東方波響録 ~異能力者達の学園!?~ 作:月と風
学生なので時間はあまりありませんが、頑張ってかいていきます。
エピローグ兼第一話~入学式にハプニング~
桜が満開だった。
桜に埋もれてしまいそうな城......いや校舎を見て、僕、樹神日々響は今までの事を思い出していた。
思えばもう2ヶ月前。
僕はこの城のような学校に能力試験を受けるために来ていた。
そう。ここは特別な能力を持つ子供たちが集う学校、
アイナ特殊能力軍事高等学校だ。
僕は緊張しながら試験会場に入った。
そこでは、試験官と一対一の能力戦をし、ある一定のスコアを出せば合格できるのだ。
僕の試験監督は、中国風の服をきた女の人だった。
彼女は紅美鈴と名乗り、そこから能力戦が始まった。
僕の能力は音波を操る能力だ。
音波は空気を振動させて攻撃したり、相手の攻撃を四散させたりできるのだ。
呼吸を整え、音波を刀の形に整えていく。
そして
一呼吸おいてから、僕は音波の剣で斬りかかった。
結果は、僕が紅美鈴さんの鼓膜を破りかけて気絶させ、合格できた。
でも。横の女の子は試験官を粉々に吹き飛ばしていた。
本当に大丈夫なのだろうか......
そろそろ校門をくぐるとしよう。
過去の感傷ばかりに浸ってはいけないって誰かが言ってた。うん。
校舎の前の広場に入ると僕は息を飲んだ。
見渡す限りの桜。
そして空には沢山の風船や紙吹雪。
虹や雪が積もっているところもあった。
「これが魔法......」
こんな事が出来たらどんなに幸せだろうな......魔法凄い。神。
「って、そろそろ体育館にいかなきゃ...」
周りを見渡すと、一緒にきたのであろう保護者しかいない。
これは普通にヤバい。
入学式初日に遅刻。
あってはならないことだ。
僕は走り出した。
あれからどれくらいたったのだろうか。
僕は学校の中をさ迷っていた。
「マジで体育館どこだよ...」
校舎の中は全部見回ったのだ。理科室や訳のわからないだだっ広い部屋ならあった。
でも体育館は見当たらない。
こんな奴、この学校が始まって以降いたのだろうか。
すると、廊下の奥の方に、佇んでいる姿が見えた。
おぉ神よ。あなたは私のプライドのために、さ迷っている人をもう一人作ってくださった。
僕は神様の贈り物に向かって走った。
そこにいたのは、
「え?」
体が半透明の首だった。
僕の声に、ビクッとしたように振りかえる。
「私が見えるのですか?」
「はい、普通に。」
「...あなたはもしかして、入学式に来てない生徒さんですか?」
-なんで知ってんだよ。
「体育館がどこだかわからなくて...」
「体育館?何ですかそれは?」
「え?」
何で知らないの?
入学式の招待状を取り出す。
場所は校庭で行います。
「...なんでもないです。すいません。」
僕はキョトンとする半透明の首に背を向け走り出した。
ったく。入学式は普通体育館だろ!
校庭ってなんだよ校庭...
文句を言いながら僕は校庭で行われている入学式に飛び込んだ。
その瞬間、場が凍りついた。
え?なんか俺悪いことした?
壇上で話していた、校長らしき人もこちらを見つめている。
そんなに俺が好きなのか。
しばらくすると、何事もなかったように、校長が話を再開した。
え?今のなんだったの?
クラス発表もここで行われた。
僕は4クラスあるなかでのD組だった。
先生は藤原妹紅先生と言う、白い長髪に、
白っぽい服をきた、「熱血」を体現したような先生。
まあ、兎に角、入学式に出れて良かった。
え?入学式に遅れたって?
ちょっとなにいってるかよくわからないな。
さ、さあ。ここからまたは心機一転!
ね。
ということでエピローグでした。
このあとどうしようかな......
まあ、のんびりやっていきましょう。