BUILD NEW WORLD・ビルドが斬る!(凍結) 作:ビーザワン
最近”アカメが斬る・零”も購入して読む準備をしています、
何故すぐ読まないかというと熱を冷まさせたくないからです!
このモチベーションを維持するためにも零はじっくり読んでいきます。
あとそれに並行してビルドも観なおしております、
本当に名作なので観てない方は是非観てくださいね♪
ということで3話目もどうぞお楽しみくださいませ。
≪前回のあらすじ≫
セ「天~才物理学者のセントは仮面ライダービルドとして帝都に現れる異形の怪物・スマッシュと戦っていた、そんなセントはマスターことソウイチのアイデアで帝都の闇を斬る暗殺集団・ナイトレイドに接触を試みたのだった!」
ア「なぁセント…お前の飴が食べたくなった」
セ「いま切らしてるから持ってないよッつか関係ない話をあらすじ紹介にぶち込まないの‼」
ア「関係ないことないぞっセントが作った飴を食べたのはこの時が初めてだったんだから」
セ「よく覚えてたな!」
ア「仲間だからな////」
セ「おっおう…とまぁ俺はナイトレイドのみんなと話して色々と思うことがありっ今後の自分の運命を大きく変える分岐点となったのがこの回なのである!」
ア「一体何を思ったんだ?」
セ「それは話の中で説明してるから第3話一緒に観ようね」
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ーナイトレイドのアジトー
ナ「でっ…全員で応戦したもののビルドの前に敗北っ挙句の果てに負傷したお前たちをアジトまで運んでくれた……ということで間違いないな?」
一同「はっはい…」
ナ「一体何の言い訳だこれはっもし相手が帝国の人間だったら今頃私たちの命はないぞ‼」
レ「そっそれは言い過ぎっしょボスゥ~…帝国のひ弱な兵士が来たところで私たちが返り討ちにッ」
”バゴォォンッ”
レ「ぎゃぁふぅっ‼」
ナ「相手がビルド並みに強かったらという話をしてるんだ…理解したかレオーネ(怒)」
レ「いっイエスボス‼」
ナジェンダに先のビルドとの戦いのことを…
アカメを除いた5人が正座した状態で報告していた
さすがのナジェンダもこの失態に頭を押さえ、
そこに空気が読めないレオーネが決め手の一言を言ってしまい
愛ある鉄拳を喰らい頭にたんこぶができてしまったのである
ナ「たくっアカメが止めに入っていかなかったらどうなっていたことか、苦労を掛けたなアカメ…アカメ?」
セ「へぇぇ~これが噂の帝具”一斬必殺の村雨”かぁ…思ったより軽いんだね」
ア「刃には触れるなよ、少しでも斬れると傷口から呪毒が入ってすぐに死んでしまう」
セ「了解っにしてもそんな危険な刀の攻撃を白刃取りで止めた俺…凄いでしょっ最高でしょっ天才でしょぉ‼」
”シィィーーン…”
セ「……いや誰か反応してよっこれじゃ俺が寒い奴みたいに見えるじゃんか!」
ラ「こっこんなふざけた奴に負けたとか……マジでありえねぇぇ~っ」
タ「てかアカメ…そんな簡単に村雨触らせちゃって平気なの?」
ア「大丈夫だ。危険性についてはちゃんと説明したから」
セ「どこかの誰かさんと違って俺は理解力と吸収力があるからねぇ~」
タ「おまっそれ俺のことかよ!つかさっきはよくもやってくれたなセントッ俺はお前が悪い奴じゃないって皆に説明しようとしてたのにっ」
”グイッ”
タ「んぐっ‼」
セ「まぁそう熱くならずに…飴でも舐めて気持ちを落ち着かせなさい♪」
先の戦いにて自身に向け銃を向けたことに文句を言おうとしたタツミ、
そんなタツミにセントは自家製の飴を強引に口の中に押し込んだ
タ「こっ子ども扱いすんな……っ/////」
レ「んっ…タツミどったの?」
