仗助にもしも双子の姉がいたら?ネタ   作:蜜柑ブタ

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勢いで書いてみた。


承太郎との出会い。


2019/07/05
構成がおかしくなってきたので、ちょい書き足し。


ミナミと仗助、空条承太郎に出会う(side:ミナミ)

「な~にやってのかなぁ?」

「えっ? なにって見りゃわかっだろ?」

「わかんないわよ。馬鹿弟。」

「嘘吐けよ、ほら鼻の穴開いてっし。嘘吐くといっつもそうじゃねぇか。」

「あら、そう? けど、あんた、カメ、嫌いじゃなかったっけ?」

「いやさぁ…、この際だから触れるようなろうかなって…、ハハハ…。」

「その割には震えてるじゃない。手伝ってあげようか?」

「や~めろっての。」

「フフフフ。」

 

「なにしとんじゃ!」

 

「はっ?」

「へっ?」

 見ると、いかにも不良ですな見た目の四人の高校生が来ていた。

 あれ? いつの間に? 見たところ、同じ学校の制服ね。新学期に向けて縄張り作りかしら?

 ……絡まれるのはいいけど、人の胸をジロジロ見ないで欲しいな。これでも気にしてるんだから。

「おっぺぇデケぇな…。」

「あんたらに見られるためのもんじゃないわよ。」

「あんだとコラ!」

「まあまあ! おちついてくださいっすよ!」

 私がプイッとそっぽを向くと、弟・仗助が不良と私の間に割って入った。

「ん~~~? おまえら、顔が似てっな!? 兄弟かぁ!?」

「そ、そうっすね。俺が弟です。」

「一年にしちゃタッパのでかい弟だぜ。」

「うちの高校に入ったんなら、うちらに挨拶しな!」

「ちょ…、は虫類って奴は苦手で…。っ!」

 噴水にいたカメを突きつけてきて怯える仗助。次の瞬間、不良の一人が仗助の顔を殴った。けど仗助は動じない。どこか静かなものだ。

 私達は、その背格好、故にこうしてよく絡まれます。

 仗助の髪型は理由はあるけど、私達の体格とかって、間違いなく一度も会ったことがない父親の血よね…絶対。お爺ちゃんも警官だから鍛えてる分立派ではあるけど、私達なんて鍛えてもいないのに、こんなだし。

 絡まれ慣れてるせいか、仗助はヘコヘコ謝ってる。外見不良でも、中身は純情だからね。……おそらくは。

 

「ちんたらしてっと、そのアトムみてーな頭もカリあげっぞ!!」

 

「あっ。」

 思わず声が出て、慌てて私は口を手で塞いだ。

 しかし、手遅れ。不良が。

 

「おい、先輩…。あんた…今、俺の頭のことなんつった?」

 

 おおっと、手遅れ~。そしてバイバイ、不良の皆さん。私は見てない、聞いてないと、背中を向けて耳を塞いだ。

 …頃合いかなって思って振り返ると、仗助よりずっと背が高い白い格好の男の人がいた。

 

「東方仗助…。1983年生まれ、母の名は、朋子。母親は、その時21歳。東京の大学へ通っていた。」

 

 すらすらとなぜか仗助のフルネームと、母の名と経歴の一部を言った。

「生まれた時より、この町に住んでいる…。1987年、つまり4歳の時、原因不明の発熱により、50日間生死の境をさまよった経験あり。そして、父親の名前は……、ジョセフ・ジョースター。」

「…なんで?」

 私は思わず声を漏らしていた。

 すると男の人は、私の方も見た。

「それと、双子の姉が一人。名前は、東方ミナミ。お前だな。」

「ええ…、まあ…。あの、なぜ私達のことを?」

「あの、クソジジィ。『わしは生涯、妻しか愛さない』などと聖人のような台詞吐いときながら、てめーが65歳の時浮気してできた娘と息子がここに今……。おっと、口が悪かったな。俺の名は、空条承太郎。なんつーか、血縁上は、お前達の『甥』ってやつになるのかな……。奇妙だぜ。」

「え~~、甥ですか~~。」

「はあ…。」

 私と仗助は、顔を見合わせた。

 

 空条承太郎さんの詳細の話によると、高齢になった不動産王の、私達のお父さんに当たるジョセフ・ジョースターの遺産分配時のための調査で、私達の存在が分かったのだそうだ。

 っていうか…15年もほっとかれて今更ねぇ…。

 

 でも、母さんは、愛し合って私達を産んだんだって言ってるんだ。それについては、私達は納得してる。

 

 だけど……。

 

「すみません。ジョセフ・ジョースターさんの連絡先と住所、至急教えてください。」

「なんだ?」

「ちょっと野暮用で。」

「姉ちゃーーーん!!」

 弟よ。このモヤモヤは、納得してても治まらないということもあるんだよ。だから止めるな。あんたは、優しい子だからいいけど、私はそうじゃないんだから。

「おいおい、殴るんなら、俺を殴りな。俺は高齢のジジイの代わりにお前らに殴られる覚悟できたんだぜ?」

「いえいえ、殴ったりしませんよ。80になろうかって人を。いくら父親でも。ただ…、直接ね、お話ししたいってずっと思ってたから。」

「話したいことがあるんなら、俺に話をすればいい。俺はジジイの代理だ。」

「いえ、ただ話がしたかっただけです。本当の父親と…。それだけですから。」

「……。」

 私がそう言うと、空条承太郎さんは、呆気にとられた顔をした。

 あれ? 私、変なこと言った?

 

「それにしても…。」

「?」

「お前が、あの時の…か…。」

「?」

 空条さんの呟きに私は首を傾げた。

 




これ書いてて一番苦戦したのは、承太郎の名前。
ジョウじゃ出てこない! うけたまわりって打たないと出なくって…。パソコンの機能ちゃんと使いこなせてない…。(涙)

仗助は、すっごく良い子だけど、姉のミナミは、ちょびっとだけスレてるかも?
まあ、父親のいない家庭で、しかもハーフで生まれてきたからそれなりに色々とあったということで。

なお、この時点では、ミナミは、自分にスタンドがあることを知りませんし、波紋の才能があることも知りません。


2019/07/05
どこを増やしたかというと、最後の方の承太郎の台詞ですね。
実は、コレ、ミナミが3部に関わっているフラグなんです。
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