幻想初の男性IS操縦者の人生の物語   作:Sixth children

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はい、投稿です。
エヴァンゲリオン要素も絡んできて、完全に俺得の小説になって来ていますが、気がついたらお気に入り登録が10を超えていました。
読んでくださっている皆様、本当にありがとうございます。
失踪はせずに最後まで疾走するのでぜひこれからも見てくれたら幸いです。
それでは本編どうぞ。


ー第10話ー聖誕祭・前夜祭

 

「何が起こっているんだ?」

ここはIS学園の地下にある施設。

ここには今、私とにとり、山田先生と紫、あと魔理沙がいる。

ここを利用する事はないことは無いが、それでもこれほどあたまえを抱えることはなかろう。

私達は、先程の模擬戦で()()()()()()()()()を彼のISと共にスキャナーにかけている。

「これは・・・ひどいね」

このスキャン結果を見たにとりの第一声である。

それはそうだろう。なぜかというと彼の体は胸から肩甲骨の上の方まで綺麗に貫通されて、大穴が空いている。

しかし、それ以外の部分はもっと深刻だった。

何故ならば、彼の体は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

つまり彼は今、生命が生きるために必要な養分を全て含んだスープと化していっているのである。

このままでは骨格が持たないので、急遽彼は水槽の中に沈められた。

彼は息すらしていないのである。

普通なら彼は死んだと考えるのが妥当だろう。

しかしある要因がその判断を保留にしていた。

それは彼のIS「幻霖堂」のISコアにあった。

幻霖堂のISコアは展開状態だと胸の前にちょうどある形だったのだが、そのコアが現在、異常なレベルのエネルギーを発散しているのである。

「こんなのありえない」

そう発言したのは紫である。

「私が境界をはっきりさせようとしてもできない。こんな感じじゃたとえ四季映姫でもできないでしょうね」

「そもそもISコアがこれほどのエネルギーを発すること自体が異常なのだ」

そう言ってにとりを睨むが

「これは私でも把握してないよ。こんなの設計上のスペックじゃない。そもそも絶対防御が働いてないことがおかしいんだよ」ブツブツ

・・・彼女の言っていることはおそらく本当だろう

なぜこうなっているのか、これは開発者である束でも分からないだろう。

「くっそ、埒が明かないな。このメンバーじゃ知識が足りんぞ」

そういうのは魔理沙である。今回のことで1番ショックを受けているはずの彼女は、今も冷静に振る舞う。・・・彼を失った悲しみを隠すために。

「しかし彼は撃ち抜かれてからも1分以上意識を持って活動を続けている。映像を見ると彼はISを待機状態に戻そうとして気を失ったように見えるが」

「あ、その事なんだけど」

「なんだにとり」

「今、ISコアはどんな干渉も受け付けない。つまり完全に制御出来ないんだよ。こんなのおかしい。ちなみにログではその時、何故かバリアが全部動作を停止してた。これも設計上ありえないんだけどそれより、コレ見て」

そう言って彼女は手元の端末を操作し、あるグラフを表示した。

「・・・これは?」

「いまISコアから出てるエネルギーの量と彼の重量を表したもんだよ。これをよく見てみ」

「これは・・・増えてる?」

「そう。質量保存の法則が働いてないんだ。つまり彼は今、どこから持ってきたかもわかんないエネルギーを発散してるんだ。しかもこの先を見ていくと・・・」

「無限だな」

「このままだと彼はきっと核なんか比じゃないレベルのエネルギーを発散、つまり原爆より厄介な爆弾と化すんだよ」

「まずいな・・・これは」

「つまり今は彼の安否よりもこのエネルギーをどうにかすることを考えないと」

「その事なんですけど・・・私の大学の恩師がその関係の研究をしていて・・・今は何してるか分からないんですけど」

「ん?それは本当か?」

「はい。確かです」

「連絡は?」

「つきます」

「決まりだな。他に当てもないし今すぐその先生を呼んでくれ」

「はい」

そう言って山田先生は電話をかけた。

 

 

