幻想初の男性IS操縦者の人生の物語 作:Sixth children
投稿です。
前回はちょっちわかりずらかったのであらすじを含めて少し解説。
セシリアとの模擬戦中、なぜかバリアが発生していなかった霖之助の専用機、幻霖堂。
運悪くその時にセシリアに体を撃ち抜かれてしまう。
しかしその後、胸部が貫通して大穴が空いているにもかかわらず、意識を保ちセシリアを倒した・・・が、その後ピットまで戻ってISを待機状態に戻そうとして気絶。
すぐにIS学園の地下に運ばれて精密検査を受けた。
結果は最悪。生存は絶望的だが、なぜか彼から離すことの出来なかった彼のISコアから設計上ありえないレベルのエネルギーが検出され、そのエネルギーが暴走して爆発することを阻止すべく山田先生の師匠である人物に来てもらうことに。
その頃霖之助の意識は香霖堂に似た建物の中に居た。
そこで会った女性を見て、彼は錯乱する。
一体、その女性とは何者なのか?
あらすじはだいたいこんな感じ。
ひどいが許せ。
それでは本編どうぞ
ー航空機内ー
「やれやれ、この歳になってから教え子に呼び出されるとは。何かの冗談かな?」
「どうでしょうね。案外大事な案件だったりして」
「それはないと思うが・・・IS学園か。君はISに恨みを持ってるんじゃなかったかね?」
「もうないですよ。あるいはあったのかもしれませんが、とっくの昔に無くなりました」
「でも君は・・・」
「先生、あれは彼女の意思でやった事です。愛するにあたいしない僕を愛してくれた女性の意思は尊重しますよ」
「そうだったな。しかしなぜついてくるんだ?」
「長期休暇中ですからね。暇なのでついてきただけですよ」
「君が言うと意図的なものに聞こえるな」
「どうでしょうね?」フッ
そう言って彼は笑った。
あと数十分でIS学園である。
ーIS学園、ヘリポートー
そこには山田先生と千冬先生の姿が・・・
「山田先生、ちなみにその先生はどういう方なんだ?」
「私の大学時代の恩師ですよ。まあ最近隠居したって聞いたので正直今回来てくれるとは思ってませんでした。」
「ふむ、で、どんな研究を?」
「私がいた時は形而上生物学ということを研究していたそうなんですが、隠居してからはエネルギー関連の研究をしていたり・・・私もよくわかりません」
「そーなのかー」
「ぶっwwなんですかそれw」
「面白いだろ(めっちゃ笑われた・・・ルーミア強すぎ)」
そうして彼女は遠くに見え始めた機体を見ながらこう呟いた
「まあ、こんな冗談が言えるのも最後かもしれないが」
ー数分後ー
さっきまで遠くに見えていた機体がもう目の前に迫ってきた。
その形はヘリというよりと航空機の様だった。
それを見た千冬は違和感を感じた。
「この機体・・・どうやって揚力を発生さているんだ?」
そう、この機体には羽らしきものはあるがエンジンなどは見た感じついておらず、どのように浮遊しているのかがわからなかった。
マヤもその機体のことを聞いてはおらず、「さぁ・・・中にISでも入ってるんじゃないですか?」と言っていた。
そんなことを考えていると中から老人と中年の男性がでてきた。
千冬はその方々が先生だと判断し、近寄り話しかけた。
「はじめまして、私はIS学園で教師をしております。織斑千冬と申します」
「会うのは初めてですね。私は京都の大学で同じく教員をしていた・・・」
そう言って彼は手を差し出し、
「冬月と言います。以後、お見知り置きを」
「こちらこそ」
そうして彼女は彼の手を握った
別の世界だと某組織の副司令をしていた彼、その彼も合流した。
握ったあと隣の男性も同じように自己紹介をした。
「私は冬月先生の教え子である碇ゲンドウと言います。私の方もよろしくお願いします」
異世界の某組織の司令も同じく合流
「それでは早速だが機材の搬入を行いたいのだが」
「基本的な機材は一応揃っているので必要ないかと・・・」
