超古代。魔族と神族が世界の覇権を争い、人間を巻き込み拡大した。
その争いは当事者である魔族と神族、両方を疲弊させ、巻き込まれた一つの人間のパーティーによって世界が崩壊する前に終止符が打たれた。
終止符を打ったパーティーの中心人物は、この世界の魔王とその腹心全てに会い、魔族に対し多大なる功績を残したことにより後世ではこう呼ばれることとなった。
《魔を滅する者(デモン・スレイヤー)》と。
だが別方面では、《盗賊殺し(ロバーズ・キラー)》や《ドラまた》などとも呼ばれていた・・・
その後遥かなる未来より堕ちてきた物と世界は交わりその有り様を変質させたのだった
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あたし、紫藤・B・リナは英国出身の日系ハーフだ。聞いた話では超古代の英雄の血が流れてるらしい。あたし自身の事だけどそんな昔のことなんて知るわけない。周りの人間も知るわけない。日本に住んでた従姉妹のねーちゃんがなんかの才能を買われ、英国の教会に転居してきたから一緒に剣の練習をしてたんだけど教会の偉い人に
「お前から強大な闇の力を感じる」とか言われ殺されそうになったんだ。
ねーちゃんの家には内緒で行われたらしく世間では教会関係者刺殺されるってニュースになっていた。
ちなみに8歳の時の出来事。いあーそっから大変だったね。なにせ子供だから大っぴらにバイトなんか出来るはずもなく。遺伝子にこびり着いていたのかの如く試しに魔法って奴を使ってみたらやたら強い魔法が使えたから海賊狩り生計を立ててたわ。
時計とかカレンダーとかに縛られない生活してたんだけど、偶然立ち寄った町であたしの先祖の知り合いというゼロスとかいう胡散臭いのに請われ、よーわからん事情により6年ぶりに地に脚をつけた学園生活って奴を始めたんだ
舞台の準備が整ったから日本の学校に通えほしいとかどういう事情よ・・・
ま。生活費出してくれるそうだから行くけどさ。
そして・・・
やっと慣れてきたかなって感じの学園生活なんですけど、どうしてトラブルって奴は向こうからやって来るんだろ?って不思議に思うわ。いあマジで…
昨日、その学園でちょっとした噂がたった
その噂とは学園内で変態三人組の一人として名高い兵藤先輩に彼女が出来たって噂だった
まあ。さして気にしてなかったし翌日には消えていた・・・どうなってのやら。
翌々日。買い物でちょっと遅くなったけど家に帰る途中近くの公園で結界出来ていた
ちょっと気になって覗いてみたら案の定だ。
目の前に青白い光の槍を構えた堕天使の男とお腹から血をドバドバ垂れ流してる同じ学校の(多分)先輩。
堕天使さんはすぐさまあたしに気付き、
「ほぉ。一般人が紛れ込んでいたか。この現場を見られては面倒になる。運が悪かったと思ってそこのはぐれと一緒に死んでくれ。」
そう言って堕天使さんはあたしに向かって槍を投げつけてきた。
「はい。そうですか…・って死ねないわね!炎の矢(フレア・アロー)!」
投げつきてきた光の槍をなんとか躱すと同時に10本の炎の矢を打ち返すした。
堕天使さ…もう敬称いらないや堕天使は放たれた炎の矢を躱しながら空へと逃れた。
ちぇ、当たるとは思ってなかったけど全部ハズレか
「やるな。魔導師か。名前を聞いても?」
「いきなり攻撃してくる人に名乗りたくないんですけど?」
「まぁそうよな。やることは変わらんがな!」
またしても光の槍を投げてくる堕天使。ワンパターンだなーと思っていたら
空中で光の槍が分裂して飛んでくる
「魔風(ディム・ウィン)!火炎球(ファイアー・ボール)!」
分裂し光の矢となったものを突風で蹴散らし火炎球を打ち返す
火炎球も躱され今度は連続で光の槍を投げ付けてくる
あぁ。もう怪我人居るんだから一気に終わらせる!
