『今回向かってもらうのは、日本の横浜市にある赤十字病院よ。あなたが到着してすぐにある人物がここに搬送されてくるわ。』
『今回の任務は暗殺ではないわ。私が前々から目をつけていたある人物をスカウトしに行ってもらうため。その人物は類まれなる身体能力を持ち、諜報活動や工作活動にも長け、運転技術もさることながら、一番の特徴である特出した記憶能力を持つ女性よ。まさに我々にぴったりだと思わないかしら。』
『でも彼女は死んでしまったの。とある大規模なテロ攻撃によってね。でも我々には関係ない。むしろ世界との関係性を断つことが出来て好都合ね。遺体は激しく損壊していることが予想されているけれど、今回技術部が更に改良を施した“リザレクター2”の力をつかえば問題はない。』
『死体安置所はそれほど警備は厳重ではないとは思うけれど、バレると後が面倒だから慎重にね。あとスカウトするときの交渉も準備しておいてね。』
『準備は一任するわ。』
~準備~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・メンバー
【エージェント47】
・装備
【シルバーボーラー・ロックピック・リザレクター2】
・服装
【白衣】
『横浜へようこそ。47。』
『ここは横浜みなとみらい地区にある赤十字病院よ。かなり大きめの総合病院で、横浜港湾部の救急搬送の担当でもあるわ。』
『この病院には現在102名の患者と43名の医者、83名の看護師と看護婦が所属しているわ。あなたはこれらの人々に紛れつつ、死体安置所に居るターゲットを生き返らせ、我々の組織に連れ帰ってもらうことになる。』
『当然人目に全く触れずにというのは困難を極めるわ。院内には監視カメラも多数設置されてる。それらの合間を縫うのはほぼ無理。カメラの記録消去も行わなければならないわね。』
『あなたならそれくらいできるわよね?・・・ああ、そうそう。交渉に失敗して我々ICAに加わる気がないというのであれば、残念だけれどもう一度死んでもらって頂戴ね。』
『健闘を祈ってるわ。』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ピンポーン
「受付番号213でお待ちの前田様。第2診察室へお越しください。」
病院という場所は、医療関係者以外大多数が何らかの体調不良を患っており、私の行動を阻害したり妨害したりできるほどの体力があるものはあまり居ない。その意味ではやりやすいように思えるが、この国では医療関係の設備や人員が根本から足りておらず、病院といえば待合席は常に混雑しており、常にいたるところに患者がいる。衆人環視の状態で任務を遂行するのは非常に難しい。
私は今、病院の研修医の一人という名目で白衣を着ている。無論、責任者クラスにはバレてしまう可能性が高いが、一般の看護師や警備員を騙すのにはもってこいの服装と言える。
病院の施設図は公式ページに載っていたためブリーフィングの段階で簡単に把握することができた。それによると、死体安置所は2階の北側の端にあるようだ。私はひとまず病院裏手の救急外来入口の真上の廊下で外を確認しつつ待った。今のうちに死体安置所の職員に成り代わることもできるが、救急車で運ばれてくるターゲットに警官が付いている可能性が高く、危険と判断した。
しばらく身を隠しつつ待っていると、サイレンを鳴らさずに救急車が入ってきた。周りの人間も落ち着いているところから見て、一般の救急ではなさそうだ。私は窓の位置を変えつつ、運ばれてきたものを確認する。救急車から降りてきたのは布にくるまれた死体だ。そのそばにいるのは・・・警察官・・・ではないな。だが明らかに遺族という感じでもない。脇に拳銃を隠し持っているところからみて、おそらく公安警察だ。
私は死体安置所の近くへ移動する。部屋の前では術衣に身を包んだ職員が2名待っていた。程なく近くのエレベーターが開き、先程確認した遺体が運ばれてきた。随伴してきたスーツの男が職員と話をしだした。私は少し離れたところからそれに聞き耳を立てる。
