BUILD NEW WORLD・ビルドが斬る!(凍結)   作:ビーザワン

4 / 15
前回8話を更新した際にアンケートを設置し
”セントとアカメのイチャイチャ話読みたいですか”と
アンケした結果…”読みたい”が多かったので書いてみました!

個人的に書いてみたかったというのもありますので
どういう感じになるか自分でも完成が予想できておりません(書く前の時点で)

あと私自身…短編形式のモノを間に挟んで
モチベーションを維持させたいので(←それは知らんがな)
ということでセントくん&アカメちゃんの日常をどうぞ!

※短編&番外編なのであらすじ紹介はありません


セントとアカメ~ベストマッチな2人~

ー某月某日・ナイトレイドアジトー

 

 

セ「……街に出掛けたい?」

 

ア「(コクリッ)」

 

セ「俺と一緒に?」

 

ア「(コクリッ)」

 

セ「またなんで?」

 

ア「………ッ////」

 

”コツンッ”

 

セ「痛っ!」

 

レ「セントォ~…そこを聞くのは男して野暮ってもんだよ」

 

セ「っ???」

 

 

お日柄の良いとある日…ナイトレイドのアジトでは平和なひと時が流れていた、

そんな中っ本日非番でアジトにいたセントはアカメのとある発言に頭から?が出ていた

 

”セントと一緒に街に出掛けたい”何故急にそんなことを言ったのかを聞くと

アカメは頬を赤く染め…傍にいたレオーネはセントの頭を軽く叩いたのであった

 

 

レ「アカメが勇気を出してお前をデートに誘ったんだよっそこは理由を聞かずに”行こう”だろ!」

 

セ「そっ…そうなの?」

 

レ「かぁぁ~~…色恋沙汰に疎いって罪だねぇ~~」

 

セ「そんなに責められるほどのこと言ったかな俺…」

 

レ「と・に・か・くっ私の親友がお前と一緒に出掛けたいって言ってるんだ!だからお前は何も言わずにアカメと一緒に出掛けてこい!」

 

セ「そっそうは言ってもアカメは帝都じゃ顔割れてるからこの状態だとすぐバレるよ」

 

チェ「ふっふっふ…セントくんっ私のことをお忘れじゃないかな?」

 

セ「へぇっチェルシー?」

 

チェ「私の帝具”変身自在・ガイアファンデーション”の力を使えばそんな問題はすぐに解決できるよ!」

 

レ「あっでもアカメの要素が残ってないとデートしてる感でないからそこらへんはよろしくね?」

 

チェ「任せといて‼という訳でアカメちゃん…あっちの部屋で私がメイクしてあげるから行こ♪」

 

ア「わっ…わかった」

 

レ「んじゃセントは水浴びして服装と髪を整えてアジトの外で待っててっその間に私とチェルシーでアカメを最っ高の状態(コンディション)にしてあげるから‼」

 

セ「はっはい…」

 

 

レオーネの勢いに押されたセントは言われた通りに水浴び→髪のセット→服選びを終え、

普段のどこかズボラな感じから凛々しい好青年風のイケメン男子へと変わった

 

 

セ「ここまでおめかしするの久しぶりだなぁ~…にしてもアカメのやつっなんで急に街に行きたいなんて言ったんだろ」

 

ラ「たくっこれだから女心のわからない奴は……」

 

セ「悪かったなわからなくて…つかお前はいつからここにいたんだよ?」

 

ラ「お前がアカメちゃんと一緒に出掛けるってことを知ったからに決まってんだろぉぉ‼なんだよお前はっ一番下っ端のくせにうちのエースであるアカメちゃんとデートに行くとか!俺なんてナジェンダさんと同じ空間にすらいられないっていうのによぉぉ‼」

 

セ「うん…多分その原因はお前自身の行いのせいだよ」

 

ラ「くわぁぁぁ~~っ‼なんでだぁっなんでこんな色恋沙汰に鈍い男がモテて女心を熟知してる俺が童貞街道を突き進んでいるんだよぉぉぉ~~~っ‼」

 

[ゴリラ]

 

セ「ラバ…少し眠れっ」

 

”バゴォォォーーンッ”

 

ラ「ぎゃぁふっ‼」

 

 

荒れ狂うラバックを鎮めるべく…セントはゴリラボトルを数回振った後、

ゴリラの成分が溜まった右手でラバックの顔を思いっきり殴り気絶させたのだった

 

 

セ「たくっそんなんだからお前はモテないんだよ…」

 

ア「セッセントォ……」

 

