BUILD NEW WORLD・ビルドが斬る!(凍結)   作:ビーザワン

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物語が動き出す第4話いきたいと思います‼

そして嬉しいことにお気に入り数が20人突破しました。

皆様本当にありがとうございます、
長文で読みにくいところもある中で
お気に入りにしてくださり感謝しています。

そんな皆様のご期待に沿えるよう、
4話目も頑張って執筆させていただきます‼

ということで4話目もどうぞお楽しみくださいませ。


第4話・暴かれる本性

≪前回のあらすじ≫

 

セ「天~才物理学者のセントは仮面ライダービルドとして帝都に現れる怪物スマッシュと戦っていた、そんなセントは暗殺集団ナイトレイドと出会い仲間にならないかと誘われるが自らの信念を守るためにその誘いを断ってしまう」

 

ア「命を守りたいというセントの考えは正しい、けど何故かあの時”仲間になれない”と言ったとき…私は悲しい気持ちになったんだ」

 

セ「その節はごめんなさいっあの頃は俺もまだ戦う姿勢がハッキリしてなかったからさ」

 

ア「だが今はこうして共に歩んでいる…結果オーライというやつだな」

 

セ「それっぽくまとめるのやめてくれない。ここに至るまでの話はまだ始まったばかりなんだから、してnascitaに訪れたアカメとタツミと話していた時にスマッシュの反応があり現場に急行してみるとっなんとタツミの幼馴染であるイエヤスとサヨが倒れていた…更にそこに”ブラッドスターク”と名乗る謎の男が現れたのだった‼」

 

ア「今回はいつもより長めに喋るんだな」

 

セ「情報量が多いからね、まぁこれ以上長くなるとあれだからそろそろ第4話にいきましょね」

 

 

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ス「俺の名は……ブラッドスタークだ!」

 

セ「ブラッド…スターク?」

 

 

霧の中から現れた謎の仮面の男・ブラッドスターク、

セント・アカメ・タツミの3人は予期せぬ人物の登場に

各々が構えていた武器を再度力強く握りしめる

 

 

タ「霧の中から現れた…あいつもスマッシュなのか?」

 

セ「いやっスマッシュになった人間は言葉での会話…つまり意思の疎通はできなくなるはずだ。だがあいつはいまこうして俺たちと喋っている…」

 

ス「そうっ俺はスマッシュじゃない。強いて言うなら俺は仮面ライダービルドの好敵手といったところだな」

 

セ「好敵手っお前…ビルドのことを知っているのか!?」

 

ス「あぁ知ってるとも…憎いくらいにな♪」

 

セ「なら俺が何者かも知っているのか!?」

 

ス「…………」

 

セ「答えろスタークッ‼」

 

ス「それはまだ言う時じゃない…それにっ今のお前がすべきことは自分のことじゃなくこいつらを助けることなんじゃないか?」

 

 

セントの問いに対しスタークははぐらかすように答えながら

地面に倒れていたイエヤスとサヨを持ち上げ3人に見せる

 

 

タ「イエヤスッサヨッ‼」

 

セ「ッ…その2人をどうするつもりだ!?」

 

ス「ふふふっ……どうするかって?」

 

”バサッ…ドサッ”

 

ス「こうするのさ!」

 

[ライフルモード・デビルスチーム]

 

 

”ブシュゥオンッブシュゥオン”スタークはイエヤスとサヨをその場に投げ捨て、

取り出した刃が付いた銃から黒い霧状の物質を2人に向け放つ

 

放たれた黒い霧はイエヤスとサヨの体を包み込んでいき、

次の瞬間”バァァンッ”2人は異形の怪物・スマッシュへと姿を変えてしまった

 

 

「「ヌォォォォ……」」

 

ア「あれはっ‼」

 

セ「まさかっ…そんなことがっ」

 

タ「イエヤスとサヨが…スマッシュにっ」

 

ス「どうだっこれが”トランスチームシステム”の力だ」

 

セ「人間をスマッシュ化させる武器……そうかっお前が帝国にスマッシュの人体実験技術を流した張本人か‼」

 

ス「そういうことだ。さぁ…It's Showtime‼」

 

「「グアァァァァーーッ」」

 

 

スタークの掛け声を合図に

”バーンスマッシュ”と”ミラージュスマッシュ”は

セントたちに向かって走り出した

 

