東方波響録 ~異能力者達の学園!?~   作:月と風

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第十七話~紅魔館訓練 弍 フラン編~

「日々響~もう休んだ?」

「ちょっと待ってくれよ。」

 

なんとかフランと交渉して休みをもらったものの、フランからの呼び掛けが激しい。

どんだけ試合したいんだよ。

 

 

 

結構休めたしそろそろ行くか。

 

「よし、いいよフラン。」

「じゃあ私からね~」

 

さっきは先輩に負けたから、今度こそフランを倒す。

 

禁忌【レーヴァテイン】

 

赤いレーザーが吹き出し、襲いかかる。

僕は横に飛んで避けた。

 

禁忌【フォーオブアカインド】

 

「えっ?」

 

フランが四人に分身する。どれがどれだかわからない。

そのまま攻撃しようとする四人のフランに、一人だけ、

本物っぽいやつがいた。

なんと言うのだろう。勘かな?

とにかくそいつに狙いを定め、

 

音速弾【アパッショナート】

 

本物だった。

フランは残り3つの分身を消す。

 

「なんで.....わかったの?」

「さあな」

 

禁断【スターボウブレイク】

 

虹色の弾幕が出現し、爆発。

衝撃が酷い。

 

威力減殺【ペサンテ】

 

軽くいなす。

 

「これで......!」

 

フランが叫び、

 

禁忌【フォーオブアカインド】

禁忌【フォービドゥンフルーツ】

 

またフランが四人に別れ、しかも間を入れずに全方位で弾幕を放つ。

 

「ヤバい!」

 

音波防壁【メタルコ】

悩殺【フォルテッシッシモ】

 

真ん中が本物だと狙いをつけ、弾幕を防壁で防ぎながら突っ込む。

そして真ん中のフランに爆音を......

その瞬間、僕は激痛で気絶した。

 

 

気づくと、ベッドの上だった。

 

「ここは.....?」

 

どうやら自室らしい。

体を動かすと激痛がした。

あのフランの全方位弾幕が腹に直撃したらしい。

それにしても音波防壁弱くね?

すぐ壊れたじゃん。

フランは大丈夫なのか?

僕の悩殺は当たらなかったのか?

そんなことを考えていると、睡魔が僕を襲った。

疲れが酷い。

そのまま僕は、睡魔に身を委ねた。

 

 

目が覚めると、腹の痛みはほとんどなくなっていた。

ちょっとフランに会いに行くか。

音力は、まだたまっていない。

あの『悩殺』は、めちゃくちゃ音力を食うのだ。

体がだるいのを抑え、僕は下に降りていった。

 

時間の感覚がなかったが、今は朝の7:00らしい。

レミリア先輩が起きていた。

 

「おはようございます。」

「あれ?日々響起きたのね。おはよう。」

「フランは大丈夫ですか?」

「まだ寝てるわ。貴方の最後の攻撃が強すぎたのよ。私にもそれ撃てば勝ったかも知れないのに。」

「コストが高いんですよ。」

「んじゃ起こしてみます。」

 

そう言ってフランの元へ。

 

「フラン。フラン!朝だぞ!」

「......」

 

まだ寝るんかい。

 

―――――――――――――――――――――――――

 

 

夢を見ていた。恐ろしい夢を。

槍に貫かれ、心臓が破裂する人々の夢。

いつかどこかで見たことがあるような......

誰が一体そんなことを......

 

「フラン!」

「わわ!どうしたの?」

「どうしたもなにもめっちゃうなされてたけど」

「あぁ......それは......」

「まあとにかくレミリア先輩も呼んでるし、行くよ。」

「う、うん。」

 

あの夢はなんだったんだろうか。

日々響の悩殺の音波が効いたのだろうか。

とにかくこれは忘れよう。

 

 

「それにしても、何でフォーオブアカインドの時に私がわかったの?」

「ずっとペアを組んでれば、そりゃわかるようになるさ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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