魔法少女リリカルなのは ~ Silver of Paladin ~   作:アルフォンス

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Number;07 アクエリアス

アンデッドバタフライとの戦闘から翌日。

 

 

 

「おはようございます!! ケインさん」

 

「んっ、おはようキャロ……。って、お前どうやってこの部屋に入った!?」

 

「あっ、はい。鍵がかかっていなかったので、ブザーは押したんですけど……」

 

「それでも起きなかったので心配して入ってきたと言うことか」

 

「……はい。ごめんなさい」

 

 

 

キャロはしょんぼりしてしまい、今にも泣き出しそうになっていた。

 

 

 

「気にするなって。鍵かけていなかった俺が悪いんだからな。だからそんな顔するなって」

 

 

 

俺はキャロの頭に手をポンと置いて……。

 

 

 

「はい♪」

 

 

 

泣きそうな顔は消え、花が咲いたような笑顔になった。

 

 

 

「うん、やっぱキャロは笑顔の方が可愛いよ」

 

「……ケインさん」

 

「そうだ。俺に何か用があったんじゃないのか?」

 

「あっ、そうでした。じつはフェイトさんから訓練室に来てくださいって言われていたんです」

 

「フェイトが?」

 

 

 

一体どうしたんだろう? とりあえず行ってみるか。

飯くらいゆっくり食いたかったけどな……。

 

 

 

「あっ、やっと来たね」

 

「どうしたんだ。こんな所に呼び出して?」

 

「うん、ケインのおかげでわたしのリンカーコアが治ったじゃない。それで悪いんだけど、ちょっと模擬戦に付き合って欲しいんだ」

 

「模擬戦か……いいぜ。俺も身体を動かしたかったしな」

 

 

 

俺もフェイトの全力には興味がある。

金の閃光と言われた実力はどんなものかな。

 

 

 

*    *    *

 

 

 

「ありがとう、それじゃ凍牙を用意してね」

 

「ケインさん、頑張ってくださいね!!」

 

「おう!!」

 

 

 

なんか昨日の戦闘でキャロとケイン。すごく仲が良くなっている。

それ自体は嬉しいんだけど……。

 

 

ちょっとだけ複雑かな――――。

 

ケインは凍牙を構え、私はバルディッシュをハーケンフォームにし戦闘態勢に入った。

 

 

 

 

*    *    *

 

 

 

フェイトの構えはさすがに隙がない。

さすが、管理局で最前線で戦っていただけあるな。

 

 

 

「いくよ……」

 

「いつでも……」

 

 

 

俺とフェイトは互いに空に飛び上がったが、フェイトは同時にプラズマランサーを作り出していた。

しかもその数は50

 

 

 

「う、嘘だろ!? あんな数ありかよ!!」

 

ヤベえぞ!!

あの数を喰らったら一発でノックダウンだ!!

 

 

「ちいぃ……こっちも迎撃をする」

 

 

俺はプラズマランサーに対抗するために、同じ数のスフィアを作り出す。

 

 

 

「プラズマランサー!!」

 

「ライトニングランサー!!」

 

 

 

互いのスフィアは空中で激突し、爆炎と共に全てのスフィアは消え去った。

 

 

 

 

「へぇ……近接が得意だと思っていたけど、中距離とかもいけるんだね」

 

「そりゃどうも……」

 

 

何て余裕かましてるけど、本当は余裕なんて全くない。

フェイトの奴、とんでもない実力だな……。

 

 

 

「それじゃ、これで決めさせてもらうよ!! バルディッシュ、ザンバーフォーム!!」

 

 

フェイトがフォームチェンジを使用としたその時……。

 

 

 

シュウウウウウウウ……

 

 

 

「「えっ……?」」

 

 

 

ピシピシピシ……

 

 

 

バルディッシュから煙が吹き出し、フレームもひび割れてしまった。

 

 

 

「どういうことなの……?」

 

《すみません。サーの魔力についていけないのです》

 

「そんな!!」

 

「とりあえず、模擬戦は終了だ。いったんシャーリーに見せないとな」

 

「……うん」

 

 

 

*    *    *

 

 

 

模擬戦を終了した俺とフェイトは、シャーリーにバルディッシュを解析してもらうことにした。

そこで驚くべき事が発覚した。

 

 

 

「うーん。これはフェイトさんが完全復活したことで、バルディッシュの方がオーバーロードを起こしてしまったんですね」

 

「どういうことなの、シャーリー?」

 

「はい、これはリンカーコアが正常になったことで、フェイトさんの実力がかなり上がったせいなんです。只でさえバルディッシュのフレーム強化はギリギリでしたのに、さらに実力が上がってしまったために、それについていけなくなってしまったんです」

 

「……そっか」

 

「フェイトが完全復活しても、デバイスの方が受け止めきれないとはな……」

 

