」
ア「セントッ…いつかまたっこの卵焼きを作ってくれないか?」
セ「勿論っアカメが望むならいつだって俺が作ってやるよ!」
ア「約束だぞっ」
セ「あぁっ…約束だ」
セントはそう言うと右手を拳にし小指を立て、
アカメもそれを見て自身の右手の小指を差し出し
互いに小指を交わらせ”ゆびきり”をしたのだった
タ「えっ何それ!?なんかのおまじないか!?」
セ「まぁそんなとこ♪」
ア「私とセントだけの約束だっ」
セ「ッ‼(こっこの子はどうしてそういうセリフを恥じらいなく言えるんだよ////)」
ア「んっ…どうかしたかセント?」
セ「……なんでもねぇよ////」
”次回・くしゃっとする笑顔”
ということでビル斬る劇場#1でした!
本編と比べるとすげぇほんわかな感じですよね
この話からセントがどういう人間でどういう過去を持つか…
鋭い人なら予想できるかもしれないですが
そこに触れるのはまた今度の機会にでも♪
本家”アカ斬る劇場”はコメディ全開でしたが
ここでは平和な雰囲気しつつも
少し本編とのつながりを感じさせる話にしていくつもりなので
次回のお話もお楽しみにしつつ本編のお話をお楽しくださいませ。
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