タ「(なっ何だこの味!?色んな果物が合わさってて…フルーティで南国を思い浮かばせる爽やかな感じ…こんな美味い飴っ生まれて初めて食べたぜ!)」
セ「美味しいだろっオレ自家製のトロピカル風フルーツミックス味だ」
タ「あぁぁ…口の中がすげぇ幸せになってるぅ////」
ア「………(ゴクッ)」
味わったことのない飴に感動し顔が緩むタツミ、
そんなタツミを見て…アカメはセントの方をじっと見つめた
セントは何かを察したようで…
腰に付けていた携帯バックから新たな飴を取り出した
セ「アカメも食べる?」
”ヒュイッ……パクッ”
ア「ッ……美味い‼」
セ「そりゃ良かった♪」
ナ「うぅんっ……そろそろ本題に入ろうかセント」
セ「はい?」
ナ「君にいくつか聞きたいことがある。勿論答えられる範囲で返答してもらって構わないんだが…了承してもらえるか?」
セ「…まぁ俺もあなた達のことを知りたくてここまで来たんで…可能な限り質問には答えますよ」
ナ「よしっではまず1つ目…どうしてこのアジトの場所がわかった?」
セ「それは昨日タツミと握手した際にこのボトルの成分をタツミの体に付着させ、その成分の反応をこの端末の探知機能で探しだしたからさ」
セントはナジェンダの問いに自慢げな顔をしながら
ビルドフォンとボトルをナイトレイドのメンバーに見せびらかす
チェ「何これっこんな道具見たことないよ!」
ラ「こんな小さなモンに探知能力があるとか…信じられねぇなぁ」
セ「天才の発明ですからっ凡人には理解できなくて当然だよ…恥じることはない」
ラ「…いますげぇムカついたんですけどぉ!」
セ「飴食べる?」
ラ「いらんわ‼」
レ「けど場所がわかったにしてもよくここまで無事に来れたよね」
ブ「確かに…ここらへんは獰猛な危険種がたくさん生息していて無傷で通ることはまず不可能と言っていいくらいの危険地帯だ」
ス「普通の人間なら間違いなく死んでいる…君は一体どんな方法を使ってここまで来たんだ?」
セ「それはこいつを使ったからさ♪」
[ビルドチェンジ]
セ「ほいっ」
”カチャカチャッ…ドォンッ”セントはまた得意げな顔で
ビルドフォンにボトルを装填してその場に投げる
するとビルドフォンが巨大化したのち変形し、
1台のバイク・マシンビルダーとなってその場に現れた
マ「なっ何よこれ‼あの小さな板が…乗り物に変わった!?」
セ「マシンビルダーッこいつも俺の発明品さ♪最高時速は271km…いくら危険種と言えどこいつのスピードにはついてはこれないさっ」
タ「たっ確かにこの乗り物…馬が遅く感じるほどすげぇスピードで走ってたもんな」
ナ「なるほどな……取り合えずタツミッお前はもう少し注意力を鍛えろ、これがもし帝国の人間だったらお前は仲間を危険に晒すことになるっ一瞬の気の緩みが自らの身を亡ぼすことをよく覚えておけよ」
タ「はっはい…(アカメと同じこと言われちったよ)」
ナ「ではセントッ2つ目の質問だ……君の持つビルドを含めた一連の道具はこれまで見たことのないモノばかりだ、一体どこで…誰からそれらの道具を作れる技術を得たんだ?」
セ「あぁ~……実は俺もそこらへんのことはよく覚えてなくてさ」
マ「はぁっどういう意味よそれ?」
セ「俺さ…自分が何者でどこで生まれて育ったか…そこら辺の記憶が頭の中からごっそり抜け落ちてるんだよね」
チェ「それって…記憶喪失ってこと?」
セ「簡単に言っちゃうとそういうことっんで…1年前に路頭で倒れていた俺はとある人に助けられ今日まで生きてこられた。ちなみにこのビルドドライバーと2本のボトルは倒れていた俺が既に持っていたモノみたいなんだ」
ブ「既に持っていたって…それを作ったのはお前じゃないのか?」
セ「ビルドに関して既に完成された発明品だったんだ、どこで作られどういう理由で使われていたか……今でもハッキリとしたことはわかってないんだよね」