「はい・・・ありがとうございます。それではIS学園でまた」ピッ

「どうだった?」

「駆けつけてくれるそうです」

「そうか・・・ちなみに今どこにいたんだ?」

「箱根とか言っていました。多分2時間くらいで着くと思いますが」

「よかった・・・」

「千冬」

「ん?」

「彼の生死に関わる話なんですけどいいかしら?」

「あぁ」

「いま彼の魂の居場所を調べたわ。そしたら普通はもう冥界に行っていてもおかしくないんだけど、彼の魂・・・まだISコアの中に残ってるみたい」

「なに?」

「どうしてそうなったのかは分からない。しかし魂がまだ移動していないということはまだ彼は死んでいないわ」

「それはひょんとうか?紫?」

そう言って話してきたのは魔理沙である。

「今のところはね。これは私の仮説なのだけれども、ISコアは彼の魂を死ぬ直前に自分に取り込んだんじゃないかしら?」

「そんなことができるのか?」

「現に彼は本当だったら死んでいる状態で意識を保っていたわ。もしかしたらあの状態は体がISを動かしていたんじゃなくて逆だったんじゃないかしら?」

「ISが人間を動かしたというのか」

「考えがたいけどそうね。そう考えるとISコアというのは一種の魂の受け皿と考えるのが自然ね」

「ということは・・・」

「ISコアには魂が宿っている」

「多分量産機にはないでしょう、だけど専用機だったら可能性は十分にあるわ」

「それに加え、このエネルギー量からするとおそらく次元干渉までしてる。このコアは我ながら怖いものだよ」

「いや、それは・・・」

「まあとりあえずその先生が来るまで現状維持だ。この状況を打開する策を思いついたら言ってくれ」

「「「はい!」」」

その時魔理沙は思った。

(こーりん、お前は今なにを考えているんだ?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー???ー

「ここは・・・またここか」

そこは香霖堂のようだったが、雰囲気は若干違った。

「こんにちは」

「っっっ!!!?!?!?!???」

「そんなに警戒しなくてもいいわよ」

そこに居たのは僕に似た女性だった。以前にもあった気がする。

「あっ、あなたは?」

「あら?忘れちゃったのかしら?」

そう言って彼女は歩み寄るってきた

「まさか貴女は・・・」

「わかったようね」

そこで僕・・・森近霖之助は複雑な気持ちになった。

「今までごめんなさい」

その女性は謝っていた。

彼はその感情によってこれまでにないほど錯乱した。

 

・・・ヒャァァァァァァッァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ココハドコボクハダレナニヲシニキタドコカラキタカエルトコロハダイジナモノハボクハナニボクハボクハナニナニナニナニ

 

 

 

ボクハナニ?




いかがだったでしょうか?
今回は謎多めです。
次回にはこの謎は解けているはずです。
もしこの謎の考察をしたというかたがいたらぜひ感想で教えてください。理由:気になるから
その考察によって今後の物語が変化する可能性があります。
あと誤字脱字報告も重ねてお願いします。

ーアンケート結果ー
出場決定キャラ
博麗霊夢
東風谷早苗

アンケート結果、このふたりがツートップだったので出します。
よかったね
ここで筆者から一言
巫女さんつおい
もしかしたら三位以下も出るかもです。
アンケートに参加してくれた方。
本当にありがとうございました!

加筆
途中から誰が喋ってるか分かりずらかったと思うので補足、機械的なことはにとり、先生に関することは山田先生、魂とかの所は紫で全体的に出てきたのが千冬さんです。
このシーンを理解する時はヱヴァンゲリヲン新劇場版のヤシマ作戦立案時と、第8使徒の撃破作戦立案時に使われていた会議室がベースとなっていることを踏まえるとわかりやすい。
台本形式のものも投稿しようかな・・・
語彙力が欲しい(伝説の超願望)
霖之助ですが、まだ正式には死亡扱いされていません。
脳の活動とかは完全に止まっていて生命活動らしきことはしていませんが、スキャナーにかけて見ると若干量子レベルで崩れ始めているので普通の死亡とは違うなって事で判断保留状態(紫の発言も関与)。
クラスメイトはまだ彼がやばい状態ってわかっていません。セシリアは間近で見たので人を手にかけたんじゃないかと怖くなっているて、先生からの霖之助の容体の報告を怯えながら待っている。
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