 

 

肝心のデバイスが受け止めきれなかったら、戦闘能力はがた落ちになってしまう。

デバイスと一緒になってこそ、魔導師は本領発揮できるからな……。

 

 

このことは、よくあいつも言っていたな。

 

 

 

《すみません……。サー……》

 

「気にしないでバルディッシュ」

 

「そうだぜ。フレーム強化をすれば解決するんだからよ」

 

「それが、そうもいかないんです……」

 

「どういうことなの、シャーリー?」

 

「はい、バルディッシュとレイジングハートは、インテリジェントデバイスのため、フレーム強化はかなり難しいんです。しかもお二人のデバイスはかなりピーキーな物ですから、下手に弄りますと余計に駄目になってしまう可能性があるんです」

 

 

 

フェイトは、バルディッシュを握りながら、ずっと悲しい表情をしていた。

当たり前だよな。ずっと一緒に戦ってきた相棒が使えなくなるかもしれないんだから……。

 

 

 

「フェイト……」

 

「大丈夫だよ。もしバルディッシュが使えなくても、なにか新しい方法を見つけるから……」

 

「無理するなって……」

 

「あっ……」

 

 

 

俺はフェイトの頭に手をポンと添え……。

 

 

 

「うそつくなって……。相棒が使えなくなって辛いのは分かるから……」

 

「ケイン……」

 

 

 

でも、本当にどうしたら良いんだ。

このままだと、フェイトだけでなく、なのはにも同じ事が起こるんじゃないか?

 

なのはもフェイト並みに魔力があるし、それにリンカーコアのダメージはなのはの方が上だ。

それが回復するとなると、かなりのパワーアップ予想ができる。

 

 

 

「こうなったら、本局のマリーさんに連絡してみます。何か良い手段があるかもしれません」

 

 

そう言ってシャーリーは、本局に通信し始めた。

 

 

 

『はーい。シャーリー、フェイトさん、久しぶりだね』

 

「どうも、お久しぶりです」

 

「久しぶりだね、マリー」

 

『あれ、そっちの男の子は?』

 

「初めまして、ケイン・ラーディッシュです。俺はこの星シーリウスで戦士をしてます」

 

『ああ、今アースラが担当している地域の住民さんね。初めましてマリエル・アテンザです。それにしても、シャーリー、一体どうしたの?』

 

「実は……」

 

 

 

シャーリーは、今まであった経緯をマリエルさんに説明していた。

マリエルさんも最初は難しい顔をしていたけど、なにか妙案が思いついたのか……。

 

 

 

『もしかしたら……。何とかなるかもしれない。なのはさんとフェイトさん、それにケイン君も一緒に本局に来てくれない』

 

「……いいのか? 局員でもない俺が行っても……」

 

『それは大丈夫だよ。今、ケイン君は現地協力者という形になっているから、本局に来てもらっても問題はないよ。それに……』

 

『君にも、なにか力になれるかもしれないから……』

 

「マリエルさん……」

 

『ケイン君、マリーで良いよ。それじゃはやてさんには私の方から打診しておくから、明日トランスポーターで一旦本局に戻ってきてね』

 

 

 

そう言ってマリーさんからの通信は切れた。

もしかしたら、俺自身強くなる方法が見つかるかもしれないな。

 

 

 

「とりあえず、全ては明日本局に行ってからだな」

 

「うん」

 

「ですね」

 

 

 

今は考えてもしょうがない。

全ては明日マリーさんに会ってからだ。

 

 

 

 

*    *    *

 

 

 

翌日、俺となのは、フェイトの三人は、アースラのトランスポーターを使って本局に来ていた。

 

 

「いらっしゃい!! 直接会うのは……JS事件以来だね」

 

「そうだね、お久しぶりです」

 

「……久しぶり、マリー」

 

「フェイトさん……あのことは……」

 

「……うん」

 

 

 

――――まただ。

以前も見せたあの悲しい眼。

 

 

JS事件で一体何があったと言うんだ?

 

 

 

「ごめんなさい。今はそれどころじゃないんだよね……。えっと、ケイン君、詳しいこと聞かせてもらっても良いかな?」

 

 

 

 

俺は、マリーさんにバルディッシュの破損のことを説明した。

模擬戦の最中、フェイトのパワーに耐えきれなくなってしまい、オーバーロードを起こしてしまったこと。

そして、それによって今後なのはも同じ事が起こることを……。

 

 

 

「……そっか。それ、もしかしたら何とかなるかもしれないよ」

 

「ほ、本当なの!?」

 

「マジかよ!! シャーリー達があれほど苦戦していたのに!?」

 

「……うん、『彼』が残してくれたデータの中に、該当する物があった気がするの。少し調べるから待ってて……」

 

 

 