セ「おっアカメ………てっ雰囲気変わり過ぎだろ!」

 

ア「ッ////」

 

 

現れたアカメの姿にセントもビックリ…髪形はリボンのゴムを用いたポニーテールとなり

服装も普段の黒統一のモノから大人な色のマゼンタカラーのワンピースを身に纏っていた

 

更にチェルシーの帝具の力でメイクも完璧に施されており、

顔もバレないようにしつつ部分部分にアカメの要素を残すことに成功している

 

これにはさすがのセントも驚いたようで…アカメの周りを何度も周りその姿を確認し、

一方のアカメはセントに見られていることが恥ずかしいようで先程以上に顔を赤く染める

 

 

ア「あっあまりジロジロ見ないでくれ……恥ずかしい////」

 

セ「あっごめん…あまりのビフォーアフターにビックリしちゃって」

 

ア「そっそれじゃ……行こうか?」

 

セ「そだね…んじゃこいつで帝都の町まで行きましょうか」

 

[ビルドチェンジ]

 

”ドォンッ”

 

セ「アカメは俺の後ろに乗ってっ結構スピード出るからしっかり掴まっててね?」

 

ア「わかったっ」

 

”ギュウッ”

 

セ「ッ‼(せっ背中に柔らかい感触がぁ…はぁっいかんいかん!素数を数えて落ち着くんだ…2・3・5・7・11 ・13・17・19・23……)」

 

ア「セント…どうかしたか?」

 

セ「なっなんでもないよ!そっそれじゃ帝都の街に行くとしますか‼」

 

ア「あぁっ」

 

 

”ブォォォォーーンッ”こうしてセントとアカメは帝都に向かって出発し、

その後ろ姿をレオーネとチェルシーは温かい目で見送ったのだった

 

 

チェ「ふぅぅ~…無事に出掛けられて良かったね」

 

レ「けどチェルシー…あんたはいいの?」

 

チェ「へぇっ…何が?」

 

レ「あんたもセントのこと好きなんでしょ?」

 

チェ「ッ////」

 

レ「お姐さんの目は誤魔化せないよぉ~…最近のチェルシーッセントを見てる時の顔が乙女になってるもん」

 

チェ「そっそんなことはぁ…////」

 

レ「ふふふっ…まぁでもあの2人の仲の良さ見たら一歩引いて見守りたくなる気持ちもわからないではないよ」

 

チェ「うぅぅ~っ…」

 

レ「でもねチェルシー…恋は戦いと同じでどう攻めていくかが肝心だよ。あんたがどうしたいかは自分が納得いくまで考えれば良いけど…後悔だけはしないようにね」

 

チェ「……ッ///」

 

レ「さぁてっ今日はボスもいないことだし…昼酒といきますか‼」

 

チェ「……私も付き合っていい?」

 

レ「勿論ッ」

 

チェ「…ありがとうっレオーネ」

 

レ「どういたしまして♪」

 

チェ「ふふっ……あそうだっこれ(ラバック)どうする?」

 

レ「ほっとこう!」

 

チェ「まぁそうなるよね♪」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ー帝都・市街地区ー

 

 

ア「……変装してるとは言え帝都の街中を堂々と歩くのは緊張するな」

 

セ「もっとリラックスしないとっ強張ってると逆に怪しまれるよ」

 

ア「……セント…そのぉ…てっ手を繋いでくれないか?」

 

セ「OKッ」

 

”ギュッ”

 

ア「ッ////(セントの手…以外に細いんだな)」

 

セ「少しは緊張解れた?」

 

ア「あぁ…ありがとう////」

 

セ「よしっ……それじゃ帝都観光といきますか♪」

 

ア「街には詳しいのか?」

 

セ「ナイトレイドに入る前はここで生活してたからねっ行きつけのお店もあるから案内するよ」

 

ア「わかったっセントに任せよう」

 

 

手を繋ぎ街中を歩き進めるセントとアカメ…その姿はまさに休日を満喫するカップルそのものだった、

そんな2人がまず最初にたどり着いたお店は赤色に鳥の羽を模した装飾が施されたアイス屋だった

 

 

ア「ここは…アイスのお店か?」

 

セ「そうっこのお店のアイスがまた絶品なのよ!」

 

?「あっセントくん!」

 

セ「どうもです”エイジ”さん」

 

エ「久しぶりだねっ最近顔見せてなかったけどどうしたの?」

 

セ「ちょっと色々ありまして…」

 

エ「そうなんだぁ……んっそちらの女の子は?」

 

ア「あっ…わっ私は」

 