「先程連絡しました。公安の高安です。こちらの遺体の司法解剖をお願いいたします。」
「了解しました・・・。っとまたこれは派手に・・・。ここまで損壊していると身元の特定は困難を極めますよ。」
「それは聞いています。できる限りで構いません。」
「わかりました。やるだけやってみます。」
「それと、一応これは公安の案件なので警察が来ても遺体には触れさせないでください。」
「わかってますよ。そのあたりのことは慣れっこです。」
「ではよろしくおねがいします。何かありましたら・・・ここまで。」
「はい、了解しました。ご苦労さまです。」
一通り受け渡し作業が行われた後、公安の人間は帰っていき、遺体は安置所の中へ搬送されていった。私はタイミングを見計らって安置所の中へ潜入した。
安置所の中はこの白衣では不自然であり、服を着替える必要が出てくる。私はひとまず近くの事務室のような部屋に身を隠した。事務室には本日搬出作業が行われる遺体のリストが個人情報と共に置かれていた。そしてそのリストのバインダーに追加で挟む形でメモ書きが挟まっていた。
####情報を入手####
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『このメモによると、運ばれてきた遺体は公安の管轄である旨と、その遺体だけ特別に警戒が敷かれることが書かれていたわ。遺体は安置所最奥のG-5ブロックの0070番のボックスに収容されるようね。』
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収容場所がわかったのは好都合だ。私は一通りのプランを立てる。
まず、安置所の職員から衣服を借り、その衣服で安置所を閉鎖。その後にリザレクター2で生き返らせた後、交渉して我々の組織に引き込む。交渉決裂の場合は止む終えないが再び死んでもらう。その際の騒音を考慮しての安置所閉鎖である。交渉がまとまればそのまま安置所を脱出、1階にある警備室の防犯カメラのシステムを破壊して離脱だ。スムーズに事が運ぶとは到底思えないため、時間指定は設けないほうが良さそうだ。臨機応変に対応していかなければならないだろう。
少しした後、奥から職員が帰ってきた。私は更に隣の部屋に身を隠す。職員はそのまま事務所に入ってきた後、机に座って何かを書き始めた。向かい合う形になっているため片方を気絶させればもう片方に気が付かれてしまう。私は部屋の中にあった消火器を手に取るとそれを地面に放り投げた。
ガンッ!カラカラカラ…
「な、なんだ?今の音は?」
「さあ、なんか落ちたような音だったけど。」
「オイオイ、あっちの部屋は色々薬品が置いてあるんだぞ。ちょっと見てくる。」
「ああ、頼む。」
職員の一人が部屋の中に入ってきた。私は近くの物陰に隠れつつ期を伺う。転がった消火器に気が付いた職員は私には気が付かず通り過ぎ消火器に向かった。私は彼を後ろから首を絞め気絶させた。
服を借りた後、近くのロッカーに押し込み、私は一旦廊下へ出た。廊下から大回りで再び事務室へ向かい、今度はもうひとりの職員を背後から殴り倒した。この職員は安置所の鍵を持っていたようで、その鍵を使って正面の扉を施錠した。そのまま安置所の奥へ進んでいき、先程メモにあったG-5ブロックの0070番のボックスを開く。
中には布にくるまれたままの遺体があった。布をどけると黒焦げになった人形のなにかがあった。顔は完全に焼け落ちている上なにか大きな力が加えられたのか顔の半分近くがへしゃげていた。ボディラインからして女性と思われるということ以外はほとんど何もわからない。手足は炭化しており、その大部分は欠損している。
以前タバサに使ったリザレクターでは欠損部位が多いと正常に復活できないということだったが、今回技術部は新たな成分を追加しており、空気さえあれば体の50%が欠損していても問題なく修復できるようになったらしい。前は薄紫だったが今回は薄い黄緑色といったところだ。私はそれを遺体にむかって振りまいた。