そう言って、マリーさんは端末を叩き出し、いくつものスクリーンを写しだし、そこから該当するデータを見つけ出そうとしていた。

 

そして――――。

 

 

 

 

「やっぱりあった。彼、こういう事になるかもしれないって、ここの端末にデータを残してくれてたんだ」

 

「マリーさん、彼って?」

 

「「!!」」

 

「……ごめんなさい。私からは、答えられないの」

 

「そう、ですか……」

 

 

 

でも、彼の話題を出したとき、なのはとフェイトの表情が、時々つらいって表情を出していた。

多分、彼というのはなのは達の関係者なのかもしれない。

 

でも、俺にはここで聞く権利はないよな――――。

 

 

 

 

「バルディッシュの破損状況を見たんだけど、フレームを強化すれば100%の力を使えるようになるとおもうんだけど……」

 

「だけど、何なの?」

 

「問題はその金属なの。今のフェイトさんの魔力は少なく見積もってもSSランク以上。それに耐える金属がここには無いの。その金属は、ある地域のかなり危険な場所にしか存在しないの……」

 

「そっか……。だったら俺がその金属を取ってくるよ」

 

 

ここで俺に出来ることは、こういったことだけだ。

頭を使うことは、俺には出来ないしな――――。

 

 

 

「まってケイン!! そこまでしてもらうわけには……」

 

「あのな。このままじゃお前らのデバイスは使い物にならないんだぞ」

 

「だけど……」

 

「それに、俺もマリーさんにお願いがあるから、決してただ働きじゃないよ」

 

「どんなことなの? 出来ることならやってあげるよ」

 

「えっと、実は、リンカーコアと身体を鍛える器具を作って欲しいんだ。このままじゃ俺はフェイト達のお荷物になってしまう」

 

 

親父が作ってくれた物は、ある程度のレベルになると役には立たなくなってしまう。

今のティアナには最適だけど、俺が使うには適さない。

 

だから、新しい物を作ってもらう必要がある。

 

 

 

「「ケイン……」」

 

「中々おもしろい発想をするね。コアを鍛える物か。それに筋力負荷の機能を加えたいんだね……。うん、レアメタルを持ってきてくれたら、それを使ってケイン君の注文にも応えるよ」

 

「済まないな。余計な事も頼んじゃって……」

 

「気にしないで。レアメタルを持ってくるのはかなり大変なことになるから……。それで、レアメタルがあるところなんだけど……」

 

 

 

マリーさんがレアメタルがある場所をスクリーンに映し出した。

でも、なんか見覚えがあるんだよな……。

 

 

 

 

「レアメタルの名前は『アクエリアス』。そしてそれがあるのは……」

 

「管理外世界第280番 惑星シーリウス。ここの水の国レクターにあるレクター湖の底にある希少金属。多分、今のところそれくらいしか有効なのはないかな……」

 

「ぶはっ!!」

 

「ど、どうしたの!? いきなり……」

 

「マジかよ……。よりによってレクター湖かよ……」

 

「知ってるの、ケイン?」

 

「ああ、俺たちの星では有名な話さ。レクター湖には確かにレアメタルとかが沢山ある。だけど、そこには水の番人水竜がいるんだ」

 

「水竜?」

 

「ああ、大昔からレクター湖の水を守っているんだ。一説によると、シーリウスを守護する【ドラゴンロード】の分身とも言われている」

 

 

 

レクター湖の水竜の話は、シーリウスにいる人間なら知らない奴はいない。

今までも数多くの冒険者が、水竜に挑んでも返り討ちに遭ってきた。

 

 

 

「確かにやばいな。これ……」

 

「良いよ、ケイン。そんな危険を冒さなくても、私となのはなら他の方法を見つけるから……」

 

「残念だけどそれは無理。例え他の金属で強化しても、すぐに耐えきれず、いつかは使い物にならなくなってしまう。それに、なのはさん達レベルの魔力に耐えきれるものなんて、そうはないわ……」

 

 

 

マリーさんは、技術者の目から冷静に分析する。

実際、騙し騙し直して使っても、根本的な解決にはならない。

 

 

 

「そういうことだ。レクター湖なら俺が一番よく知っている。今回は俺に任せろって!!」

 

「ケイン君……本当にごめんね」

 

「気にするなって言ってるだろ。それよりもなのはは、残り3週間、絶対魔力を使うなよ。使ったら治りが遅くなるだけだからな」

 

「うん……」

 

 

 

なのはの表情は、少しかげりがある表情だった。

やっぱり、自分が最前線で戦えないことを気にしてるんだろう。

 

 

 

 

*    *    *

 

 

 

 

なのははまだ検査があるとのことで、私たちとは別行動を取ることになった。

検査が終わり次第、合流する事になっている。

 

 

 