 

セ「来るぞッ」

 

「「ヌァァァッ」」

 

セ「はぁぁぁっ」

 

”ギィィンギィィンッ”

 

「ッ……アァァァァッ」

 

タ「ぐぅっ‼」

 

「ヌァァァァッ」

 

ア「ッ…はぁぁぁっ」

 

 

”ギィィンッ”2体のスマッシュをドリルクラッシャーで斬り込むセント、

その後っバーンスマッシュはタツミへ…ミラージュスマッシュはアカメの方へと向かった

 

アカメは帝具・村雨を使いミラージュスマッシュの動きに対応するが

タツミはバーンスマッシュに対し思うように攻め込むことができず防戦一方となる

 

 

タ「ッ…サヨ俺だっタツミだ!」

 

「ヌアァァァァーーッ」

 

”ボォォンッボォォンッ”

 

タ「ぐぅぅっ…俺の声が聞こえないのかサヨ‼」

 

ア「タツミ無駄だっ今のこいつらに…お前の声は届かない!」

 

「アァァァァーーッ」

 

ア「はぁぁぁぁっ」

 

”ギィィィンッ”

 

「ッ……ヌゥゥゥ」

 

ア「くぅっ…やはり村雨の攻撃が通ってない!」

 

セ「アカメッタツミッ‼」

 

ス「ふふふっ…ボォ~としてていいのか?早くスマッシュを止めないと取り返しのつかない事態を招くかもしれんぞぉ?」

 

セ「ッ…言われるまでもない‼」

 

 

”カチャッ”セントは右手に持っていたドリルクラッシャーを地面に突き刺し

懐からビルドドライバーを取り出し腰に装着した

 

そしてラビットとタンクのボトルを両手に持ち振り始め、

一定回数振り終えた後っ2本のボトルをドライバーに装填する

 

 

[ラビット/タンク・ベストマッチ!]

 

[Are you ready?]

 

セ「変身ッ‼」

 

[鋼のムーンサルト!ラビットタンク!Yeah!]

 

 

セントは仮面ライダービルド・ラビットタンクフォームに変身し、

地面に突き刺していたドリルクラッシャーを右手に持ち

アカメとタツミを救うべくスマッシュに攻撃を仕掛けた

 

 

ビ「はぁぁぁっ」

 

”ギィィンッ”

 

「グゥゥッ‼」

 

ビ「ふっおらぁぁっ」

 

”ギィンギィンッ”

 

「ヌゥアァッ‼」

 

ビ「っ…2人とも大丈夫か!?」

 

ア「あぁっまだ戦える!」

 

ビ「アカメはタツミを頼むッスマッシュが相手じゃ君の帝具もただの刀でしかない!」

 

ア「っ…」

 

「「ヌアァァァ……」」

 

ビ「行くぞっはぁぁぁーっ」

 

タ「止めろセントッ相手はイエヤスとサヨなんだぞ‼」

 

ビ「ッ…じゃあこのまま放っておけっていうのか!?ここでなんとかしないと奴らは町に向かうっそしたらそこに住む人たちが危険に晒されるんだぞ‼」

 

タ「くぅっ…」

 

ビ「2人のことは俺に任せろっスマッシュの成分を抜き取ることができれば…イエヤスとサヨを元の姿に戻すことができる‼」

 

”バァァンバァァンッ”

 

ビ「うぅっ‼」

 

ス「いいのかぁ?そんなことをすれば…2人は消えてなくなるぞ」

 

タ・ア「「ッ‼」」

 

ビ「なんだと!?」

 

 

ビルドに向け数発の弾丸を放ったスタークは3人にそう言い放った、

”消えてなくなる”その言葉を聞いたビルドは構えていた武器を下し

タツミは恐怖と絶望が入り混じった表情をしスタークを方を見つめる

 

 

ビ「消えてなくなるって……どういうことだ!?」

 

ス「言った通りだ。”ハザードレベル1”体の弱い人間はガスを注入した時点で死に至る、その2人は帝都の町中で迷っていたところを俺が捕まえ人体実験のモルモットにしたんだ」

 

タ「人体実験の…モルモットだとっ」

 

ス「元々ろくに食事もとっていない状態で様々な実験を2人に行ってなぁ…結果として体は衰弱しまともに立つこともできない体になっちまったんだ」

 

タ「っ…」

 

