東方波響録 ~異能力者達の学園!?~ 作:月と風
「日々響~もう休んだ?」
「ちょっと待ってくれよ。」
なんとかフランと交渉して休みをもらったものの、フランからの呼び掛けが激しい。
どんだけ試合したいんだよ。
結構休めたしそろそろ行くか。
「よし、いいよフラン。」
「じゃあ私からね~」
さっきは先輩に負けたから、今度こそフランを倒す。
禁忌【レーヴァテイン】
赤いレーザーが吹き出し、襲いかかる。
僕は横に飛んで避けた。
禁忌【フォーオブアカインド】
「えっ?」
フランが四人に分身する。どれがどれだかわからない。
そのまま攻撃しようとする四人のフランに、一人だけ、
本物っぽいやつがいた。
なんと言うのだろう。勘かな?
とにかくそいつに狙いを定め、
音速弾【アパッショナート】
本物だった。
フランは残り3つの分身を消す。
「なんで.....わかったの?」
「さあな」
禁断【スターボウブレイク】
虹色の弾幕が出現し、爆発。
衝撃が酷い。
威力減殺【ペサンテ】
軽くいなす。
「これで......!」
フランが叫び、
禁忌【フォーオブアカインド】
禁忌【フォービドゥンフルーツ】
またフランが四人に別れ、しかも間を入れずに全方位で弾幕を放つ。
「ヤバい!」
音波防壁【メタルコ】
悩殺【フォルテッシッシモ】
真ん中が本物だと狙いをつけ、弾幕を防壁で防ぎながら突っ込む。
そして真ん中のフランに爆音を......
その瞬間、僕は激痛で気絶した。
気づくと、ベッドの上だった。
「ここは.....?」
どうやら自室らしい。
体を動かすと激痛がした。
あのフランの全方位弾幕が腹に直撃したらしい。
それにしても音波防壁弱くね?
すぐ壊れたじゃん。
フランは大丈夫なのか?
僕の悩殺は当たらなかったのか?
そんなことを考えていると、睡魔が僕を襲った。
疲れが酷い。
そのまま僕は、睡魔に身を委ねた。
目が覚めると、腹の痛みはほとんどなくなっていた。
ちょっとフランに会いに行くか。
音力は、まだたまっていない。
あの『悩殺』は、めちゃくちゃ音力を食うのだ。
体がだるいのを抑え、僕は下に降りていった。
時間の感覚がなかったが、今は朝の7:00らしい。
レミリア先輩が起きていた。
「おはようございます。」
「あれ?日々響起きたのね。おはよう。」
「フランは大丈夫ですか?」
「まだ寝てるわ。貴方の最後の攻撃が強すぎたのよ。私にもそれ撃てば勝ったかも知れないのに。」
「コストが高いんですよ。」
「んじゃ起こしてみます。」
そう言ってフランの元へ。
「フラン。フラン!朝だぞ!」
「......」
まだ寝るんかい。
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夢を見ていた。恐ろしい夢を。
槍に貫かれ、心臓が破裂する人々の夢。
いつかどこかで見たことがあるような......
誰が一体そんなことを......
「フラン!」
「わわ!どうしたの?」
「どうしたもなにもめっちゃうなされてたけど」
「あぁ......それは......」
「まあとにかくレミリア先輩も呼んでるし、行くよ。」
「う、うん。」
あの夢はなんだったんだろうか。
日々響の悩殺の音波が効いたのだろうか。
とにかくこれは忘れよう。
「それにしても、何でフォーオブアカインドの時に私がわかったの?」
「ずっとペアを組んでれば、そりゃわかるようになるさ。」