東方霊友郷 〜your best grudge and bonds〜 作:タミ
残酷な表現
オリジナルキャラ
世界を救ったサイヤ人が幻想入り読了推奨
誤字、脱字
都合によって変わる設定
なんだっそら!という方はブラウザバックをお願いします。わたしは一向にかまわんッッ、という方はこのままお進みください。
無限地獄に堕ちた博麗霊奈は金色の花の上で目を覚ました。そこはRPGのような世界のようで、霊奈はどうにか地上に出るため、ここが本当に無限地獄なのかを確かめるため先に進む。いきなり不意打ちを仕掛けてきたフラウィを追い払い、霊奈は遺跡の管理人トリエルについて行くことにした…
私は重い遺跡の扉をあけて中へと進んでいく。
*さあ、あなたは今日からここで暮らすのよ。
*いせきの仕掛けについて教えておくわね。
そう言うとトリエルは床のスイッチを踏んで扉を開けた。
*ここには沢山の「パズル」があるの。
*侵入者を撃退する昔からの技術よ。
*部屋を移動するときはパズルを解かないといけないわ。
*だからよく見て慣れておいてね。
トリエルは次の部屋に進んでいく。
「ちっ……」
ついていくか…
私は舌打ちをしてトリエルの後に続く。
*この先に進むには正しいスイッチを押さないといけないの。
*でも大丈夫。ちゃあんと印を付けておいたから。
それでいいのか…?
私が進んでいくとご丁寧に矢印が沢山付けられたスイッチがあった。
*このスイッチを押すのよ。
-トリエル
と書かれている。
「………」
私はスイッチを入れた。
そして川を渡った先にあるスイッチも入れる…
*よくできました!えらいわね。
*さあ、次のお部屋に進みましょう。
「……………わかった」
私はぶっきらぼうにそう言って進む…
*あなたはニンゲンだからモンスターに襲われることもたるでしょう。
*そんな時にどうすればいいか、知っておかないといけませんよ。
………モンスターなら返り討ちにする、それだけでいいだろう…?
そしてLVを上げてボスを倒す、それだけだ…
最も、ここのボスはこいつっぽいが…
*大丈夫!とっても簡単ですからね。
*モンスターに遭遇すると「バトル」が始まるわ。
一撃で仕留めてやる…
しかし、トリエルが放った言葉は私の想像の真逆のセリフだった。
*バトル中はモンスターと仲良くお喋りをするのよ。
………なんだと?
モンスターと馴れ合えとでも言うのか?
……馬鹿馬鹿しい
*そうやって時間を稼いで私の助けを待ってね。
ならあんたが居ない時はどうするんだ、と私は問おうとしたがやめることにした。
*試しにそのマネキンに話しかけてごらんなさい。
トリエルが指差したのはハリボテのマネキンだった。
「………」
私は右手に気を溜める。
刹那、私の心臓部が光り、赤いハートが浮かび上がった。
*マネキンが あらわれた。
「はっ!!」
私は気功波を放ち、マネキンを木っ端微塵にする。
ちっ、我ながらショボい威力だな…
*YOU WIN!
*0EXPと0ゴールドをかくとく!
そして私のハートが見えなくなった。
どうやらバトルが終わったらしい。
*あらあら、マネキンはバトル用じゃないわ。お喋りの相手よ。
*ケガをさせたら大変でしょう…?
*こっちへいらっしゃい。
………ふん、自分の身を守るためだろう
まあいいか、ついて行こう…
*この先にもう一つパズルがあるわ…
*あなたに解けるかしら?
そう言うとトリエルは部屋の奥に進んでいく。
私が進んでいっていると、急に私の胸にハートが現れた。
*フロギーが おそってきた!
「………ふん」
私は回し蹴りをフロギーに入れる。
フロギーは吹き飛び灰になった…
*YOU WIN!
*10EXPと20ゴールドをかくとく!
*LOVEが あがった。
*これがそのパズルよ。
*でも…
*ここは手を繋いで一緒に渡りましょう。
するとトリエルは私の手を引いて歩き出した。
そして渡り合えると私の手を離し、
*あなたにパズルはまだキケンすぎるものね。
と言って歩いて行ってしまった。
*ここまではとても上手にできたわね。
*でも…次は凄く辛いお願いをしなければならないの。
………戦うのか?
………私は構わないが…
*………
*この部屋の向こうの端まで一人で歩いていくのよ。
*…どうか悪く思わないでちょうだいね。
そう言ってトリエルは猛スピードで向こうに行ってしまった。
フザけてるのか真面目なのか…
私はさっさと歩いていく。
端までたどり着くと、柱の影からトリエルが出てくる。
*よくできました!
*安心してちょうだい。置いて行ったりしないわ。
*この柱の影に隠れてずっと見ていたのよ。
…気でバレバレだ
*私を信じてくれてありがとう。
*でもね、この練習にはとても大事な意味があったの。
………?
