うちはイタチと賢者の石   作:おちあい

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日本編
1987年1月 ②


1987年1月8日

 

レティシアは困惑していた。

イタチを除いた影に関しては処理が完了したが、イタチの姿が完全に消えてしまったのだ。シアンを使っても気配の片鱗すら捕えられない。

(こうなると死んでるか、感知が及ばないほど遠い場所にいるとしか考えられないんだが…。イタチの表情からすると、あいつの術ではなく別の魔法だろうなぁ)

カールの手から“例の宝剣”が無くなっていることからあの刀がポートキーだとは思うが、カールが触った時もレティシアが触れた時も何も起きなかったことは疑問だ。

あの刀はリチャードからレックスに本作戦のため渡されたものである。となると、あの2人のどちらかはこうなることを予想していた可能性が高い。

とはいえ、レックスからの依頼は去年の夏に少し変更になったので、実のところイタチはどっかで生きていてくれた方が都合が良いかもしれない。

レティシアはしばらく色々と考えていたが、この思考自体が無駄であると悟ったのだろう。レックスから依頼された次の新しい仕事に頭を切り替えた。

(イタチとの戦いもなかなか面白かったけど、レックスのおっさんの新しい依頼もかなりテンション上がるんだよね)

レティシアは死屍累々の影のアジトを振り返ることなく、森の闇の中へ歩いて行った。

 

--

 

1987年1月9日

 

うちはイタチは極めて日本的な田園風景の中、状況がつかめずに呆然としていた。

命のやり取りをしていた状況から一転、恐らく自分の知らない場所に物理的に飛ばされ、そこいは写輪眼でしか内容を読めない石碑があったのだ。混乱するなという方が無理である。

とはいえ、このまま突っ立っているわけにもいかない。イタチは冷静に状況を判断しようとする。

 

まず現状が幻術の類でないことを確認。

イタチの感知できる範囲には見知ったチャクラどころか、人間の気配すら感じない。かなり離れた位置に、今まで感知したことのないかなり大きなチャクラがある気もするが、相当離れているだろうしひとまず今は関係なさそうだ。

やはり自分は何らかの手段でどこかに飛ばされたのだろう。そしてその原因は間違いなく、

(この古い刀だろう…)

服従の呪文をかけられたカールが、マリオを殺そうとしたときに取り出した武器。古いなんてものではなく、作られてから恐らく数百年ではきかない。千年か二千年か、下手したらもっと昔に作られたものだと思われる。

長さは一般的な刀と同じか少し長い程度。2尺8寸程はある。しかしあまりに古すぎて実戦ではまともに使えないだろう。錆は無いが切れ味もほとんどないに等しい。この世界において魔法がいつ頃からあったのかは不明だが、チャクラに似た力がこの刀に纏っている…というか刃の内側にも練りこまれているような感じだ。

この古い刀に時空間移動系統の何らかの術が施されていたのだろう。

しかしこれを持っていたカールは武器として使用していても、どこかに飛ばされることはなかった。イタチにしか効果のないように、この世界の魔法使いが刀に術をかけたとでも言うのか。

何故か妙に自分の手にしっくりくる刀。だがそれはまあ良い。

イタチは刀を手放し石碑の裏の地面に埋める。

(原因は大体分かった。とりあえずはあの刀に触らなければ良いだろう)

クリスとアリスのことも気がかりだが、一番の懸案事項は「ここは一体どこなのか」ということだ。イタチは古い石碑を鋭く睨む。

「まずは情報収集だな…」

朝日が眩しく、眼を細めながら片手で影を作り、イタチはそう呟いた。

 

自分のやることを決めてからのイタチの行動は早かった。

田んぼがあると言う事は、近くに管理する人間が暮らしていると言う事。人が住んでいると言う事は、元の世界なら徒歩圏内に、新しい世界ならガソリン車の移動範囲内に町か少なくとも集落は存在するという事である。