セ「俺の彼女の”ミソラ”ですっ初めて帝都に来たんで街を案内してたんです」

 

エ「えぇっセントくん彼女いたんだ!?」

 

セ「ちょっとそれどういう意味ですか!?」

 

エ「あぁ~深い意味はないから気にしないで!えぇっとミソラちゃんでいいんだよね?俺の名前はエイジッこの”クスクシエ”で働いてるんだっよろしくね!」

 

ア「あっあぁ…よろしく…」

 

セ「んじゃエイジさんっいつものやつを2つお願いします」

 

エ「わかったっすぐ用意するから待ってて」

 

 

そう言ってエイジは慣れた手つきで2つのコーンに茶色のアイスをのせ、

更にその上に赤緑のアイスを上乗せしっそこにスプーンを刺してセントとアカメに2人に渡した

 

 

エ「はいっ下がセントくんお気に入りのチョコで上のが最近オレが作った”ホッピングシャワー”味のアイスだよ」

 

セ「また斬新なアイスを考えましたね…」

 

エ「常に新しいモノを取り入れていくのがうちのスタイルだからね♪」

 

セ「なるほどね…あっミソラ食べてごらん!凄く美味しいと思うから‼」

 

ア「あぁ…いただきます」

 

”パクッ”

 

ア「ッ…なっなんだこの不思議な味は!?今まで食べたことのない味だが…凄く美味い‼」

 

”パチッ”

 

ア「はぁっ…口の中で何かが弾けた‼」

 

セ「弾けた?どれどれ…」

 

”パクッ…パチッ”

 

セ「うわぁっほんとだ!口の中でパチパチ鳴ってる…」

 

エ「凄いでしょっ」

 

セ「はいっこれはアイス業界に革命が起きますよ!」

 

エ「そうなればいいなぁ~」

 

 

こうして2人はクスクシエでのアイスを堪能しっエイジにお礼を言ったのちにその場を後にし、

先程買ったアイスを食べながら再び帝都の街中をブラブラと歩き進めたのだった

 

 

ア「このアイス…本当に美味いな」

 

セ「気に入ってもらえてなによりだよっそれじゃ次は最近帝都で流行っている遊び場に行こうか」

 

ア「遊び場?」

 

ー数分後ー

 

セ「ここだよっ”バンバンシューティング”場‼作りモノの的にペイント弾が入ったおもちゃの銃で狙い撃つゲームができる場所なんだ」

 

ア「なるほど…要は射撃の訓練を遊びに置き換えたモノを体験できる場所なんだな」

 

セ「ざっくり言うとそんな感じだね」

 

 

簡単な説明をした後っセントはお金を払いアカメを連れシューティングエリアに向かう、

そこには草原をイメージしたフィールドにガーディアンを模した的が配置され

射撃を行う場所には台が設置されそこにペイント弾が入った銃が用意されていた

 

 

ア「これであの的を狙い撃つんだな?」

 

セ「そっ簡単でしょ」

 

ア「だが私は銃との相性が悪くてな……昔マインの射撃訓練に付き合った時に何度も誤射をして危うくマインを撃ってしまいそうになったんだ」

 

セ「まっまぁこれはペイント弾だから…気軽な感じに撃ってみなよ」

 

ア「よしっ……いくぞっ」

 

”カチャッ…バンバンッ”

 

セ「あぁ~惜しいなっあともう数センチ右だったら当たってたのに」

 

”バンバンッバンバンバンッ”

 

ア「……全然当たらない(ショボン)」

 

セ「力み過ぎなんだよっ肩の力抜いて少し肘を曲げた姿勢で撃ってごらん」

 

ア「ふぅぅぅ~……よしっ」

 

”バンバンッ…カァァンッ”

 

セ「おぉっ当たったよアカッ…ミソラ‼」

 

ア「なるほどっ…コツが掴めたかもしれないっ」

 

セ「よぉしっ…どっちが多く的を倒せるか勝負と行こうか‼」

 

ア「あぁっ負けないぞ‼」

 

 

その後…2人の射撃勝負は白熱しっ多くの見物客が見守る中での勝負となった、

結果は僅差でセントが勝利しっ同時にハイスコアもたたき出し景品としてサングラスを貰ったのだった

 

 

セ「いやぁ~思いのほか白熱した勝負になったね」

 

ア「そうだな…だがやはり射撃の腕前はセントの方が上だ」

 

セ「まぁそれなりに経験があったからねっでもアカメだって最初の時よりは格段に上手くなってたよ」

 

ア「そうか?」

 