*ひとりでお留守番できるかテストをしたのよ。
留守…番?
*私はちょっと用事があるからお留守番していてね。
………ここでか?
*ここで待っているのよ?
*ひとりで歩き回ると危ないですからね。
お前たちモンスターの方がよっぽど危ないだろう…
するとトリエルは考え事をしているのか顎に手を当てる。
*こうしましょう。あなたに「ケータイ」を渡しておくわ。
「ケータイ」……?なんだそれは…?
*用がある時はそれで電話するのよ?
電話…だと?これがか?
私の手には小さな四角い箱があった。
どうやら折りたたみ式になっており開くと何か光る。
訳がわからん…
*それじゃ、お利口さんにしていてね。
そう言ってトリエルは行ってしまった。
………ここから自由か…
………レベリングでもするかな
私が部屋から出た途端、「ケータイ」が音を立て始めた。
「なっ、なんだ…?」
私はフタを開いて「応答」と書かれているボタンを押す。
*もしもし?
*トリエルです。
*お部屋から出たりしていないわよね?
………ノーコメントだ
*その先にはまだ説明していないパズルがあるの。
*ひとりで行くと危ないですからね。
*お利口さんに待っているのよ?
「ケータイ」はツーという音を出した。
どうやら話が終わったらしい。
「………さて」
私は超サイヤ人に変身する…
ふむ…どうやら超サイヤ人程度ならなれるようだ
じゃあレベリングを始めるとしよう…
「……………おかしい」
途端にモンスターが出てこなくなった。
怖気付いた…ということか?
まぁいい…ある程度LVが上がった
先に進むとしよう
しばらく道なりに進んでいくと、チーズがある部屋にたどり着いた。
* determination.
Reina LV 3 15:28
ネズミのあな
セーブしました。
その後、私はモンスターとエンカウントすることなく大きな家の前へ出た。
*大変…予定よりずいぶん時間がかかってしまったわ…
すると、家の方角から慌てたトリエルがやってきて私の「ケータイ」を鳴らした。
直後、私に気づいたのかトリエルは歩み寄ってくる。
*まあ!ひとりでここまで来たの?けがはない?
*かすり傷一つない…偉かったわね!でも…
当然だ…セーブもあるんだからな
…おそらくここのボスはこいつだろう
とっとと倒して終わりにしたいもんだ
*ずっとほったらかしにして本当にごめんなさいね。
*…あなたを驚かせようなんて考えた私がバカだったわ。その…
*これ以上隠しても仕方ないわね。
*こっちよ。
*ついていらっしゃい!
するとトリエルは家の方に歩いて行った。
…ついていくか
…雰囲気は優しい感じだが…
結局はモンスターだ…何を考えてるか分かったもんじゃない
私は警戒しつつついていく。
* determination.
Reina LV 3 23:40
ホーム
セーブしました。
家に入ると私の鼻孔を甘い香りが刺激した。
*いいにおいでしょう?
*サプラーイズ!
*バタースコッチシナモンパイを焼いたの。
…そういえば私がモンスターを倒していた時に聞いていたな…
そういうことだったのか
*あなたが来てくれたお祝いにね。
*ここで楽しく暮らしてもらいたくて…
…おい、なぜ住む前提になっている
*だから今夜はカタツムリパイは我慢するわ。
…普段の食生活からもモンスターさが窺えるな
*さあ入って入って!ほかにも見せたいものがあるの。
…仕方ない、ついていくか
トリエルは私に一通り家の説明をするだけしていった。
私は聞く耳を持つはずもないので聞き流し、一応のバタースコッチシナモンパイを受けとっておいた。
なにかしらで使えるやもしれんからな…
「…トリエル」
私は暖炉の傍で本を読んでいるトリエルに声をかける。
*あら?どうしたの?
*…あたらしい家族が増えてとっても嬉しいわ。
*あなたに読ませてあげたい古い本がたくさんあるの。
*とっておきのムシ取りスポットにも連れて行ってあげましょうね。
…こいつの真意が全く読めんな…
*それから、お勉強は私が見てあげますからね。
*意外かもしれないけれど…
*実は学校の先生になるのが夢だったのよ。
…ますますわからん
何が目的なんだ…?
*…そんなに意外でもなかったかしら。
*とにかく!
*あなたとここで暮らせてとても嬉しいわ。
…まあいい
本題に移るとしようか
*ん…?なにか御用かしら?
「いつになったらここから出られるんだ?」
*え?何を言っているの…?
*今日からここがあなたのおうちよ。
*それより…、今読んでるこの本の話をしましょうか?
*「カタツムリ:72の使い道」っていうの。ききたい?
「…はぐらかすな、遺跡の出口はどこにある?」
私は言葉に重みをかけていく。
*それじゃ……
*カタツムリの豆知識を教えてあげましょうか?
*カタツムリはね…
*靴紐の素材にはむいていないのよ?
*面白いでしょう?