早朝の散歩で歩いていた老人に近づき、幻術をかけ情報を引き出す。

結論から言うと、この世界はこの約8年間イタチが過ごした新しい世界だった。この場所は日本という国で、イタチが先ほどまでいた場所からおよそ8000kmも離れた場所である。驚くべきことに、この国の言語は以前いた世界と同じであった。

老人がたまたま持っていた地図を見ると、老人が現在位置と指さしたところには「岩手県遠野市」と書かれていた。

(日本…遠野…。どこかで聞き覚えがある名詞だ…思い出せ)

 

『イタチの幼稚園の話、明日話してみようね』

『何度も言うけど、ママはイタチを日本の幼稚園に入園させる事に反対しないと思うわよ!むしろ魔法省が私の退職を渋る可能性の方が圧倒的に高いわ!』

 

(アンナが12歳まで暮らしていた場所だ…)

偶然なのか必然なのか。イタチが飛んだ日本の岩手県遠野市はアンナとその夫(つまりこの世界におけるイタチの両親)の故郷である。

イタチは父方の実家に寄ることも少し考えたが、そもそも自分はイギリスにおいて生死不明で行方不明である。あまり大ごとになっても面倒だと思いその考えを却下した。行くにしても身分を明かすことは無いだろう。

ここまで分かれば、何らかの手段を以てイラクに飛び、クリスとアリスの捜索をしてもいいのだが、イタチにはどうしても気になることがあった。

例の石碑である。

 

我、コノ世ニ渡リ

大地ノ理ヲ識リ

千手ト同ジ力ヲ得

コノ世ヲ救ウ為立チ上ガル者也

 

これを書いた人物は、俺もいた以前の世界から来ていて、尚且つ写輪眼の扱えるうちは一族である可能性が非常に高い。

大地の理、千手と同じ力というのは“木遁”のことだろうか。何からこの世を救おうとしたのか。結果救えたのか。そもそもこれが書かれたのはいつの事なのか。

この世界の事、以前の世界の事、これはイタチの勘だが、今知らなくては一生分からないままになる気がしてならない。

クリスとアリスの事も気になるが、イタチはこの石碑を作った人物について調べることを優先することにした。

 

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ファロット一族の歴史はかなり長い。

ファロットの長のみが見ることが出来る過去の書物によれば、ファロットとしての初めての活動は13世紀前半の、東ローマ帝国とモンゴル帝国との戦いにまで遡る。

その後ファロットは、ヨーロッパや中東を中心に、世界中に暗躍する暗殺組織に成長していった。

ファロットの創始者についての記述はほとんど無いに等しい。

創始者について分かっているのは、シアンを使えたと言う事、そしてファロットに“宝剣”と呼ばれる刀を武器にして戦っていた事ぐらいである。

ちなみにレックス・ソウルから“影”暗殺の依頼を受け、ファロットの長リチャードは、レックスに宝剣を使うように指示して貸し出した。

 

「ふむ、今になって考えてみればおかしいことだらけだ…」

照明は一切ついていない、月明かりだけが唯一の光であるその部屋の中で、リチャードは閉じていた目を開き暗闇から響いた声の方向を見つめる。

 

ここはファロット一族の館、一族の長リチャードの部屋である。部屋と言っても相当広い。約35m×25m、一般的なバスケットコート程の大きさがある。部屋というより玉座の間とでも言った方がイメージがしやすいかもしれない。