まんべんなくかかったリザレクターは、黒焦げに炭化した遺体を見る見るうちに人間のそれに戻していく。欠損していた足も根本から骨が植物のように生えてきて筋肉や血管などが生成され、数分で元通りの人間の足になった。
・・・っと。しまった。黒焦げになった服装のことをすっかり失念していた。流石に大人の女性が全裸で歩き回るのは不自然にも程がある。何か他の服装を探さないといけないだろう。私は近くの他のボックスを手当たり次第に開ける。様々な死体が入っていたが、その中に成人女性の遺体があった。好都合なことにまだ服を着ており、胸部に血の跡がある以外は機能面では問題なさそうだ。私は失礼して遺体から下着だけを剥ぎ取り、丁度修復が9割ほど終わったターゲットの横に置いた。下着以外は先程の事務室の職員の服でいいだろう。
炭化していた体は完全に女性のきめ細やかな肌に戻っていた。半分へしゃげていた頭も美しい銀髪とともに元通りになっている。ターゲットもとい、元組織のエージェント“キュラソー”は完全に元通りになった。
「うぐ・・・。」
「気が付いたか。」
「・・・ん、ここは・・・地獄にしては殺風景だけど・・・。」
「残念ながら地獄ではない。君は現世に戻ってきた。」
「お前は・・・?」
「エージェント47。そう呼ばれている。好きに呼べ。」
「私は・・・東都水族館で・・・観覧車に押しつぶされたはず・・・。」
「そうだ。そして重機の爆発に巻き込まれ炭化するまで焼かれた。覚えているのか?」
「押しつぶされる直前までは。なるほど、組織はまだ私をこき使おうってのね・・・。」
「我々は君の所属していた組織とは違う。」
「何?」
「組織は君が死んだことを完全に把握している。君は組織から完全に逃れることに成功したと言える。」
「馬鹿な。なら何故私はここに居る。」
「我々が生き返らせたからだ。君をスカウトするために。」
「スカウト?私を?組織を裏切って組織から狙われるであろう私を?あなた達痛い目を見るわよ。」
「そうだろうか。」
そこで私は情報部から手に入れた確度の高い情報を耳打ちで彼女に伝える。彼女の目はみるみるうちに驚愕の表情になっていく。
「な・・・何故それを!?」
「我々をあまり舐めないほうが良い。信頼する気になれたか?」
「・・・。わかったわ。あなたたちについていく。でも一つだけ頼みがある。」
「聞こう。」
「子どもたちに・・・。あの時会った子どもたちに一言お別れとお礼を言いたいの。」
「・・・少し待て。」
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『上級委員会に確認したところ、江戸川コナン、灰原哀の両名以外への面会ならば許可されたわ。両名が居るもしくは合流してきた場合は速やかに撤退してもらうことになるけどそれでも良いなら。』
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「江戸川コナンと灰原哀以外の子どもたちへの面会は許可された。」
「・・・やはりあの二人は・・・。」
「丁度時間的には阿笠邸に帰宅している頃だ。今から向かうが良いか?」
「了解。じゃあ・・・これからよろしく。エージェント47。」
「ああ。」
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『仲間に引き込めたようね。組織の上層部にはこちらから手出しさせないように圧力をかけておくわ。あなたはそのささやかな願いを聞き届けたら速やかに帰還して頂戴。』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あの後、適当な服装に着替えたキュラソーは病院を抜け出した。安置室の入口で警備をしていた公安の人間2人を、目にも止まらない速さですばやく首元への一撃で昏倒させたのには驚いた。おかげで大した騒ぎにもならず、1階の警備室の制圧も難なくこなし、監視カメラシステムを破壊した後、堂々と正面玄関から脱出することが出来た。私達は乗ってきて駐車場に停めてあった車に乗って一路阿笠邸を目指した。