「どうでもいい…遺跡から出してもらうぞ」
するとトリエルは本を閉じ、立ち上がる。
*…私はちょっと用事があるから…
*ここで待っていなさい。
そして階段を降りて行った…
なるほど、そこが出口か
私は後を追った…
地下の廊下、そこで私はトリエルに追いついた。
*「おうち」に帰る方法を知りたいのね?
*この先に遺跡の出口があります。
ほら見ろ、やっぱりあるんじゃないか
*その向こうは地底の世界。一度出たらもう中へ戻れません。
*これから私はその出口を壊します。
なんだと…?
ふん、そうはさせるかモンスターが…
*もう二度と、誰もここからいなくならないように。
*いい子だからお部屋に戻っていなさい。
…そうはいくか…お前を倒し、私は先へ進む
私は再度歩き始めたトリエルを追う。
*ここに落ちた人間はみな同じ運命をたどる…
*私はこの目で何度も見てきました。
*ここへきて…
*ここを出て行って…
*そして死んでしまう。
なるほど、私の前の人間は全滅したのか…
それもそうだろう…ここにいるモンスターですら私を殺そうと攻撃してきていたんだからな
…まあそれがモンスターにとってのあたりまえなんだろうから仕方がないが…
*あなたは何も知らないの…。この遺跡を出れば…
*あなたは彼らに…アズゴアに殺されてしまうわ。
…そいつがラスボスっぽいな…
*これはあなたを守るため。
*わかって頂戴。
*…お部屋に戻るのよ。
…断る
*止めても無駄よ。
*これが最後の警告です。
…とうとうボス戦、とやらか
ついに私はトリエルを出口の扉まで追い詰めた。
*どうしても出ていくというのね…
「ああ」
*そう…
*あなたもほかの人間たちと同じなのね。
*なら残る手段は一つしかない…
*私を納得させてごらんなさい。
*あなたの強さを証明するのよ!
…ハナからそのつもりだったさ
あんたを超え、私は先に進む…!!
刹那、私の心臓部にハートが浮かび上がる。
*トリエルに行く手を塞がれた!
「…行くぞ」
私は右手に気で刃を作る。
「そらっ!!」
私が軽く、確かに軽く振った右手は、トリエルに大きな傷をつけた。
「なっ…?!」
私もその威力に度肝を抜かれてしまう。
何故だ…?!
一撃で仕留められるほどの威力は絶対になかったハズだ…
それに攻撃の瞬間、何かが私から飛び出したような…?
*あ…あなた…私をそんなに憎んでいるの?
「………いや、そんな筈は…」
あまりのことに私の声もか細くなってしまう。
なにがなんだかさっぱりだ…
*私はあなたを守りたくてあなたを閉じ込めようとした…
*でも大きな間違いだったわ…
*それで守られていたのは外にいるみんなのほうだった!!
*ハ…ハハ…
トリエルは灰になり、逆向きのハートも程なくして砕け散った…
………一体何が…?
……………行くしかないか
私は灰になったトリエルを一瞥し、先に進む。
「………なんだ花…わざわざ私に殺されに来たか?」
扉を抜けると、先程の喋る花が立ち塞がっている。
*ハハハ…
*キミってさ… ホントはニンゲンじゃないんだろ?
は?
「何を言ってやがる」
*キミはカラッポだ。
…………
そのセリフが私の胸にぐさりと刺さる。
*ボクといっしょさ。
*それに…
*キミって…「Reina」なんだろ?
………?
どういう意味だ?
「何故私の名を知っている」
*やっぱりね。ボクだよ。覚えてる?
「お前など知らん」
*どれだけ時が流れてもやっぱり離れられない運命なんだね…ボクたち。
気色悪い運命なんぞ願い下げだ
*聞いてよ。最強になれる方法を思いついたんだ。
最強になれる方法…だと?
「………くだらん」
*キミと…キミの奪われたタマシイよりももっと強くなれるよ。
*このクズみたいな世界を2人でぶち壊そう。
………誰がきさまなんかと
*イキモノも、モノも、このくだらない記憶に残るものはすべて……
*塵に変えてしまおう。
花は"ああ、なんてステキなアイデア!"と叫んだ後、地面に潜って消えてしまった。
…………
私は私なりにやらせてもらうぞ
次会ったら殺してやるよ
さて………
私は目の前に立つ大きな門を見る。
まるで巨大な鳥居だな
………トリエルはこの先を抜けると地底世界だと言っていたな
………始めようか
私は門を潜り、外へと出てゆく……
*How was it?TALE2 is over.
〜〜〜次回予告〜〜〜
「博麗霊奈だ。遺跡を出たらそこは雪の降る地帯だった………そもそも地底世界なのに雪が降るとはどういうことなんだ…?………スケルトン……外の世界の本を読ませてもらったときに見たことはあるが、実物は初めて見るな…次回、
「Warning from skeleton」
ではまたな」