東方波響録 ~異能力者達の学園!?~   作:月と風

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第七話~スマホはやらなきゃ損~

ゴーン、ゴーンと学生を救う鐘がなる。

今日の授業が全て終わった合図だ。

 

「ちっ。この後日々響に当てようと思ったのに。」

 

妹紅先生が悔しそうに言う。

おいおい、物騒だな。

 

「はい、じゃあそれぞれの寮に戻るように」

 

みんながガタガタと立ち上がる。

そう、この学校には寮があるのだ。

 

それぞれのクラスで寮棟が別れていて、そのなかで部屋が別れている。

 

 

「はぁー終わった終わった~」

 

 

 

授業が終わってから、夕食が始まるまでのこの時間は、みんながくつろいでいる。

フランは、二段ベッドの上でごろごろしながら本を読んでいる。

 

そこ、俺の場所なんだけどな...

 

妖夢は剣研いでるし。

ガチ勢かよ。

 

僕は何をしてるかって?

もちろんスマホだよ。

文明の利器があるというのに、これを使わない手はないだろ。

 

「やべっ」

 

僕はスマホをしまう。

先生が来たからだ。

 

「ほんと日々響は耳聡いね。」

「これだけは見つかったらヤバイからな」

 

だって校則違反だもん。

 

「そろそろ夕食よ」

 

今までずっと本を読んでいた鈴仙が言う。

 

「行くよ~日々響。」

「待って今いいとこだから。」

「んじゃ置いてくね。」

「あ、待ってわかったから!」

 

ったく優しさのかけらもない。

夕食はだいたいバイキングの事が多い。

僕はいつも好きなものしか取らない。

 

でもフランは、

 

「お姉ちゃんに食えって言われてる。」

 

と嫌いなものも食べている。

偉い。

 

てか、フランのお姉ちゃんにあってみたいな。

夕食が終わり、就寝の時間だ。

 

「課題やった?」

「あれ?そんなのあったっけ?」

「やってないの?」

 

といつも鈴仙に言われて気づく。

そして、僕は寝ないで勉強するのだ。

 

 

「ということで勉強終わり!」

 

やっと終わったわ。

咲夜先生の課題難しすぎ。

 

今は夜の12時。

みんなはもう寝てしまった。

僕はこの時間まで勉強した時は、いつもここのソファーで寝ることにしている。

みんなを起こしちゃったら迷惑かけるもんね。

僕優しいな。

 

でも今日はちがった。

誰かが階段を降りてくる音がした。

そちらに目をやると、

フランがいた。

 

「なんだ、フランか。どうしたの?」

「いや、なんか目が覚めちゃって。」

 

そうか、こいつは吸血鬼か。

 

「課題終わった?」

「うん、さっき。」

「じゃあちょっと見せて。」

 

と、フランは僕が頑張って書き上げた課題を見るや否や

 

「ここ、間違ってる。」

「え?」

「ほら、ここは姿勢を低くするだけじゃなくて、目を相手の方に向けて、威圧をかけるって先生言ってたじゃん。」

「...そうだっけ?」

 

フラン様。

ありがとうございます。

うーん面倒だなぁ。また、書き直しか。

 

「んじゃ私は寝るね。頑張って。」

「ん。」

 

そう言ってまた寝室に戻っていくフラン。

優しいな。

 

ふぅ、課題は明日までだから終わらせなくちゃ。

 

 

そういえば体育祭まで後一週間もないな。

フランのお姉ちゃんに会えるかもね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ということで第七話でした。

いや、ストーリーが全然進んでませんね。

次からゆっくり進めて行こうかな...
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