タ「わかってない状態で使ってたのかよ!」
セ「あぁ、でも不思議なんだよね…記憶はないはずなのにビルドに関する知識や機械作製の技術だけは頭の中に残っててさ。最初の頃はこの力を何のために使えばいいか悩んでたんだけど…答えが見つからないまま帝都でスマッシュの被害が出始めて……今はとにかくっ目の前の命を守らなきゃって想いでビルドとして戦ってきたんだ」
ドライバーとボトルを見つめながら神妙な顔つきで話すセント、
その話の内容を聞いていたナジェンダは咥えていた葉巻を灰皿に置き
両手を顔の正面で合わせセントの方に顔を向ける
ナ「君の素性は大体わかった。まだ不明なことは色々とあるが……君が帝都に住む人々の命を守るためにスマッシュと戦いそれを倒してきたことは評価に値すると私は思っている」
セ「それはどうも…」
ナ「では最後の質問だ…セントッ我々ナイトレイドの仲間になるつもりはないか?」
セ「…………」
ナ「君の力はいまの世を変えるためにも必要だ。何よりも命を尊びそれを守るために己の体を張ってでも戦う君のような人材はこれから作る新たな国に必要となってくる」
セ「………ッ」
ナ「どうかその力を我々に貸してほしい!給金も多くはないが出すし君の知り合いを革命軍の元で保護することもできる……どうだセントっ協力してくれないだろうか?」
本命ともいえる質問をセントに投げかけるナジェンダ、
革命軍としても…ナイトレイドとしても
セントがもつビルドの力は帝具以上の能力を持っており魅力的だ
これを革命軍の戦力に加えることができれば
帝国を打ち崩す力となり…国を変えることことができる、
この場にいるナイトレイドのメンバー全員がそう考えていた
特にタツミはセントの信念と人を信じる心の強さを知っているため
セントの仲間入りを誰よりも望んでいたため、
ひと際強い眼差しでセントのことを見つめていた
しばらくするとセントは舐め終わった飴の棒を口から出し、
近くにあったゴミ箱にその棒を捨てると
優しく微笑みながらナジェンダの方に顔を向ける
セ「ありがたい話だよ、素性もハッキリ分かってない俺を仲間にしてくれるなんて……嬉しくて涙が出そうだ」
ナ「ではっ」
セ「でもっ……俺は君たちの仲間にはなれない」
タ「えっ!?」
優しい顔から急に険しい顔になったセントはそう言った
”仲間にはなれない”この言葉を聞いたタツミは
疑問に思いセントに詰め寄り理由を問い詰めた
タ「仲間になれないって……どういう意味だよセント!?」
セ「理由は簡単さ、俺は人の命を奪うことなんてできない。例えそれがどんなに腐った屑野郎でもな」
チェ「だから……私たち”殺し屋”と一緒にはなれないってこと?」
セ「まっ…そういうことだね」
タ「納得できねぇよ!じゃあお前のビルドの力は何のためにあるんだよっ犠牲が出ない為にスマッシュと戦ってるんじゃなかったのかよ!?」
セ「そうだよ…だから断ったんだ、これ以上っ犠牲を生み出さないためにも」
タ「ならナイトレイドに入ったっていいじゃないか!腐った帝国を壊して新しい国を作る為に俺たちは悪党を斬っているんだ!これはっ…必要な事なんだよ!」
セ「人の命を犠牲にして築く国に平和なんてない」
タ「じゃあお前のビルドは何の為にある!?人の命を守るためにあるんじゃないのかよ‼」
セ「あぁそうだよ、だからこそっ俺はビルドを戦争の兵器になんてさせないっ絶対に‼」
ナイトレイドを否定されたかのようなセントの言い方にタツミは激怒し、
一方のセントもビルドを強力な兵器としてしか見ないタツミに対し
感情こそ抑えているが怒りがこみ上げた顔をしてタツミと対峙する
一触即発な状態となったセントとタツミ…
さすがにまずいと感じたナジェンダがタツミの肩を掴み止めに入る