ス「そんな状態の2人をスマッシュにしたんだ。もしその成分を抜き取りでもすれば…2人の魂は肉体と共に消滅するっ跡形もなくな」

 

ビ「……ッ」

 

ス「わかるか?どんなことをしても…その2人に助かる道は残っていないんだよ!」

 

 

告げられた言葉にタツミは力が抜けたようにその場に座り込み、

一方のビルドもどうしようもないこの状況と

それを行ったスタークに対し憤怒の感情を露にした

 

 

ビ「スタークッお前だけは…お前だけは‼」

 

”バァァンバァァンッ”

 

ス「ふぅんっはぁぁっ」

 

”ザァンザァン……ドォォンッ”

 

ス「ふははははっ…さぁっこの絶望的状況の中でどう戦うか…遠くから見物させてもらうよ」

 

”シュゥゥゥゥ……”

 

ス「精々足掻き苦しむことだ…んじゃまたなビルドッチャオォ♪」

 

ビ「ッ‼」

 

 

”プシュゥゥ…”そう言うとスタークの周囲に白い霧が出現し、

ビルドが再度ドリルクラッシャーを向けようとした時にはその姿を消していた

 

それと同時にバーンスマッシュが再度火球を放ってきたため

ビルドはドリルクラッシャーで火球を受け止める

 

すると今度はミラージュスマッシュが数体分身を生み出し

四方八方から銃弾を放ちビルドを翻弄する

 

 

”バァァンバァァンッ”

 

ビ「つぅっ‼」

 

”シュンシュンッ…バババババッ”

 

ビ「がはぁっ…くそぉっ‼」

 

タ「ッ…止めてくれセント!」

 

ビ「タツミッ」

 

 

スマッシュに攻め込もうとしたビルドの前に立ちふさがるタツミ、

こんなことをしてもイエヤスとサヨが助かるわけじゃない…

そんなことはタツミ自身もわかっていた

 

だが頭でわかっていても体は無意識に動いてしまう、

そんなタツミを見て再度ドリルクラッシャーを下すビルド

 

その隙を見てバーンスマッシュが右腕の銃口をタツミに向け、

それに合わせミラージュスマッシュは分身体を自身の体に戻し

両手をタツミの方に向け銃弾を放つ体勢に入った

 

 

ア「タツミ‼」

 

ビ「危ないッ避けろタツミ‼」

 

タ「ッ‼」

 

”バァァンッ…バババババッ”

 

「「ヌゥゥゥッ‼」」

 

タ「えっ!?」

 

 

火球と銃弾が放たれる音がした…だがそれがタツミに来ることはなかった、

不思議に思ったタツミが後ろの方を振り向くと

バーンスマッシュは左腕で右腕の銃口を自身に向け火球を放ち、

ミラージュスマッシュは無理やり両手を自分の方に向け銃弾を撃っていた

 

 

「ヌゥッアァァァーーッ」

 

”バァァーンッ”

 

「グゥッグアァァァーーッ」

 

”バババッバババババンッ”

 

タ「…どうなってるんだ?」

 

ビ「スマッシュにされたら…自我はなくなるはずだ。なのに…タツミを傷つけまいとして…自分を傷つけてる」

 

タ「…ッ」

 

「ヌゥゥッ」

 

「アァッアァァァーーッ」

 

タ「イエヤス…サヨ…」

 

サ『イエヤスッ浮かれてるけど私たちがすべきことを忘れちゃ駄目よ』

 

イ『わかってるさ!帝都で稼いで村に仕送りしないとだろ…なぁタツミ‼』

 

タ『おうよっ俺たち3人が揃えば…何とかなるはずさ!』

 

サ『ふふっ…それもそうね♪』

 

イ『よぉしっそうと決まれば…』

 

タ・イ・サ『『『帝都で大暴れだぁぁ!』』』

 

 

走馬灯のように2人との思い出を頭の中で思い返すタツミ、

村を出て3人で帝都で大暴れしてやろうと誓った

あの日からそんなに月日は経ってないはずなのに…

 

何故こんなことになってしまったのか、

タツミは後悔していた…もっと早く2人を探していれば…

夜盗の襲撃を受けたときに離れ離れにならなければ…

 

そんな後悔をしてる間も2体のスマッシュは

タツミを攻撃せんと自分自身を傷つけるように

火球と銃弾をその身に受け続けていた

 

 

タ「……なぁ…本当に2人は助からないのか?」

 

ビ「………」

 

タ「……だったらっせめて2人を元の姿に戻してやってくれっ…頼む!」

 

ア「タツミ…」

 

ビ「……言っただろっ2人のことは俺に任せろって」

 

 

そう言ってビルドはラビットとタンクのボトルをドライバーから抜き

新たにゴリラとダイヤモンドのボトルを取り出し両手で振り始め、

振り終えた後っ2本のボトルをドライバーに装填しレバーを回す

 

 

[ゴリラ/ダイヤモンド・ベストマッチ!]

