幼馴染みは恋人   作:カガト17

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本編
ずっと会いたかった。


俺は兵藤一誠。

駒王学園に通う高校2年生だ。

そんな俺には最近困ったことがある。

 

「時雨さん~」

 

「時雨~」

 

そう俺の弟である兵藤時雨が連れてきた

 

リアス・グレモリー先輩

 

アーシア・アルジェントさん

 

この二人が家で時雨をよく取り合っているのだ。

 

それも夜中でも!!

そのせいで俺は最近寝不足です…

 

そして、もう1つ…

 

「おっはよ~!!イッセー!!」ギュ

 

「ん…おはよう…イッくん」ギュ

 

この二人俺の姉である。

 

上から兵藤伽凛(ひょうどうかりん)

 

兵藤茉白(ひょうどうましろ)

 

俺と3歳離れている。

この二人は隙あらばすぐにくっついてくる。

現在も俺の右手と左手にくっついている。

この二人がこんなになったのは理由がある。

俺は姉弟の中では落ちこぼれと言われても仕方ないほど姉と弟は優れている。

昔それが理由で俺は虐めを受けていた。

その事を隠してはいたがばれてしまいそれ以来この二人は俺に過保護になったのだ。

だが、姉にくっつかれてもそこまで嬉しくないのだ。

 

俺は姉萌えではない!!

 

「朝っぱらからくっつくな!!

それとおはよう。伽凛姉、茉白姉」

 

「あんまり家に居られないから…ダメ? 」

 

茉白が眼を潤ませながらそう言うと

 

「…分かったよ。」

 

なんだかんだ甘い一誠である。

 

「ずるい~!!」

 

「伽凛姉は学校の会議があるから速く出るって言ってたろ。」

 

「あ…」

 

一誠がそう言うと伽凛は時計を見て

 

「やば!!

行ってきまーす!!」

 

荷物を持ち急いで学校へ向かった。

 

「おはよう。あれ伽凛姉さんは?」

 

そう言って降りてきたのは弟の兵藤時雨だ。

 

「おはよう。時雨

伽凛姉は学校へ向かったよ。」

 

「そうなんだ。」

 

一誠がそう答えると納得したように頷いた。

すると、時雨の後ろから

 

「おはようございます。」

 

「おはようございます。」

 

さっき話したリアス・グレモリー先輩とアーシア・アルジェントさんが現れた。

 

「おはよう…」

 

「おはようございます。」

 

一誠と茉白姉が挨拶を返す。

すると、リアス先輩が

 

「一誠くん。今日の放課後少しオカ研まで来てもらっても良いかしら?」

 

と一誠に聞いた。

 

「良いですよ。旧校舎ですよね。」

 

「ええ。お願い」

 

そんな会話をしながら朝ごはんを食べ家を出る。

ちなみに一誠は時雨と登校するとリアス先輩やアーシアさんがいて気まずいという理由で先に家を出て登校している。

 

「茉白姉が久々に家に帰ってきたからか伽凛姉のくっつき度が上がっている気がする。」

 

登校の最中そんな事を言っていると

 

『まあ、そう言うなってそれだけお前の事が大切なんだろ。』

 

そう声が聞こえた。

声の主は俺の持つ神器に封印されているドラゴンである名前は

罪龍(ザイリュウ)シエテ

有名な七つの大罪を能力として持つ龍で一誠の相棒でもある。

 

「そうなんは分かってるけどさ…」

 

『それよりも気を付けろよ。』

 

「何がだよ?」

 

『この町の中に強い聖の力を感じる。』

 

「あいよ。」

 

そんな事を言っていたら学園へ着いた。

そして、玄関に入り上履きへと履き替え教室を目指す。

教室に付きドアを開けると

 

「おはようイッセー!!」

 

「おはよう」

 

そう挨拶してきたのは

中学時代からの友人の松田と元浜だ。

この3人は三馬鹿と呼ばれている。

一誠は二人に挨拶を返し下らない内容の会話をする。

 