ちなみにファロットの一族で一番リチャードに信用されているロニーですら3重の手続きを取らない限りリチャードの部屋に入ることは出来ない。

つまり、部屋の中で急に自分以外の声がすると言う事は、緊急事態以外の何物でもないのだ。

だがリチャードは一切動揺することなく闇の中に声をかける。

「何の話か知らないが、こう対面するのはおよそ20年ぶりか…。レックス」

コツ、コツと足音がリチャードに近づき、声をかけられた男、レックス・ソウルの顔が月明かりに照らされる。

「ふむ、正確には22年ぶりだな。おや、左目を怪我しているようだが大丈夫かね?」

薄い笑みを顔に張り付かせ、レックスは言葉をつづける。

「兄者よ…」

いつの間に抜刀したのか、2人の持っている短刀が同時に月明かりの光を弾いた。

「それで、一体何の用だ?我が弟レックス」

「しっかり抜刀しておいてよく言う」

レックスは短刀の切っ先をリチャードに向ける。

「俺の人生の目標はたったの2つだ。1つはうちはイタチに地獄を見せる事。そしてもう1つは…」

「言ってみろ」

リチャードは無表情のまま先を促す。

「ファロット一族を滅ぼすことだ」

そう言うと、レックスはファロットの長に向かい、短刀を片手に突進した。

 

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1987年1月14日

 

イタチがこの世界に来たであろう うちは一族を調べ始めて1週間が経った。

ここ1週間、イタチは日中は市の図書館。夜は野宿という生活を送っている。

この1週間で分かったことをまとめると、まずあの石碑が立てられたのは鎌倉時代初期。13世紀前半である。

製作者の名は一切不明だが、その製作者には息子が2人いたと文献には記されている。

その2人の息子の名前は、「うちはカムイ」と「うちはツクヨ」。

 

ここまで来ると、製作者は写輪眼を開眼、下手したら万華鏡写輪眼を開眼したうちはの一族で間違いない。

兄のうちはカムイは大人になると家を飛び出て自由に暮らし、弟のツクヨは生涯を遠野で過ごし、うちはの一族を代々と繋いでいったとのことである。

つまり…

(この世界において、うちはツクヨの子孫が俺になるという訳か)

図書館で調べられることは全て調べ終わったので、イタチは足を使い他の石碑を探すことにした。

製作者は晩年、ツクヨに手伝ってもらい、妖怪から遠野を守るための結界という名目で石碑を複数個立てたとある。

(石碑同士の大体の距離だけは書いてあったから、最初に発見した石碑を起点にとにかく歩いて探すしかないか…)

カムイとツクヨという名前を子供につけていることから、やはり石碑の製作者は万華鏡写輪眼を開眼していた可能性が高い。思っていたより昔の話で驚いたが、一体製作者は誰なのか。

そもそも万華鏡写輪眼を開眼したのは、イタチの知る限りうちはマダラ、イズナ、シスイ、イタチ、サスケ、一族ではないがはたけカカシぐらいである。

そんなことを考えながら石碑の所まで来たが、石碑を見ることは叶わなかった。

散歩でもしていたのか、60代ほどの老人が石碑に腰かけてクリームパンとビンの牛乳を手に休憩していた。老人はイタチに気付き声をかける。

「にいちゃん、どうかしたのかい?」

「その石碑に興味がありましてね…」

警戒することはないだろうと、イタチも特に隠すことなく石碑の事をしゃべる。

「ほぉ。こんな古ぼけた石碑をのぉ。同じ時代に立てられたほかの石碑も見たかい?」

よっこらせ、と石碑からどきながら老人が口を開く。

「他の石碑の場所を知っているのか?」

「地元じゃからの。地図はあるかい?」

イタチが地図(遠野市の観光案内のパンフレットだが)を取り出すと、ボールペンで3か所にマークを付ける。

「これで全部じゃ。ここの石碑はかなり山奥だから昼間に行った方がいいぞ」

「恩に着る」

イタチは老人に感謝を伝え、教えてもらった場所に向かおうと背を向ける。するとその背中に老人から声がかかった。

「にいちゃん、名前はなんて言うんだい?」

イタチは振り返らずに答える。

「うちはイタチだ」

 

老人に教えてもらった3か所の内2か所を回り、残る石碑はあと1つだ。2つともイタチにとって衝撃の内容で、正直自分の中でまだ整理が出来ていない。

もう日も沈み、真っ暗だがイタチは気にせず3つ目の石碑に向かう。老人に“昼間に行け”と言われた場所である。

けもの道をかき分け、最後の石碑にたどり着いたイタチ。写輪眼で内容を読み取った。

(幻術…いや、結界か…?)