 

ビ「さぁ…実験を始めようか」

 

[Are you ready?]

 

ビ「ビルドアップ!」

 

[輝きのデストロイヤー!ゴリラモンド!Yeah!]

 

 

ビルドは攻撃力と防御力に特化したゴリラモンドフォームへと変身、

そしてタツミを自身の後ろへと下がらせ2体のスマッシュと対峙する

 

 

「ヌゥゥッ…ヌアァァァーーッ」

 

”バァァーンバァァーンッ”

 

ビ「……ふぅっ」

 

 

”ピィィィ…”ビルドが前に出た瞬間バーンスマッシュは

抑えていた右腕を前方に向け火球を数発放った

 

だがその火球はダイヤモンドの力が宿った左手によって

無数のダイヤに変換されその場に落ち山のように積み重なる

 

 

ビ「勝利の法則は…決まった!」

 

[Ready go!]

 

ビ「ふぅぅっはぁぁぁーーーっ」

 

[ボルテックフィニッシュ!Yeah!]

 

”ババババババババーーーーッ”

 

「「ヌゥゥッ…グアァァァーーッ‼」」

 

”パァァァァ……”

 

ビ「今だッ‼」

 

 

積み重なったダイヤをゴリラの力が宿った右腕で殴り、

無数のダイヤの粒子をバーンスマッシュとミラージュスマッシュに向け放つ

 

直撃したダイヤの粒子は渦を巻きながら2体のスマッシュを宙へ浮かせ

それを確認したビルドはスマッシュに向かって走り出す

 

その様子を目で追ったタツミがスマッシュの方に目を向ける、

するとなんということか…ダイヤの粒子がスマッシュの肉体を宙に浮かせたまま

イエヤスとサヨの体だけを分離させたのだ

 

地面に落ちるように倒れた2人を守るべくビルドはイエヤスとサヨの上に立ち、

ダイヤの粒子に揉まれながら下に落ちてきた2体のスマッシュをその身で受け止める

 

 

ビ「っ…ぐぅぅぅっ…タツミッ今のうちに‼」

 

タ「イエヤスッ…サヨォォッ‼」

 

 

タツミは倒れた2人の元に駆け寄りその体を抱き起し声をかける、

すると…イエヤスとサヨは重い瞼を開きっタツミの姿を視認する

 

 

イ「つぅっ……タッ…タツミ…なのか?」

 

タ「あぁ俺だッ俺だよイエヤス‼」

 

サ「ッ……無事だったんだね…タツミ…」

 

タ「無事に決まってるだろサヨッ…俺を誰だと思ってるんだよっ」

 

サ「ふふっ…そう…だね……私たちの…自慢のタツミだもんね」

 

イ「……恥ずかしいよな…大口叩いて……この様だっ…ぐぅぅっ‼」

 

タ「イエヤスッもう喋るな…」

 

サ「っ…タツミ……私たちの…分まで…」

 

タ「止めろよサヨッそれ以上何も言うな!」

 

サ「私たちっ…分までっ……生きてっ」

 

イ「頼むっ…お前まで死んじまったら……誰が村を救うんだよ!」

 

タ「イエヤスッ…サヨッ……」

 

イ「頼ん…だぜっ…タツミッ…」

 

サ「皆を…この国を…変え…てっ…」

 

タ「駄目だ!イエヤスッサヨッ…消えるなぁぁぁ!」

 

”パァァァァ……”

 

タ「はぁっ……つっ…うわぁぁぁぁぁーーーっ‼」

 

ビ「くぅぅっ…おっらぁぁぁっ‼」

 

 

”バァァン”最後の力を振り絞ってタツミに想いを伝えたイエヤスとサヨ、

すると2人は力尽きその目を閉じ…それと同時に2人の体は粒子化し消滅した

 