「いや、私が作った1品物だから一応これを使いたい。どうにかできないかね?」
「分かりました。搬入できるように手配します」
「すまないな。迷惑だったかな?」
「いえいえ、こちらこそ無理を言って・・・」
「それでは行こうか」
彼はその見た目に反して重いバッグを持って・・・
「道案内を頼めるかな?」
「もちろん」
ーIS学園地下ー
「ここかね、案外広いんだな」
「まあそのための施設ですので」
「ここを作るために国民の税金を使うとは・・・」
「まあこちらも仕事ですので」
「仕方がないか」
「それで、問題の人物は?」
「そちらに」
ー霖之助の前ー
一応防護服を着ている。
「彼が問題の・・・」
「そうです」
そう言って霖之助を見つめる。彼の体にはまだ大穴が空いている。
「これは痛ましい・・・ISによってこんな風にはなりたくないな」
「先生、それでは早速」
「あぁ、わかった」
そうして彼は手馴れた手つきでスキャナーを組み立てていった。
ー数十分後ー
モニタールームには、新たに冬月の姿があった。
「・・・やはりか・・・山田君から聞いていた時点である程度は推察出来たが、まさかこれ程とはな」
「先生、どうでしょう?」
「危険な状態だな。まずこの異常なエネルギーだが、あれには私と葛城博士が予言した永久機関があった」
その話を聞き、千冬はかすかに頭を掠めていた予感が現実となったと思った。
「やはり・・・いやしかし、永久機関はこの世には存在しないものなのでは?そんなものがあったならばエネルギー問題などそれこそ革命がおきますよ」
「あぁ、私たちも最初はそう考えた。『こんなことはありえない』とね。しかし有り得たのだよ。そのことはある女性が示してくれた。その機関は」
そう言いかけた冬月は千冬を指し、
「生物の・・・特に女性の中にあったからね」
ー???ー
「そんなに混乱しなくていいじゃない」
そう彼女はいうが、彼の混乱は収まらなかった。彼が唯一持っているトラウマ級の出来事、それは親に捨てられたことだからだ。
古い記憶が蘇る・・・
「この子は特別だ。男なのにこれほどの力を持っている」
「これこそ王の素質を持つものだ。新政府打倒には彼が必要だ」
「この子は普通の子です。私の子供をそんな勝手な都合で苦しめないでください!!」
「うっせぇ!!お前は黙っていろ。このバケモノ!!!」
彼女はなぎ倒される。その現実は、まだこの世に来て間もない彼には過酷すぎる事だった。
時は少しすぎ・・・
「霖之助や。お前はここからお逃げ。」
「嫌だ!僕はお母さんについて行く!」
「・・・ごめんなさい。本当にごめんなさい。だけどね、私はついていけないの。ここからは貴方は1人でやっていくのよ」
「嫌だ嫌だ嫌だ!!お母さんと離れ離れになるなんて。そんなの嫌だよ!!」
そうは言うも虚しいかな。彼女の走る速度にまだ幼かった霖之助はついて行けなかった。
走っても走っても同じ景色の繰り返し。
さっきまで通ってきた道には戻れない。
そこからの記憶はない。
きっと、思い出せないほどの生活だったのだろう。
「なんでよ・・・なんで置いていったくせにそんなことを言うんだよ!!」
「・・・ごめんなさい。私はあの時、ああするしかなかった・・・」
「あのせいで僕は今までどれほど苦労したか!どれほど寂しかったか!わかってて言っているのかい?」
「・・・」
「ここまで来て、『ごめんなさい』だって?ふざけるのもいい加減にしてくれ!僕は・・・僕は・・・あれがどれだけ寂しくて辛かったか・・・1人で居ることが怖くなったか・・・」
そこまで言って、僕は泣き崩れてしまった。
ーIS学園 地下ー
「それは・・・どういうことでしょう?」
「昔話は後だ。それよりも先を急いでいいかね?」
私は気になりはしたが、老人の話に耳を傾けることにした。