私は白衣から車に積んでおいたいつものスーツに着替えていた。キュラソーには同じく積んでおいた亡くなる直前の服装と同じものを渡して着替えさせた。
高速道路を走りながらキュラソーが話しかけてきた。
「私が逃亡することは考えないの。」
「逃亡できると思ってるのか?」
「まあ無理でしょうね。あのお方の居場所すらリアルタイムに把握している組織相手じゃね。」
「任務に忠実であれば一般の生活もできる。私が言うのも何だが、あの組織より福利厚生はしっかりしていると思うぞ。」
「はっ、福利厚生ねえ・・・。」
「本部に戻ったら同僚を紹介しよう。適性試験と必要訓練の後、しばらくは私と一緒に任務を行うことになるだろう。」
「一応、これでも身体能力には自身があるのだけれど。」
「それでもだ。」
私達は都内に入り、阿笠邸のある米花町へ向かった。阿笠邸の前まで来たときには既に日付が変わりかけていた。すると家の中から子供達が出てきた。
「結局こんな時間になってしまったのぉ。」
「しゃーねえさ。色々ありすぎたからな。」
「じゃあ哀ちゃん!また学校で!おやすみー!」
「ええ。おやすみ。」
「おやすみなさい、灰原さん。」
「あー疲れたぜ・・・。」
灰原哀はそのまま阿笠邸に残ったが江戸川コナンのほうが少年達に付き添ってしまっている。引き剥がしたいところだが・・・。
『47。バーンウッドよ。今情報部が近くの中継車から探偵バッジの回線に割り込めないか探ってるから、そのまま尾行して頂戴。』
「わかった。ココからは徒歩のほうが良いだろう。」
「・・・。」
私は江戸川コナンに気が付かれないようにかなり遠距離から尾行を行う。少年たちの家まで中ほどといったところまで来ると、少年たちが突然立ち止まった。
「ん?阿笠博士から・・・?」
ピッ
「どうした博士?」
「おお、新…コナンくん。ワシのところに忘れ物が見つかったぞ。」
「え?別に何も忘れてないはずだけど?」
「とにかく一旦戻ってくるんじゃ。」
「あ、ああ、わかったよ。」
ピッ
「というわけだお前ら。ちょっと俺は戻る。お前らだけで帰れるか?」
「大丈夫ですよ。いつも通ってる道ですし、それなりに明かりもあります。」
「じゃあココでさよならだね。また学校で!コナンくん!」
「ああ、じゃあな!」
「じゃあなー。」
『技術部が開発した声紋擬態装置はなかなかの性能ね。』
「あの少年を騙せるのは凄い性能だな。だが長くは持たないだろう。」
「ええ。じゃあ行ってくるわ。」
キュラソーは少年たちのもとへ向かっていった。私は車を回してくるとしよう。
「・・・あれ?あのお姉さんじゃない?」
「ええ?お!ホントだぜ!おおーい!」
「元太君!もう夜も遅いんですから・・・。」
「また会ったわね。」
「お姉さんも米花町に住んでたんだ!」
「いえ、私はここには住んでないわ。」
「記憶が元に戻ったんですね?」
「ええ。おかげさまでね。」
「で、ねーちゃんこんなとこで何してんだ?」
「私はね、これから遠いところへ行かないといけなくなっちゃってね。お別れと、お礼に来たのよ。」
「えー!じゃあもう会えないの?」
「そんなの悲しいです!」
「なんでだよ!」
「ごめんね。でもコレは仕方のないことなの。君たちのおかげで記憶も取り戻せたし、なにより・・・。」
「・・・?お姉さん?」
「君たちと遊んだことで大切な何かを思い出せた。だから君たちには本当に感謝してるわ。ありがとう。」
「えへへ・・・僕たち大したことはしていませんよ。」
「結局遊んじゃってたしな。」
「歩美たちも楽しかったよ!」
「うん。私も、本当に楽しかったわ・・・。」
「?!な!何?!」
「っ!」
「あ、コナンくん!」
「遊園地であったお姉さんがお別れを・・・。」
ダッ
「あれ?ねーちゃん!?」
「ごめんね!彼とは会ってはいけない決まりなの。それじゃ!」
「ま、まて!」
やはり少年が異変に気がついて全速力で戻ってきたようだ。例のスケボーを持っていないのは好都合だろう。