タツミは2人の温もりが残った両手を握りしめながらその場で泣き崩れ、

一方のビルドは抑えていた2体のスマッシュを遠くへ弾き飛ばした

 

母体となる肉体を失ったためか2体のスマッシュはそのまま倒れ、

それを確認したビルドはエンプティボトルをスマッシュに向ける

 

すると2体のスマッシュの体は粒子となって消滅し、

その粒子は成分となってエンプティボトルに吸収された

 

戦いを終えたビルドはドライバーに装填していたボトルを抜き変身を解除、

人間の姿に戻ったセントは回収した2本のボトルを神妙な面持ちで見つめる

 

 

セ「……実験…完了」

 

タ「なんだよっ…こんな最後あるかよっ……3人でっ…帝都で大暴れするんじゃなかったのかよぉ‼」

 

ア「……ッ」

 

セ「……帝都警備隊が来る前にここを離れよう。帝都の外まで案内する…そこから2人はアジトに帰るんだ」

 

タ「もういいっ…もういいよっ…2人がいなくなっちまったら……生きてく意味がねぇよっ…」

 

ア「タツミ…」

 

セ「……ふざけるなよっ」

 

 

イエヤスとサヨ…友人2人を同時に失い意気消沈してしまったタツミ、

そんなタツミの胸倉を掴みッセントは無理やりタツミを立たせる

 

 

セ「何がいいんだよ!いい訳ねぇだろ!ここで立ち止まったら全てが無駄になるんだぞ‼それでいいのか…それでイエヤスとサヨが喜ぶと思ってるのかよ!?」

 

タ「……ッ…ッ」

 

セ「……アカメッタツミを支えてやってくれ」

 

ア「…分かった」

 

セ「急ごうッ早くここから離れるぞ」

 

タ「…………」

 

 

その後…セントはアカメとタツミを帝都の外まで連れていった、

タツミは以前意気消沈していたが放っておくことはできず

アジトまではアカメがタツミを支えて連れていくこととなった

 

セントも何かできることはないかと考えたが

彼らの仲間でない自分がアジトまで行くのはまずいと考え

用意していた医療道具だけをアカメに預けその場で別れたのだった

 

 

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ー翌日・カフェ【nascita】地下室ー

 

 

セ「……ボトルの浄化は完了ッ新たなベストマッチのための武器も作り終えた……あぁ~駄目だっ気分が晴れないよ」

 

 

色んな作業に没頭していたセントだったが

どうしてもタツミのことが気になってしまうようだ

 

こんな時っあいつの仲間だったら傍にいられたのに…

自分の戦う姿勢が不透明だったがためにあんな事態を招き

彼の友を救ってやることができなかった

 

そんなことばかりを考えてしまいセントの頭はパンク寸前だった、

このままではまずいと取り合えず気持ちを落ち着かせるべく

セントは自家製の飴を1つ取り出し口に咥えた…その時っ

 

 

ソ「セントッお前にお客さんだぞ」

 

セ「へぇっお客?」

 

 

地下室に現れたソウイチはセントにお客が来たと伝える、

自分にお客…そんなことこれまでなかったために

セントは驚き咥えていた飴を口から取り出した

 

誰が来たかをソウイチに聞こうとしたその時、

そのソウイチの後ろから神妙な顔つきをしたタツミが現れた

 

 

セ「タツミッお前…どうして…」

 

タ「……お前にっ…お礼を言うのを忘れてたからさ」

 

セ「……」

 

タ「セントのおかげで…イエヤスとサヨと最後に話しができた…感謝してる」

 

セ「っ…礼を言われるようなことはしてない。それに…俺はお前の友達を救ってやることができなかった」

 

タ「それでもっお前は2人の心をスマッシュから解放してくれた。そのおかげでっ俺は2人の想いを聞くことができたんだ……ありがとうっセント」

 

セ「……ふっほんとお前ってどうしようもないくらい真っ直ぐだよな」

 

タ「それセントには言われたくはないんだけどっ」

 

 

タツミから感謝の言葉を受け取ったセント、

そんなセントは椅子から立ち上がると

デスクに置いてあったビルドドライバーを手に持ちタツミに近づく

 

 