イタチが瞳を写輪眼に変えてから、周りの空気が変わった。気が付けば周りを人ではない、魑魅魍魎に囲まれている。こいつらは今にもイタチに襲い掛かろうと殺気立っていた。

急に現れた別世界の化け物たちに、イタチは別段慌てることなく、むしろ少しの笑みを浮かべながら声をかけた。

「ふっ、お前たち博物館とやらで展示されていたぞ。確か“妖怪”だったか…」

挑発されたことを理解したのだろうか、妖怪たちはイタチに飛びかかってきた。

 

--

 

場面は変わってファロットの館。

一族の長の部屋で殺し合いが行われている。ファロット一族の長リチャード・ファロットと、アメリカ軍のジェネラル、レックス・ソウルの2人による激しい戦闘である。

お互い獲物は短刀。技術的にはリチャードが上、膂力ではレックスが上だろうか。5分以上短刀を打ち合っている。

「腕を上げたな。レックス」

「ふむ、前より兄者の死角が多いからな」

短刀を弾き合い会話をする。

「我の左目を抉ったのはお前だろう。レックス」

言いながらリチャードは短刀を横一閃に振りきる。受けたレックスは後方に下がり2人の間に5mほどの距離が出来る。

レックスはリチャードの死角、つまり左目側から攻撃を仕掛けようとした。

「しかしだ…」

リチャードはレックスの攻撃を見もせずに弾く。

「貴様はファロット一族の長というものを過小評価してはいないか?」

そう宣言してからリチャードの動きが変わった。レックスの攻撃がスピードに乗り切る前に全て打ち返し、レックスは防戦一方になってしまう。

「チイッ」

舌打ちしながらレックスは後ろに飛びのく。

(甘く見ていた…。リチャード・ファロット、こいつは俺より強い…)

ギリギリと奥歯を噛みしめるレックス。

子供のころから、レックスはリチャードに勝てるものが無かった。力でも、頭脳でも、人徳でも、素早さでも、目の良さでも…。

レックスは鬱屈した人間だった。実力はあるのに、ただ1人兄にだけ敵わない。22年前、当然のごとくファロットの長候補は兄のリチャードになった。

リチャードが長になれば、一生兄の命令で最前線で戦うことになる。レックスはそんな屈辱に耐えられる気がしなかった。

だからあの日、当時の長との修行が終わり、疲れ切っている兄に喧嘩を吹っかけ左目を抉りとり、ファロットの一族から抜けたのだ。

殺す気で戦ったのに、左目を潰すのが精いっぱいだった。その事実もレックスのプライドをいたく傷つけることとなった。

いつ追手が来るのかと、ずっと警戒していたレックスだが、結局一度も追手が襲ってくることは無かった。間違いなくリチャードの指示だ。

レックスのプライドは20年以上ズタズタであった。

そして今また手も足も出せず、ついにリチャードに殺されようとしている。

「終わりだ。最後は我の手で送ってやる」

リチャードはレックスの短刀を掬い上げた。短刀はレックスの手を離れ宙に浮かぶ。

リチャードの短刀がレックスに迫る。レックスの手には武器もない。

「クソッタレ…」

レックスの最後の言葉だろう。リチャードは少し悲しそうな顔をしてレックスを突き刺そうとする。

「遅ぇんだよ」

 

