基本番外編は拓斗以外が主役の話になります。
俺達が住むこの町繭藤町は山に囲まれていて、気候がとても良い。特に有名な特産物は無いが、ほかの町と比べて個人経営の店が多い。まぁ俺の家や友人の家のように親が普通の会社に勤めている家庭の方が多いけどな、あくまでほかの町と比較すると多いっていう程度だ。 他には.....
「おい!兄貴起きろ!遅刻するぞ!」
「ん?.....ファッ!?8時!?行ってきます!」
「パンツで行く気かお前は」
俺の名前は樹斑幽斗(きむらゆうと)どこにでも居る学生さ、しいて違うとすれば、オカルトに興味があるってことかな!
そんなアホな事を考えながら学園に向けて自転車で急いでいると後ろからがくせいふくを着た男が話しかけてきた。
「よぉ!キム!急がないと遅刻するぞ!」
「お前もその1人だろ、フジさん」
後ろから現れたこの男の名前は不時村 匠(ふじむら たくみ)俺らの仲間の中で一番のいじられキャラであり、変わった苗字をもつ男だ。通称フジさん
「いやぁ、昨日夜遅くまでゲームしてたら寝落ちしてて、気がついたらこんな時間になってたんだよ」
「あ〜お前中学の時からその癖抜けないよな、まぁいいや、急ぐぞ!」
そんな中学生気分が抜けてないような話をしながら繭藤学園に向かって急いだ。
「何だ、15分くらいで着くのか、今度は時間に余裕が出来たな」
「あ、そうだ(唐突)あのさKMRさ、せっかく時間に余裕できたから少し探索しない?」
「あ〜いいっすね~」
「よっしゃ!行くぞ!」
俺の予想では、 繭藤学園に着くのは時間ギリギリになると思っていたが予想以上に近く15分で着いてしまい現在8時20分過ぎた所だ。
え?入試の時に来たんじゃなかったのかって?入試の時は緊張しすぎてそんなの覚えてなかったんだよ。
まぁそんな事があり、フジさんの提案で少し周辺を見て回る事にした。 まぁ式の前に中入ってまわるのもあれだから外を少し歩いてまわるだけなんだけどな。
「こんなもんかな、後20分ぐらいだから体育館に向かうか」
「あのーすいませーん、体育館の行き方を教えて欲しいんですけど?」
「はい?アァ、ソウイウコトカ、オイ、キム」
フジも満足したみたいなので俺は体育館に向かう提案をした、そろそろあいつらも来てるだろう。
そんなことを考えていたらフジが後ろから道案内を頼まれていて、俺に話しかけてきた.....なんでカタコト?
「どうしたフジさ.....ナルホド、リカイシタ」
振り向くとそこにはハンサムな外国人がいた、俺達と同じ新入生なのだろう、そして体育館の場所を知らないあたり留学生のようだ、普通に入試に来たなら体育館で受付だから知ってるはずだしな。
あ、ちなみにハンサムだからってアゴは尖ってないぞ念のため。
まぁ、今はそんな事を考えている場合じゃない。フジがカタコトになった理由が分かったからだ、それは.....
「「イケメンは滅びろォ!!!」」
「えぇ!?」
イケメンは、俺達非リアの敵だ!しかも、外国人だと!?何だよそれ!外国人特有のハンサムオーラが許せねぇ!
「フジさん!回り込んで羽交い締めだ!その後は俺が裁く!」
「本来の俺の速さをお見せしよう、フッ!」
「俺はただ迷ったから聞いただけだろ!勘弁してよ!」
~しばらくお待ちください~
「ハァハァハァハァ、バケモンか?あいつ」
「やっぱりイケメンには勝てないってそれ」
「ハァハァ、落ち着いてくれた?」
あの時俺は完全に一方的な喧嘩(?)になると思っていた、だが実際は違った。フジが回り込む前にイケメン君(仮)がローキックを繰り出し動きを封じ、それに驚いた俺に一瞬で近付き飛び蹴りを繰り出してきた。それからは連携をする事が出来なくなり、フジが先に離脱し、俺は何とか引き分けていた。いやこいつ喧嘩慣れしてるかんじがしてやべぇわ。
そして 俺が必死に攻撃してるなかフジさんがいつの間にか解説側にまわっていたのにはイラッときた。あまりにむかついたので殴ったら遠くにいる人たちに助けを求めていた。
そんなんで来るわけないだろ!いい加減にしろ!。
「ハァハァ.....いきなり殴りかかって悪かった、俺の名前は樹斑幽斗って言うんだ、キムって呼ばれてる。こいつは不時村、あだ名はフジさんだな」
「どうもフジさんです、フジでもいいよ!」
「なるほど、キムにフジさんね。まぁ、落ち着いてくれたならいいよ、僕はリンネ・サテライトって言うんだ、長いからリンネとかサテって呼ばれてる、よろしくね?」
「性格までイケメンとか」
「勝てる気がしねぇ」
そんな事件があった後俺達は意気投合し、仲良く話しながら体育館へ向かった。やっぱり男は喧嘩で仲良くなれる(脳筋)
「じゃあ僕は先生の所に行かなきゃだからここで、また後で会おうね」
「おう、じゃあな」
入学式まで後10分ぐらい余裕があるのでサテライトと別れた後でフジと一緒にある男を探していた。
その男は、俺達が体育館に入って探し始めてからしばらくして入って来た、どうやらまだ来てなかったみたいだ。
「よう、画伯、おはよう、ゆっくりだったな」
「ん?そうか?まぁ早く来てもすることないしな、普通じゃね?」
「そんなもんか」
この男の名前は苗見祐一(なえみゆういち)俺達の仲間では落ち着いているほうだ。冷静に判断しているようで熱血論で押し通す一面がある。あだ名は画伯
「そろそろ始まるか?」
「俺は普通科だけどフジとキムは工業科だからな、さみしい感じだよ」
「まぁ同じ学園内だしあまり気にするこ「ちょっとごめん!!」お、おう、なんだ?」
3人で話していてきりあげようとした時にやけに明るい男が話しかけてきた。 今日はやけに話しかけられるなぁ。
「いやぁ俺、農業科なんだけど席どの辺りだか分かる?今体育館入って来たばっかでいまいち理解してないんだよ」
「あぁ、それなら農業科は入口から入って右側だからその辺りに自分のクラスと座席順が書いてある紙が貼ってあるはずだから探してみな」
「おぉ!ありがとう!ちなみに俺は音川夕闇って言うんだ、夕闇って呼んでくれ。お前らとは仲良く慣れそうだ!じゃあまた後でな!」
そう言うと夕闇は走ってクラスが書いてある紙の方に向かっていった。なんで自分で調べる前に聞いたんだろう?そっちの方が楽な気がするのに。
その後俺達は別れた。席に座るとフジが近いところにいた、どうやら同じクラスのようだ、まぁ2分の1の確率だからね、しかたないね。
「これより、第56回、繭藤学園入学式を初めます」
「新入生挨拶、代表、リンネ・サテライト」
「はい!」
「あいつ、頭も良いのか(困惑)」
こうして俺達の学園生活が始まった、それにあいつもこの学園に入ったらしい。中学校は違ったからフジ達にも紹介しなきゃだな。
そんな事を考えたりしながら入学式を俺は過ごしていた。
ネタとかやりたい放題になってます。本編の裏側の出来事みたいなものだと思ってください。
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