東方波響録 ~異能力者達の学園!?~   作:月と風

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短いです。ご了承下さい。


第十四話~夏休みはお泊まり会!?~

様々な楽器の音が聞こえる。

やっぱり音楽は楽しいね。

 

僕等は、音楽室にいた。

今は夏休みの間の練習中。

笛を音波で音を鳴らし、サボっているところだ。

 

あの告白事件以来、僕等はより距離が近くなったように感じる。

でも、あの時は、フランの機嫌を直すのが大変だった。

一時間以上の仲直りの申し込みをし、十回以上断られた上に腕を吹き飛ばされて気絶し、を繰り返した。

ようやく鈴仙のとりなしもあって許してもらえたが、相当保健室の永琳先生に怪しまれた。

 

まあ、結果的に仲良くなったならね。

雨降って地固まるっていうでしょ。

まあ、あの告白は僕も嬉しかったし。

いつか答えを出せる日が来るといいな。

 

フランは今、ギターの練習中だ。

ギターめっちゃ似合うんですけど。

結構かっこいいし。

 

ちょっといたずらしたいな......

笛を吹く。

 

「なんか眠くなって...?」

 

吹くのをやめる。

 

「ってあれ?日々響!やめてよ!今練習中なのに!」

 

ふふっ可愛いな。

 

「はい。今から全員で合わせます。本番の気持ちで演奏してください」

 

と声を張るのは、我らが部長、ルナサ先輩だ。

この吹奏楽部は、部長がルナサ先輩、副部長がメルラン先輩、マネージャーがリリカ先輩だ。

三人とも非常に演奏がうまい。

て言うか音のポルターガイストだっけ?

 

この歌は僕のソロがある。

新入部員初のソロ抜擢だそうだ。

部長のバイオリンから演奏が始まる。

そして、僕のソロ。

これがわりと緊張する。

テンポの早い曲にあわせて息を吹く。

もう少しで肺が破裂する、というところで、ソロが終わり、僕は一旦休憩。

そのあとはフランの出番だ。

フランは物凄く上手い訳でもないのだが、その練習熱心さから抜擢。リードをやっている。

格好いい。

 

 

演奏が終わり、静けさが戻る。

 

「お疲れ様。今日はこれで解散!」

 

みんなが席を立って出ていく。

 

「日々響~いくよ」

「あ、うん」

 

今は、夏休みの部活をやっていい期間。

この後、学校が全面休校する期間が来る。

そのときに戻る場所をかんがえていた。

僕は、父と母が教育方針の違いがどうとか言って離縁し、それに嫌気がさした僕は半ば飛び出すようにここに来てしまった。

今家に帰っても、疎んじられるだけだろう。

じゃああとは...

 

「ねぇフラン」

「ん?なに?」

「この後の、全面休校の時、フランの家行ってもいい?」

「えっ?」

 

これしかなかった。

他に泊めてくれる場所もあるだろうが、あまり関わりのない人と泊まるのもちょっと気が引ける。

 

「いいよ。」

「えっ?いいの?」

「うん。お姉ちゃんも日々響に会ってみたいって言ってたし。」

 

こんなに早く許可が得られるとは思ってなかった。

楽しみだ。

 

 

 




第十四話でした。
そろそろ物語が自己満足になってきていて怖いです。
気を付けます。
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