セ「タツミ……俺はこのビルドの力を使って大勢の人々の明日を守るために戦ってきた。けど…この国を明日をっ皆の幸せを守るためにはこのままじゃ駄目だって…今回のことで強く痛感したよ」

 

タ「セント…」

 

セ「俺も…変わらなきゃいけないのかもしれない。タツミたちが目指す革命を成し遂げるためにも」

 

タ「えっ…それって!」

 

セ「俺に人の命を奪うことは出来ないっけどお前たちが進む道を切り開くことはできる‼ビルドの力を使ってな」

 

タ「ッ…」

 

セ「今更かもしれないけど……俺はお前とっ…いやっお前たちナイトレイドと共に歩みたい!だからっ……俺をお前たちの仲間にいれてくれ‼」

 

タ「……歓迎するよッセント!」

 

 

自分の信念を…そして自身の新たな決意を表明したセントは、

タツミたちナイトレイドと共に歩んでいく覚悟を決めた

 

その言葉を聞いたタツミは心から喜びセントに右手を差し出し、

セントはその手を右手で力強く握り…固い握手を交わしたのだった

 

 

”パチッパチッパチッ”

 

ソ「よく言ったぞセント!あぁぁ~こんな感動的場面に立ち会えるなんてッ…オレ嬉しくて涙が出ちまうよぉぉ~~っ‼」

 

セ「大袈裟でしょマスター…」

 

ソ「何言ってんだよ!お前が前に進む覚悟を決めた歴史的瞬間だぞっこんな嬉しいことはないだろ!」

 

タ「すっすげぇテンションだな…」

 

ソ「いやぁぁ~~長かった…本当に長い1年だったなセントォ!」

 

セ「本当に長かったね……けどっこうなることはマスターにとっては想定の範囲内だったんでしょ?」

 

ソ「んっ…想定の範囲内って…どういう意味だよ?」

 

セ「っ……いい加減下手な芝居は止めなよマスター…いやっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セ「ブラッドスタークッ」

 

ソ「ッ」

 

タ「えっ!?」

 

 

”ブラッドスターク”確かにセントはその名を

自身の目の前にいるソウイチに対して言った

 

まさかの発言にタツミは驚いた顔をし、

一方のソウイチは不自然な笑みをしながらセントに話しかけた

 

 

ソ「おいおい…急に何を言い出すんだよセントォッ俺はそんなヘンテコな名前を名乗ったことなんてねぇぞ♪」

 

セ「惚けても無駄だよ。マスターが夜な夜な帝都の城に入っていくとこは何度も目撃してるんだから‼」

 

 

そう言いセントは数枚の写真をソウイチに見せつける、

その写真には夜の暗闇の中…城の中へと入っていく

ソウイチの姿がバッチリと写っていた

 

しかも1枚だけでなくセントが持つ全ての写真に

城の中へ入っていくソウイチの姿が写っていたのである

 

 

セ「最初は城の中から上質なコーヒー豆でも盗んできてるかと思ってたけど…忍び込んで入るにしては堂々としてるし、何よりマスターが城へ出入りするようになったのは今から11か月前…その1か月後に帝国はガーディアンを正式採用しっ時を同じくして帝都の町にスマッシュが出没するようになった」

 

ソ「お前まさかっ…俺がガーディアンの製造方法やスマッシュの人体実験の技術を帝国に伝えたって言いたいのかよ!?」

 

セ「俺はそう推測したっ偶然にしては全ての出来事が起きた時期が一致しすぎてる…怪しまない方がおかしい」

 

ソ「んな馬鹿なことあると思うかぁ?酷い奴だなお前はッ…ストーカーした挙句に人を悪者扱いしやがってよぉ」

 

セ「証拠なら他にもあるよっまずはこれを聴いて」

 

 

しらばっくれるソウイチに対しセントは冷めた声のまま

ポケットからビルドフォンを取り出しディスプレーのアイコンを押す

 

 

”ピィッ”

 

ス『精々足掻き苦しむことだ…んじゃまたなビルドッチャオォ♪』

 

セ「これは昨日の戦闘でスタークが言った言葉だ…言動が怪しいと思って声を録音しておいたんだ」

 

ソ「それがなんの証拠になるってんだ?」

 

セ「スタークの声はどこか籠ってノイズが混じっているように聞こえた。そこで俺はこの声を解析しっ余計な音や声を濁らせてるノイズを取り除いた……そして俺の疑念は確信へと変わった」