「さて・・・ここからは私の研究も関わってくる話だ。まず、永久機関は異次元に干渉することによってエネルギーを得ている。ISコアも多少は干渉しているので通常では考えられないエネルギー効率を誇っているのだが・・・今のあれは明らかにその干渉は異常だ。あれは放っておいたら爆発してこの島どころか、この星さえも破壊する程の力を持っていることだろう」
「でしたらどうやってその力を制御しましょう」
「その事なんだが・・・彼、元々人間離れしているだろう」
「なっ・・・」
「どうやら図星みたいだな。あれだけのものは生物が作り出した以外に前例がないのでね。まあそういうことなら話が早い。彼に制御してもらうのが1番早い。しかし彼の意識は今きっとISの中だろう」
「なぜそんなことまで・・・」
「なに、簡単なことさ。私はその分野の研究をしていたのだからね。そんなことはいいんだ。まずこの装甲を換装しよう。彼が帰ってくる時に器が小さかったら入り切らない可能性があるのでね。人の形を認識させることが大事だ。」
「ではそうしたら「それだけでは足りない」・・・は?」
「この永久機関は今宿主が居ないせいで暴走している。この暴走は個人の意思だけでどうこうなるようなものではなくなってしまっている。そこでだ。その機関を我々でもコントロールできるようにする為、永久機関から出ている高次元の成分を反射して戻す鏡をつけさせて頂きたい。」
「なるほど!つまり窒息させるのですね」
「物事はそう単純じゃない。今の出力では鏡ごと壊してしまう。ていうかそれほど強い。今測定結果を見てたまげたよ」
「それではそうすれば・・・」
「細かい作業だよ。鏡を使って中の粒子を反射させながら押し戻す。今のところはそのくらいしかない。後のことは後で考えよう」
幻霖堂は、形を失いつつある主人と共にその時を迎えようとしている。
失踪してない意思を見せるために先行公開。
来週までにノーカット版を同じとこに書き込みます。
ぜひ来週も見に来てください。
それでは中途半端ですが今後もよろしくお願いします!!
9/18加筆修正
来週と言ったな。あれは嘘だ
というわけでどうでしょうか。
眠いので詳細は明日にもう一度加筆します。
よろしくお願いします。
9/19
まあこんなかんじでどうでいしょう
霖之助の現実世界への復帰は次回となりそうです。
まあちょっとだけ解説を、
えー、途中で入った回想シーンの説明をます
霖之助ですが、ある理由によって打倒新政府軍ということで祭り上げられそうになっていました。(その理由については冬月先生の昔話から語られるので次回また)
しかし反対したお袋によって山の中に置き去りにされてしまう・・・という感じですね
多分本文では詳しく語られない設定ですのでここで結構重要な設定をぶっこみます。
実は霖之助のお袋、紫の友人です。
紫から博麗大結界の話を聞き、自分も入りたいと思いましたが、自分には家庭がある為結局残ることにしたのです。
しかし霖之助が上記の理由で祭り上げられそうになっているので、博麗大結界成立直前に境目のところに置いてきて自分は外に、霖之助は中にという感じにしました。
理由は、霖之助にとって幻想郷はあまりにも条件が良すぎたからです。
もしそれが悪いことならこれは失敗するだろうという賭け的な要素もあっただろうと思います。
あと冬月先生、この世界にゼーレはないので普通に大学教授辞めて隠居して、たまに講義とかをこなして結構充実した老後を送ってらっしゃいます。
しかしやはり関係がないということは無いそうで、ミサトさんの父である博士など、エヴァンゲリオンのNERV職員とは関係を持っていることが多いです。
わかんないところがあればできるだけ返信しようと思いますゆえ、
感想、評価などよろしくお願いします。
あとUAがもう2500くらいになってました 。
読んでくださった方々、ありがとうございます!
これからも書こうと思うのでよろしくお願いします!!!!