東方波響録 ~異能力者達の学園!?~   作:月と風

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第十話~迫り来る脅威~

体育祭が終わってから二週間、

僕等は大きな脅威と戦おうとしていた。

 

「日々響、期末試験まで後二週間だけど大丈夫なの?スマホやってて」

「ん?あぁ大丈夫さ」

 

まだ大丈夫。期末試験まで二週間ある。

それにしても、

 

「何でお前らは勉強してんだ?」

「期末試験まで後二週間しかないのよ」

「まだ二週間もあるじゃないか」

 

ったくこいつらが勉強しているせいで、僕が安心してスマホができないじゃないか。

まぁまだ期末試験は先だから。

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――

 

カリカリカリ、と書く音が響いている。

まぁ、一人だけ例外がいるが。

 

「フラン、期末試験まで後何日?」

 

日々響だ。

その質問にみんな呆れたような目で日々響を見る。

 

「明日だよ」

 

答えたのは私だけだ。

 

「え?今死刑っていった?」

「は?言ってない」

「マジで明日?」

「そうだけど」

「ちょっとまって、それはヤバい」

 

やっと気づいたのか、勉強を始める日々響。

 

「明日の教科は?」

「エイスラ語と理工学」

「うっわエイスラ語かよ。僕の嫌いなやつじゃん」

 

エイスラ語は面白いのにな。

 

それより、理工学勉強しなきゃ。

理工学は難しい。

物の仕組みとか全然わからない。

 

「なんか勝手に手が動いてる!」

「え?」

 

日々響が怯えたように言い、みんなが日々響を見つめる。

 

「うわ、スマホを掴んだ!」

 

その一言でみんなはまた勉強を始める。

なんだよ。見なきゃよかった。

 

「おぉ!来た!フィーバー!」

「うるさい」

 

何のゲームか知らないが、鈴仙の言う通りだ。

うるさい。

本当に日々響大丈夫か?

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ、勉強終わった~」

「私も」

「もう寝るね」

「ん、おやすみ~」

 

そんな会話をしているなか、日々響は、

 

「目が痛い……」

「大丈夫?熱?」

 

私も熱が出たとき、目の奥が押されるように痛かったのを思い出す。

すると、鈴仙が笑いだした

 

「フランちゃん、日々響が熱だと思う?こいつ、ずっとスマホしてたのよ?」

「そっか。」

 

納得。スマホのやり過ぎかい。

にしても鈴仙毒舌だな。

 

「そんなに厳しく言わなくても……」

「勉強すれば?」

 

怖い、鈴仙怖いよ……

 

「あぁもう。頭も痛いし今日は寝る!」

 

ワイルドだなぁ……

理工学ノー勉かよ。

 

でも、私も眠くなってきたことだし。

 

「私も寝る。おやすみ~」

 

 

 

明日の試験はきっと大丈夫。

 

自信を持ってやろう。

 

 

鈴仙にガミガミ言われている日々響をおいて、私は寝室に向かう。

日々響は、筆記試験こそノー勉だけど、実技ではきっと一位をとってしまうだろう。

 

 

 

 

なんてったって学年一位の成績で入ったのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




と言うことで第十話でした。

僕がテスト前にスマホやり過ぎで目が痛くなったので、日々響君にもなっていただきました。



記念すべき第十話は、短くなってしまいました。

次は日々響君の試験との対決が見られそうですね。

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