今回も忙しかったので短いやつですが、参加します。
パークを旅するともえ、イエイヌ、ロードランナー、アムールトラの4人はその日はラッキービーストの管理する古い職員用の宿泊小屋に泊まっていた。
「それじゃあ、また明日」
「二人とも、おやすみなさいです」
「おやすみ」
「よふかしすんじゃねーぞ」
ともえとイエイヌ。。アムールトラとロードランナーは夕食とお風呂を済ませ、それぞれの部屋に戻っていった。
部屋は二人部屋でベッドは二つ、ともえとイエイヌはそれぞれのベッドに入って、あとは眠るだけ。
でもその前に、ちょっとお話というのはいつの時代も変わらないようである。
「そういえばイエイヌちゃん、最近ジャパリまんの減りが早いってラモリさんがぼやいてたよ」
「そ、そうなんですか?」
「うん、最近はほかのラッキービーストからの視線が痛いんだって、私にはわかんないけど」
その話を聞いてイエイヌの尻尾が不規則に動いて、彼女の眼も泳いでいたが、ともえは気にせず追求せずそのまま眠りについた。
そしてそれから数時間後・・・。
「ごめんなさいラモリさん、でも、我慢できないんです」
廊下をこっそり進んでいるのイエイヌだった、普段は優等生な彼女であったが、秋という時期のせいかどうしてもおなかがすいてしまったのだ。
目指すは建物の倉庫、そこには冷蔵庫があり、ジャパリまんが保管されている。
「抜き足、差し足、忍び足」
廊下を音を立てずに進み、耳と鼻で誰もいないことを確認しながら進むイエイヌ。
彼女の能力ならだれにも見つからず倉庫の冷蔵へたどり着くのは難しいことではなかった。
「いけないことですが・・・いただきまー」
お目当てのジャパリまんを見つけ、大きく口を開けてかぶりつこうとしたその時であった。
「いただきます!」
「うひゃ!」
突如ととして尻尾を撫でられ驚くイエイヌ、振り返ってみればそこにいたのは寝ているはずの。
「と、ともえさん・・・」
「うーん、ナイスもふもふ」
ともえがイエイヌの尻尾に顔をうずめてモフモフしていた、これにはイエイヌも微妙な顔に。
「あ、つまみ食いは黙っておいてあげるから、その代わりモフモフさせて」
「もう・・・しょうがないですね」
悪い取引をして、いざもう一度というところで別の物音が、二人が振り返ると、赤いラッキービーストのラモリさんがいた。
「あ、ラモリさん、これは」
「あ、あたしはモフモフしてただけだから、イエイヌちゃんは食べないと寝れそうになくて」
二人は必死に言い訳をするが、ラモリさんは何もしゃべらず、ゆっくり、ゆっくりと迫ってくる
尻尾の代わりについているアームの先端に、青い電流が走っている、怒ってる、間違いなく怒ってる。
「「ご、ごめんなさ~い!」」
二人の謝罪ののち、倉庫から悲鳴が響いたのであった。