なんとか躱しながら魔力ブーストを掛ける
「四界の闇を統べる王 汝の欠片の縁に従い 汝ら全ての力もて 我にさらなる力を与えよ」
「なっ!」
いきなり魔力がキャパシティが跳ね上がれば誰だって驚くってもんよ
そのまま次の呪文詠唱に入り撃ち放った
「獣王牙操弾(ゼラス・ブリット)!」
迫る魔法に不利を悟ったのか「我が名はドーナシーク。又いつか合間見得ようぞ!」と捨て台詞を残し飛び去っていった。こうなった事情も判らず始まった戦闘に胸を撫で下ろし倒れている先輩のほうを向くと。
そこには紅の髪の胸の大きな先輩と黒髪のこちらも大きな胸の先輩そして同じクラスの搭城さんがあたしを睨んで訪ねてきた。
「あなた。どこの手の者なのかしら?回答次第では容赦しないわよ」
「えっとー。駒王学園1年そこの塔城さんと同じクラスの紫藤・B・リナよ。偶然近くを通り掛かったら結界が張られてたから中に入ったらいきなり襲われちゃって。そこの先輩、大丈・・・夫じゃないわね。絶対。」
「ええ。そうね。やったのはさっきの堕天使かしら?」
あーうん。お腹貫かれて大丈夫な人いたら怖いわ。
「そうよ。ちなみに、さっきも言ったけどあたしとさっきの堕天使との戦闘に巻き込まれたんじゃないからそう睨まないで欲しいわ。」
「そうね。そういう事にしておくわ。で、さっきの質問の答えは?あたな何者?ただの人間が堕天使を退けるだけの魔法を放つとか出来ないはずなんだけど・・・まぁ、いいわ。イッセーの事も放置できないしうちの学園生・・・なのよね?子猫?」
「はい、部長。」
「だったら、明日。イッセーに今日のこと、そしてこれからの事を話すつもりだから、その時に一緒に来て説明してくれるかしら?子猫、明日この子を部室まで連れてきなさい。」
「はい。」
「わかったわ。で、そっちの人。話纏まったから微笑みながら手を、バチバチしないで欲しいわ。正直怖い」
「あら。わたくしったら。獲物を取られて忘れてましたわ。」
・・・えぇー絶対、素で威嚇してたよね?
「じゃ。そういう事で帰ってもいいかしら?久々に大技撃ったから帰って休みたいんだけど?それとその人早くしないと死んじゃうわよ?」
「ええ。おやすみなさい。死なせないわ。だって、この子は私の………」
最後の方聞こえなかったけど、まぁいいや帰って休みましょ。
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そしてその翌日の朝、学園の校門はいろんな意味で阿鼻驚嘆が広がっていた。
まぁ理由はなんとなく察しがつくけどね。ほらやっぱり。
目の前では、変態3人組の一人兵藤先輩と昨日の紅の髪の先輩、えっと名前はリアス・グレモリーだっけが一緒に登校していた。
男子生徒は兎も角、女子生徒もキャーキャー言ってるわ。すごいカリスマね。彼女。
ん?なんで昨日、自己紹介されてないのに名前知ってるかって?だって、すごく有名だもの。
なんでも、この学園の二大お姉さまとか言われてるらしい。
うわー兵藤先輩すっごくだらし無い顔してる…引くわー
で。放課後。え?一気に飛びすぎ?普通に授業受けてただけだから何もなかったわよ。
今。塔城さんと一緒に旧校舎に来ている。へぇーちゃんと掃除されてるのね。
キョロキョロ見渡しながら塔城さんに着いていき、ちょっと貫禄出てそうな部屋の中に入った。
「適当に寛いでて、兵藤先輩が来るまで始まらないから。」
そう言ってソファーに座り出してきた羊羹を食べ始めた。
あたしは塔城さんの前に腰を下ろし部屋の様子を伺った。
ん?奥から水の音?
「この部屋、シャワーでもあるの?水の音が聞こえてくるけど?」
「ん。きっと、部長が使ってる。」
ふーん。そうこうして居るうちに兵藤先輩も来て説明が始まった。
どうでもいいけど。雰囲気出しすぎじゃない?この部屋。
それと兵藤先輩、悶えすぎ。何想像してたのか一発で分かったわよ。