ナ「それ以上は止めておけタツミッ」
タ「でもっ‼」
ナ「頼んでいるのはこちらだ。それにセントの言っていることは正しい、どんなに綺麗な理屈を並べたところで……私たちがやっていることは人の道から外れた行動だからな」
タ「けどっ…それでもっ……こんな言われ方っ」
セ「気に障ったのなら謝る。けど訂正するつもりはないよ、俺はっビルドを戦いの道具としてしか見ていないお前と一緒に歩むことなんてできない……無論お前がいるナイトレイドの皆ともね」
タ「お前っ‼」
ナ「止めろタツミッ今ここでセントとやり合ってもこちらに勝てる見込みは1%もない‼間近でビルドの力を見ていたお前ならわかることだろ!」
タ「ッ……わかったっ」
ナジェンダに制されタツミはセントから1歩下がる、
険悪なムードが漂っているのを感じたセントは
携帯バックから飴を取り出しそれを口に咥える
セ「……すみませんナジェンダさん、折角のお誘いを断る形になってしまって」
ナ「いやっこちらこそ部下が失礼なことをしてすまなかった」
セ「いえっ…それにタツミが言ってることも一理ありますっなので彼へとお咎めは無しにしてあげてください」
タ「…ッ」
ナ「この状況で他人の心配をするとは……本当に君はお人好しだな」
セ「よく言われます……ではっ俺はこれで失礼しますね」
マ「ちょっとっ何しれっと帰ろうとしてるのよ!」
セ「へぇ?」
マ「このアジトの場所を知った奴を大人しく帰せるわけないでしょ‼」
セ「そうなの?」
シェ「そうですね…アジトの場所を知った以上っ仲間にならないと殺されてしまうのが私たちのルールなんですよ」
セ「まぁ暗殺屋だから当然と言えば当然か…けど安心してっこのアジトの場所は絶対に喋らないからっオレ口が固い方だし」
マ「そんなの信じられるわけないでしょ‼」
ラ「お前が帝国側の人間じゃないって証拠はどこにもないんだっ口約束程度じゃ俺たちは納得しないぜ」
セ「ならけじめとして指2.3本斬っていく?」
マ・ラ「「ッ‼」」
ナイトレイドの言い分を聞いたセントはそう言い放ち
なんの躊躇もせず自身の左手を前へと差し出した
これにはさすがのナイトレイドのメンバー全員が驚く、
自身の体の一部を斬ってもかまわない……
普通の人間であるなら絶対に言わないであろう台詞である
だがかといってセントは強がってる訳でもなく、
むしろ平然とした態度でそれを言ってきたのだから
ナイトレイドのメンバーはなお驚いたのである
ラ「おまっそれ本気で言ってるのか!?」
セ「別に指程度ならあとで義指を作れば良いだけだし……それにっこれで皆が納得してくれるのなら安いもんだよ」
レ「凄い度胸というかなんというか……お前には驚かされっぱなしだよ」
チェ「私もこの世界に長いこといるけど、そんなことをサラッと言える人なんて滅多にいないよ」
セ「それでっ……どうしますナジェンダさん?」
ナ「……君のことは信じられる。だからそんなことをする必要はない」
セ「そう?ならいいんだけど…それじゃ長居は無用だから俺はこの辺でッ」
ナジェンダの発言を聞きセントは左手を引っ込め、
改めてその場を後にするために外へと通じるドアの方へ向かう
その途中でアカメと目が合い、
何を思ったかセントは腰に付けてた携帯バッグを
丸ごとアカメに向かって投げ渡した
ア「んっ…セントッこれはなんだ?」
セ「そのバッグにさっきあげた飴があと6本入ってるからっ全部アカメにあげるよ」
ア「セントッお前は凄く良い奴だ!」
セ「ありがとう♪」
一同「(食べ物で買収されてるぅ…)」
セ「んじゃ改めまして…さようならナイトレイドの皆様っ」
さよならの挨拶をしたセントはドアを開け外へと出る、
見渡す限り山と森林で囲まれた景色…
ここならバレる心配はなさそうだとセントは心の中で感じた