突如、リチャードの巨体が横に吹き飛んだ。

「何ッ!?」

突然の横からの攻撃。なんとか受けることは出来たがバランスを崩し、リチャードは片膝を床につく。

「貴様…!」

襲撃者を睨むリチャード。襲撃者の正体は、相変わらずヘラヘラした顔で笑うレティシアだった。

「よぉ、久しぶり!そして死ね」

恐ろしい速度でリチャードに迫るレティシア。リチャードはまだ姿勢を崩したままだ。レックスもレティシアも勝利を確信した。

だがその攻撃は1人のファロットによって阻止される。

「久しぶりだね。反抗期かな?レティシア」

リチャードとレティシアの間に入ってレティシアの一撃を止めたのは、ロニー・ファロットだった。

「ロニー…ソ連で重要任務じゃなかったっけ?」

「いや、ファロットの長が殺される方が重大じゃないかな」

ニコニコと笑いながらレティシアの猛攻を受けきるロニー。ファロットNo.2の実力は伊達ではない。

 

「さて…」

レティシアの背後からリチャードの声がする。

レティシアが振り向くと、視線の先には血を流して倒れているレックスと、レックスの服で刀身の血を拭いているリチャードがいた。

レティシア(ファロット一族の天才)は、リチャード(ファロット一族の長)ロニー(No.2)に挟まれてしまう。

 

--

 

「待て!!」

ドスのきいた制止の声に妖怪たちの動きが止まる。3mはあるだろうか、巨大な妖怪がイタチの眼の前に立っていた。

肩幅の広い人型の化け物である。仮面のような細い目に細い口。額から上に向かってかなり長い角が1本突き立っている。

左手に細長い棒状の武器を持ち、むき出しの太い腕は人間なんてたやすく握りつぶすだろう。

しかしイタチは動じない。

「文献にあったな。長い角を持つ蛇の妖怪…一鬼(ひとつき)…」

一鬼と呼ばれた妖怪は豪快な声で笑う。

「おうおう一鬼よ。人間、よく知っているな。しかし驚いたぞ。このオレを間近で見て恐れないなんてな」

一鬼はこのあたりの妖怪のリーダーなのか、一鬼が話している間、ほかの妖怪たちは一切口を挟まない。

「…妖怪たちと争う気は無い」

無表情でイタチが返す。

「妖怪よりも(バケモノ)と言われた方がしっくりくるが、まぁそれは良い。“此処”に来ておいて争う気は無いと!!たわけたことを言う!!」

「此処というのはどういう事だ?」

一鬼の言葉に、そうだそうだと周りの妖も騒ぎ立て、イタチの声は誰にも届かない。

「問答無用!!」

今の今まで問答していたくせに、一鬼は突然持っていた巨大な棒を薙ぎ払いイタチに攻撃する。上に飛び避けるイタチ。

一鬼が棒を払うと、そこにあった草も木も岩でさえも全て砕けていた。凄まじい破壊力である。

(一鬼を幻術に嵌めた所で他の妖が止まらないか…)

面倒なことになったと、ため息をつくイタチだった。

 

--

 

リチャードとロニーの猛攻を一人で受け続けるレティシア。

まだ一撃も受けていないのは奇跡に近い。とリチャードとロニーは考えている。

対するレティシアは意外なほど落ち着いていた。2人の攻撃が見える。感じる。半年前の自分だったらもう殺されているかもしれない。

しかし2人の攻撃はいつまでたってもかすりもしない。

(あぁ、そう言う事か…)

 

--

 

一鬼の攻撃手段は棒だけではない。角も使うし、体中から蛇を出して相手に巻きつけることが出来る。

しかしどの攻撃もイタチには当たらない。

「馬鹿な!?オレの攻撃が当たらないだと!?」

(最近はレティシアとばかり戦っていたからな…)

 

--

 

1987年1月14日 22:00

 

それぞれの現地時間、同じ日同じ時間に2人は口を開く。

 

「お前、レティシアより弱いしな」

「お前ら、 イタチより弱いしな」

2人の反撃が始まる。




イタチの転生について次回判明いたします。

今回読んでいただいて「あれ?」と思った方。
はい、今後ある作品が少しだけクロスします。タグは次話投稿時に追加予定です。
あるキャラクターがどうしても必要なので。
賛否両論になりそうですが…。今から胃が痛い

そして次の次の回からホグワーツ編開始になります!ついにです!


twitter始めました:@occccchi

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