 

”ピィッ”

 

ス『精々足掻き苦しむことだ…んじゃまたなビルドッチャオォ♪

 

タ「えっこの声…ソウイチさんの声そのものじゃないか‼」

 

セ「おそらくスタークのスーツにはボイスチェンジャーのような機能が付いているんだろう、それで声質を変えて自分の正体がバレないようにしていた……けど相手が悪かったねっついでに声の波長や声紋をマスターのモノと比較してみた。結果は100%マスターのモノだと数字で出たっこれが動かぬ証拠ってやつだよ!」

 

ソ「………」

 

セ「あんたがブラッドスタークなんだろ、帝国にガーディアンの製造とスマッシュの人体実験の技術を教えっタツミの友達であるイエヤスとサヨをスマッシュにした……諸悪の根源だ‼」

 

 

ソウイチに向け鋭い目つきで言い放ったセント、

だが心のどこかでは嘘であってほしいという気持ちもあった

 

1年前…路頭で倒れていた自分を拾ってくれ

ここまで共に歩んでくれたソウイチが

一連の事件を引き起こした張本人だと信じたくなかった

 

だが…セントの想いは無残に裏切られる、

セントの言葉を受けたソウイチは顔を下げると…

何を思ったか不敵な笑みを浮かべながら笑い始めた

 

 

ソ「ふふふっ…ははははははーーっ」

 

セ「ッ…」

 

ソ「はぁ~…まさかこんな早くにバレちまうとは思ってなかったよ。さすが…”まがい物”でも天才物理者ってとこか♪」

 

 

ソウイチは懐から銃のようなモノを取り出す、

それは先日スタークが持っていたものと同じ銃だった

 

そしてソウイチはセントがビルドに変身する際に使うボトルと

似たようなコブラの意匠が施されたボトルを取り出し、

数回振った後ッそのボトルを銃に装填する

 

 

[コブラ!]

 

ソ「…蒸血っ」

 

[ミストマッチ…!コッコブラ…!コブラ…!Fire!]

 

ス「ご名答っ俺がブラッドスタークだ……んんっ…こっちの声の方が馴染みがあるかぁ?」

 

 

ソウイチは銃から放出された黒い霧で体を包み込み、

赤いワインレッドにコブラの意匠が随所に施されたスーツを身に纏った

仮面の戦士”ブラッドスターク”へと変身した

 

その際に喉元をいじったような手振りをすると、

ソウイチの声からスタークに変身した際に使っていると思われる声に変化した

 

その一部始終を見たセントは右手で拳を握り締めながら感情を露にし、

一方のタツミは自身の友人を死へと追いやった元凶が現れたことに言葉を失った

 

 

ス「見事だセントッこんな短期間で俺の正体に気づくとは…天才を自負するだけのことはあるな」

 

セ「スタークッ」

 

ス「ふふふっそんなお前に敬意を表して…俺の本当の名を教えてやろう」

 

セ「本当の…名だと?」

 

ス「”ソウイチ”も”ブラッドスターク”という名も…全ては俺の存在を偽るための偽名だ。俺の本当の名は…」

 

セ「……ッ」

 

タ「……ッ」

 

エ「星狩りを生業としっ…宇宙全てを滅ぼすブラッド族の1人”エボルト”だ‼」

 

セ「…エボルトッ」

 

 

”to be continued”

 

 

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【次回予告】

 

 

エ「俺の目的は……セントッお前の成長だ」

 

”動き出すエボルトの計画”

 

セ「お前の野望がなんであれっこの国の明日は俺が守ってみせる」

 

ナ「改めてっようこそナイトレイドへ!」

 

”セント・ナイトレイドに正式加入‼”

 

ア「これだけは覚えておいてくれ…絶対に死ぬなっ」

 

セ「これからよろしくね…アカメ」

 

 

≪第5話・新たなる一歩≫

 




ということで第4話終了!

戦闘シーンはほぼビルド第2話をベースに

ところどころオリジナル要素を追加したものにしました。

そして早いと思われるかもですがソウイチの正体がバレ…

自身が星狩り族の1人・エボルトだということも教えました!

ここからセントとエボルトの戦いが本当の意味で始まったといっても過言ではありません

それでは皆様ッまた5話目でお会いいたしましょう…See you!
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