その後セントは要塞ともいえるナイトレイドのアジトの中を歩き進め
しばらくすると地面に通じる出口にたどり着き、
ここで本日3度目の登場となるビルドフォンを取り出す
セ「ポチッとしてポイ」
”カチャカチャッ…ドォンッ”
セ「さぁてっ…帰るとしますかね」
タ「セントッ」
セ「んぁっ……なんだタツミかよ」
タ「はぁっ…はぁっ…なんだとはなんだよ!?」
マシンビルダーに乗りいざ走り出そうとしたその時、
先ほどまで互いにいがみ合っていたタツミが
息を切らした姿でセントの後ろに現れた
セ「なにっ見送りにでも来てくれたの?」
タ「……セントッ気持ちは変わらないのか?」
セ「あぁっ誰が何を言うと…この信念だけは曲げるつもりはない」
タ「ッ……頑固な奴だなお前は」
セ「それほどでもないよ」
タ「………ッ」
セ「……せめてもの餞別だ、タツミッお前にこれやるよ」
”ブゥゥンッ”
タ「えっ…ちょっ」
”ガチャッ”
タ「つっ……これって…」
セ「ビルド専用武器のドリルクラッシャー‼剣先を回転させることで摩擦を生じさせ斬れ味をアップすることができ、更に剣先の向きを変えれば銃にもなって遠距離戦にも対応できる俺の発明品だっ大事に使ってくれよ」
タ「ちょっこれお前の武器だろ!あげちゃっていいのかよ!?」
セ「別に良いよ、また新しいの作れば良いだけだから♪」
タ「(こいつっ…さり気なくすげぇこと言ってるぞ‼)」
セ「ただしっそれは対人相手には威力が強すぎる…あくまでもスマッシュとの戦闘が避けられなくなったときにだけに使ってくれよ」
タ「わっ…わかったよ」
セ「OKっ…それじゃまたどこかで会おうぜタツミッSee you!」
”ブォォン…ブォォォーーンッ”
タツミにドリルクラッシャーを譲ったセントは
マシンビルダーのエンジンを起動させ、
颯爽とその場から走り去っていった
その場に残ったタツミはセントから譲り受けたドリルクラッシャーを持ちながら、
去っていくセントの後姿を見送ったのであった
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ー同日夜・城内人体実験室ー
?「”Dr.スタイリッシュ”例のモルモットの状態はどうだ?」
ス「2人ともぐっすり眠ってるわ、あとは貴方がガスを注入すればスタイリッシュなスマッシュの出来上がりよ♪」
?「ふふふっ…相変わらず手際が良いなっ」
ス「当然っ何事も完璧にスタイリッシュにこなす…それがアタシの流儀よ♪」
?「ふっ…引き続き被検体の管理を頼むっ最後の仕上げは…3日後に行う」
ス「了解ッ」
?「(さぁ…本当の戦いの幕開けといこうか”セント”)」
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ー3日後・カフェ【nascita】ー
セ「”別の仕事に行ってくるから店番よろしく♪”て言ってたけど…そもそも客来ないんだから店番の意味ないと思うのは俺だけのかなぁ~」
この日…nascitaの店主であるソウイチは留守のため、
セントは店のカウンターで自作パソコンを弄りながら店番をしていた
ちなみにナイトレイドとのことはソウイチに報告済みであり、
結果仲間にならなかったことに関しては”まぁそんなことだろうと思った”と
ある程度予想していたためとやかく言われることはなかった
だがあの日以来…セントは本当にこれで良かったのかと、
自分が出した答えに対して疑問を持っていた
確かにナイトレイドのやっていることはただの人殺し、
だが国そのものを変えるためには諸悪の根源を
潰さなくては変えられないのも事実だ
彼らは常に”死”と隣り合わせの状況で日々戦っている、
それに対し自分は固い信念はあるものの
戦う”姿勢”に関して言えばまだ不透明なとこがある