「とりあえず、俺はアースラに戻って、はやてと相談するよ」

 

「あっ、待って。私も戻るよ」

 

「いや、フェイトはここに残っていてくれ。バルディッシュが使えない以上、戦力としては無理だし、それに……」

 

 

 

ケインは私の肩に自分の手をポンと置き……。

 

 

 

「……今はなのはのそばにいてやってくれ。さっきのなのはの表情、見たろ……」

 

「……うん」

 

「本当は一緒に戦いたいのに、何も出来ない辛さ。それが痛いほど伝わってくる。俺には、なのはを励ますことは出来ない……」

 

 

 

ケインを見ると、悲痛な表情をしていた。

なのはに何も出来ないことを、本当に悔しそうに……。

 

 

 

「だけど……親友のフェイトならそれが出来る。押しつけることになって本当に済まない。俺にもっと力があれば……」

 

「そんなこと無いよ。ケインのおかげで、私は完全に治る事が出来たんだよ。何もしてないなんて言わないで!!」

 

「フェイト……」

 

「ケイン」

 

「だから、なのはのことは私に任せて、ケインはレアメタルのことお願いね」

 

「ああ、任せておけ!! 必ずアクエリアスは取ってくる!!」

 

 

 

ケインの顔にはもう迷いはなかった。

いつもの明るいケインだ。

 

 

 

 

*    *    *

 

 

 

 

「じゃ、行ってくるからな」

 

「あっ、待って!!」

 

「んっ?」

 

「これ……持ってって」

 

 

 

フェイトが手渡してくれたのは、待機状態のバルディッシュ。

 

 

 

「まだ、修理もしていないから、武器として使うことは出来ないけど、サポートとしては使うことは出来ると思うんだ……」

 

「そんなことねえぜ。バルディッシュがサポートしてくれるなら、俺は戦闘に集中できるからすごく助かるよ。だから……」

 

「フェイトの思いも一緒に持って行くからな。絶対に生きて戻ってくる!!」

 

「ケイン……」

 

「あはは、我ながら気障なこと言ってるな」

 

「そんなこと……無いよ。ありがとう……ケイン」

 

 

 

フェイトは一筋の涙を流しながらお礼を言ってくれた。

 

自分が何も出来ない辛さ……。

それが痛いほど伝わってくる。

 

 

俺はそんなフェイトを見ているのが辛く、気がついたらフェイトの涙を自分の指で拭いていた。

 

 

 

「フェイト、泣くな………。お前に泣かれると、すごく悲しいから」

 

「あっ……」

 

「だから笑顔で見送ってくれ。それが一番の特効薬だから!!」

 

「……うん!!」

 

「やっぱ、フェイトは笑っている方が可愛いな。本当、フェイトの彼氏が羨ましいよ」

 

「っ!!」

 

 

 

まただ……。

前にも見たあの悲しい眼――――。

 

 

 

「そんなことないよ。仕事が忙しくて、そんな暇ないし……」

 

 

 

そうは言ってるが、多分本当の理由は違う。

あの悲しい眼の理由が何となく分かった気がする。

 

 

 

「……そんなわけで、私には彼氏はいません」

 

「そっか。でも、本気で見つける気があるなら、フェイトならすぐに見つかるしな。美人だしね♪」

 

 

 

でも、ここで俺が聞く権利はない。

だから、あえてちゃかした問答をする。

 

 

 

「も、もう……ケインのばか」

 

「はははは!! じゃ、俺はアースラに戻るね」

 

 

 

俺は少し小走りでトランスポーターに向かった。

すこしは元気が出てくれればいいな……。

 

 

 

 

*    *    *

 

 

 

 

「そっか……。レクター湖にあるレアメタルが必要なんやな」

 

 

 

アースラに戻った俺は、はやてに事の報告をしていた。

それを聞いたはやては、レクター湖に向かうメンバーを考えていた。

 

 

 

「せやな。じゃ、今回はケインとスバル、キャロの3人で行ってもらえるか」

 

「スバルとキャロか。なのは達がいない今、二人も抜けてしまって良いのか?」

 

 

 

なのは達がいない今、特にティアナ達は主戦力だ。

それを裂くのはかなりの痛手になりかねない。

 

 

 

「大丈夫や。いざとなったら私も戦うから。それに、水竜相手にするんやから、本当はフォワード全員連れていきたいんやけどな……」

 

「分かった。じゃ、スバル達と一緒に行ってくるよ」

 

「お願いな、ケイン。無茶だけはアカンで……」

 

「分かってるさ」

 

 

 

レクター湖にいる水竜か。

 

 

今の俺の実力で、どのくらい通じるのだろうか。

 

だけど、これくらいのこと出来ないで魔王は倒せないからな。

絶対成功させてみせる。

 

 

待っててくれよ、なのは、フェイト。

 

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