ラグナロクオンライン~剣士少女との冒険~   作:ヴィヴィオ

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 プロンテラに戻った俺達は人が多い中、鍛冶屋を目指す。ブラコンは低レベル武器の精練石だ。そもそも精錬とは、武器の攻撃力や防具の防御力を強化するシステムで精錬された装備品には、アイテム名に精錬度を示す数値が付加される。精錬度はゲーム内では最大+10で、精錬度が高いほど装備品は強力になる。また、特定の数値以上の精錬値にすることで追加効果を発揮する装備品なども存在する。

 精錬を行うには、特定のNPCと特定のスキルを習得したプレイヤーキャラクターに精錬を依頼する必要があり、また精錬石と総称されるアイテムを消費する。精錬には成功度が設定されており、精錬度が高くなるほど成功率は低くなる。また、武器には武器LVが存在し、この数値によって安全に精錬できる回数が違う。精錬に失敗した装備品は消失する。カードが刺さっていれば、それらのカードも同時にだ。

 さて、何故鍛冶屋で売るかというと、他の商品を取り扱っているところでもゲームなら売れたがこちらでは拒否されてしまうのだ。収集品は冒険者ギルドが一括で買ってくれるけどね。

 

「に、兄さん……あそこです」

「そうだな」

 

 顔を赤らめながら教えてくれるセニア。現在、俺はセニアとはぐれない為に手を繋ぎながら移動している。もちろん、セニアと手を繋ぎたかったからだ。とりあえず、中に入る。すると熱気と鉄を打つ音が聞こえて来る。

 

「おや、可愛らしい子供達がなんのようだい?」

 

 入って来た俺達を見て、1人の男性が声をかけてきた。彼には俺は見覚えがある。むしろ、目的の人間だ。

 

「えっと、これを売りに来ました」

 

 ブラコンと鉄鉱石を取り出して渡す。

 

「ブラコン2個と鉄鉱石2個だね……これを引き取って欲しいのかな?」

「ええ、お願いします」

「ブラコンが1個100Zeny(ゼニー)で鉄鉱石が1個35Zeny(ゼニー)だから合計で270Zeny(ゼニー)だね。それでいい?」

 

 基本価格だが、ここで交渉してみるか。ちなみにZeny(ゼニー)が通貨で略号はzだ。

 

「兄さん、私はそれでいいですけど……」

「お兄さん、セニアと俺のソードが欲しいんだけど、そのお金で2本オーダーメイドできない?」

「270zだろ……わかった。店に卸しているのが80zだし構わないか。といっても、この金額じゃ持ち手を調整するだけだけどね。それじゃあ、そこに座って待っていてくれ」

「分かりました」

「わかった」

 

 俺達は大人しく座って待っている。少しすると先程の人……ブルウェルさんが台車に乗せて道具を持ってきた。もちろん、ソードも沢山ある。

 

「先ずはこの中から身体にあったのを選ぼうか」

「はい」

「じゃあ、セニアからどうぞ」

「ありがとうございます、兄さん」

 

 セニアが剣を受け取って、次々に振っていく。その姿は様になっていて、セニアの容姿と合わさってかなり綺麗な舞のようだ。

 

「凄いね、この年ですでにスキルを持ってるんだ……」

「これは身体がずれて思う通りに斬れません」

「ならこっちか?」

 

 俺は次々と剣を渡しては受け取っていく。少しして、セニアが気に入る剣が見つかった。それをブルウェルさんに渡してセニアの手に合うようにグリップを巻いて調整してもらう。その間にセニアに手伝って貰いながら俺の剣も探していく。こっちもすぐに見つかり、ブルウェルさんに渡した。

 

「それじゃあ、研いでくるから待ってて」

 

 二人で工房内を見学しながら待っている。すると、ホルグレンが精練をしている姿を見た。アレは俺でもできるんだよな……スキルを覚えたらだけど。

 

「はい、終わったよ」

 

 どうやら、二人で見学していたら知らない間に結構時間が経っていたようだ。

 

「ありがとうございます」

「ありがとう」

「こっちが研磨用のアイテムだからね」

「わかった」

 

 おまけで研磨石もつけてくれたようだ。それから鞘に入った剣を持って孤児院に戻って訓練をする。それが終わったら、クールダウンの運動を行ってから食事をして眠りにつく。

 

 

 

 次の日、食事を終えたら準備運動を行い、二人でプロンテラから東へと出る。ここに出現するモンスターはポリン、プパ、ルナティック、盗蟲の卵、盗蟲(小)、緑色草だ。この中で狙うのは盗蟲の卵だ。

 

「さて、探そうか」

「はい」

 

 二人で探していく。ここも一応、アクティブモンスターは居ない。なので動き回れる。程なくしてというか、3体も固まっている場所があった。

 

「3体か……均等にダメージを与えよう」

「分かりました」

 

 二人で時間をかけて3体を削っていく。さすがにソードになった分、重くはなったけど攻撃力が段違いだった。簡単に殺しかけた。なので確率変動を使ってドロップ率を最大まであげて三体まとめて横薙で蹴散らす。すると予想通りの事が起きた。ドロップアイテムはガードS1、ガードS2、ガードS3、ガードS2、ガードS3、ガードS7、さなぎの、皮さなぎの皮、さなぎの、皮さなぎの皮、さなぎの、皮さなぎの皮、べとべとする液体、べとべとする液体、べとべとする液体、べとべとする液体、べとべとする液体、べとべとする液体、レッドジェムストーン、レッドジェムストーン、レッドジェムストーン、レッドジェムストーン、プラコン、プラコン、プラコン、プラコン、プラコン、プラコン、鉄鉱石、鉄鉱石、鉄鉱石、鉄鉱石、鉄鉱石、鉄鉱石、黒い杓子、黒い杓子、黒い杓子、黒い杓子、黒い杓子、黒い杓子、盗蟲の卵カード、盗蟲の卵カード、盗蟲の卵カード、盗蟲の卵カード、盗蟲の卵カード、盗蟲の卵カードだった。あれ? 先にこっちからした方がよかったかもしれない。

 

 

 

 

 

 

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