こうしてる間にもどこかで誰かが苦しみ命を落としていっている…
そういう人たちの命を救い明日を守るためにビルドはある、
なら自分が本当に取るべき選択は……
そんなことを考えながらセントはパソコンのキーを打っていた
セ「……けど今更”やっぱ仲間になります”なんて言えるわけないよなぁ」
”チィリンッ”
セ「(えっお客!?珍しいなおい!)あっすみません今日マスターが留守……で…」
タ「本当にいたよっアカメ凄いな!」
ア「よっよしてくれ…褒められるのには慣れてないんだ////」
セ「アカメにタツミ!?」
珍しくお客が来たと思いセントは入り口に向かう、
だがそこにいたのはお客ではなく
ナイトレイドのメンバーであるアカメとタツミだった
セ「どっどうしてこの場所がわかったの!?」
ア「セントから貰った飴の匂いがここからした」
セ「お前は犬か!?」
タ「俺も半信半疑だったけど…まさか本当にいるとは思わなかった」
まさかの2人の登場にさすがのセントも頭をかかえる、
取り合えず近くにあった椅子を2人のところに持っていき座らせる
セ「それでっ何用で2人はここに来たのかな?」
タ「そっそれは…」
セ「言っておくけど何度勧誘しても無駄だよ、俺とナイトレイドじゃ目指す場所は同じでも戦う目的が違う…だから一緒に歩むことは出来な」
タ「違うっそんなことを言いに来たんじゃない!」
セ「へぇっ違うの?」
タ「おっ俺…セントに謝りたくて」
セ「???」
自分が予想していたのと違う答えが来たことにセントはまた驚く、
”謝りたい”一体タツミは何を謝罪したいというのだろうか
タ「俺さ…お前の言うとおりビルドのことを戦う道具としてしか見てなかった、ビルドの力があれば帝国を倒しっ新しい国を作ることができる……初めて見たときからそういう風に思ってたんだ」
セ「……」
タ「けどっお前がくれたこの剣を振って感じたんだ……お前の強い覚悟と信念をさ」
セ「俺の覚悟と信念?」
タ「この剣…あれだけ激しい戦いを潜り抜けてきてるのに血の匂いが一切しなかった、それで思ったんだ…セントは本当に誰の命も奪わずに戦いを終わらせようとしていたんだって」
ア「私もタツミから借りたときに思った、この剣は…人を斬るためでなくっ命を守るために生み出されたモノなんだと」
タ「お前のビルドもっ何かを壊すためじゃなく…何かを生み出し創り出すためにある力なんだって、そのことに気づいた途端…ビルドを兵器としか思ってなかった自分が恥ずかしくなってさ」
セ「タツミ……」
タ「だから直接お前に会って言いたかったんだ!ビルドを…仮面ライダーを汚すようなことを言って悪かった!」
謝罪の言葉を述べながらタツミはセントに頭を下げる、
一方のセントはタツミの言葉を聞き…
ばつが悪そうな顔をしながら手に持っていたコーヒーを一口飲む
セ「(最悪だっ…カッコ悪すぎるだろ俺)」
ア「セント?」
セ「……頭を上げてくれタツミ」
タ「………ッ」
セ「お前がビルドの意味を理解してくれただけでも…その武器をお前に譲った意味はあった。それに…お前が言うようにこの国を変えるためには悪を斬らなきゃならないというのもわかっている」
タ「セント…」
セ「けどだからこそ知ってほしい‼命は1つしかない…その命を奪うということはっその命の分まで生きていかなきゃならないということを‼」
タ「奪った命の分まで…生きる」
セ「そうだっ例えどんな苦境に立たされようと…どんなに絶望的な状況であろうと生きる‼それが…命を奪った者たちが背負う責任なんだ」
タ「……ふっ…やっぱセントには敵わないなぁ、さすが正義のヒーローッ言葉の重みが違い過ぎるよ」
セ「そりゃそうだろっなんせ俺は”愛と平和”を守る仮面の戦士・仮面ライダービルドなんだから♪」