私は彼女たちが話していた路地のすぐ向こう側の十字路に車を走らせた。キュラソーが駆け込んでくるタイミングで車を急停車させる。
「乗れ。」
「ごめんなさい。」
「いい。」
「待ちやがれ!」
キキッ キィィィン
「はぁ!」バシュー
少年よ、子どもたちが見ているところでサッカーボールを蹴り込まないでほしいものだ。私は窓を開け、キュラソーに向けて飛んでくるボールをシルバーボーラーで狙撃した。ボールはキュラソーに当たる前に空中で破裂した。
それに驚いている少年を尻目にキュラソーを回収した私は、車を急発進させ、米花町を脱出した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『結局江戸川コナンにはバレてしまったわね。残念だけれど彼らの記憶は、今晩インフォーマントが彼らの家に忍び込んで記憶処理を施すことになるわ。任務は完了よ、帰還して頂戴。』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「くっそ!なんであいつが黒ずくめの奴らの仲間のキュラソーと・・・!」
「こ、コナンくん?どうしたの?」
「なんでボール蹴ったんだよ?」
「そうですよ。でもなんでいきなり行ってしまったんでしょう・・・?」
「・・・とりあえずお前ら。もう夜遅いから帰るぞ。」
「はーい。」
~~3時間後~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ピリリリ
ピッ
「どうした、ジン。」
『あら残念。私はジンではありませんわよ。こんにちは、ラム。』
「!・・・何故貴様がその携帯を。」
『別に携帯を奪ったわけじゃありませんよ。通信回線を少し捻じ曲げてつないでるだけですわ。それよりも、我々はあなた方にお伝えすることができましてね。』
「今はだめだ。後にしろ。」
『ええ、あなたは今、“あの方”とお食事中ですものね。でもそちらにも聞いてもらいたいことですので。』
「!・・・。」
『あなた方の組織に所属していたキュラソー、彼女転職しましたのよ。我々ICAのエージェントとして働くことになりましたわ。』
「・・・キュラソーは死んだはず。」
『我々に不可能はありません。何なら今すぐそちらに派遣しましょうか?』
「・・・。」
『ICAに所属するにあたって通告いたします。既にキュラソーは我々の所属ですので今後手は出さないようにお願いしますわ。』
「それを我々が許すとでも?出来ない相談だ。」
『相談?フフフ。』
「何がおかしい。」
『左の窓の外をご覧なさい。』
「?」
ドガァァァン!
キャー!クルマガバクハツシタゾー!
「・・・!」
『昨今の乗用車はスマートキーとIoTのおかげで、爆発物を設置しなくとも遠隔操作で爆発させられるのですから楽ですわね。それはともかく、我々はいつでもあなた方に報復することができます。繰り返しますわ。キュラソーには今後手を出さないよう願います。あとこれは“相談”ではなく“命令”ですわ。』
「・・・。」
『今後共ICAをよろしくおねがいしますわ。暗殺依頼はいつでもどうぞ。では。』
プッ
プープープー
「・・・。」
~~ミッションコンプリート~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・「白衣の中の暗殺者」
【+1000】『白衣を着てミッションを開始する。』
・「後遺症なし」
【+1000】『気絶させる人数を5人以下にする。』
・「異世界のスナイパー」
【+3000】『江戸川コナンのサッカーボールを狙撃する。』
・「死者:-1」
【+2000】『一人も殺すことなくミッションを終える。』
暗殺なし回でした。アニオリならぬ劇オリキャラの中では結構好きな部類の人です。
次回は森の中へ行きます。
ストックが今回で切れたため、次回以降の投稿は遅くなる可能性が高いです。
遅くなった場合でも完成した時点での次の19:00に予約投稿されます。