「おいイッセー!! 例の物は持ってきたか?!」

 

「おう!! バッチリだぜ!!」

 

一誠が鞄から取り出したのはグラビアの本だった。

 

「おー!! ナイスだイッセー!!」

 

そうして一誠達は三人で本を見ていると

 

「失礼します。兵藤一誠はいますか?」

 

そう言い教室に入ってきたのは時雨だった。

その瞬間女子達が騒ぎ出す。

時雨は女子からの人気が高くよく囲まれて困っている姿を見る。

なので、女子が囲む前に声をかける。

 

「ここだ。どうした?時雨」

 

「どうしたじゃないよ。

弁当忘れていったから届けに来たんだよ。」

 

「え」

 

一誠は急いで鞄の中を覗く。

 

「ほんとだ。無いわ。」

 

「はい。ちゃんとしてよね。兄さん」

 

時雨は一誠にそう言いながら弁当を渡す。

一誠は弁当を受け取りながら時雨の頭を撫でる。

 

「いやー。すまん。」

 

「いいよ。僕はこれで戻るから。後、放課後忘れないでね。」

 

「あいよ。ありがとう。時雨」

 

そう言うと時雨は教室を出ていった。

 

「お前ら相変わらず仲いいな。」

 

「おうよ。」

 

一誠はそう言ってきた元浜にそう笑顔で返す。

そんな一誠達を見て女子達がこそこそと話す。

 

「あんなんで時雨君の兄とか…」

 

「ほんとだよね。」

 

「一応兵藤先生の弟でもあるらしいよ。」

 

「他の姉弟と比べても全然らしいし正直いって時雨君達が可哀想だよね。」

 

その言葉を聞いた瞬間松田と元浜がこちらを気遣うような目で見る。

 

 

「大丈夫だよ。もう慣れた。

確かに俺は姉さんや時雨に比べたら数段劣る。

だからこそあの3人は俺の自慢なんだ。」

 

一誠がそう言うと2人は安心したように笑みを浮かべる。

そして先生が入ってきてホームルームが始まり終わったら

授業の準備を始め席に戻る。。

そして授業が始まる。

 

 

 


 

 

授業が終わり放課後

一誠は旧校舎のオカルト研究部に来ていた。

そこにはオカ研の面子はもちろん一誠と伽凛もいた。

 

「さて、全員集まったわね。

今回集まってもらった理由は教会のエクソシストがここ最近襲われる事態が発生しているわ。

だから、皆にはこれから夜などの一人になるときに気を付けてほしいの。

私達は悪魔だし一誠君と伽凛さんは神器持ちだから狙われる可能性は十分あるわ。」

 

そうリアスが言うと皆頷く。

 

「私からはそれだけよ。」

 

「そうですか。じゃあ俺は帰りますね。」

 

「ええ。気を付けてね。」

 

「兄さんじゃあね。」

 

「イッセー帰りに卵とバラ肉買っておいて」

 

「あいよ。」

 

そして、一誠は旧校舎を出る。

 

 


 

商店街にて

 

「えっと肉と卵両方買ったし帰るか。」

 

目的のものを買ったため一誠は帰路をたどる。

すると、白いマントをはおりフードを被った二人組を発見した。

 

「なんじゃありゃ」

 

一誠は疑問に思ったが関わらない方がいいと思い帰ろうとするが白いマントの二人組の内一人がこちらを向き

 

「イッセーくん?」

 

と言葉をつぶやく。

一誠はその小さい声を聞き逃さずこう言葉を漏らす。

 

「その声…イリナか?」

 

その瞬間白いマントの一人が一誠に抱きつく。

その拍子にフードが外れる。

そして、その顔を見た瞬間一誠は驚く。

 

「イリナ!!」

 

すると、イリナと呼ばれた少女が笑顔で返事をする。

 

「うん!! ずっと会いたかったよイッセーくん!!」

 

すると、一誠は目に涙を浮かべイリナを抱き締めながら

 

「俺もずっと会いたかったよ。イリナ…」

 

そう答えた。

 

 

 

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