タ「よくそんな恥ずかしいことをサラッと言えるよな」
セ「恥ずかしがってちゃヒーローは務まらないからね♪」
ア「……ふっ」
なんやかんやで和解したセントとタツミ、
その光景を見ていたアカメは安心したように笑う
ひと時の和やかな時を過ごす3人、
だが…現実はそこまで甘くはなかった
”ピィピィピィピィッピィピィピィピィッ”
タ「うぉっなんだよ急に!?」
セ「この音は…スマッシュが現れたんだ!」
ア「スマッシュが!?」
不吉な警告音を発するパソコン、
セントはそんなパソコンを操作し
帝都周辺のマップを画面に広げる
セ「場所はエリアE-2ッ建物の何もなに平地じゃないか」
タ「この場所にスマッシュが現れたのか!?」
セ「みたいだな…こうしちゃいられないっ現場にいかないと‼」
セントは椅子にかけていた黒コートを持ち、
スマッシュが出現した場所に向かうべく店を出た
タ「アカメッ俺たちも行こう!」
ア「…放ってはおけないか…よしっ後を追うぞ‼」
タ「おうっ‼」
そんなセントの後を追うべく、
タツミとアカメはそれぞれの武器を持ち店を出た
幸いなことにスマッシュが出現した場所は
nascitaからそんなに離れていなかったため、
10分ほどで現場に到着することができた
セ「っ…誰もいない」
タ「本当に何もない場所だな……けど肝心なスマッシュがいないぞ」
ア「本当にここであっているのか?」
セ「あぁっ確かに反応があったのはこの場所だ、きっとどこかに……んっあそこに誰か倒れてるぞ‼」
セントが指差す方向に顔を向けるタツミとアカメ、
そこには確かに白い囚人服のようなものを着た
男女2人が地面に倒れていた
そしてその男女を見た瞬間…
タツミは形相を変えてこう言った
タ「…イエヤスに…サヨ!?」
セ「えっ…あの2人お前の知り合い!?」
タ「あっあぁ…同じ村の出身で幼馴染なんだ」
ア「確か帝都を目指す途中で夜盗に出くわし離れ離れになったと話していたな」
タ「あぁっけど…なんで2人があんなところに」
セ「詮索は後回しだッまずは2人を助けないと‼」
?「おぉっとそうはさせないぞ」
”バァァンバァァンッ”倒れているイエヤスとサヨに近づこうとした瞬間、
セントたちの足元に数発の銃弾が着弾し爆発した
タツミとアカメは瞬時にそれぞれの剣を鞘から抜き構え、
セントも再度作ったドリルクラッシャーを手に持ち周囲を見渡す
セ「誰だッ姿を見せろ!」
?「ではリクエストに応えて…」
”シュゥゥゥゥ……”
?「ふっふっふっようやく出会えたなぁ~…仮面ライダービルドにナイトレイドのお二方よ」
セ「お前はっ…」
ス「俺の名は……”ブラッドスターク”だ!」
”to be continued”
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【次回予告】
ブ「It's Showtime‼」
タ「イエヤスとサヨが…スマッシュにっ」
”スマッシュとされた友たち”
ビ「今ここで立ち止まったら全てが無駄になるんだぞ‼」
タ「俺はッどうすれば…」
”葛藤する心”
セ「俺も…変わらなきゃいけないのかもしれない」
セ「いい加減下手な芝居は止めなよマスター…」
≪第4話・暴かれる本性≫
第3話終了っ今回は少し短めにしてみました。
次回はいよいよブラッドスタークの介入、
ビルド本編で言うところの
香澄さんがバーンスマッシュになったところを
イエヤスとサヨに置き換えたって感じです。
しかし思ったよりもここまでくるのに
話数がかかってしまいましたね。
完結できるか怪しくなってきてますが
時間かけてでも書き終えようと思ってますので
今後もどうぞお楽しみにしていてくださいませm(__)m
それではまた4話でお会いいたしましょうッSee you!