セ「そうだよっ今度マインと訓練した時に成長した姿を見せてごらん!」

 

ア「……あぁっ機会があれば披露してみるよ」

 

 

そんなことを2人で話してた時にセントが上を見上げると…空が少し赤みがかっており、

時計を確認してみると時刻は午後4時半と夕方の時間になっていたのである

 

 

セ「もうこんな時間かぁ…そろそろアジトに戻った方が良いかもね」

 

ア「そうか…楽しい時間というのはあっという間に終わってしまうものなんだな」

 

セ「夢中になればなるほど時間を忘れるからね。でもさすがに遊び疲れたから少し休憩してから帰ろうか?」

 

ア「どこで休憩するんだ?」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ー数分後・カフェ【nascita】-

 

 

セ「店が取り壊されてなくて良かったぁ~♪」

 

ア「……そんなに経ってない筈なのに懐かしく感じてしまうな」

 

セ「あれから色々あったからねっそう感じるのも無理はないよ」

 

 

セントは以前住んでいたカフェ・nascitaにアカメを連れていき、

適当に椅子とテーブルを用意して先ほど購入したコーヒーとココアをテーブルに置く

 

そしてセントはコーヒーを…アカメはココアを一口飲んで一息つき、

今日の疲れを癒すかのようにその味をしっかりと噛みしめるのだった

 

 

セ「ふぅぅ~…なんだかんだで有意義な一日を過ごせたね」

 

ア「あぁ…私もっ…久しぶりに楽しい休日を過ごせたよ」

 

セ「けど最初は本当に驚いたよっアカメがデートに誘ってくるなんて思いもしてなかったからさ」

 

ア「……わっ私は…セッセントと一緒の時間を過ごしてみたいと思って…それをレオーネに相談したら////」

 

セ「”デートに誘えば?”とレオーネが提案してくれたって訳か…本当にアカメのことが好きなんだなレオーネは♪」

 

ア「セッ…セントは…私のことをどう想っている?」

 

セ「えっ……そっそれは……っ/////」

 

ア「………ッ」

 

セ「……勿論っ好きに決まってるじゃないか‼」

 

ア「ッ////」

 

セ「あっ…あぅっ……えっえぇっと……こっこの”好き”には色んな意味が込められると言いますかぁ…あのぉっ…そのぉっ~…」

 

ア「私もっ…私もセントのことが好きだっ‼」

 

セ「ッ/////」

 

ア「だっだから…そのぉっ…////」

 

”ポンッ”

 

ア「っ?」

 

セ「…焦らずにいこう。今日っ両想いだってことを知れただけでも…一歩前進したわけだし////」

 

ア「……そっ…そうだな////」

 

セ「……帰ろうか?」

 

ア「うんっ」

 

 

こうして…セントとアカメの両者はお互いの気持ちを告白することができ、

めでたく結ばれ…たのかはまだわからないがとにかく一歩前へ進んだ関係へとなりましたとさ

 

【END】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー同日夜・ナイトレイドアジトー

 

 

レ「それでそれでっどうだったの今日のデートは!?」

 

チェ「セントくんと楽しく過ごせられた!?」

 

ア「うっ…うん////」

 

レ「おぉぉ~~っ‼アカメがそんなほんわかな顔と口調になってるの久しぶりに見たぞ‼」

 

チェ「腕によりをかけてメイクした甲斐があったよっ」

 

ア「ッ/////」

 

マ「顔が更に赤くなったわね……セントッあんた変なことアカメに言ってないでしょうね?」

 

セ「なんだよ変なことって…」

 

ラ「そ・れ・でっ…アカメちゃんとどこまでイッたんだよ!!?」

 

セ「……ご想像にお任せします////」

 

ラ「きぃやぁぁぁぁぁ~~~~っ‼」

 

 

【終わっとけ】




えぇ~ということでアンケートの結果…
セントくんとアカメちゃんのイチャイチャ話が読みたいが
多かったので番外編として書いてみました。

本編とリンクしてるかは皆様のご想像にお任せしますが
セントくんとアカメちゃんの親密度がUPしたのは
間違いないでしょう…ていうかそれ目的で書きましたので‼

あと随所随所にライダーネタをぶち込んでみましたがお気づきになりましたか?
今後も息抜き作品としてたまにアンケするかもしれないので
その時はまたどうぞよろしくお願いします!

今後もセントくんとアカメちゃんの日常話読みたいでしょうか?

  • 読んでみたいです!
  • もうお腹いっぱい…
  • どちらもOKです!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。